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続折々の記 2018⑧
【心に浮かぶよしなしごと】

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                  子宮対話の驚異 ジツコ・スセデック【続】
                    五 いつ、何を、どう教えるのか
                    六 お父さんからのプレゼントとは
                    七 奇跡のスセディック式胎内教育法
                    八 1日のカリキュラム

【 07 】09/04~

 09 04 (火) 育児の新しい流れ     続き

きょう、伊那谷では台風21号が午後3時ころから強まるという予報です。

五 いつ、何を、どう教えるのか

胎児の受信能力は、母親の心がけ次第

  ・疑問点をあげてください。
  ・重要だと思うところに傍線をしてください。

▼質問

①胎児の受信能力は何ヵ月で出来上がりますか?

  5ヵ月目より可能

②胎児の受信能力を最もよい状態にする三つの条件は何ですか?

  [マトリックスの確保]ができればよい
  エネルギー  (意志と食事)
  可能性    (愛情と伝達)
  安全な場所  (信頼と安心)

③ジツコさんの一日のリズムは、どのようですか?

  1日カリキュラム参照

④シュティルマンの研究報告の内容は何ですか?

スイスの小児科医シュティルマンの研究報告

出産数ヵ月まえより、早寝早起きの妊婦のグループと、遅寝遅起きの妊婦のグループに分け、出産後の赤ちゃんの睡眠パターンを調べたものですが、案の定、早起きの母親からは早起きの子どもが生まれ、遅寝の母親からは遅寝の子どもが生まれました。

この結果から、母親と胎児はすでに数ヵ月前に、お互いのリズムと反応をピッタリ合わせているということが明らかにされました。

⑤「夜明け前の湖面のような穏やかな心」とは何ですか?

「子宮対話」には、「生活リズム」が基本的に大切であり、さらに、母親の心の安定がとても大切であります。

この母親の心の安定のため庭にでて花をつんでみたり、好きな音楽をきいてみたりして 「夜明け前の湖面のような穏やかな心」 になるようジツコさんは努めたといいます。

このことを指しています。

⑥「胎児がわかる言葉で」とは何ですか?

「子宮対話」には、さらに、赤ちゃんのすばらしい能力を開拓するもう一つのコツは、自分の言葉を使って話すことだといいます。

 けっして借りものや受け売りではなく、話の内容をしっかり理解したうえで赤ちゃんに教えることだといいます。

⑦「胎児との学習の後」何をしますか?

このようにして学習が終わったときには、かならず 「まあ、とてもよくできたわ」「あなたは本当に素晴らしい子よ」 と、賞賛の言葉をかけてあげることが大切だといいます。

胎児といえども、外で遊びまわっている子どもと同じように『感情』をもっているわけですから、一つのことを学ぶたびにその成果を評価し、合槌をうってあげていくことが大切だといいます。

そうすることによって、赤ちゃんは自信をもち、向上心に目覚めます。 そしてすべては、お母さんが赤ちゃんに向ける熱意の多寡によって決まるといいます。

▼作業

①ジョセフ・チルトン・ピアスの 『マジカルチャイルド』 に出ているマトリックスの条件を簡明に書き出してください。

子宮は新しく形成される生命に、次の三つのものを提供しているといいます。

  可能性の源泉
  その可能性を探索するエネルギーの源泉
  その探索を可能にする安全な場所

生命は、

  マトリックスから与えられた安全な場所に立ちながら、
  マトリックスから与えられたエネルギーを活用し、
  マトリックスから与えられた可能性を探索する。

こうして知能が発達する。

②五ヵ月目からの胎内教育を、具体的項目にして拾い出し整理してください。

  イ 朝、お腹の中の赤ちゃんに何を話してあげるか。
  ロ 手を合わせてお祈りをするとき何を誓いますか。
  ハ 胎児にどのようにして文字を教えますか。
  ニ 文字をイメージ(想念伝達)で胎児に伝える方法
  ホ 絵本の読み方 [内容にドップリつかって]
  ヘ 午睡後、数や図形の教え方
  ト Tea-Timeに胎児日記、その後散歩でのインプット方法
  チ 土日には夫婦で外出、感動的体験を胎内に伝達する
  リ 胎児とのボディ・ランゲージの方法
  ヌ 父親の話に、母親と胎児が興味をもつことの大切さ
  ル 妊娠中の母親の意識が、出生後の子どもの心を左右する

