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【 02 】03/10
    HB-101植物のエキス   野菜作りに使う
    アメリカの手前勝手   世界単独覇権の固持
    ウクライナ難民危機の誇張   田中宇

 2022/03/10
HB-101植物のエキス     野菜作りに使う

天然植物活力液

肥料ではなく「天然植物活力液 (肥)」HB-101とは? HB-101とは「Happy Bio 101%」が名前の由来だそうで、杉、ヒノキ、松、オオバコの抽出エキスを元にした「 天然植物活力液 」で、 肥料や農薬ではありません 。

HB-101の成分
HB-101シリーズ
原料 : スギ・ヒノキ・マツ・オオバコ
スギ、ヒノキ、マツの抽出エキスは人間、動物、地球にやさしく安全で無害です。(木酢液ではありません)  上記原材料以外は一切使わず、化学処理もしていません。そのため、色と香りに幅がありますが、効果と性能は一定です。 薄めると出る泡は、サポニン性の有効成分で展着力もありますのでご安心ください。

無機質の分析                                
成分分析値
ナトリウム41mg/L
カルシウム33mg/L
1.8mg/L
マグネシウム3.3mg/L
ケイ素7.4mg/L
窒素97mg/L
カドミウム不検出
ヒ 素不検出

   一般分析
成分分析値
粗蛋白質0.1%
粗脂肪0.1%
粗繊維0.4%
粗灰分0%
粗糖分Ø%

水素イオン濃度
成分分析値
HB-101原液pH3.5~4
HB-101千倍液pH6.5

HB-101の効果
HB-101は、スギ・ヒノキ・マツ・オオバコのエキスを抽出精製し、混合した天然植物活力液で、3つの驚きの効果があります。

植物の活力化
葉・根・茎の細胞液にバランスよく溶け込み細胞を活力化し、青々とした葉と丈夫な茎と根をつくります。

バランスの良い土壌作り
有効微生物の繁殖を助け、土壌の中のバランスを保つことで良い土壌づくりに役立ちます。

植物の免疫活性・防虫効果
植物自体の免疫力を活力化させると共に、精油成分(フィトンチド)の抗菌・防虫効果で外敵を防ぎます。

使い方 〜トマト・いちご等の果菜類の場合〜

土づくり
HB-101を1反あたり100cc 水でうすめて土壌灌水(1000~10万倍液で。前期収穫後から定植までに1~3回)


1000倍液に12時間漬ける

育苗
苗のときに1000倍液を1週間に1回散布。苗の根を3000倍液に5秒漬ける

定植から収穫まで
HB-101を1反(300坪)あたり100ccの水で1000~10万倍液に薄めて週に1回灌水チューブなどで流す。HB-101を1反(300坪)あたり100ccの水で1000~1万倍に薄めて週に1回~月に2回葉面散布。

お客様よりお寄せ頂いたお喜びの声やご意見をご紹介いたします

島根県飯石郡 S.Iさん
HB-101を愛用したいと思っています。
HB-101を毎日使っています。家の庭の花の写真をお送り致します。HB-101のおかげで素晴らしい花が咲きました。HB-101のお陰様で、ブドウのシャインマスカットが良く出来、シャインマスカットの味が良いです。私が元気でやっている間はHB-101を愛用したいと思っています。お花の写真は地域情報として、地域のタヨリに載せて貰ったものです。

大阪府岸和田市 T.Yさん
HB-101で花はきれいに咲き、作物は見事に育ちます。
梅が咲き、ボタンが咲き、とてもいい匂いの月下美人が咲き、ナスビの実ができる頃が過ぎて行きました。今では、タマネギの苗が育ち、ネーブル、キンカン、ユズがたくさん出来ています。動力噴霧器でHB-101を十日ごとに散布しているから、植物は元気に育っています。特にユズは昔から12月の冬至の日にユズの冷酒を飲み、柚子湯に入ると無病息災と言われています。私も十二月二十二日に柚子湯のお風呂に入りました。正月用の寄せ植えにHB-101を散布して、良いものが出来ています。

