雑 記 帳

日々の生活やプレイ中のゲームについての呟きなど。
※今後ヒムロが書き込むことはありません。


2005-05-30(Mon)  非情◆ヒムロ
悪くはないんだけど切法師。まあ、ジャンプですから。それよりカインの掲載順がヤバい。ネタとも思ってしまうようなこの落ち方。
いちごが畳んでてユートが消えそうだから残るかな切法師。タカヤは残る、ような気がするけど何とも。
どれも他誌なら一年程度残してもらえそう、とは思うのですが。

それにしてもアクメツのコピー漫画はどうだ。思わず初出の絵を探してしまう(笑)クニミツの安藤が昔はめちゃくちゃ丁寧で綺麗な絵描いてたんだよって言って、今のマガジン読者に通じるのかとか。サンデーのクロザクロが欲しいとか(昔トガリは買ってた)いろいろありますが当分雑誌購読はジャンプだけでいいや。


 ワタクシ猟奇的なもの好きでグロ書いたり描いたり見たりしますがどうしてもダメな物が。
 動物の形をしている物を食べること。
 ピカチュウ焼きだとかドラえもん焼きだとか…ああいう…生きて意思を持ってるものの形をしたものを口にするのはダメです。残酷だ。誰だよ発案者。
 高校の時、『切っても切ってもブタ(という愛称のかまぼこ)』がどうしても食べられず友達に食べてもらってたくらいで。
 でもたいやきとひよこ饅頭は平気です。


29日インテで来てくださったすべての方に愛と【+】を(もう九龍ネタはやめようと思ったのになー)。
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2005-05-27(Fri)  てへっ◆ヒムロ
まずはぽちお礼にて

22時の方→この歳になっててへっはないと解ってますすいません。でも有難う御座います。
つー事で萎えかけた自分もシャキーンといたしました、さあ張り切って殺ってみよう。

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 幼い頃の戸叶が魔導を覚えた際にその師がくれた本、銅色の分厚い表紙とすえた紙の匂いが好きだった。色とりどりの妖精や魔物の載った本。美しくもあり、恐ろしくもあるそれらは大層幼い戸叶の心を打った。中でもひときわ美しく恐ろしい、それは―
 それはひらりと飛び、魔物の肉糸を千切り十文字をその中から攫った。体躯ではもう一人前の十文字がその胸に収まって赤子のように見える。ぐったりしたまま動かない十文字を微かな風に乗せると、それは魔物に向き合った。向こう側にいた黒木と戸叶には、正面からそれを見た事になる。
 美しかった。美しいが手を触れてはいけない、それは鈍い黒木にも解った。見目は美しくともこれは、悪獣だと。あの切れ長の目に見つめられたら寒気で死んでしまうのではないか、その手に触れればこの身が千切れ飛んでしまうのではないか。そんな気にさせられる、冷たい美貌だった。
「―ソニア」
 戸叶がほろりと零した。彼らしからぬ呆然とした表情が事の大きさを黒木に知らしめる。
「黒木、あれが何かしたら目を瞑って息を止めろ。でないと死ぬぞ」
「トガ、あれ何な訳」
 戸叶はローブの裾で口を覆いながら答えた。
「ソニアという名の、召喚獣だ―別名【毒姫】」
「どっ、き…?」
 それが細い手をすうっと翳した。
「黒木伏せろ!」
 伏せた二人には見る事はできなかったが、ソニアの手から放たれた、猛毒の風がモルボルをバラバラに切り裂いた。びちびちとのたうっていた触手は猛毒に犯され、瞬く間に解け消えていく。それは、その周りの森にも言えることだった。
 緑鮮やかだった森が、萎れ枯れていく。ソニアの毒が齎した事だった。木々が組織を失い悲鳴を上げて倒れていく。薄く目を開けた十文字はぼんやりと周りの枯れ果てた有様を見て言った、ごめんなさい、と。
 ソニアは目標を撃破したことを認めると十文字のほうへ身を向け、もう一度汚れた十文字の体をいとおしそうに抱いた。頭を撫で頬にキスをし、名残惜しそうに手放した。そして、出てきたときの渦巻き雲へと飛び込んでいき、それが晴れると辺りはただの残骸と化していた。
 戸叶と黒木はソニアの風で吹き飛ばされ、木に叩きつけられたが元々毒にかかっていたのでその影響は受けずに済んだ。ぐったりしている二人に十文字が近づき、黒木に毒消しを飲ませた。そして戸叶には、身につけていた毒除けのペンダントを掛けた。
「…じゅう、もんじ」
「喋らないほうが良い」
「おまえ…」
「うん」
 毒除けを外して、なお毒の残るこの地で十文字は血を吐く様子も無く、ただ苦く笑った。
「元々、俺に毒は効かないんだよ。お前らが不審がると思って、それを着けていただけなんだ」
 何せ、身の内にあれの芽を持っているんだから、元々俺自身が毒みたいなものだったんだ。
「もう、要らないから、戸叶にやるよ」
 要らないの?何で?疑問は声にならない。
「こんなのと一緒に居られないだろ?お前らもさ…」
 ばか、何言って、それにおまえ体大丈夫なのかよ、あれがなかったらいやらしい眺めなんだけど、魔物の粘液が十文字の内股を伝っている。
「さよなら、しような?」
「森一つ枯らすような危ない奴と旅なんか出来ないよ、お前らだけ先へ行って」
「セナに、『会いたかった』って伝えて」
「お前らも、ありがとうな、もうあわ…」

