雑 記 帳

日々の生活やプレイ中のゲームについての呟きなど。
※今後ヒムロが書き込むことはありません。


2005-07-15(Fri)  灯台下暗し■在処
shozo.jpg 160×120 4K2年くらい使ってるお気に入りのポーチの内側をふと見たらば。
そこにあったロゴはまぎれもなく


S H O Z O


イヤッフー!!(拳を振り上げてガッツポーズ)

などと痛いオタクらしい小さな幸せを見つけて現実逃避をしたくなるくらいにはパソコンが絶望的です。
稼働中のソフトが1種だけなら平気。おととい久しぶりにパソで絵を描いたのですが、ほとんど問題なく作業できました。ネット中にブラウザを何窓開いても大丈夫。なのに、違うソフトを起動させた途端固まる確率60%。ソフトじゃなく、フォルダでもダメらしい。運良く2つ立ち上げられても、3つ目で凍る確率90%。クイック起動バーからだと2つ目からフリーズ率100%。なんなんだ。
アレしながらコレ、とかナニの待ち時間にコレ、とかの使い方が当たり前だったので、頭ではダメとわかっていても手癖でついつい開いちゃうから更新作業中とかもうヤバヤバです。メモ帳開きつつブラウザで確認しつつFTP立ち上げ、という当たり前の作業ができない。どないせえっちゅーねん。
雑記書きながらあーアレなんだったっけ、とうっかりフォルダ開いたりメーラー立ち上げた瞬間に凍りやがるので今週はすでに2回書きかけの雑記が飛びました。(そういうときに限って長文だから書き直す気力も一緒に吹っ飛ぶのも、出費がかさむ時期を狙ったようにパソコンがいかれやがるのも、きっとマーフィーのお導きなんですねコンチクショー)
  • ヒムロ(2005/07/16 01:52)
    仕事柄「ショウゾウ」(庄三のほかに昭三、省三、正造など)さんには出会うことが多いですが身近にしかも確保してられるやつにはないからなあ。でもそれって、人間として幸せなのどうなの。
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2005-07-15(Fri)  やっぱり4時間はキク…◆ヒムロ
 日付変わるちょっと前から数ページだけ読むつもりで「処刑列車」開けたら、そのまま読破してしまった…やっベーやっベー。何なんだ大石。おまん、わしの睡眠時間を奪いに来た敵か。クヌヤロ。もう大石作品は買ってきた分は全部読んでやったけどね。(敵の策略にズッポシ嵌っている)
★大石圭「処刑列車」
 おいおいまたサスペンスかよ。腐臭とかが苦手な人はうえーっとかなるかも(ワタクシは以下略)。ハラハラ?はしたかもしれないけどオチが…オチが納得いかんですたい…どうせならそのおにんぎょさんの首も一緒に吹っ飛ばせよなー。

 しかし熱いなあ今日。しかも…汗が出ない。ヤバいのかなあ。コンビニ行ってアイス買ってこようかしら(いまだ雪見は食えず)


☆15日11時の方(以下反転)
 戸十の「赤ちゃんできちゃう」は…表に置けなかったのです…位置分かりにくかったですかね。多分他のサイト様ではおそらく目に出来ないタイプの漫画だと思いますので、…思う存分好奇の目で見てやってくだ…さ…
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2005-07-14(Thu)  雪見が食いたい…◆ヒムロ
食いたい食いたいと言いつつ行動を起こしてなかったので今日帰りにスーパーに寄ったら、売ってないんですよ雪見大福。蒸し暑い中寄ったのに!!うおおん。しゃーないのでコカコーラ、これも久しぶりに飲みました。スーパーの向かいのタイヤキ屋さんでかき氷してるらしい。妹に行こうというと「試験じゃ。死ねクソ姉」と怒鳴られました。試験前の理系(4回)に声かけちゃダメなんだな…(泣)

 巷で噂の○○バトン、回していいかと竹馬の友に訊かれ、当時正体を知らなかったのでふんふんと詳細を聞いて、「いらん。無益だ」とぶった切ってしまったあれは先月中旬だっけか?奴には悪いことをした。まあウチに来てもどん詰まりですからなハハハ。精々が在処ねえさんに押し付けるくらいしかできん。