宮崎県都城市 Y.Mさん
HB-101で安全と安心の野菜作りをしています。
キャベツ、白菜、ブロッコリー、深ネギ、カボチャ、ショウガ、イチゴ、花にHB-101を使い始めて8年になります。土作りを大切に考え、牛ふん完熟堆肥、油粕、顆粒HB-101を土に加えています。HB-101は苗作りから使用し、白菜などに1週間ごとにHB-101の1000倍液を散布し続けています。HB-101を使うと、生長が目に見えて早く、野菜に重量感があり、葉の色が美しく、光沢があり、食味が良いです。HB-101は、散布直後でも食べられるほど安全で、とても重宝しています。 沖縄県中頭郡 H.Mさん
HB-101で椿の花が大輪になり、色合いがとても良くなります。
お花に癒やされることが多く、玄関前の花壇に数種類の花を植えています。数年前に植えた椿ですが、昨年まではつぼみが1個か2個しか着かず、花が咲いてもしょぼっとした元気のない咲き方でした。1年前に友人の紹介でHB-101を使い始め、6リットルのジョーロに5㏄のHB-101を週1回程度、水で薄めて散布したところ、今年は数十個のつぼみが着き、大輪の花が咲き、とても驚きました。お花の色合いや生き生きさが昨年と全然違います。花の美しさに癒やされています。植物の正直さにも驚いています。良いものには良い反応を示すのですね。改めてHB-101のすごさに感動しています。

新潟県上越市 Y.Mさん
HB-101で花と野菜が元気です。
朝顔がいつになっても枯れず、咲き続けていて、花を見られるのは嬉しいのですが、種を取れなくて困ります。野菜作りは、暑さの中、HB-101のおかげで元気に育ちました。夏の暑さが長引いたので、大根は、一昨年より出来が良くなかったけど、白菜は虫がつかず大きくなりました。畑が家のすぐそばなので、すぐに収穫して、食べています。近くの山々は真っ白に雪が積もっていますが、家の中で鉢花を飾り楽しんでいます。サンチュを春用に植えましたが、大きく育っているのはHB-101のお陰です。鉢物にはペットボトルでHB-101の散布液を作っておいて、水替りに与えています。元気に咲いて!と心で思いながら、HB-101を与えています。

大阪府堺市 O.Tさん
HB-101で作物と花が元気いっぱいです。
HB-101を使用し始めて10数年になります。トマトとミニトマトがHB-101で色がきれいでおいしいので毎食、たくさん食べています。ピーマンもナスもHB-101で沢山穫れています。HB-101でこんなに立派な小松菜が出来ました。おいしさが抜群です。防寒対策をしたのでHB-101でおいしいイチゴが食べられます。スナップエンドウの味がHB-101でおいしいです。シクラメンはHB-101を散布し続けて、5年以上、美しい花をみせてくれています。ほうれん草はHB-101で生長が早く、おいしいです。

福岡県柳川市 M.Rさん
HB-101で高品質の作物を作っています。
イチゴの「あまおう」と、スイートコーンと、オクラを作っています。「あまおう」は23アール(六百九十坪)、スイートコーンは令和2年に5畝(百五十坪)、令和3年に2反(六百坪)作り、今年の令和4年は1町(三千坪)作る予定です。オクラは1反(三百坪)作って、JAに出荷しています。それぞれの作物にHB-101を使って、高品質の「あまおう」とスイートコーンと、オクラを生産しています。「人」と「土」の力を活かして、柳川野菜を作る、「ソイルパワーヤナガワ」の代表となって、グループの就労支援をしています。「あまおう」とスイートコーンとオクラに、HB-101の3千倍液を1週間に1回、葉面散布し、HB-101の5万倍液を1週間に1回、灌水チューブで流しています。HB-101のおかげで、高品質の作物が出来るので、グループの就労支援にもHB-101を使ってもらっています。

