01 27(火) 中学数学の問題集 |
01 28(水) 長野県歌信濃の国(歌詞と太宰春台の学校論) |
「学政というは、学術の政令なり。天下国家を治むるには、人才を得るを先とす。人才は学問より出るなれば、天下の人に学問をなさしめて、人才の出る様にする政を学政という。‥‥およそ学政はただ人才を多く得るを要とす。人才は国家を治むる道具なる故なり」 |
「学問なき者は、今日、目に見、耳に聞きたるばかりを知りて、遠き古の事、広き天下の事を知らざる故に、聞見狭く知識少なくして、一己の身を修め、小さき家を治むるにも是非に惑い、処置に惑うことあり。‥‥書を読み学問したる者は、この国に居りて異国のことをも知り、今の世に生まれて千万年の遠き古をも知り、聖賢の教えを守り、歴代の治乱、政事の得失を考えて、今日の時宜にしたがう、これ学問の益なり」 |
「今の世に、七八才以上の童子を師の所に集めて、物書くことを教え、小謳を教え、今川状、庭訓、式目などを読まして、九九八算などを教える如くなり。‥‥さて十五にして大学に入りて、先王の礼楽を学び、士大夫となりて朝廷に立つべき礼義を習う。‥‥総じて中華の風は、古より今の世に至るまで、学問才芸によりて立身して、庶民の子も爵禄を得て、富貴にも進むが故に、人々競って学問を励むなり」 |
「学問なき者は、今日、目に見、耳に聞きたるばかりを知りて、遠き古の事、広き天下の事を知らざる故に、聞見狭く知識少なくして、一己の身を修め、小さき家を治むるにも是非に惑い、処置に惑うことあり。 ‥‥書を読み学問したる者は、この国に居りて異国のことをも知り、今の世に生まれて千万年の遠き古をも知り、聖賢の教えを守り、歴代の治乱、政事の得失を考えて、今日の時宜にしたがう、これ学問の益なり」 |