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折々の記 2010 E

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】06/21〜     【 02 】07/12〜     【 03 】08/10〜
【 04 】08/13〜     【 05 】08/19〜     【 06 】08/27〜
【 07 】09/01〜     【 08 】09/07〜     【 09 】09/24〜

【 02 】07/12

  07 12 参議院の選挙結果
  07 13 消費税ドタバタ劇と報道の自由◆僕らのヒーロー
  07 15 長野県参議院の選挙結果
  07 19 管総理の雲行き? 小沢一郎の根強い株
  07 23 青空文庫 インターネット電子図書館
  08 07 秋葉広島市長の平和宣言と菅総理
  08 09 阿部知事誕生

 07 12 (月) 参議院の選挙結果

国政選挙としての内容が薄っぺらで、この国はいったいどうなっていくのだろうか?

今朝のヤフーニュースのトップには

   与党大敗、過半数割れ=民主44、自民改選第1党―消費税響く・参院選 7月12日(月)4時2分配信 時事通信

とあり、民主党の大敗を報じています。

10%の消費税だけが国の将来からみて与野党の争点ではないはずです。 マスメディアはそれがあたかも争点であるかのように宣伝していました。 

目先にとらわれるマスメディアが国の方向性の重大さを国民の目から隔絶しているのです。 

マスメディアには国家の将来についての責任がないのです。 話題性を主として追求しているというそしりをぬぐうことはできません。

◆朝日の社説は、映像マスメディアとは一線を隔しています。


2010年7月12日(月)
参院選 民主敗北―2大政党にさらなる責任

 菅直人首相と民主党にとっては、極めて厳しい審判となった。

 参院選で民主党は改選議席の54を大幅に下回り、自民党の獲得議席にも及ばなかった。民主、国民新の連立与党としても過半数を維持できなかった。

 政権交代に大きな期待を寄せた民意が、わずか10カ月でこれほど離れてしまった。菅首相と民主党は深刻に受け止めなければならない。

 鳩山前政権の度重なる失政が影を落とし、消費増税での菅首相の説明不足や発言の揺れが大きく響いた。

短命続きもう卒業を

 民意は、菅首相率いる民主党政権に退場を促すレッドカードを突きつけたのだろうか。

 政権交代そのものが間違いだったという判断を下したのだろうか。

 そうではないと私たちは考える。

 2大政党の主な公約が似通う中で、何を選ぶのかが難しい選挙だった。

 とはいえ比例区の得票では民主党が自民党を上回り、非改選議席を加えれば、なお第1党だ。有権者は民主党に猛省を迫ったが、政権を手放すよう求めたとまではいえまい。

 民意は一方で自民党を復調させた。ようやく実現した「2大政党による政権交代のある政治」をさらに前に進め、鍛え上げるよう背中を押したととらえるべきだろう。

 菅首相は選挙結果を受け、続投を表明した。一層の緊張感を持って重責を果たしてもらいたい。

 日本では、「第二院」である参院選の敗北により首相が交代させられる事態がしばしば起こってきた。

 よほどの惨敗ならやむを得ないとしても、短命政権が相次いだ大きな要因だ。それは腰を据えた政策の遂行を妨げ、国際社会での存在感を著しく損なってきた。もう卒業すべきだろう。

 そもそも参院選は「政権選択選挙」ではない。

 自民党一党支配の時代、有権者は総選挙で自民党を支えつつ参院選では時の政権の失政を厳しく裁いた。両院の選挙を使い分け「永久与党」を巧妙に牽制(けん・せい)してきたともいえる。

 政権交代時代を迎えた今、参院選のそのような機能は見直していいはずである。政権の枠組みの変更や首相交代はあくまで総選挙を通じて、という原則に立ち返るべきだろう。

「ねじれ」乗り越えて

 参院選の結果、衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」が再現する。

 自公政権とは異なり、与党は衆院で3分の2以上の議席を持たないから、参院で否決された法案を衆院で再可決できない。「真性ねじれ」である。国会運営は困難を極めるに違いない。