 2022/03/16
アメリカの手前勝手      世界単独覇権の固持

ウクライナに端を発した世界の紛争、この火元はアメリカにあると私はにらんでいます。 なぜそう思うのか? 田中宇の世界ニュースの解説を見てきていると、そう思わざるを得ない。 プーチンが意地でも進行を決意したのは、アメリカの意思を読み取っているからであろう。 パラリンピックの前に習近平と面会したいとは、自分の腹の内を伝えたかったからであろう。

世界の覇権国と言えば、前からのアメリカと社会主義国として発展してきた中国、それにロシアだと私は思っている。 アメリカ大統領は自国の政治勢力の地位強化の気持ちが異常に強かった、私はそう見ています。 今度の紛争でほくそ笑んでいるのはジョー・バイデンであろう。

アメリカの単独覇権を世界に示したのです。 こんなことで世界中の人たちが苦しまなければならないのは、近代史には例がありません。 昨日から彼は、最恵国待遇の国でも(意に添わなければ)その枠をはずして関税をかけると言いふらしています。

岸田総理は、「アメリカの意に添わなくてもいい」とはっきり言いました。 この腹構えに私は拍手を送ります。

さて今後どう世界は変わっていくのでしょうか?

私の予想では、アメリカの単独覇権に愛想をつかし、多くの国家責任者はアメリカの意向を離れていくと思います。 どう変化していくのか、一つには「因果応報」の流れによってジワジワとゆっく変化するに違いない。 それを注意深く観ていくことにします。

今日のところは以上です。

試みに田中宇の解説を開いてみると、私の予想はそう間違っていないと思います。 【2022年3月15日】の記事を開いて転載します。


ウクライナ難民危機の誇張

2022年3月15日   田中 宇
ウクライナ戦争で250万人のウクライナ市民が難民としてポーランドなど近隣諸国に流入していると喧伝されている。私は、250万という人数などウクライナ難民危機の全体像が、かなり誇張されているのでないかと思っている。250万人のうち170万人がポーランドに流入したことになっているが、ポーランドはロシア敵視の国だ。露軍侵攻で発生した難民数が多いほどロシアに汚名を着せられて好都合だ。スロバキア、ルーマニアなど、他の難民流入諸国もロシアと敵対している。敵の極悪さを誇張するプロパガンダは、戦争の当然の特徴の一つだ。ポーランドなどが難民数を誇張するのは当然だ。誇張されていないと思う方が間抜けだ。国連は各国が出してきた数字を合計しているだけだ。 (Situation Ukraine Refugee Situation)
註 プロパガンダ=情報戦

開戦前からの1か月ほどの間に、ポーランドに170万人の難民が流入したとなると、大きな難民キャンプをいくつか作らねばならないが、そういったものは作られていない。代わりに難民たちは、ポーランド人の家に民泊したり、町の体育館を開放してもらっているそうだ。「ロシアの極悪と対照的なポーランド人の隣人愛」を、米欧マスコミが称賛している。だが、民泊や体育館だけでは170万人のごく一部しか収容できない。実際は、民泊や体育館で事足りるぐらいの難民数なのでないか。ポーランドの対ウクライナ国境の町プシェミシルは人口が6万人だ。 (Locals in Poland are taking Ukrainian refugees into their homes)

ウクライナから難民の多くは鉄道で近隣諸国に越境していると報じられている。時刻表によると、ウクライナの首都キエフからポーランド国境近くのリヴィウまでは毎日20-30本の列車がある。これらのすべてに難民が満員に乗って逃げているとして、1日の総数は2-3万人だ。1か月で170万人になるには少なすぎる。後述するように、実際の列車は満員でもない。鉄道の話でいうと、ポーランド政府はドイツ行きの列車にウクライナ難民を乗せて送り出しており、ドイツ政府がポーランド政府に、やめてくれと要請した。ドイツのマスコミによると毎日1.5万人の難民がポーランドから押し寄せているという。この人数も、ドイツとポーランドの間の鉄道の旅客容量の多くを占めていると思われ、誇張が感じられる。 (EU state asks Poland to halt Ukrainian refugee trains – minister) (Timetables for the trains with already started ticket sale)