 ごんっ。

 目を丸くして十文字が振り向くと、黒木が息を切らしたまま十文字の後頭部を殴った拳を握っていた。
「黒木」
「ばーかばーか!!お前やっぱばかだろ」
「…」
「お前はぜんっぜんわかってねェ、毒持ちや毒姫持ちごときで俺らがお前を見下すとでも思ってんのか!!」
「…黒木、もしかして『見限る』か」
「おおそれだ多分!大体言いだしっぺが途中で負け犬ってんじゃねえよ」
「…十文字が行くって言ったから俺らも出てきたんだっけな」
「それに一番ツッコミてーんはなあ、十文字!お前何チンポ丸出しでシリアスってんだよ!!」
 呆気にとられたまま何も言い返せない十文字の横に、言いたいだけ言った黒木が満足そうに座った。
「っあー、まだだるいっ」
 数回咳き込んで、戸叶は言った。
「って事だ、さっさと次の町行ってお前はシャツとズボン買わねえとな」
「でも…」
「でもじゃねェ、マントと鎧拾って羽織ってきな、でないと裸で次の町まで歩かすぞ」
 慌てて取りに行った十文字が背中を向けたまま小さく言った。
「ほんとに、いいのか…?」
「いいさ、俺が選んだんだからな、後悔もしねェし迷ったりもしねェ」
 黒木が言い、戸叶も頷いた。
 振り返った十文字は安堵したように柔らかく笑い、へたりと膝をついた。
「はは、緊張解けたら足にきた…」
「次の町まで負ぶってってやろうか、ノーパンで暴れられてもこっちが困る」
「戸叶…ッ」
 ここまで自然破壊しちまったからには前の町になんて戻れねえもんなー、黒木が言う。
「まあ俺らも道々そんなに急げやしねえし、ゆっくり行こうや」
「お前が持ってるやな秘密、みんな喋って楽になっちゃえ、俺らどんなん聞いたってお前と一緒にいるよ」
 戸叶がローブを十文字に被せて、背中を向けた。乗れということらしい。動けない十文字は素直にその背に体を預けた。人の温かさに、安心して涙が滲む。
「泣いてる十文字」
「言ってやんなっての」
「どーでもいいけどさトガって」
「何」
「魔導士のローブの下、戦士姿だったんね」


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まあここで一応終わりな訳です、オチが弱くて申し訳ない。
前回謎を降りかけておいた『ソニア』ですが、元ネタは■のクロノ・クロス。緑属性の召喚エレメントです。好きなんだあのグラフィックが!!!
毎回のことですが回収してない複線も裏設定もたっくさん残ってます、イベント後にまた文にしようかなと(またこのネタでか…)

御愛読ありがとう御座いました。
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2005-05-26(Thu)  まだ少し◆ヒムロ