 菅首相は政策課題ごとに野党に協力を求め、合意形成を探るパーシャル(部分)連合を目指す考えを示した。

 自民党の谷垣禎一総裁は早期の解散総選挙を求めており、実現は難しいかもしれないが、方向性は正しい。

 新たな連立相手を探す動きがでてくる可能性もある。安易な連立組み替えに右往左往すべきではない。

 野党を話し合いの場に引き出すためには、鳩山前政権での強引な国会運営を反省することが欠かせない。

 民主党内には多数決偏重を戒め、議論を練り上げるプロセスを重くみる「熟議の民主主義」を唱える向きがある。それを実践する好機である。

 ねじれ国会を頭から否定する必要はない。賢く妥協し、納得度の高い結論を導く。そんな可能性も秘めていることを銘記したい。

 自民党にも注文がある。

 昨夏までのねじれ国会で民主党など野党は「『直近の民意』は参院にある」と主張し、自公政権を徹底的に追いつめようとした。当時、民主党の対応を政局優先と厳しく批判した自民党が今度は逆の立場に立つ。

 反対ありきではなく、適切なチェック機能を果たす「責任野党」の見本を示してほしい。

消費税から逃げるな

 民主党の大勢が「消費税が敗因」と受けとめれば、今後、税制改革論議への消極論が強まるかも知れない。

 しかし、「消費税10%」を掲げた自民党を有権者は勝たせた。菅首相も「議論そのものが否定されたとは思っていない」と述べた。

 膨大な財政赤字を放置できないことは明らかだ。議論は早急に始めなければならない。それが、2大政党があえてそろって負担増を訴えた今回の意義を生かす道でもある。

 もちろん行政の無駄に切り込む。政治家が率先して身を切る姿を示す。何より、持続可能な社会保障の全体像を描く作業が欠かせない。

 菅首相は日本の将来のために増税が必要だと信じるのなら、逃げずに正面から自民党に協議を呼びかけ、有権者の説得にもあたるべきだ。

 民主党内では今後、菅首相の求心力が低下することは避けられまい。菅首相を支える勢力と小沢一郎前幹事長グループとの確執が深まれば、9月に予定される党代表選に向け大荒れの展開となる可能性もある。

 しかし党内抗争にかまけることを許すような余裕は今の日本にはない。

 全党挙げて参院選敗北を総括し、政権運営の基本方針を定め直す。それが政権をあずかる与党の責任だ。

 政権交代を実現させた日本政治の前進を後戻りさせてはならない。

社説に取り上げている民意とはいったい何でしょうか?

多数決を原則にしている民主主義の大きな落とし穴の一つに違いありません。 どうしてこんなことを言うのか?

ことしの 07 04 「折々の記」で取り上げたフランス人、アンヌ・モレリの言葉が厳として脳裏にあるからです。


「私たちは、戦争が終わるたびに自分が騙されていたことに気づき、『もう二度と騙されないぞ』
と心に誓うが、再び戦争が始まると、性懲りもなくまた罠にはまってしまう」



人はいろいろの “プロパガンダ” に弱いからです。

「赤信号みんなで渡れば怖くない」という群集心理に支配されやすい性質をもっているからなのです。

ことに日本共産党は消費税引き上げに反対し。それ一色のような感じさえしました。 映像メディアが選挙によせての目先取り扱いは偏っていました。

当選者と落選者の映像コメントがいろいろとありましたが、当選者自身の抱負にしても言葉として目先のことしか出ていません。 寂しい選挙でした。

◆ 耕耘機も老生も歳を経ました。

        衣の館は ほころびにけり

        年を経し 糸の乱れの くるしさに

人参、霜ササゲ蒔きつけのため畑の耕耘をしていたところ、耕運機もミニ管理機も壊れました。 可笑しなことに前九年の役の歌の応答が頭に浮かんだのです。

 07 13 (火) 消費税ドタバタ劇と報道の自由

映像マスメディアに煽られて「消費税ドタバタ劇」で選挙が終わりました。

改めて注意すべきは、映像マスメディアにはその表現主張には法的な責任は一切ないのです。 国民の鼻綱をとって引き回した挙句の果てに、自分では一切の責任を負わないのです。

こんなバカなことが罷り通っているのです。

世論調査も、設問から始まってその考えの根拠やその一切の内容や調査時期を勝手に決めて、国民を引き回すのです。 そして、その責任は無しとしているのです。

明らかな国民誘導というプロパガンダなのです。 「報道の自由」とは体のいい隠れ蓑なのです。

老生が「消費税ドタバタ劇」の選挙というのはこのことを指しているのです。

…………………………………………………………………………………………………………

そこで問題となることは、 “報道の自由” と “プロパガンダ” の関係が極めて不鮮明であるということです。

こうしたドタバタ劇の選挙をニガニガシク感じていたのは老生一人ではあるまい。 此党・彼党を支持することとは関係なく国民を愚弄しているのではないのだろうか?

