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続折々の記 2021④
【心に浮かぶよしなしごと】
【 01 】05/01~     【 02 】05/02~     【 03 】05/02~
【 04 】05/02~     【 05 】05/02~     【 06 】05/02~
【 07 】05/03~     【 08 】05/23~     【 09 】05/25~
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【 07 】05/03
       宿業教育のまとめ完成   膝の痛みもなくなってきた
       赤木ファイル、存在認める   国方針、開示焦点 森友文書改ざん
       印刷のまとめ   用のないものはデータだけ紹介する
       愛知リコール不正   とんでもない指弾すべき人
       陸上イージス代替艦   コスト倍増9千億円に


 05 03 (日) 宿業教育のまとめ完成     膝の痛みもなくなってきた

最後の0歳教育のまとめを終わることにする。 老衰が自覚されるようになってきたからです。 老衰はどのように進むのか?

身近な人、育ちの両親とその両親、結婚後の両親、その人たちの老人としての生きざまから受けた影響が大きいことに気づくようになる。 生活上真似したい老人はもういないからだろう。

現代の言葉遣いは、昔のおおらかさがなくなり相手を斟酌する気持ちがなくなってきている。 例えば「近頃めっきり耄碌してきたなぁ」という言葉は耳にしなくなった。 「ボケてきた」の代わりに「認知症になった」という。 相手を気づかう気持ちを感じなくなった。

言葉はともかくとして、探しものをするのに「何を探しに来たのかなぁ」と自分でおかしいと感ずるようになる。 こらえ性がなくなってきて、ちよくちょく漏らすようになる。 しゃべる言葉はいいにしても、漢字が思い出せなくなる。 こんなことから始まって程度の差はあるにしても、だんだん自信が薄れてくる。 引っ込み思案になる。 動作は遅くなるし、息が続かなくなる。 腰を伸ばす姿が次第に多くなる。

その代わりに、人の親切心を感じやすくなってくるし、小さい命への愛着は強まってくる。 小さい動物に癒されるようになるし、小さい名も知らない草の花の美しさに感心したりするようになる。

こう書くとかわいらしい爺さんとか婆さんを想像するかもしれない。 けれども、いつ自分のともしびが消えるのかという得体も知れない不安も味わうようになる。 息を引き取るときの人を思うと、安楽さを感ずるようにも見える。 とわの眠りにつくことができると言えばその通りだとも思う。

生きているときの命(いのち)は、大事といえば大事なものに違いない。 だが、サケの最後の厳粛な凄さは、考える世界では合理的なまでにいつわりのない真実だと理解しなければならないと思う。 いのちは歓喜に満ちたものでありたい。

年寄りのたわごと今日はこれまで。

家の坪庭【家の坪庭に春がきた】2021/04/07 13:40 撮影=好上

 05 17(日) 赤木ファイル、存在認める  国方針、開示焦点 森友文書改ざん
   有料会員記事 2021年5月5日のもの引用

 学校法人森友学園(大阪市)への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、自死した同省近畿財務局職員赤木俊夫さん(当時54)が改ざんの経緯を記したとされる「赤木ファイル」の存在を、国が認める方針を固めたことが関係者への取材でわかった。赤木さんの妻・雅子さん(50)が国などに損害賠償を求めた訴訟の裁判手続きの中で、国は6日にも文書で回答するとみられる。▼22面=経緯どこまで

 国はこれまで、訴訟では「(ファイルは)裁判の争いに関係せず、存否を回答する必要がない」と主張。国会でも、野党が開示を求めたのに対し「訴訟に影響を及ぼすおそれがある」との答弁を繰り返し、存否を明らかにしてこなかった。

 焦点は、ファイルの中身や、それが裁判でどの程度、開示されるかだ。民事訴訟法は、開示によって「公務に著しい支障が生ずるおそれ」がある場合、その部分を外して提出することを認めている。今後、開示の範囲や方法などをめぐり、国と原告側、裁判所の協議が続くとみられる。改ざんに至った経緯や財務省や近畿財務局内での指示の具体的な内容が明らかになる可能性がある。

 雅子さんは昨年3月、俊夫さんが自死したのは同省で改ざんを強いられたからだとして、国と佐川宣寿(のぶひさ)元同省理財局長に計約1億1200万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。