★新津きよみ「訪問者」
 ネタ的には吉村氏に似た物を感じました。こちらはサイコホラー的(+腐乱死体)な。狂ってる人間のふとした行動って怖いですよね(うっとり)ただ、シメ方が甘いなと。吉村さんなら死亡エンドか発狂エンドに持ってくだろう、そして一番救われない役どころに刑事さんを持ってきたはずだ。長年洗脳されてきたので吉村臭が抜けません。
 結末としては希望を持って進んでいきそうな感じではあったので、ホラー初心者さんが一歩踏み込むのに適しているかなと思います。

 注文してた本が続々届いてきてウハウハです。何からよもっかなー。夢明も買ったんだよねー。…先に大石読もう。処刑列車です。ゴー!(浮かれててすいません)


(注:白☆マークは拍手返事、メルフォ返事です。反転でどうぞ)
14日20時の方。もしかしていつもの方ですか。大石もお読みだったのですね。私は今のところ大石作品でホラーらしいホラーを読んでないので真髄には触れてない気分です。呪怨以外では何があるのか…。見る物似てるといわれると私も嬉しいです。
 今、八年罪科を超えようと頑張ってます。楽しみにしててください。
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2005-07-13(Wed)  突然の何か◆ヒムロ
今日仕事中に、急に雪見大福食べたくなりました。もちっとあまく。何でだよーとか思いつつ6時の就業まで我慢して、そのまますっかり忘れておりました。その程度なのか。

うわーヤバいよヤバいよ大石。面白すぎて読むのめっさ早くなる。(注:ワタクシの言う「面白い」ですから普通の方の感覚とはだいぶずれております)
★大石圭「湘南人肉医」
 ホラーはホラーでもぐちゃどろ系のほうですかね。カニバリズムに対して私自身そんなに気持ち悪いと思ってないので怖いどころか(以下自粛)。先生の料理のレパートリーが多くて腹が減っちまったであります。そして最後はアチャー(笑)でおわる。オススメ度をつけるとしたら5段階評価3、かな。
 文体が淡々としてる分面白いと思うかどうかが分かれると思います。

 明日は何読むべ。


WOWOWで「息子のまなざし」撮ったはいいけど家族の前で焼けないのでどうしようかと…おねーちゃんまたホモ見とるでーとか言われそ…
そのWOWOWでラーメンズのライブを録画ー。日曜日に妹と見ます。楽しみ!楽しみ!五反田新橋!!
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2005-07-12(Tue)  ◆ヒムロ
IEを3窓くらい開けて、別ブラウザとメモ帳とワードとついでにメディアプレイヤー稼動。そら処理も遅くなります。
古本屋は遠いし、本屋で原価買いはいやになってきたのでアマゾンを頼る。
買い込んで悦に浸ってたら、買った先がバラバラで送料で2000円くらい取られてる…この教訓は次に活かします(涙)

★森山東「お見世出し」
 雰囲気は「ぼっけえ、きょうてえ」に似たところがありますが、こっちのほうがホラーとしていい出来だと思います。語り口調が京都弁。どこを開いても京都弁。
怪談話とグロホラーでした。怖さの演出いい感じ。

 貸してやった母が「ギャー」というのが楽しみ。

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戸叶が居ないので視点は十文字になります。

 俺より少し背が低い坊主は、俺を気遣ってゆっくり歩いてくれた。時々辛くなって立ち止まってしまう。腹の奥が痛い。痛いというより重い。ナプキンはごわごわするし、いい事ない。替えのナプキンはマネが貸してくれたカゴバッグに入っている、それは今その坊主が持ってくれている。
 早く歩かなきゃ、今の俺の姿は大層目立つらしい。まず、女にしては背が高い。これはいつもと視点が変わらないから、俺にとってはなんて事もない。そして胸が重い。でかいのだそうだ、そうかもと思う、下向いても胸しか見えないし何より肩が重い。痛い。蹲ると坊主が少し先を歩いていたのが戻ってきた。通行人が俺を見る。俺というよりは胸か。そうか。
 ブラしてないもんなあ。
 真上から俺を見る形になった坊主も例に漏れず俺ではなく胸を見ている。不犯の教え、と一言言ってやるといや決してそのようなと取り乱している。
 別になんでもいいよ。