少し前、ウクライナ政府は露軍侵攻で2千人以上の市民が殺されたと発表したが、国連が発表した死者数はその8分の1の249人だった。ウクライナ政府は被害を8倍にするプロパガンダを発していた。ポーランドなどウクライナ周辺のロシア敵視諸国が発表している難民総数も8倍の誇張だとすると、難民総数は170万人でなく22万人になる。雑駁だが。 (ロシアは意外と負けてない 2)

ロシアはウクライナで難民の発生をできるだけ抑える策をとっており、それはおおむね成功している。そのため、ウクライナの難民危機の話の方がロシア敵視の誇張だと思える。ロシアは、ウクライナを親露国(傀儡国家)に戻したい。2014年に米国がマイダン革命を起こしてウクライナを政権転覆してロシア敵視・米英傀儡の国に変えるまで、ウクライナはおおむね親露的だった。ロシアは開戦時にウクライナの空軍力をほぼ全滅させ、制空権を握っている。制空権を奪われているので米欧はウクライナに軍事支援できない。ウクライナ側は戦闘手段の多くを失ったので露軍と戦えない(極右の民兵団が住民を人間の盾にして露軍を攻撃してくるだけ)。ゼレンスキー大統領(米傀儡)のウクライナ政府はロシアに対して降参するしかないが、ゼレンスキーの親分である米国は降参を許さず、事態が膠着している。 (Israeli PM advises Zelensky to accept Putin’s demands)

米欧は対露制裁として、ロシアから石油ガス穀物鉱物などを輸入するのをやめることにした。事態が膠着したままあと1-2か月経つと、米欧でエネルギー危機や穀物不足がひどくなり、米欧経済が立ち行かなくなる。英国は4月から軽油は配給制にせざるを得ないそうだ。ドイツはロシアからの天然ガス輸入をやめられないと表明しているが、ドイツがロシアと縁を切らないと米国から敵視されNATOの内部崩壊になる。事態が膠着したままだと、困るのはロシアよりも米欧とくに欧州諸国だ。ウクライナでは現在、極右の人間の盾作戦以外の戦闘は起きていない。それも露軍に封じ込められつつある。あとはエネルギーや穀物の不足に困窮した米欧が、ゼレンスキーにロシアへの降参を許すまで、露軍がウクライナの領空を封鎖し続けるだけだ。 (Experts Warning That Fuel May Soon Be RATIONED As Early As Next Month Due To Shortages In UK) (Stoltenberg Says Ukraine's NATO Membership Was Never "Imminent" Or "On The Agenda")

ロシアはゼレンスキー大統領を留任させたまま、ウクライナを反露から親露(露傀儡)に転換させて、ウクライナ戦争を終わりにしたい。ロシアは、ウクライナをできるだけ手付かずのまま親露に転換させたいので、ウクライナの市民が死んだり難民になるのを望んでいない。ロシアはウクライナの諸都市を破壊して廃墟にしたいんだという見方は大間違いである。だが今後、米欧が不利になるほど、米欧日の報道は現実からの乖離がひどくなる。 (Western Media "Are Either Delusional Or Lying Through Their Teeth")

ウクライナで現在、露軍を攻撃しているのは正規軍でなく、ウクライナ政府内務省(諜報機関)配下の極右民兵団だけだ。ウクライナ内務省は米諜報界の傀儡であり、極右民兵団は2014年のマイダン革命以後に強化された、ロシアとロシア系住民を敵視するための米傀儡組織だ。極右民兵団は、ウクライナ諸都市の住宅街に兵器を持ち込み、住民を「人間の盾」にする国際法違反・人道犯罪の戦法でロシア軍を攻撃してくる。また、ウクライナ東部や北部の対露国境近くの諸都市にはロシア系住民が多く住み、極右民兵団はロシア系住民を狙って攻撃してくる。露軍は、これらの極右からの攻撃に対処せねばならない。 (Shoigu Tells UN Chief Ukrainian Neo-Nazis Use Civilians as Human Shields)