[胎内で芽生える母子の“きずな”]
  (スエーデンのウプサラ大学の産婦人科教授の報告)

ふつう赤ちゃんは、生まれてすぐに、教えられなくても母親の乳房に吸いついてお乳を飲むことを知っているのですが、教授の診た女の子は、どこも体は悪くないのに、母親がおっぱいを出しても吸いつかないばかりか、顔をそむけてしまうという異常な行為をみせたのです。
だが、それが病気によるものでないことは明らかでした。
というのも、そのあと粉ミルクの入った哺乳ビンを口にふくませるとそれを勢いよく飲み始めたからです。
また数日後、なおも母親のおっぱいを拒みつづけていたその女の子は、別の女性の胸にだかれた途端、あらんかぎりの力で目の前の女性のおっぱいにしゃぶりついたのです。

この不可解な現象を解明するために、教授は母親から妊娠中のことをいろいろ聞いてみたのですが、病気にかかったこともなければ、胎児に影響をおよぼすよような事態を招いたこともなかったのです。
そこで最後に妊娠を望んでいたかどうか尋ねたところ、その母親は 「妊娠を知ったとき中絶しようと思ったけれど、夫がどうしても子どもが欲しいというので、いやいや産んでしまった」 と答えたといいます。

つまり、母親が自分に愛情を持っていないことを胎内にいるときに知ってしまったその女の子は、生後、自分から母親との“きずな”を拒否したわけです。

③『妊娠後期の一日のプログラム』を、画用紙で掲示してください。

④あなたの一日のプログラムを作ってください。

⑤プログラムで使う資料を『わが子の資料集』として、今後ずうっと継続してまとめるようにしてください。(これから、研修ユニットの中でいろいろと出てきますから、加除式のファイルがよいと思います)

⑥母親と胎児の信頼関係についてまとめてください。

基本的にいえることは、母親と父親の子どもについての考え方が、生まれてくる赤ちゃんの性格、健康、知的能力、それらすべてを決定するということである。 しかも、胎児自身はマトリックスを持っています。

これを“きずな”といいます。 きずなとは切っても切れないもの、仏教では“業”といい、生まれてからは宿業といっております。 母親と胎児は信頼関係などという言葉であらわすことよりもっと広い、そしてもっと深い、“絆”で結ばれているというほかはありません。

信頼関係をまとめるとなりますと、具体例がとってもたくさんになって、それを類別し統合することになります。 ですから、省略してよい思います。

妊娠五ヵ月以降の生活パターン

  ・疑問点をあげてください。
  ・重要だと思うところに傍線をしてください。

▼質問

①あなたがスセディック夫妻に学びたい箇所は、どんなところですか? もし、すべてを学びたいということであれば、次の本をすべて学ぶことがいいと思います。

  「マジカル・チャイルド」          ピアス
  「胎児はみんな天才だ」           スセディック
  「マイナス1歳からの天才教育」       スセディック
  「280日の胎教」             夏山英一
  「胎児は見ている」             バーニー
  「驚くべき秀才づくり赤ちゃん育児の秘密」  ルデイングトン
  「胎児からのメッセージ」          高橋悦二郎
  「胎児からの子育て」            大島 清
  「胎児教育」                大島 清
  「胎児に音楽は聴こえるか」         大島 清
  「お母さんになる日」            大島・竹村
  「胎教・赤ちゃんは天才です」        関本昭一

作業

妊娠五ヵ月以降の一日の生活で[いつ、何を、どう教えたか]具体的事項を項目をたててまとめてください。

六 お父さんからのプレゼントとは

  ・疑問点をあげてください。
  ・重要だと思うところに傍線をしてください。

▼質問

①ジョセフはどのように胎内教育に参加しましたか?

  お腹の中の赤ん坊に話しかける習慣をつけること
  お腹の中の赤ん坊をあなどらず、一人の人間に対するように話しかけること
  妻と子どものための環境づくり、ことに妻へのいたわりを大切に
  夫婦が受胎を待ち望むこと
  胎内教育の観点からは、妊婦の就業には反対すること
  胎内教育の実践を公言し、周囲の協力を得ること
  子どもを育てながらの胎内教育をどう行うか
  兄弟姉妹の嫉妬を愛情にかえる方法
  (胎内教育という無償の愛情によって、家族の絆がゆるぎないものになっていくことを教えられた)

②生命のスタートのための大事な心得は何ですか?