 国側は、省内で改ざんが行われたことについては争わず、ファイルの存否は裁判での争点にはならない、とする立場を取ってきた。

 一方、原告側は、ファイルの内容が明らかになれば、当時の改ざん指示の流れや俊夫さんが受けた精神的苦痛の立証につながると主張。昨年10月には、俊夫さんの元上司がファイルの存在を明かした音声データを、証拠として提出した。今年2月には、国にファイルの提出を命じるよう裁判所に申し立てた。

 原告側によると、3月に行われた非公開の裁判手続きで、国はファイルについて「探索中」と回答。大阪地裁が、今月6日までに存否について文書で回答するよう求めていた。

 ◆キーワード

 <森友公文書改ざん問題> 森友学園の国有地売却に関する決裁文書が書き換えられた疑いがあると朝日新聞が2018年3月に報道。財務省は同年6月、文書14件が改ざんされたとする調査報告書を公表し、改ざんの方向性を決定づけたという佐川宣寿元理財局長=辞職=ら計20人を処分した。

▼22面=経緯どこまで
改ざんの経緯、どこまで 森友公文書、赤木ファイル「存在」

 赤木俊夫さんの自死から3年。国が初めて「赤木ファイル」の存在を認めることになった。国はこれまで、ファイルの存否について回答を拒んできた。だが、俊夫さんの妻・雅子さん(50)側が2月、ファイルの提出を国に命じるよう地裁に申し立てたため、存否の回答は避けられないと判断したとみられる。▼1面参照

 財務省内の公文書改ざんをめぐっては、同省が18年6月に公表した調査報告書で経緯をある程度説明したが、実行に至る具体的なやりとりは明らかにされなかった。雅子さんが国などを提訴した際に公表した、俊夫さんが残した「手記」は、改ざんについて「元は、すべて、佐川理財局長の指示です」と明言している。

 雅子さんは調査報告書の内容は不十分だとして、昨年6月、第三者委員会による再調査を求める35万筆以上の署名を国に提出。国会で野党が再調査を求めたが、政府はこれにも応じてこなかった。

 調査報告書に赤木ファイルについての記述はなく、同省がファイルの内容について検討したかは不明だ。雅子さん側は、調査報告書に記されていない事実がファイルに含まれているのではないかとみている。俊夫さんの当時の上司も、雅子さんに「ファイルには本省からの指示、修正箇所、改ざんの過程が一目で分かるように整理されていた」と述べたとされ、今後、開示される内容が注目される。

【下平記】

赤木ファイル、この事件は国政の事件としては悪質そのものであり国民等しく唾棄すべきものと感じていたものである。

何故そうだったのか、安倍晋三個人の資質のなかに驕り高ぶったものが巣くるようになっていたからである。 いろいろの見通しがきき高慢になっていたことが忖度という言葉の悪い意味が通用することになっていたと見ることができよう。 好き嫌いの性分が側近に通用し定着していたから、副総理の麻生太郎氏も菅義偉官房長官も公文書偽造を知りながら不正をとがめることをしなかった。

洞穴の巨悪政治家である。 いつこれがすっきり始末できるか? 司法官僚の背筋が正されなければ不可能である。

検索語で登 誠一郎の記事を読んでみると、やはり理想を求める学者タイプの人の意見はいつの時代にも耳を傾けて聞き取ることが大事だと思う。 『五箇条の御誓文』にある“智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スべシ”とは誰の発案であったのだろうか?

新しい日本を作り上げるために、旧来の陋習にとらわれず広い知識を求めなくてはならない。 検索語で‘ 五箇条の御誓文’(Wikipedia)の沿革と内容を調べてみると、眼前に明治を迎えた指導者たちの智慧を出し合った様子がありありと浮かぶのです。 21世紀の大改革を要する情勢を考えてみたとき、日本の指導者の意識の質を高めるようにしなければならないことがよく分かります。

こうした観点から、登 誠一郎の記事を読んでほしいと思うのです。 これは単に登 誠一郎に 限らず日本人の大脳から生まれ得る智慧の結晶を、政治に反映できる体制が必要なのです。


朝日新聞ニュース > 朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト
> オピニオン > 論座 > 政治・国際 > 筆者一覧 > 登 誠一郎
登 誠一郎の記事一覧 1
 ① 女性・女系天皇容認に向け、まずは女性宮家創設を 11
 ② 東京五輪は大胆に簡素化を~今夏に開催するために 28
 ③ 眞子さまのご結婚と皇位継承の問題 36
 ④ 女性・女系天皇は不可避~実際の皇位継承順位は? 43
 ⑤ 北方領土交渉の行方が見えてきた 4