露軍はウクライナ政府と交渉し、極右民兵団が入り込んで「人間の盾」にされている住宅街の住民を住宅街の外に強制的に避難させるための「人道回廊」を作っている。ウクライナ政府が住民を避難させた後、さらに極右が攻撃してきた場合は露軍が反撃する。市民は死なないが街区は破壊される。しかし、ウクライナ内務省傘下の極右が撃ってきたのだから露軍としては正当防衛だ。この手の展開の一つが、マリウポリで露軍が破壊した無人の(極右だけが立てこもっていた)小児科病院だった。この件で非難されるべきはロシアでなく極右民兵団を擁するウクライナ政府だ。マリウポリは、すでにウクライナから分離独立したドネツク州にあるが、ウクライナ側が掌握してきた。 (Putin Calls on Macron, Scholz to Pressure Kiev to Stop Crimes by Nationalist Battalions)

米欧日の報道では、露軍がウクライナ諸都市に作った人道回廊を通って強制的に避難民にさせられたウクライナ市民が、ポーランドなどに難民として逃げているかのような図式が描かれている。だが、人道回廊が設けられる諸都市の合計で避難民はおそらく10万人以下だ。キエフ郊外のホストメル国際空港を占拠した露軍を目がけて極右が攻撃してくるイルピン以外の人道回廊の指定地は、ウクライナの東部と北部にあり、東部や北部に多く住むロシア系住民が難民として移動するなら、行き先はポーランドでなくロシアだ。ウクライナのロシア系市民は、ロシア国籍をもらえるので難民にならない。人道回廊の指定地以外のウクライナでは激しい戦闘が起きていない。首都キエフで戦闘になっているのは空港近くのイルピンだけだ。後述する動画も示しているように、他の市街地は無傷だ。ウクライナの極右民兵が人道犯罪の人間の盾戦法をとるので人道回廊が必要になっていることを、米欧日のマスコミは報じない。マスコミこそ人道犯罪組織だ。 (Ukraine hopes to open 9 humanitarian corridors, get aid to besieged Mariupol) (Escobar: Cutting Through the Fog Masking 'A New Page In The Art Of War')

ウクライナ戦争の余波として欧州がこうむる人的な災難は、人数が誇張されている難民の流入よりも、ウクライナを加勢する名目でこれからシリア北部などから連れてこられるISアルカイダの民兵団(テロリスト集団)の方だ。シリア北部には、シリア内戦でシリア政府軍に負け、トルコ軍に守られて避難生活をしているISアルカイダの勢力が1万人ぐらいいる。トルコ当局にとってお荷物なので厄介払いしたい。ウクライナに義勇軍として行かせて厄介払いできるとトルコにとって好都合だ。もともとISカイダを育てたのは米国であり、トルコは米国に頼まれて動いてきた。これから米トルコの取り計らいでISカイダの軍団がポーランドに送り込まれてくるかもしれない。 (Kiev's Intel Service Seeking to Involve Syrian Militants in Ukraine Conflict) (シリア内戦終結でISアルカイダの捨て場に困る)