 えっちらおっちら歩いて、本来十分位らしいところが三十分かかった。
 高速の真下に寺なんてなんだかアンバランスだ、まるで場違いに青々と木が茂っている。
「大変でしたな娘さん」
 出てきたのが栗田の親父か。マジ顔そっくりだ。
「お世話になります」
「いいから、はよう横になりなさい。縁側の部屋に布団を出しておるから」
 ぺたんこのサンダルを脱いで玄関に揃える、それだけがカラフルで何だかおかしな感じだ。
 こちらですよ、と道中付き合ってくれた坊主が手招く。縁側の広い部屋、庭が丸々見渡せるところに寝かせてくれるらしい。
 すぐに横になろうと思って気がついた、そういえばマネが、「ナプキンはこまめに取り替えて」って言ってたなあ。二時間に一回だっけ。トイレの位置を聞いておいて、ころんと横になると、痛み止めが効いたのかうとうとしてきた、二時間後にケータイをセットして一旦寝ることにした。



 起きたら腹が減っていた。トイレ行きついでに部屋を覗いて回ると、炊事場らしいところで数人がかたまっている。声をかける前にこちらに気付かれた。
「今おかゆを作ってます。出来たら持っていきますから待っていてください」
 朝の坊主が言った、名前は何て言ったか忘れた。
 奥から栗田の親父が出てきて、お加減は良くなりましたかなと言った。
「はあ、まあ」
 違和感はあるが、朝起きた時のことを考えればましだ。無意識に手が下腹部を撫でる。あっためているとまし、だと思う。そっか時々女子がちっさくうずくまってんのってこれのせいだったんだなと改めて思った。
「良寛の奴が女の子を預かってくれというものだからちと焦ってしもうた、いつの間にお前、なあ」
 言いながら横の小坊主に同意を求める。え?オンナだと思われてんの?
「奴も隅に置けんというか」
 まあセンターだしな。あーはいはい笑えない笑えない。
「栗田さんとはアメフト部で一緒なだけで…別におっさん方が心配してるような物でもないんですけど…」
 別に彼氏も居るというのは余計だからやめとくか。
「しかしあんた、女の子なのにまるで男の子の様な佇まいをするね」
 片足出してだらーっと体重かけてるのがそう映るのか。
「はあ、まあ」
 ほんとは男なんだと言ってやったらおっさん心臓止まるんじゃねえの。おかゆの甘い匂いが漂ってきた。
「ああ、出来たようですな、娘さん、あんたはあっちに戻っていなさい。持っていくから」
 布団に座ってぽーっと庭を眺めていると栗田の親父が卵粥を持ってきてくれた。
「いろんな、木があるんですね」
 植物に詳しくない俺の目にだってざっと十種類はあるのが分かる。
「今咲きかけのそっちのは木蓮ですな。木蓮つうのは元々坊さんの名前からとったもんじゃ。そっちのは栗、まあイガ見れば分かりますがな。花はきれいだが匂いはかなわん」
 もそもそと粥を頬張りながらそれを聞く。
「一番端に植えとるのは金木犀ですわ、いい香りじゃろう」
 金木犀は俺の誕生日の花なんだと戸叶が言ってたからそれは分かる。俺は頷いた。おっさんは満足そうに頷き返し、また語りだす。
「そちらのは椿、花が咲くのは真冬じゃ、また気が向いたら見に来るといい。そっちのは―」
「そこのは?」
 俺は小さな池のほとりに立つ木を指差した。たわわに生っているのは薄いピンクの実、見れば分かるが桃だろう。
「ああ、仙桃花ですわ」
「せんとうか?桃じゃねえの?」
「まあ桃じゃが、ありゃ神様の桃でな、わしらは食わんのよ」
 じゃあ何、あんとき栗田が持ってたのは市販のやつってことか。
「ああ、あいつやりよったな」
 おっさんが仕方ない奴じゃと言いながら縁側に降りて桃の木の側へ行く。
「食ってはならんと言うたのに、また勝手に取りよって」
 何やら、不穏な気配だ。何がというなら栗田本人じゃなく俺に。まさか。
「おっさん、この実食ったらどうなんの」
「さあ、一説には思う姿になれるとか聞いたことがあるな、桃太郎の桃はこれだとか」
 おっさんが言うには、桃太郎のほんとの話では、桃太郎は桃から生まれたのではなく神様の水を飲んで若返った夫婦の実の子供らしい。
 戸叶が側にいたら、色々言いたい気分だった。
 俺、これ…戻れるんじゃねえのって。

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寺なのに神様。突っ込みどころですか。

…怖い、ですか?(私信)
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