◆テレビを見ていたら、「みんなのうた」でこんなのが流れてきました。


     僕らのヒーロー

            作詞 森 雪之丞

  ド派手なシャツ着て Go!Go!Go!
  ターンを決めたら Go!Go!Go!
  Hey!Hey!元気に 飛び出せパトロール

  空は飛べないが Go!Go!Go!
  自転車漕げます Go!Go!Go!
  Hey!Hey!ご近所の 超人気ヒーロー

  迷子の外国人と 英語で会話して(なぜかペラペラ)
  送ってったら三丁目 空き巣を発見!「こら待て!」

  幾つになっても Go!Go!Go!
  やることいっぱい Go!Go!Go!
  Hey!Hey!いいじゃない 元気なおじいちゃん

  ジョギング・筋トレ Go!Go!Go!
  サプリも摂れトレ Go!Go!Go!
  Hey!Hey!無意味に 腹筋割れてます

  西に泣く子ありゃ Go!Go!Go!
  夫婦ゲンカにも Go!Go!Go!
  Hey!Hey!ホントはちょっぴりオセッカイ

  家に帰ると さすがにボーロボロ(内緒にしてね)
  10時過ぎたら目はトロロン ベットに直行バタンキュー    .

  だから早起きだ Go!Go!Go!
  目覚まし鳴るのも5:55am!
  Hey!Hey!いいじゃない 朝から絶好調!

  ふと話しかける 写真には
  天国に行った おばあちゃんの笑顔

  幾つになっても Go!Go!Go!
  やることいっぱい Go!Go!Go!
  Hey!Hey!いいじゃない たまにはカラオケも

  魔力はなくても Go!Go!Go!
  花を咲かせます Go!Go!Go!
  Hey!Hey!ご近所の 超人気ヒーロー
  Hey!Hey!いいじゃない 元気なおじいちゃん




 07 15 (木) 長野県参議院の選挙結果

昨日の南信州では次のように報道されました。




      長野県選挙区最終結果

   当 293,539  若林 健太 46 自新@   .

   当 290,027  北沢 俊美 72 民現C

      217,655  高島 陽子 42 民新

      183,949  井出 庸生 32 み新

      116,496  中野 早苗 62 共新

        8,959  臼田 寛明 44 幸新

県区は若林さんが29万3539票、北沢さんが29万27票を獲得して当選した。

 議席独占を目指して出馬した民主党新人の高島陽子さん(42)は、21万7655票で及ばず。出馬がもっとも遅れたみんなの党新人の井出庸生さん(32)は、18万3949票まで伸ばして大健闘した。

 共産党新人の中野早苗さん(62)は11万6496票で、前回選挙の得票数から後退。政治団体、幸福実現党新人の臼田寛明さん(44)は8959票にとどまった。

 2人候補を擁立した民主党の議席独占はならず、民主、自民両党が議席を分ける従来の構図は変わらなかった。

 民主党2人の得票の計は50万票余に達し、自民党若林さんの得票を大きく上回った。

 得票率は若林さんが26・4%、北沢さんが26・1%、高島さんが19・6%、井出さんが16・6%、中野さんが10・5%、臼田さんが0・8%。若林さんの得票率は、2007年の参院選で当選した吉田博美議員の26・8%と横ばい。民主党2人の得票率は、羽田雄一郎議員の47・9%からやや後退している。



長野県の得票を見ると、政党別では民主党の得票 507,682 を得ており全国から見ても支持率は高くなっているはずです。

◆きょうは「かえるの会」があります。 国際情報全体の様子から見ますと、世界の政治維新の最中に突入している感が強くします。

各種の Webデータ を用意していかなくてはなりません。 殊に田中宇さんの対談「世界の読み筋」第二回(テープ)を聞くと、じかに驚かされます。 触りの部分だけでも一緒に聞くことがいいと思います。