しかし、ロシア軍はISカイダがウクライナに入ってくるのを阻止する。ISカイダより先に欧州人の義勇兵たちがポーランド国境近くのウクライナ側に入って訓練施設を作ったが、ロシア軍が3月13日にこの施設を空爆して35人の義勇兵らを殺した。今後ISカイダがウクライナに入っても、露軍に空爆されて殺される。ISカイダはウクライナに入れず、ポーランドにとどまることになる。ウクライナ政府は義勇兵たちに国籍を付与すると言っており、ポーランドに来たISカイダはウクライナの旅券をもらう。彼らはウクライナ人として、一般市民の難民に混じってポーランドから独仏など他のEU諸国に行ける。これから数百人、数千人のISカイダがポーランドに来ると、EUは大量のテロリストを自由行動させることになる。911直後の、欧州各地で爆弾テロが発生した事態が繰り返される。欧州は、ロシアからの石油ガス穀物の輸入が止まってエネルギーや食糧が危機になるだけでなく、ISカイダのテロリストたちの来訪も受け、ますます無茶苦茶になっていく。これは欧州の自業自得である。 (Russian Missiles Strike Ukrainian Military Training Base Near Polish Border) (Foreign fighters eligible for Ukrainian citizenship: Interior Ministry)

今回の記事はもともと、英国のブロガーであるレズ・ルーサー(Lez Luthor)が3月4日から9日まで開戦後のウクライナに入って旅行してみたところ、難民が大量に移動している感じがなく、キエフ市街地では意外に平穏な市民生活が続けていることを確認した、という動画集の旅行記「ウクライナへの道」(The Road to Ukraine)について紹介し、自分なりの解説を試みるために書き始めたものだ。Lez Luthorという名前は、スーパーマンの宿敵Lex Luthorのxをzに替えた筆名のようだ。彼はコロナワクチン非接種だが、問題なく英国からポーランドに飛行機で行って24時間の通過ビザをもらい、ウクライナにもふつうに入国できた。 (Illusion Warfare Report: The Road to Ukraine)

ルーサーは3月3日、ポーランドの国境の町プシェミシルからウクライナのリヴィウに鉄道で入国したが、プシェミシルとリヴィウの両方の駅で、何社かのテレビ局のクルーたちが、混雑した駅舎に難民が押し寄せているかのような光景を撮影・実況している光景に出くわした。実のところ、駅全体は大して混雑しておらず、駅前や街頭も閑散としており、マスコミが難民危機が起きているかのような演出をして事実と異なるニュース映像を作っていることをルーサーは発見した。ボランティアが人々に食料などを配っていたが、そのホールに入るドアを一箇所だけにして人々が殺到している感じを醸成してテレビ局のカメラが撮影し、難民危機が起きているかのような映像を作っていた。 (同じもの)

ウクライナの鉄道は通常運行しており、切符も簡単にネット予約して買えた。ウクライナからポーランドに向けて大量の人々が移動している事実はなかった。キエフでは自家用車が通常どおりに走り、スーパーマーケットには商品がたくさんあった。ただ銀行のATMはすべて止まっていた。クレジットカードは使えた。長距離の鉄道は自由に乗れたが、キエフの地下鉄は駅に当局の保安要員がいて乗る人の身分証明書を確認していた。ルーサーは逮捕されることを恐れ、地下鉄に乗れなかった。人道回廊があるキエフ郊外のイルピンに行こうとしたが、タクシーが警戒して外国人を乗せてくれず、地下鉄もダメなので行けなかった。キエフでは一度戦車の通行を見たのと、空襲警報を一度聞いたが、それだけで、空爆や戦闘機の上空飛行などは全くなかった(露軍は迎撃を避けるためロシア領内からウクライナを空爆している)。 (US Official Says Many Russian Warplanes are Firing Missiles into Ukraine from Inside Russian Airspace)

ルーサーはスマホで町などの光景を隠し撮りした動画をいくつも載せている。これらは本物なのか?。違う場所、違う日にちの撮影でないのか。それを考察するために今回の記事を書いてみた。そして、すでに書いたように、ルーサーの動画と関係ない全体像から考えて、ウクライナの難民危機は誇張されている。マスコミは、意図的に誇張・歪曲した報道を続けている。だからマスコミ報道でなく、ルーサーの動画の方が本物である可能性が高い。コロナワクチン接種拒否者を信用できるのか、などといまだに思う人がいるかもしれない。しかし、政府の言いなりでワクチンを何度も接種している人の方がマスコミ権威筋のプロパガンダを鵜呑みにしているわけで、話が逆である。

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