雑 記 帳

日々の生活やプレイ中のゲームについての呟きなど。
※今後ヒムロが書き込むことはありません。


2005-06-27(Mon)  刺さりそう◆ヒムロ
ヒル魔って、アップで見れば見るほど見苦しいというか人間じゃないというか、とりあえずアゴ刺さりそうです。ムサシもすっっっっかり若々しくなられて。見開きのあれ(ムサシと取り囲む3兄弟)は、どう見ても「アニキと舎弟」でした。
パワーを取り戻した栗田にときめききゅるるん、でもきっと正しいトキメキではない。


ムヒョちょっと燃えた。ロージーが本気モードになると結構燃える。バーニン。
切法師は話がどうのこうのより、構図とコマ割が見たくて読んでる。
ネウロの中で一番好きなのはあかねちゃんです。マスコット的な愛らしさが。
銀魂。二択を迫られたら土方スペシャルをとります。すこーしだけ出てきたヘドロさんに萌え。
グレイマン表紙。みんな死体に見えた。特にメガネの人とクロウリーたん(愛)の土気色はヤバい。
ブリーチ。コンのファンシーでそのまま行ってたら久保さんを神と呼んだかもしれない。
ワンピ。あと一週ほどサンジが頑張ったら、その後半年から二年、サンジに陽の目が当たらないような気がする。


★かげろう日記読み終わった。
やっぱり、ネタは割に平凡だけど演出と構成は神クラスだと思う、吉村氏。
寡筆なかたで、年にそんなに作品出されないんですが好きです、じわじわ怖くなってくる演出。ホラーにつきものの異常心理の描写も秀逸。チョコレートで字を書くとかその文とか、怖かった。
日記をその日付まで読んだところで終わってたほうがよほど怖かったと思うんですが、伏線回収のためには仕方なかったということでしょうか。


んっ、今思い出したけど、USJ筋肉祭り(ハッピーハーモニーセレブレーション)終わるまであと2週間ほどじゃねえか!やっべ、何だかんだいって全然行ってねェ!!!



Mへ(↓反転で)
7月いっぱいサーティワンのトリプルがダブル料金で食えるらしいから行こう。あと、なんか良いホラーあったら教えて。っていうか貸して。もしくはUSJ同行でも構わない。
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2005-06-26(Sun)  ただいまー◆ヒムロ
駅から会場まで15分の徒歩。
妹のスニーカーを借りたら、何故かソックスがずれてずれて、両足かかとが水ぶくれに…いだいよぉぉおう
Mありがとー、わしがんばったよ、起きる事を。意識を保っておくのが大変難しかったです。試験受けつつ既に「知るかこんなん」と心中絶叫しておりました。
地名だけ聞くと都会なのですが山の手の涼しい風がびゅうびゅうと吹きさらし、会場が県立高校を借りたものだったので冷房なんぞも無く窓も閉めてもらえず。

・・・つらかった・・・。





まあでも終わった物は終わりましたんで、こちらの文垂れ流しですとか駄絵製作ですとか、夏に向けての本製作ですとかに精を出していこうかと。
なんかまたエロが描(書)きたい気分なんだ!!


今週は週末に何の更新も垂れ流しも出来ずすみませんでした。
平日がんばるかねえ(ボリボリ)

あ、そうだ忘れてた。
★ホラー小説感想。高橋氏の短編集「私の骨」はそんなに良いのがなかったなあ、SSの参考にと思って読んだからかも。二編目の「ゆきどまり」は展開・オチ・ネタ共に私も関心でした。そうだよ、目指してるのはこういう感じだよ。
★かげろう日記のほうはこれから読みます。
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2005-06-25(Sat)  はぴばすでい番場さん■在処
敵を認める度量を持つ、心技体揃ったラインマン。素敵。Myアイシ萌えっ漢ランキングで戸叶庄三についで2位だったり。
(そして同3位の大田原さん(6/15)を祝い損ねていた事実に気づいてショボーン)
どうでもいいことですが私の
・萌えランキング1位⇒トガ
・燃えランキング1位⇒セナ(様)
・萌え燃えランキング1位⇒雪さん
です。ほぼ不動。
各ランキングの違いはストーカーになりたいかファンクラブに入りたいか私設応援団に入りたいか、的なニュアンスで察していただければ。