  夫婦が受胎を待ち望むこと

③「胎内教育の観点からは、妊婦の就業には反対」という主張がありますが、あなたはどう考えますか?

  まず夫婦で充分学習して話し合うことから始めてください。

▼作業

①胎児と夫との立場を、図式的にまとめてください。

  家族の絆の責任者  胎児のマトリックス  胎児  (母親) (父親)

  関係説明は省略する。

②「子どもを育てながらの胎内教育は、どう行うか」の要点をまとめてください。

  省略

七 奇跡のスセデック式・胎内教育法

胎内教育カリキュラムと妊娠への準備

  ・疑問点をあげてください。
  ・重要だと思うところに傍線をしてください。

▼質問

1教材準備はどうすればよいですか?

  絵本の準備
  フラッシュカードの準備

作業

  1「胎児の発達と胎内教育プログラム」を画用紙に書いて掲示してください。

前期(受胎から妊娠四ヵ月まで)の胎内教育

  ・疑問点をあげてください。
  ・重要だと思うところに傍線をしてください。

▼質問

1前期の胎内教育、五つのポイントは何ですか?

  ①いつも楽しい歌を歌ってあげること。
  ②静かな美しい音楽を生活のあらゆる場にとりいれること。
  ③赤ちゃんの存在を片時も忘れることなく、いつも会話すること。
  ④絵本を読んで聞かせたり、お話をしてあげること。
  ⑤屋外に散歩にでかけて、より多くのものを見たり聞いたり考えたりすること。

▼作業

   1『わが子の資料集』へ歌と音楽を選んでのせてください。
   2『わが子への話しかけ』を始めてください。
     この文と、私製本「0歳教育」の二と三、胎児教育を参考にしてください。
   3『わが子の資料集』へ絵本や童話を選んでのせ、購入してください。
   4絵本や童話及び童謡の『私製本』を作ってください。
     作る方法は「子どもの知能は限りなく」研修ユニット・7で、具体的に取り扱います。
   5散歩、買い物で社会学習をし、優しい表現で正確に『わが子への話しかけ』をしてください。
   6夕食後、1時間か1時間半を、夫の胎内教育の時間にしてください。

後期(妊娠五ヵ月から出産まで)の胎内教育

  ・疑問点をあげてください。
  ・重要だと思うところに傍線をしてください。

▼質問

1後期の胎内教育、六つのポイントは何ですか?

  ①フラッシュカードを用いて、言葉と文字の学習をする。
  ②フラッシュカードを用いて、数・図形などの学習をする。
  ③生活にまつわるあらゆることを、場面ごとに話して聞かせる。
  ④一般教養の一環として、生活の場以外に外界の様子を伝える。
  ⑤生活の周辺にないものや、勇気、正義、友情、希望の世界などについて教える。
    そのために、童話や絵本は優れた媒体となります。
  ⑥夜のひとときを、父親の胎内教育の時間に割り当て、彼が得意とする分野や
    興味をもっていることについて話して聞かせる。このことによって、
    赤ちゃんの脳に別のチャンネルからのスパークを与えます。

2呼吸法はどのようにしますか?

  足裏呼吸、エネルギー急着、大脳指示、の方法が最もよい。
  (この方法によって、α波が得られやすい)

作業

◇胎児の知覚や記憶についてわかるところを記帳してください。

皮膚感覚(痛感、温度感、圧迫感) 横寝のほうが胎児には楽であり仰向け寝は胎児に圧迫感を与えるので、足で蹴って知らせる。 冷たい水をのむと、いやがって足で蹴って知らせる。

味覚 羊水に糖分が多くなると、羊水を飲む回数が多くなり、苦いものが多くなると、羊水を飲む回数が少なくなる。 しかめっ面さえ観察されるといいます。

音感 母親の心臓の音や、静かな美しい音楽には安心感を覚え、動きが穏やかになり、騒音やロック音楽などが聞こえると、激しく暴れだしたりします。

記憶→ワシントン大学の精神科の研究者たちによっておこなわれたものですが、猿の母子を出産後すぐに別々のゲージに入れて300日ほど離ればなれにした後、何匹かの母猿の前へその子猿を放したところ、本当の母猿のもとへ自分から走りよっていくことがわかったといいます。 これは多分、お腹の中で聞いていた母猿の声を覚えていたからだと思われます。