朝日新聞デジタル > 連載 > フロントライン > 記事
 安倍前首相に復権の兆し 再々登板に渦巻く警戒と熱視線 53

https://www.asahi.com/special/digisp/ 朝デジスペシャル
 プレミアム A 61

「宿業教育」 73
乳幼児期の教育・保育制度の在り方 76
 ~諸外国の政策動向を踏まえて~
武器輸出額世界ランキング 82
 ~フランス、ロシアを抑えて圧倒的一位になった国は?~
教育への公的支出、日本は35か国中最下位 83
恩に感謝する心 祖母から教わったお釈迦様の教え 85
30代の私が、仏教の教えを学ぶキッカケになった疑問とは? 90
神と仏の違い 94
『歎異抄』の宿業観 十三章をめぐって 98
植物を超元気にする HB-101 119

それと共に、フロントラインの記事朝デジスペシャル・ プレミアムAの記事にはいろいろの記事が載っており参考にすると便利です。
続いているタイトル
  武器輸出額世界ランキング
  教育への公的支出、日本は35か国中最下位
  恩に感謝する心 祖母から教わったお釈迦様の教え
  30代の私が、仏教の教えを学ぶキッカケになった疑問とは?
  神と仏の違い
  『歎異抄』の宿業観 十三章をめぐって
  植物を超元気にする HB-101
などは、私の興味を引く記事だったので、見る場合はタイトルを検索語として拾い出せば読むことができます。
関連記事を含めて以上です。

     0歳教育の関連目次 概要
     0歳教育の表書き  1
     0歳教育関係のもの  3
     続0歳教育関係のもの  5
     折々の記  8
     続折々の記  11
     月見草出版  13
     旅の記録  14
     懐かしい歌  16
     宝のお部屋(1~6)  18
     保管資料  33
     毎日開きたいURL  35
     Web-リンク集  37
     『折々の記』『続折々の記』  38
     『折々の記』の詳細内容  40
     私製本「0歳教育」  178~

     学んで参考になった考え方 概要
     2018⑩
     【01】09/28 東洋思想というバックボーン  1
         09/28 夏目漱石の東洋思想  1
         10/04 老子の思想 (その一)1~10  4
     【02】10/04 老子の思想 (その二)11~20  29
     【03】10/05 老子の思想 (その三)21~31  47
     2017⑥
     【03】07/26 アーノルド・J・トインビーから学ぶもの  71
     【04】07/26 マハティールと日本  85~104
     2018①
     【07】02/08 命の伝承(生物の本能)  125
     2020⑨
     【03】11/14 生きていくことは神様の意志  145
     【04】11/22 生きていくことは神様の意志(続)  149
     【01】11/06 生きるとは 願いをもって動くこと  161
     2021③
     【07】05/01 人間は教育によって人間になる  167
     【08】05/01 平和の遠大な構想を掲げよう  189
     【08】05/01 ユネスコから読みとるもの  190
     【09】05/01 学而第一 大脳活動の根本  209~221

     『折々の記』から取上げたもの目次 概要
     2021④
     山路を登りきて  1
     心は五感によって築かれ、行動に現れる  9
     Essay 8 世界は日本化する  25
     日本人は世界をリードできるのか  42
     いのちの願いとは、鮭の生涯が教えてくれる  57
     阿修羅は母であり父だった  64
     私の生滅  67
     宿業期の教育は必至  81
     だれでも知っておきたい幼児期の教育  83
     僧侶が取り組むSDGsのお話  83
     SDGs (持続可能な開発目標) とは?  84
     変異ウイルスの猛威に向かっての対策  86
     赤ちゃん時代の「大脳開発」  88
     宿業教育  90
     続宿業教育  107
     日本で出版された早期教育書「早教育と天才」  115
     子宮対話の驚異 ジツコ・スセディック  118
      一 『胎児』はみんな天才!  118>
      二 胎内教育で、四姉妹がそろって天才  110
      三 『子宮対話』こそ、天才児の秘密  121
      四 胎児の知的好奇心を刺激する方法  127
      五 いつ、何を、どう教えるのか  131
      六 お父さんからのプレゼントとは  136
      七 奇跡のスセディック式、胎内教育法  137
      八 1日のカリキュラム  175~141
     ピアス、ドーマン、アンダーウッド  150
      マジカル・チャイルド育児法  150
      ドーマン・メソッド育児法  154
      一万年の旅路  159~166