最近またぼちぼちと通販のお申し込みがありまして、嬉しいです。
できるだけ迅速に対応させていただきますので、お気軽にご利用くださいませ。
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2005-06-25(Sat)  ほんとはこんなことしてる場合じゃない◆ヒムロ
日曜は試験です。来年のとらばーゆに繋がる節目ではありますが私の人生哲学の基本は「諦観」ぶっちゃけ諦めてナンボ、という物なんで今宵も降臨いたしました。
ってかテキストを会社に放置してきたという忘れっぷり。小学生以下です。

小学生といえば、世間様はそろそろプールですね、学校の体育もそうなってる頃では。
原作の中にはそういう描写はありませんでしたが、泥門もちゃんとプールがあって、授業で泳いだりするのでしょうか。
スク水って結構エロくて好きです、男子は容赦なくピッチリしちゃってるんですよ、ね(記憶に間違いがなければ)。女子で言うならまもり姉ちゃんより鈴音で見たい。男子は言わずもがな。無駄にむっちりしてきた7月頃の3兄弟を拝んでみたいものです。


 もっといいものを書くためにはもっと本を読まなきゃ、そう思って買ってきた本
→私の骨(高橋克彦/角川ホラー)
→かげろう日記(吉村達也/角川ホラー)
 レフトハンドの中井拓志とか、まだ読んでないisolaの貴志祐介とかも検討しましたが、ウィルスやら超能力やら、日常離れしすぎたネタだと怖さ半減なので却下。結局昔から読んでる高橋・吉村両氏のになりました。日常にありえるような身近な怖さが売り、精神的にじわじわ来るのも好きです。


☆幸せになれた、ですとか、かわいい、といったコメントいただいてます。
ひとに喜んでもらえることが嬉しいです。

芸風がアレなんで、こういう話を書くのが一番骨が折れるのですが。
何はともあれ、コメント有難うございます。



さて、どんどん書くばっかりにどんどんネタが無くなっていくわけですが。
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2005-06-23(Thu)  後、ちょっと長くなった◆ヒムロ



 いつも二人が使っているコインランドリーは戸叶の家の近くにある。黒木の家と戸叶の家は角の右と左で別れてしまうから、黒木は少し面白くない。
「今日は付いてく」
「別に面白いもん、ねえぞ?」
「置いてあるのは奥さま雑誌だしな」
 弁当のレシピとか、ランチがどこが安くて美味いとか、関係ねェもんな。いやいやそうじゃなくって。
「お前ら、俺がいないときどんな話してんの?」
「それ気になって付いてくるって?」
 黒木が頷くと、二人は部室にいたときよりも更に生ぬるい顔になった。
「お前、心底バカだな」
「お前がいないときの話題探りにお前本体起動させてどうするよ」
「ばかばか言うなっつーの!ほんとにばかになるだろーが!」
「あ、それホントらしいぞ、こないだ雑誌で読んだんだけど」
「えっ」
「ふーん…」
「その、コインランドリーのとこの雑誌?」
「や、そうだったかは覚えてねェけど」
「結局付いてくんの黒木」
「…付いてくよ、そりゃ」
 その雑誌見てみるもん。十文字は呆れたように溜息をついて、さっさと歩き出した。



 マンションの横のコインランドリーには人影はなかった。
「人いねーじゃん」
「この時間帯だけ空いてるみたいだな」
 戸叶が言って、雑誌置き場に腰を下ろした。奥さま雑誌だと言っていた、緑色の表紙をめくる。
 十文字は自分と戸叶の鞄からユニフォームと、ついでにタオルを洗濯槽に押し込んでコインを入れ、スイッチを押す。黒木も戸叶と同じく、雑誌を手にとってパラパラとめくった。韓国俳優がどうの、皇室がどうの、おかずの献立や胡散臭げな肩こり解消ブレスの記事を追って、黒木は当初の目的に立ち返った。
 だが。
「……お前ら、ぜんっぜんしゃべんねえな」
「暇なら角曲がったらコンビニだぞ」
 長いベンチに横になっていた十文字が言った。
「違うって、なあ何かしゃべんねえの」
「別に」
 戸叶は黙って雑誌を読んでいる。
「んじゃいっつもここで二人して、ゴロ寝して本読んで、洗濯おわんの待ってんの?」
「そうだけど?」
「おっもしろくねえ」
「言ったろ、面白いもんなんかねえって」
 黒木が尚もつまんねえの暇だ暇だと言っていると、戸叶がやっと顔を上げて言った、
「暇なら角曲がったらコンビニだぞ」
 一字一句、声の高低から速度まで同じで、黒木は、またそうやってばかにする、とむくれてしまった。
 本当に、十文字も戸叶も、一言も喋らない。二人でいる必要があるのかと思うほど何も。いつも俺がいるから、話して馬鹿にしてされて、楽しくって笑えるんだなあと黒木は思った。
ドラムは静かに回っている、赤と白と黒が狭い中でくるくる回っている。二人が何も喋らないし、反応もしないから騒ぐのに疲れて、黒木はぼんやりとその毒々しいまだらを見ていた。