◇ここでいうフラッシュ・カードでは、ドーマン法に準拠したカードを使うようにしてください。  内容については、研修ユニットで取り扱います。

◇数、算数については、ドッツ法で能力開発を進めます。 ですから、ドッツ・カードを使ってください。   おはじきや蜜柑など具体物でもよいと思います。

◇アルファベット学習はそのまま取り入れてください。

◇「Kiddy CAT」を購入し、学習を進めてください。

◇図形、立体図形とともに大小、高低、遠近など比較判断も進めてください。

◇素敵な愛情、豊かな情操は、聴覚や視覚を通してテレパシイで伝えてください。

◇TVの録画を、最大に活用する方法がよいと思います。
  具体的には、英語であそぼ、やさしい英会話、名曲アルバム、漢詩紀行、みんなのうた、
  新世界紀行、わくわく動物ランド、まんが日本昔ばなし、地球ファミリーなどがあり、
  時々プログラムの中に素晴らしい番組があったりします。

八 1日のカリキュラム

  日々の計画の部分ですから大変重要な準備事項

     1 言葉がけ(話して教えるもの)

生活のすべて(一人前の人として対処する=すべて真似るから)

  a.挨拶(・おはようございます・・おやすみなさい・その他)
  b.食事(・いただきます・いただきました・その他)
  c.洗面での説明    d.食事での説明    e.用便での説明
  f.運動での説明    g.お遊びでの説明   h.掃除での説明
  i.家の中での説明   j.絵本での説明    k用事での説明
  l.仕事での説明    m.音楽での説明    n.戸外での説明
  o.自然の説明     p.植物での説明    q.動物での説明
  r.文化面の説明    s.おとぎ話      t.ものまね遊び
  u.ちえ遊び      v.お歌を一緒に    w.お遊び一緒に
  w.その他

  ※ この言葉がけは、子どもの才能教育のなかで、一番大事になることです。
    ここで気をつけたいことを、次にあげます。

  ①自分の価値判断を押しつけず、事実のみを与えること。
  ②いつも明るく、たのしく言葉がけをすること。
  ③子どもの主張を、積極的に受けとめること。

  ※ お母さんは、つねに子どもにとって宇宙です。マトリックスです。

  ※ 子どもの主張を、積極的に受けとめるやり方の例

  トモちゃんがお友達のオモチャをとったので、その友達が泣いています。
  母親はそれを見て、トモちゃんのそばへ行き、静かに話しかけました。
  「トモちゃんオモチャで遊びたいのね」(ウン)
  「オモチャをとったのね」(ウン)
  「オモチャで遊びたいんだ」(ウン)
  「ホラ、あの子が悲しがって泣いてるよ」(ウン)
  「あの子が悲しがって泣いてるよ」(ウン)
  「自分でもっていって、返してごらん」(ウン)
  トモちゃんは、オモチャを返してやりました。そこで母親は、
  「返してやったのね」(ウン)
  「返してあげたのね」(ウン)
  「あの子、嬉しそうだね」(ウン)
  「トモちゃん、この石ころで遊ぼうよ」(ウン)

トモちゃんと母親は、どの石ころがいいか探して、遊びはじめました。(この最後の母親の言葉がけと、子どもの返事を味わうとき、胸にジーンとくるものがあります)

この例にあるように、子どもの言葉や行動は、その子の切なる主張であり、親が自分の判断だけで良い悪いを判断して、それを子どもへ躾だからといって押しつけるのは、子どもの主張を踏みにじり、子どもがやがて自立する意欲を摘みとってしまうことになるのです。そうではなく、この例のように、子どもの主張は、そっくりそのまま受けとめることが、とくかく大事なことで、子どもはこの受けとめによって、自分の主張がわかってもらえたという、きわめて大事な経験をつんでいくのです。

子どもの行動や言葉などによる主張に対しては、その子が考えていることを全面的に受けとめてやることが肝心なことであります。一辺受けとめてやると、子どもは次の考え方や行動に移ることができます。子どもの主張を受容しないと、いつまでも主張を続けます。子どもの主張を受容してやることは、大事な愛です。自主性を育てていく大きな育児法の一つであります。

これに反し、子どもの主張に耳をかさず、躾だからといって、大人が正しいと思う方向へ無理にすすめても、子どもは自己主張を否定されて、親のいうままにはなりません。まして、子どもの主張の中身をとらえ、取り引きをしたり脅かしたり、責任追及をしたりする方法をとるのは、子どもをかえって悪くしていくやり方であります。