 07 19 (月) 菅総理の雲行き? 小沢一郎の根強い株

老生のホームページ “G その他 ※ <毎日開きたいもの>” の @〜Cは次のサイトになっています。

    @ 田中宇の国際ニュース解説……【国際情勢解説…プリント化】 
    A 植草一秀の『知られざる真実』……【マスコミの伝えない真実・真相・深層】 
    B 世相を斬る あいば達也……【政治情勢解説…プリント化】 
    C ★阿修羅♪掲示板……【政治情勢解説…プリント化】 

さてそこで、政治上の情報を調べていて気になることが一つあります。 それは、真実によらない情報操作(プロパガンダ)によって、真実が捻じ曲げられて似非真実(エセシンジツ)で政治が横行しているのではないか、という疑念であります。

民主党の菅直人も自民党の谷垣禎一も公明党の山口那津男も、映像から受ける言葉やイメージはちょつと軽薄さがみられ重厚さは感じられません。 胡錦濤中国国家主席が五月、日本に来ましたが、彼のようなイメージがないのです。 そこへいくと、小沢一郎は軽薄さはみられず重厚さが感じられ、大物というイメージがあります。

外見は別として、鍛え抜いてきた政治理念が違うのではないかと思われます。 誰でも一目おいているようです。

具体的に各サイトからそれが伺える表現を集めると、どっかりとしたイメージができ上がりそうなんです。

 07 23 (金) 青空文庫 インターネット電子図書館

    http://www.aozora.gr.jp/index.html#main青空文庫 Aozora Bunko#top

利用できる本は 80000冊以上 というから読書生活に利用しない手はない。 ダウンロードしておくとすれば、メモリー機器が適切です。

 08 07 (土) 秋葉広島市長の平和宣言と菅総理



秋葉忠利市長の広島平和宣言全文

 「ああ やれんのう、こがあな辛(つら)い目に、なんで遭わにゃあ いけんのかいのう」――65年前のこの日、ようやくにして生き永らえた被爆者、そして非業の最期を迎えられた多くの御霊(みたま)と共に、改めて「こがあな いびせえこたあ(こんな恐ろしいことは)、ほかの誰にも あっちゃあいけん」と決意を新たにする8月6日を迎えました。

 ヒロシマは、被爆者と市民の力で、また国の内外からの支援により美しい都市として復興し、今や「世界のモデル都市」を、そしてオリンピックの招致を目指しています。地獄の苦悩を乗り越え、平和を愛する諸国民に期待しつつ被爆者が発してきたメッセージは、平和憲法の礎であり、世界の行く手を照らしています。

 今年5月に開かれた核不拡散条約再検討会議の成果がその証拠です。全会一致で採択された最終文書には、核兵器廃絶を求める全(すべ)ての締約国の意向を尊重すること、市民社会の声に耳を傾けること、大多数の締約国が期限を区切った核兵器廃絶の取り組みに賛成していること、核兵器禁止条約を含め新たな法的枠組みの必要なこと等が盛り込まれ、これまでの広島市・長崎市そして、加盟都市が4000を超えた平和市長会議、さらに「ヒロシマ・ナガサキ議定書」に賛同した国内3分の2にも上る自治体の主張こそ、未来を拓(ひら)くために必要であることが確認されました。

 核兵器のない未来を願う市民社会の声、良心の叫びが国連に届いたのは、今回、国連事務総長としてこの式典に初めて参列して下さっている潘基文(パン・ギムン)閣下のリーダーシップの成せる業ですし、オバマ大統領率いる米国連邦政府や1200もの都市が加盟する全米市長会議も、大きな影響を与えました。

 また、この式典には、70か国以上の政府代表、さらに国際機関の代表、NGOや市民代表が、被爆者やその家族・遺族そして広島市民の気持ちを汲(く)み、参列されています。核保有国としては、これまでロシア、中国等が参列されましたが、今回初めて米国大使や英仏の代表が参列されています。