「うわぁああっ…!!」
 十文字の悲鳴で気が付いた、目を覚まさなければよかったのにと思った、目を覚ましたこっちのほうが余程悪夢だと。仲間が嬲られ犯され喰われていく様をむざむざ見せ付けられるなんて、それを助ける事も出来ない己の無力を胃の腑が煮えたぎるほどに恨んでもどうにも出来ないなんて。砂利に伏せたまま戸叶はきつく拳を握った。歯茎が痛むほど奥歯を噛み締めて怒りの声をただただ漏らす。毒が回って喉が焼けた、血を吐きながらそれでも気力だけで少しずつ這いずり体を起こそうとした。
「ひぐ、う、う…」
 静謐な森に似つかわしくない、ずちゅずちゅという水音がする。玩具のように上下に揺さぶられながら十文字が幽かに悲鳴を上げている。
「十、文字ッ…」
 黒木の手がガクガク痙攣しながらそれでも斧の柄を捉えた。血に噎せながらもそれを縁に体を起こそうとするが体力が持たない、毒が回り切っているのだ。
「くそぉッ…」
 かすむ目で黒木を捉えながら戸叶は計算した、あと一発くらいどでかいのをけしかけてやれる。喉を少し整えたら。


(殺してやる)
(ばらばらに引き裂いて殺してやる)

(あれを使えば殺してやれる)
(でもだめ、あれは)
(あれは)


「トガ、毒消し使えよ」
 放って置けば内臓を溶かしてしまう毒だ、口からぼたぼたと血を垂れ流しながら黒木が小声で言った。
「バカ、もう一個しかねえだろうが」
「俺ダメっぽいからさ、トガだけでも逃げて。後で死体回収してくれれば恨み言言わないから」
「…バカ、逃げるんならお前逃げろよ。…俺はもう一つだけここでやる事、あんだよ…もう話させんな」
 最後の力で、どてっ腹にキツいのかましてやるからよ。
 弱弱しく杖を握る、もうそんな力もないんだ、だからこれだけ詠唱させてくれ。


(あれはだめ、でも)
(ごめん)


「ぁ、…あ、…ッ」
 魔物が遂情への声かおどろおどろしい声を上げた、産卵管は数え切れないほどの卵を孕んでいる。明らかに人より太いそれで貫かれた十文字はもうほとんど反応していない。うわ言のような声を漏らすのが精一杯というところに見えた。
 一つ目の卵が肉の管を通って十文字の腹に植えつけられる、その寸前だった。
 うわ言に二人のともだちの名前が混じった。

「黒木」
「戸叶」

「ごめん」

 とっさに黒木も戸叶も十文字を見つめた。ほぼ焦点の合わない虚ろな目のまま、十文字の口が何かの言葉を紡いだ。

「       」




「ごめんって、何、十文字」
 僅かの静寂の後、戸叶が気付いた。
「…おかしいぞ、この『風』…!」
 吹く風が戸叶の、黒木の髪を天へと巻き上げている。上に向かって吹いている―
 見上げた空は一瞬前と同じには見えないほど暗くなっていた。渦巻く雲が盛り上がり何かの形に成っていく。
「何なんだよ、あれ…!」
 黒木が指を差すその先には、昔戸叶が魔導書で幾度と無く目にしたものがいた。
 褐色の肌、深い緑の髪、鮮やかな蝶の羽を持った美しい女性の形をしたもの、戸叶の記憶はその名に辿り付いた。


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この描写だけで名前が分かったら神だ。むしろコア過ぎるゲーマーだ。
まだ少しグロかったかもしれません、場を混乱させるために改行を多く用いてしまい申し訳ない、嫌いです改行。場所稼ぎみたいで。
あと少しで終われるかしら、引き伸ばすのは簡単だけど切るのは苦手です。

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毎度、ぽちっと押していただき有難う御座います。

1時の方→新規の十文字受スキーさん歓迎いたします…【喜】インテで会えるといいですね。ヒムロ製十文字を一言で表すと「不幸体質」です。

無言ぽちの方も有難う御座います。
人様に反応していただけるの幸せー。
  • houston taxi(2024/07/02 15:25)
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2005-05-25(Wed)  ゲーム風第3回グロ注意◆ヒムロ