躾(話したり行動で教えるもの)

礼儀作法・行動のすべて(言葉がけを含めて)

  ア いつも明るく、たのしく言葉がけ・行動をする。(お母さんは太陽です)
  イ いつも明るく、たのしく返事をする。(お母さんは太陽です)
  ウ 朝、神棚や仏様へ合掌する (お祈り=その日の自分への約束)
  エ 身辺の整理整頓
  オ 楽しい行動(掃除・洗濯・仕事・買い物・お遊び・その他)
  カ 下足、上履きを揃えておく
  キ 人様の和平を考えて話をする
  ク 食事作法がすてき
  ケ 挨拶作法がすてき
  コ 時間を守る
  サ 約束を守る
  シ 学習に熱中する
  ス 生け花、茶法を心得る
  セ 金銭の価値観がすてき
    (労働と金銭、学習と金銭、生活と金銭など、人生と金銭の価値観)
  ソ すべての価値観の最上位に[和]を位置づけている。
  タ 生涯の目的に[自分の宇宙構築]と[和]を願っている。
  チ その他

人の品性として、「明・清・和」を挙げたり、「強く正しく朗らかに」を挙げたり、「愛」とか「恕」、「明清」とか「晴朗」を挙げたりします。 聖書にいう「豚に真珠」のたとえがあるけれども、また逆に、「栴檀は双葉より芳し」と言われるように、人は幼少の頃から品性と知性を磨いてこそ、人様に役だつ活躍ができるし、ひいては世界の平和に貢献できるものと言えましょう。

日本語関係のもの(見せて教えるもの)

  ア 日本語の単語カード
     単語のフラッシュ・カード作成上の留意点
      ①「ドーマン・メソッド」に準拠して作成してよいが、単語はかならず
       「言葉がけ」を何回かしたものから選んでください。
       このことをいつも基本としてください。
     ②そのために、お母さんは意図的にも「言葉がけ」していくことが必要になります。
       ですから、1日のプログラム(またはスケジュール)のなかに、生活上の
       「言葉がけ」を計画的に盛り込んでいただきたいと思います。
       例えば、生活上の説明とか、絵本での説明とか、散歩での説明とか、
       「言葉がけ」の場面なら何でもよいのです。
  イ 日本語のBOIカード
  ウ 日本語の句カード
  エ 日本語の文章カード
  オ 日本語のPOI四頁私製本
  カ 日本語の物語私製本
  キ 一茶の俳句カード
  ク 諺カード
  ケ いろはかるたカード

  ※ その他

英語関係のもの(見せて教えるもの)

  ア 英語の単語カード
  イ 英語BOIカード
  ウ 英語の句カード
  エ 英語の慣用文カード

  ※ その他

数学関係のもの(見せて教えるもの)

  ア ドーマン・メソッドによる数学教育「ドッツ」
  イ 「0歳教育資料集」 41頁 ちえあそび 31項目 参考
               58頁 数を教える 31項目 参考
  ウ 「幼児教育プログラム」 0歳1ヵ月~3歳12ヵ月まで
      子どもの成長に合わせて利用するとよい。
  エ 「ドッツの効果的教え方」一 参考
  オ 「ドッツの効果的教え方」二 参考
  カ 「天才児を創る」  173頁~ 参考
  キ 「2歳からのラクラク算数」 参考

  ※ その他
  ※ ペアレンツ・アカデミーの研修では「ドッツ・メソッド」に準拠したい。

音楽関係のもの(聞いたり歌ったりするもの)

  ア クラシック音楽
     「ママきかせて よいこの名曲 1~3」 アポロン
     「ピアノ名曲選」 ビクター
     「0歳から親しむ名曲集 1~6」 キングレコード
     「NHK名曲アルバム 第1巻~第4巻28枚」 NHK
  イ 童謡
     「よいこのどうようベスト120」 キングレコード
     「あの時 この歌 1~3」 東芝
     「生活の歌 200」 明治図書
     「歌遊び 100」 明治図書
     「0歳からの歌遊び」 全音楽譜出版社
     「日本の童謡唱歌絵本」主婦と生活社
     「童謡画集 1~4」 ひかりのくに
     「日本の童謡36曲(講談社のおはなし絵本館23) 」 講談社
     「世界の童謡36曲(講談社のおはなし絵本館24) 」 講談社
  ウ 日本の歌(同上)
     省略
  エ 英語の歌(同上)
     「Let's Sing Together」 杏文堂
     「Kiddy Catのマザーグース」 アルク
     「マザークース」 ブリックス
     「マザークース童謡集」 北星堂
     「英語の歌」 NHK
     「続英語の歌」 NHK
     「英語で歌おう Sing It!」 マグローヒル

