2005-04-19(Tue)
まだ新生は発売してなかった◆ヒムロ
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新生は20日発売だった。聞いたところによると薄いらしい、ドラフトワンみたいな感じかしら。スーパーブルーはこれまた人に聞いたところ一言きっぱり「不味い」と言われたので飲むまいと心に誓いました。
今やってるエロ話が意外に好評なようで、素敵コメンツと拍手を戴いてしまい半狂乱で御座います。いっそ絵も文もエロ書きになんべか?シリアスは姐さん方向に投げっぱなしジャーマンで(怒られそう) 活力の源へ生気をお返事。 >18時の方 お楽しみ頂けている様で何より、此方も嬉しいです。この十文字はスレてんのか、と今更ながら気が付いたり。どうぞ最後までお付き合いくださいませ、最後まで行ったって妊娠はしないんだから(下品)
ところで十文字だったらクロスレターじゃないかなとか思いました、蛇足ですが。
温かい拍手&コメント有難う御座います、よーし今日も頑張るぞー(日付変わってます)
そうそう忘れてたジャンプですが手っ取り早く一言で。 雪さん縮んでない?
一言かい。はい、一言です。 武装錬金にリレイズはかけられないのですか。 ___________________________________________________
一端キスに慣れてしまうと、今度は口寂しい。唇を舐める黒木の舌を自分の舌で迎えに行ってやると、黒木は少し驚いた顔をした後目許を綻ばせた。嬉しいのだかむかつくのだか、複雑だ。 耳にぬるりと戸叶の舌が這う、耳孔に入り込む、ぞわりと背中が粟立った。そのまま息を吹き込まれると、閉じていなかった十文字の口から甘えたような音が漏れた。 黒木と自分の唾液で十文字の口許はべとべとになっている。それでも黒木はキスを止めようとしないが戸叶は未だ後ろから嬲るばかりで十文字とはキスもしていない。キスの合間に戸叶、と呼ぶと強めに耳朶を噛んできた。これまで気持ちいいのだから、もうだめだ。戻れなくなってしまう。 「どうした」 密着しているのに自分の鼓動が激しすぎるのか、戸叶の心音は聞き取れない。全く動じてなかったらいやだなと思う。ちょっとくらいときめくとかないのか。黒木が気を利かせてキスを止めてくれたは良いが、今度は敏感になった乳首を弄り始めた。男の乳首なんて吸っても面白くないだろうに。本当に気持ち悪くないんだろうか、しかしそこから十文字が感じるのは明らかな快感だ。 「戸叶も、キスしよ」 戸叶はまだいつもの色眼鏡をかけたままだった、そのオレンジ色越しに戸叶が目を丸くしたのが見えた。それもぼんやりとして心許ない、目が潤みきっている。泣いてると思われるのだろうか。 戸叶が眼鏡を外してバスタブの縁に置いた、その動作が酷く遅く感じられる。早く、早く。もう余裕がないのは十文字の方だ。セックスするのはそんなに好きではなかった筈なのに。 身体を半分後ろに捻って少しでも後ろとキスしやすい体勢を取る。自然突き出される格好の左胸に黒木が吸い付いた。 「あ…」 息を詰めたまま開いてしまった口に、戸叶が噛み付いた。口いっぱいに舌が入ってくる。暴れている。歯列を乱暴になぞった後十文字の舌全部を食いちぎるような勢いで絡めてくる。戸叶の舌は黒木に比べてずいぶん冷たい。黒木が熱すぎるのか。酸素が足りない、苦しい、でもキスを止めたくない。 息苦しさと陶酔にか、身体全体を微かに震わせる十文字に黒木が言う。 「鼻で息吸うんだよ、ゆっくりで良いから」 言われた通りに鼻で吸気しながら十文字が薄く目を開けると、戸叶が伏せた目でちろりとその目を見遣った。いつもまるで変化のない戸叶の目が、今ははっきりと情欲を映しているのが判る。ああ戸叶も興奮しているのだと、十文字は安心した。 十文字の場合のそれは、もはや発情と言った方が近かったが。目は潤み肌は桜色に火照り、二人の目にもそれは明らかだ。ペニスは今や完全に天を向き涎を垂らしている。まるで触れられるのを待っている様に。黒木はそっとそれに手を添えた。キスに夢中になっていた十文字の体がびくりと震えた。 「黒木、や、だめっ」 何が嫌なのか判らないまま、黒木は完全には剥けていない十文字の包皮を指で下げてやり、ぬるぬるになっているそれを掌で包み、ゆっくり擦った。 「いや、黒木、くろ…っ」 途中からは戸叶が吸い取った、他の男の名前を呼ばれるのが嫌なら何で3Pなんだよ、…とはもう考えられない、十文字はただ翻弄されるだけで。 「あー、あ、あっ」 黒木の手が上下に擦るたびに十文字は言葉にならない音を漏らした。 背中に、膝に、二人の屹立したものが当たっている、それを意識するだけでも身体の内側にいてもたってもいられない何かが湧き上がる。掴むもののない十文字の右手が、バスタブの床を掻いた。十文字の定まらない視界には戸叶のいやらしい目しか映っていない、やがて戸叶はキスを止めて赤く染まった十文字の首筋に噛み付いた。黒木の手の中ではペニスが真っ赤に膨れ上がりひくひくと蠢いている、限界が近いのだ。 「十文字すげー可愛い」 亀頭の縁をなぞられ、ひああ、と十文字が悲鳴じみた嬌声を上げる。 「だめ、黒木、だめえ…」 「何が『だめ』なんだ?」 戸叶が後ろから手を回し、陰嚢を柔く揉んだ。 「俺なんかっ、気持ち良くしたって意味な…」 「意味はあるじゃん、十文字がこんなエロい顔して気持ち良くなっちゃってんのなんてそうそう見れねえし」 「俺らがやりたくてやってんだしな」 内股の痙攣が酷くなる。きいんと耳鳴りがして、視界が白くなる。 「や、だめ、って…!」 だめ、だめと泣きながら、十文字は戸叶にしがみ付き射精した。白濁した精液が散る先に黒木のいきり立ったペニスが、戸叶のそれは背に押し付けられているのを思い出し、十文字はぼんやりとその先を思った。これ以上めちゃくちゃにされたら、どうなるんだろう。 _____________________________________________ 長いですな、私に書かせたらエロは漫画でも文でも長くなるんですな。 | | |