 05 19 (水) 印刷のまとめ     用のないものはデータだけ紹介する

今週は例年になく梅雨入りが早まった。 草はよく伸びて道下の畑は雨間を見てビーバーで草刈りをした。

 05 20 (水) 愛知リコール不正     とんでもない指弾すべき人

醜聞にもほどがあろう。 すべては金銭欲という煩悩によって動いたとみていい。 次の各項は「検索」により見れます。

  「頭にタオルの事務局長、指5本使って…」関係者は見た
  あまりに粗雑だった署名偽造 河村・高須両氏にも責任が
  高須氏「はめられた気持ち」 署名偽造事件、捜査に期待
  河村氏「気づかなかったこと情けない」 自身の関与否定
  署名集まらず「焦り」 逮捕前、容疑者は偽造関与を否定
  大村知事「河村氏、責任取るべき」 事件の全容解明要求
  抜き取られたリコール署名簿入手 住民「偽造ですよね」
  リコール不正、事務局長と妻子らを逮捕 署名偽造の疑い
  高須氏に「恥かかせられない」 偽造関与否定の容疑者
  逮捕の事務局長「座り込み」参加 発端はトリエンナーレ

 05 21 (金) 陸上イージス代替艦     コスト倍増9千億円に
   防衛省試算 朝日新聞
   2021年5月21日 伊藤嘉孝、柴田秀並、畑宗太郎
   記事

 昨年6月に配備を断念した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(陸上イージス)に代えて、政府が整備を決めた代替艦「イージス・システム搭載艦」2隻の総コストが、少なくとも9千億円近くと試算されていたことがわかった。計画当時に総コストが4500億円ほどとされた陸上イージスの2倍の水準となる。コストの総額は「1兆円規模まで膨らむ」(政府関係者)可能性がある。
  陸上イージス、計画を停止 河野防衛相「コスト鑑みて」 
  洋上イージス稼働日、陸上の3分の1 防衛省が昨秋試算 
以下略

この計画と私たちが目指す目標を比べれば、今の政権はとんでもない方向へ向かっている恐怖を感じます。

このニュースは国民すべてに知ってほしいことです。 第一次世界大戦後の列国が進みたいとした方向は、崩されたままで修復されていないのです。 ‘人間はその知能ゆえに滅びる可能性がある’と警鐘を訴えた初代ユネスコ事務局長ハックスレーの主張や、惨殺を目の前にした各国首脳たちが不戦条約を結んだのは、家族の平安を願う母親たちの願いそのままの政治家たちの感覚であり、今の政治主導を担う各国首脳たちにはそれが見られません。 軍備拡張予算へに国民の大事な税金を投入しているのです。

人間はその知能ゆえに滅びる可能性がある…… ここにはハックスレーの名前は出ていないが、日本の山中伸弥教授の言葉の中にゴシック体の表現で、
「僕たち人類は、1000年後、1万年後も、この地球に存在する生物の王として君臨していると思いがちですが、地球の長い歴史の中で、そんなに長いあいだ存続した生物はいないのです。1万年後、私たちとは全然違う生物が、地球を支配していても不思議ではありません。
しかも自然にそうなるのではなく、人間が自らそういう生物を生み出すかもしれません。
うまくいけば人類は地球史上最長の栄華を誇ることができるかもしれないし、一歩間違うと、新たな生物に地球の王座を譲り渡すことになります。いま、人類はその岐路に立っていると思います」
として全面否定ではないにしても、‘いま、人類はそのの岐路に立っている’と表現しています。

変異ウイルスの仕組みは、どう考えても今の人間の知能ではできないという。 そんな表現を使う人もいるのです。 守銭奴のために殺戮を主にする戦争に加担している時ではありません。 もっと大きな地球規模でのいくつもの危機が迫っているのです。 是生滅法という言葉どうりであるからこそ、いのちを大事にしたいのです。 生きているものすべての命を大事にする考えが基本になっていなくてはならないのです。

イージス艦2隻で1兆円するものを準備し、毎年それに要する経費をずうっと払っていくようなことはやめてほしい。 こんな理論を繰り返していたりすることは御免です。
世界の指導者たちは、みんな馬鹿なのです。