 盛大に喚いた口に肉の縄が押し込まれる、吐きたくても喉の奥まで押し込まれて吐き出せない、気持ちが悪い、喉の奥でそれが蠢いて生理的な嘔吐に襲われた。ごぼりと酸っぱい吐瀉物がせり上がってくる。しかし触手は怯まない。それどころかその一本一本に口があるのか、吐き出されるべきそれを体内で食っている。気を失いたくなるほどのおぞましさに改めて背中がそそけ立つ。
「んうっ、う、ぅぅ…」
 濁音に近い嗚咽は口を塞がれて響かない、その代わりに外に排出されたのは涙だった。苦しい、吐きたい、吐き出したい、息をすることすら難しいのに何が出来ようか。触手が蠢くのに反応して手足ががくがくと痙攣した。
 いっそ殺せ。こんな苦しい思いを、こんな屈辱を味合わされるくらいならさっさと死なせてくれ。その願いも聞き入れられることはない。生きたものに卵を産み付け、それを幼子の温床とするのが魔物の狙いだからだ。
「ぶはッ…!」
 ずるりと、胃を食道を喉をかすめて触手が抜けていった。弛緩し切ったその足を、固定していた触手が大きく開く。
 このまま犯されて卵を産み付けられて、生きながら喰われて死んでいくのか、あまりにも情けなさ過ぎる。
「い、や…」
 胃液まみれの口で十文字が言うが相手に通じるはずも無く、細い管状の触手が後孔に潜り込んだ。
「んっ…」
 耐え難い気持ちの悪さに十文字は眉間の皺を深くした、その隙にも触手はずるずると奥へ進む。排出しようと収縮する襞をいたぶるように別の触手がなぞった。
「…あ…?」
 直腸の触手が何かおかしい、圧迫感があって十文字は思わずそこに目を向けた。見せ付けるように入り込んだ物と同じに見える触手が襞を拡げそこに押し込まれた。それだけとは思えない圧迫感にただただ不安になる。
 顔のほうに先ほどと同じ形の触手がよってきて、砂だらけの頬をぬらぬらと這った、そして。
「…!」
 何か嚢のような物がその触手に送り込まれぷっくりと膨れたかに見えた刹那、触手は勢いよくそれを十文字の顔目がけて吐き出した。半透明のぬたぬたしたものを。
 それと同じことが体内で起ころうとしているらしい、腹部のひどい圧迫感に一気に血が引いた。
「嫌だぁッ…」
 手も足もびくともしない、それでも十文字は必死になってもがいた。しかし。

 ぱちん。
 ぶちゃり。

 体内でそれらが爆ぜたのが、そして分泌液を撒き散らされたのがはっきりと解った。
「あああっ…」
 束になった触手が引き抜かれ、その後閉じきれない後孔から先ほどの分泌液がどろりと垂れた。水平の状態だった体がモンスターへと向き直され、十文字は泣いて震えた。モルボルの地響きのような鳴き声と共に、瘴気を含んだ息が生ぬるく十文字の体を包んだ。
 深緑の太い触手、おそらく産卵管なのだろうそれが十文字の後孔に宛がわれる。
「嫌だ、畜生、やめ…ッ」
 めり、と肉の軋む音がした。
「っぁああああ!!」
 絶望的な感触に、十文字は声も枯れんばかりに絶叫した。太く脈打つものが晒されることを知らなかった後孔を非情に開いていく。奥の奥まで捩じ込まれ、更にそれをずるずると抽挿されて頭が眩む。
「ぅぐッ…」
 真っ白になる、十文字は魔物の肉の筒にされたまま弱弱しく嗚咽を漏らした。時々瘤が前立腺をくすぐるがそれに反応できるような気力はない、そもそもそれ用に開発されたわけではない体では快感を得る事も知らない。
 薄れゆく意識の中で、体の感覚は無くなって。

「       」

 ざわりと森が、風が騒いだ。




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 FF10の画面で想像すると萌えるより先に気分が悪くなりそうですな。グロ書くと筆がのる不幸な体質を誰か何とかしてつかあさい。
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2005-05-24(Tue)  ◆ヒムロ
絵が描きたいので今日はおやすみ。
絵も描いた所で公開できるまでに時間がかかるんだけどね!
あの悪夢のようなイラ塗りからこっち、厚塗り重ね塗りが気に入ったようです。

ゲーム風、原作萌えーな人には要らぬ物だったかしらと反省。ちょっと独りよがりすぎました。書き始めたからには責任とって終わらせますが。
しかしこのカプは需要が読めん…何が読みたいですか閲覧者の方々。
原作で行くとなぜかダークに走りがちですいません。原作の戸叶見ててもドSだとか加虐嗜好だとかは思わないんですが…何でだどうしてだ答えろ戸叶庄三!どうしておまいさんそんなにシャクレなんだい(ズレとる)
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