 このように、核兵器廃絶の緊急性は世界に浸透し始めており、大多数の世界市民の声が国際社会を動かす最大の力になりつつあります。

 こうした絶好の機会を捉(とら)え、核兵器のない世界を実現するために必要なのは、被爆者の本願をそのまま世界に伝え、被爆者の魂と世界との距離を縮めることです。核兵器廃絶の緊急性に気付かず、人類滅亡が回避されたのは私たちが賢かったからではなく、運が良かっただけだという事実に目を瞑(つぶ)っている人もまだ多いからです。

 今こそ、日本国政府の出番です。「核兵器廃絶に向けて先頭に立」つために、まずは、非核三原則の法制化と「核の傘」からの離脱、そして「黒い雨降雨地域」の拡大、並びに高齢化した世界全ての被爆者に肌理(きめ)細かく優しい援護策を実現すべきです。

 また、内閣総理大臣が、被爆者の願いを真摯(しんし)に受け止め自ら行動してこそ、「核兵器ゼロ」の世界を創(つく)り出し、「ゼロ(0)の発見」に匹敵する人類の新たな一頁(ページ)を2020年に開くことが可能になります。核保有国の首脳に核兵器廃絶の緊急性を訴え核兵器禁止条約締結の音頭を取る、全ての国に核兵器等軍事関連予算の削減を求める等、選択肢は無限です。

 私たち市民や都市も行動します。志を同じくする国々、NGO、国連等と協力し、先月末に開催した「2020核廃絶広島会議」で採択した「ヒロシマアピール」に沿って、2020年までの核兵器廃絶のため更に大きなうねりを創ります。

 最後に、被爆65周年の本日、原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧(ささ)げつつ、世界で最も我慢強き人々、すなわち被爆者に、これ以上の忍耐を強いてはならないこと、そして、全ての被爆者が「生きていて良かった」と心から喜べる、核兵器のない世界を一日も早く実現することこそ、私たち人類に課せられ、死力を尽くして遂行しなくてはならない責務であることをここに宣言します。

   2010年(平成22年)8月6日 広島市長 秋葉忠利



首相「核抑止力は必要」 秋葉市長発言を牽制
8月6日15時16分配信 産経新聞

 菅直人首相は6日午前、広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)出席のため訪れた同市内のホテルで記者会見し、秋葉忠利広島市長が「核の傘」からの離脱を求めたことに対して北朝鮮の核開発を念頭に、「国際社会では核抑止力は必要だ」と述べた。

 就任後初めて参列した菅首相は式典で「具体的な核軍縮・不拡散の措置を積極的に提案し、国際社会の合意形成に貢献していく決意がある」と述べた。

 しかし会見では北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議について「哨戒艦事件に北朝鮮が関与したことが明らかになっており、何事もなかったように再開するのはなかなか難しい状況だ」と指摘。

 その上で、「国際社会では大規模な軍事力が存在し、核兵器をはじめとする大量破壊兵器の拡散もある。不確実な要素が存在する中では核抑止力は引き続き必要と考えている」と強調した。



秋葉広島市長の平和宣言には人間としての哲学を感ずるのに
菅総理は抑止力に惑わさ政治哲学が感じられない


 08 09 (月) 阿部知事誕生

朝日新聞と南信州新聞は次のように報じています。


現在位置  : asahi.com>ニュース>政治>地方政治>記事
政党色出す戦略奏効 長野知事に阿部氏
2010年8月9日1時3分

 午後10時半すぎ、テレビで阿部氏当選確実の報が伝えられると、支持者らで埋まった長野市内の会場は大きな拍手に包まれた。イメージカラーのオレンジ色のTシャツを着た応援部隊とともに阿部氏が会場に登場すると興奮は最高潮に達した。

 樽川通子後援会長は「信州に新しい時代が来た。信州の新しい夜明けです」と力強く宣言。続いてマイクを握った阿部氏は「県民の皆様方の暮らしを守る県民主権の長野を、全力で作っていく。県民の声が形になる、新しい県政を作っていく」と決意を述べた。

 阿部氏を推薦した民主党は、大敗を喫した参院選後、初の大型選挙の勝利で浮揚のきっかけをつかもうと、党を挙げて支援。序盤から、蓮舫行政刷新相や、前原誠司国土交通相、原口一博総務相ら知名度の高い国会議員を次々と投入し、政党色を前面に打ち出した選挙戦を展開した。