 回る音が風を孕んだのを聞いて、戸叶は雑誌を閉じた。野球選手にしか見えない韓国俳優の記事は読んでいて苦痛だった。世間のおばさんがたは元気だねえと心の中でごちて顔を上げると、似たような背中が二つ、長くなって伸びている。寝息を立てているのは、黒いほうか。
「…おい」
「起きてる」
「知ってる」
 手がひらひらして、起こせという事が分かる。
「疲れてんのかな」
 黒木を起こさないように、声は控えめに。十文字も充分眠そうに見える。
「かもな」
 起こした十文字の髪を撫でて、指を頬へ、十文字がくすぐったそうに笑った。
「お前も眠いんじゃねえの。うち来るか」
「戸叶んちじゃ余計寝れねえじゃん」
「確かに」
戸叶も笑うと、乾燥が終わってピーピーとコール音が鳴った。黒木はくうくうと寝息を立てたままだ、起きる気配はない。
「黒木、起きねえな」
「起こすか」
 くろ、十文字の声が途切れた。


 寝たふりをしたのは自分でもアッタマいいとか思っていた。でも変な会話だ、会話として成立していないというか。そうじゃなくって、ツーカーとかあうん(おそらく彼が言いたいのは阿吽のことかと思われる)とか言う感じかな、黒木は薄目を開ける。しかしランドリーの方を向いていたので、見えたのは止まった洗濯物だったが。
「……ん」
 黒木にはすぐに分かった、十文字の声が途中で切れた訳、二人が今していることが。不自然ではない程度に寝返りを打つ。長い睫毛で誤魔化しながら、もう一度うっすらと目を開ける。戸叶に抱き込まれた十文字が見えた。
 綿菓子を食むように、舐めとるように、戸叶が十文字の唇を甘噛みした。舌先だけで戯れるようにキスをして、十文字もうっとりと目を細めている。
 そう長くはないキスのあと、唇を離した十文字が言った。
「……ちょっと、汗くせえよなやっぱ」
 口角が柔らかく上がる、目許がほころんで頬が緩む。穏やかに、幸せそうに。
「……結構燃える」
 戸叶が冗談交じりに言う、少し困ったような笑い方は、付き合いの長い黒木には分かる。本当にすきなのだ。
 ばか、言って十文字がまた笑った。
「黒木起きてねえだろうな」
「……さあ?」
「何で黒木いんのに、…こんな、」
「…人がいる状況って、燃えるかと思って」
「ばか」
「おまえがだよ」
「…ばか」
 二人とも、こんな、笑いかたしてたんだ。黒木は、付いてこなければよかったと思い始めていた。物心ついた頃に両親のセックスを見てしまった、その後の授業でその真相を知ってしまったあとの苦々しい感じ。ぎゅっと目を瞑る。
「洗濯終わってんじゃん」
 十文字が立ったのがベンチの軋みで分かる。
「今日家泊まるか?」
洗いあがったユニフォームとタオルを取り出して、戸叶へ。二人分のそれを、戸叶が手際よく畳む。
「だから、寝れねぇだろって」
「手加減はする」
「された記憶がねえけど?」
「…努力はしてる」
 大真面目に戸叶が言って、十文字の表情がまたほころぶ。
「…もお」