  ※ その他

一緒に読み聞かせるもの

  ア 絵本
     「絵本一覧表」(研修ユニット・18の2 参照)
  イ 詩、短歌、俳句など
     「北原白秋童謡集」 弥生書房
     島崎藤村詩集
     百人一首
     一茶句集

  ※ その他

一緒にお遊びするもの

  ア 室内遊び
     「ゆび遊び 146」明治図書出版
     「歌遊び 100」 明治図書出版
     「Kiddy Cat」  アルク
  ※ その他

  イ 室内室外遊び
     「母と子の遊び」フレーベル館出版 3冊
     「動くおもちゃ作り」 カラーブックス
     「手づくりおもちゃで孫と遊ぼう」 黎明書房
     「幼児は手からかしこくなる」 学習研究社
     「あそびの学校ハンドブック 13巻」 一声社
     「研修ー教材本」の中から選出

  ※ その他

一緒に運動してあげるもの

  ア 体操
     手足の運動
     はいはい運動
     畳、布団の上での運動
  イ 器械運動
  ウ 走る運動
  エ 水泳
  オ その他
    「あかちゃん通信 6巻」 保健同人社
    「研修ー教材本」の中から選出

◎次の二つは、主に散歩にでた時(または絵本、生活の説明の時)

自然関係のもの
 (話したり見せたりするもの)(言葉がけ、「紙ペン・メソッド」で対処)

  ア 生物      a.草花 b.木 c.虫の世界 d.魚の世界 
             e.動物の世界 f.観察・記録 e.顕微鏡の世界
  イ 物理化学   a.音の世界 b.光の世界 c.星の世界 d.実験の世界
  ウ 地理      a.郷土の景観 b.地形 c.都市、産業、交通
             d.政治、経済、文化 e.都道府県 f.日本と世界
  エ その他

歴史文化関係のもの
 (話したり見せたりするもの)(言葉がけ、「紙ペン・メソッド」で対処)

  ア 歴史      a.自分の家の歴史 b.親戚 c.地方の歴史 d.日本の歴史
             e.世界の歴史 f.地球の歴史 g.生物の進化
  イ 建造物    a.公官庁 b.工場 c.図書館 d.美術館 e.商店 f.寺社 g.鉄道
  ウ その他

散歩に出たときの作詩(話したり見せたりするもの)

  ア 作詩(「有線放送 0歳教育」70頁 参照)
  イ 作詩の記録

詩の作法になれてきたら、ゆっくりでいいから一行口ずさみ、もう一回繰り返しながら二行目を考え、二行目をゆっくり口ずさみながら、三行目を考える、こうして四行詩を作りましょう。
(詩を作るときの考えている親の顔は、くっきりと子どもの脳裏に写っていきますし、それで十分だといえます)

四行詩ができ終ったら子どもの目をみながら、その感動なり状況なりわかってもらう表情と声ではっきりと口ずさみましょう。 楽しく、明るい、快い、お母さんの声を通して、情景をキャッチして表現する作法が子どもの大脳のネットワークの中へだんだんと組み込まれてまいります。

下手、上手は問題とせず、子どもの将来に祈りを託して一週間に2~3は作ることが大切であります。

作った詩は、記録しておき、自分の証しにしてください。 必ず将来において、子どもの心の励みになります。(お母さんの姿は、子どもが成人してから大きな絆になって残るものです)

線書き(練習するもの)(えんぴつ、クレヨンなど)

  絵本に出てくるぬり絵、線引きの練習、お母さんと一緒の絵描きなど、何でもよいと思います。

1日のカリキュラム

  ア 両親の話し合い  その日の記録と翌日の計画
     スセディックさんの「胎児はみんな天才だ」77pと117pを参照して作成して下さい。
     「1日のカリキュラム」は一つの生活リズムを作る上で大切であり、毎日つくるの
     は大変ですから、1週間通して考えたい。
     次の週には新しく「カリキュラム」を作成して下さい。
  イ [1週間の感想]
     次の週の「カリキュラム」作成に役にたちます。