 支持者の一部には、政党色を出すことへの懸念もあった。これに対して、阿部氏は「決して政党の言いなりにはならない」「県民の皆様の立場に立って、政府とも戦う覚悟」と、特定の政党には偏らない姿勢を強調した。

 参院選で、民主の2候補が獲得した得票は50万票。選挙戦中盤からは他陣営の激しい追い上げを受けたが、結果的には民主支持層を取り込み、初当選につなげた。

 選挙戦を通じて、一貫してPRしてきたのは、49歳という若さ。さらに県副知事や横浜市副市長など、26年間、地方行政に携わってきた経験の豊富さもアピールした。県出身を強調する他陣営に対しては「利権と縁のない清新さ」「しがらみのなさ」と切り返した。

 内閣府の行政刷新会議で事務局次長として事業仕分けに携わった経験を前面に押し出し、県民参加、完全公開で「『信州型』事業仕分け」を行うことを目玉政策として掲げた。(二階堂友紀)




南信州新聞
知事選合同演説会、3候補ともに「南北格差」認識
2010年 7月 30日

 8月8日投票の知事選で、立候補者3氏による合同個人演説会が28日夜、駒ケ根市総合文化センターで開かれた。告示後に3候補そろっての討論会は初。「南信地域の政策課題」「景気対策(観光政策、中小企業活性化策)」「教育問題」「行政改革」を主なテーマに論戦を交わし、来場者約250人が耳を傾けた。「○×問題」のうち「県内に“北高南低”の格差があるか?」の問いに対しては、3氏ともに「○(ある)」を示した。

 出席者は届け出順に、元副知事の阿部守一氏(49)、前安曇野ちひろ美術館長の松本猛氏(59)、前副知事の腰原愛正氏(63)。日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会のメンバーらでつくる「信州の未来を考える会」の呼び掛けに応じた3候補が主催し、事前に決められた時間や順番に従って主張を戦わせた。3氏そろっての論戦は告示前の17日に長野市でも行われている。

 論戦テーマのうち、「南信地域の政策課題」2点について、腰原氏は「過疎問題」と「医療の充実・強化」を、阿部氏は「道路インフラを含む地域交通」と「小規模町村への対応」を、松本氏は「医師不足」と「地域交通」をそれぞれ挙げた。

 具体的に阿部氏は「南信はインフラ整備が遅れている」と指摘し、三遠南信道について「昔から交流がある地点を結ぶ必要な存在で(整備を)進めるべき」と述べた。公共交通関連の権限を国から委譲する必要性も強調した。小規模市町村の支援方策として「地域戦略会議や地域課題を考える部署を本庁に作り、一緒になって課題に取り組む」と話した。

 松本氏は「医療の専門分科化が問題。医師不足を解決するには総合医を増やすべき」と提言。産科問題については「助産師や助産施設への支援も重要」との認識を示した。小児科関連では「多くの医師が小児科に対応できるよう学ぶ視点が大切」と指摘。地域交通の維持に向けては「行政支援は不可欠。国へ充実を求める」と訴えた。

 腰原氏は上伊那の伊那中央、昭和伊南、辰野の3病院の経営や医師不足を懸念し「地域医療を維持するには、将来的に3者の経営統合を考えるべき」との見解を伝えた。医療の担い手の育成に向けては「信大医学部と徹底連携すべき。医療形態の見直しも迫られる」とした。県立阿南病院の耐震・改築、現在進める県立駒ケ根病院の新築にも言及した。

 最終演説で松本氏は「現場へ走り回り、弱い人の立場に立った県政を基本とする。安心して暮らせる県づくりのため、大きな支援を願う」と主張。腰原氏は「民間と行政の経験を生かして県の宝を掘り起こす。温もりがあり、安心できる県政の先頭に立たせてほしい」と求めた。阿部氏は「開かれたしがらみのない県民主権の県政を目指す。一人ひとりの声にしっかり耳を傾け、未来の子孫に誇りを持って引き継げる信州を築く」と訴えた。

 合同個人演説会は30日午後7時から、松本市勤労者福祉センターでも開かれる。



阿部新知事に期待しています