「ばか」

 突然黒木の声が響いて、十文字が驚いて跳ね上がった。
「な、おま、起きて…っ」
 黒木は今度はぱっちり大きな目を開けて、よッこらしょと体を起こした。
「起きてたよーっだ」
 戸叶は淡々と自分の洗濯物を畳んで鞄にしまった。
「なんだよ、お前ら俺のけものかよッ、勝手にいちゃつきやがって…っ、バカップルみてーにニヤけてんじゃねーよッ」
「…ごめん」
「あやまんじゃねーよ、ってか何に対して謝ってんだ十文字、お前ばかばか言い過ぎなんだよッ」
 ひとしきり煩く騒いで、黒木は溜息をついた。
「…ハア」
 十文字は所在なさげに、戸叶が畳んだユニフォームを手に持ったまま立ち尽くしている。戸叶は半分冷めたような目で黒木の行動を見守っている。
「…いつからよ」
 いつからお前らデキてんの、黒木はムスッとしたまま言った。
「…春先、から、だっけ…?」
「その辺」
「結構前じゃん…」
 そんだけ長い間気付かなかったなんて、俺ってほんとにばかなのかも、言って黒木は十文字を睨んだ。
「俺がばかなのは、十文字がばかばか言ってるせいだからな。一人だけ賢くなっちゃってさー。トガにもさっきばかばか言ってたし、トガもそのうち俺くらいばかになるね、賭けたっていい」
「なんねえよ」
 戸叶がつまらなさそうに言って伸びをした。
「この半年は、お前の倍くらいばかばか言われてる」
「戸叶っ!」
 十文字が真っ赤になった。戸叶が十文字の手から持っていた洗濯物を取って十文字の鞄に入れる、なんだか慣れているようだった。
「黒木、十文字は体裁気にしちまう方だからはっきり訊いとく、お前俺らのこと気持ち悪いとか思うか」
 戸叶は確かにマイペースで何も気にしはしない、敢えて訊くのだからやはり十文字のためなのだろう。
「…べっつに」
「でもやっぱ何かヤなんだろ」
 十文字が恐る恐るというふうに言った、黒木はまたべっつにと返した。
「だって、黒木さっきからずっと拗ねてるっつーか怒ってるっつーか」
 納得はしたけどやっぱりもやもやが晴れない。言うと戸叶はハ、と鼻で笑った。
「何だよう」
「ガキ」
「何だよう!」
 戸叶はベンチから立って鞄を肩にかけた。
「拗ねてんだよ、十文字、黒木に笑ってやれば、にこーっと」
 にこーっ、でも何か違う。作った笑い顔じゃなくって、そうだ。
「…十文字も、トガも、ほんっと幸せそーに笑ってんだもん、…むかつく」
「ふふん」
戸叶が得意そうに笑った。
「何だよーう…」
「十文字にそういうカオさせたかったらな、こう、わたがしさわるみたいな、優しーいキスするんだよ」
 お前にできるんならな、さも楽しそうにカッカッカと笑う戸叶を、真っ赤になった十文字が諌める。
「ばか、黒木焚きつけてどうすん…」
「だよ、十文字が好きなのはトガだろ」
「いや、十文字はお前のことも好きだけど」
「さらっとばらすなばかー!!!」


「…え、」
 戸惑った黒木に戸叶が言う、
「お前が嫌じゃなかったらキスのひとつくらいしてやれ、俺は独り占めとか低レベルなこたァ言わねえ」
 気になるなら外で待っとくから、ひらひらと手を振っていってしまう。
 あとに残された十文字はますます立つ瀬なしという感じで。
「…すんの?」
「…あーいう顔、してもらいてェなって、思ったし…お前の、彼氏?も、いいっつったし…」
「これで最初で最後、とか言うんならやめてくれよ、後味悪い」
「…お前って、かわいいこというのな」
「ばか」
「ばかでけっこーです」
 黒木が言うと、十文字が笑った、はにかむように照れたように、柔らかく。
 …もお。
 その声を聞いたらもうだめだった。
 頬の横から掬うようにして顔に手を添える、十文字はいいタイミングで目を閉じてくれた。何回か唇をつつくようにキスをして、そっと唇を合わせて軽く舐める、十文字の口は小さめで、黒木の口は大きいので、すっぽりと覆うような形になった。わたがしはほのかに甘い、そうだ十文字アップルパイも食ってたなあ。
 唇を離して額を合わせると、十文字は黒木が見たかった、その顔で笑ってくれた。
「済んだ?」
「…っトガッ、いい雰囲気だったんだから、遠慮しろよなっ」
「…ふん」
 拗ねてんだよと十文字が囁いた、戸叶が言う。
「…べっつに」
 
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