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折々の記 2011 @

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】01/19〜     【 02 】01/24〜     【 03 】01/25〜
【 04 】01/31〜     【 05 】02/10〜     【 06 】02/11〜
【 07 】02/12〜     【 08 】02/14〜     【 09 】02/15〜

【 03 】01/25

  01 25 「イヴの七人の娘たち」配本
  01 28 「日本自由報道記者クラブ協会」旗揚
  01 30 菅・小沢の発言を検証しよう
  01 31 四海波高し・・・阿修羅を読め

 01 25 (火) 「イヴの七人の娘たち」配本

今日、「イヴの七人の娘たち」が郵送されてきました。

    * 「イヴの七人の娘たち」 ブライアン・サイクス著大野晶子訳 ソニー・マガジンズ 1600円

ブライアン・サイクス氏は、ミトコンドリアDNA(mtDNA)から見ると、北海道のアイヌ、沖縄の人たち、そのほかにアジアのミトコンドリアDNAの母たちのために日本人の名前をつけました。  「エミコ=恵美子」 「ネネ=寧々」 「ユミ=由美」 「チエ=千恵」 「サチ=幸」 「アイ=愛」がそれです。

いったい、ミトコンドリアはいつ発見されたのでしょうか? 検索してみると、次のサイトに出てきました。

    http://www.gelifesciences.co.jp/newsletter/biodirect_mail/cell_story/59.asp
    細胞夜話 第21回:名称の迷走 - バイオダイレクトメール vol.59 < ミトコンドリアの発見

いくつかの文献やWebページによると、ミトコンドリアを最初に発見したのはドイツのケーリッカーということになっています。1857年に発表された筋細胞の顕微鏡観察に関する論文で、「interstiellen korner」なるものついて記述しています。これは、英語に訳すとinterstitial granule(間質性の粒)といった意味になります。

ちなみに、1857年はどのような時代だったかというと、日本では安政4年、井伊直弼が大老になる前の年です。アジアの島国で侍たちが開国だ、鎖国だと騒いでいた頃には、ミトコンドリアの存在自体は記録されていたことになります。


ミトコンドリアという言葉が一般的に使われ始めていたのは1900年頃ですから、もう100年余も経っています。 日本人のルーツがいろいろ取りざたされてきましたが、安田徳太郎さんのように世界の文献によって大掴みにとらえる見方が今更ながら重要な心構えだと感じます。

この地区の韓郷社の由来についても、社誌編集についてはもっと外郭からの見方を大事にして編集しなければならなかったと思います。 編集しなおしてもいいのではないかと思います。

ミトコンドリアの学説が正しいと思いますから、この地域にこの産土様を祀った人々のミトコンドリアの流れは今日でも脈々と流れ伝わっている筈です。 通常は父系社会の系図が使われていますが、ミトコンドリアDNAから言えば、母系社会の系図を作ったほうが、先祖を尋ねるには都合がいい筈です。

 01 28 (金) 「日本自由報道記者クラブ協会」旗揚

今日は「かえるの会」の新年会があります。

いま国会が開かれており、それを聞いていて新政権の菅内閣が中学生の発言に類するような皮相的な表現が流され続けています。 一国民として悲しい思いでいます。

そこで、日本の国債ランクが下げられたという情報もあり、阿修羅への投稿はどうかなと思い、開いてみました。 そうすると、次のような記事が投稿されていたのです。 参考のために記載しておきます。


★阿修羅♪
「日本自由報道記者クラブ協会」旗揚 2011年1月27日、初の記者会見(上杉隆)
http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/663.html
投稿者 pochi 日時 2011 年 1 月 27 日 12:40:

     「日本自由報道記者クラブ協会」旗揚げ  2011年1月27日

 ついに「自由な言論の場」をつくることにした。

 昨夜、フェアな報道の場を提供するための非営利団体「自由報道協会」(仮称)を立ち上げることを宣言した。

 戦後一貫して、一部のメディアのみが特権の上に胡坐をかき、政府の公的な情報を独占するという歪んだ社会構造にあった日本。

 それは端的に記者クラブの存在によるものではあったが、もはやそうした欺瞞にも限界が訪れたようだ。

 長年、フリーランス、海外メディア、雑誌、最近では、インターネット等の記者たちが交渉を重ね、国民の知る権利を満たすメディアシステムを構築しよう、と呼びかけてきたのだが、伝統的な新聞・テレビなどのマスメディアは結局これを拒否してきた。

 国民の税金で開催されている政府の公的な記者会見を勝手に占拠し、世界に恥ずべくシステムをいまだ続けている「記者クラブ」に、もはや自浄作用はない。

 よって、筆者は多くの有志とともに、「自由な言論の場」を作り、記者会見を主催することにしたのだ。

 それが「自由報道協会」である。

■ 第一回ゲストは小沢一郎氏 協会設立は“非常手段”

 第一回目のゲストは、日本で最初に「記者クラブ」問題を取り上げた政治家であり、また「時の人」でもある小沢一郎氏だ。

 小沢氏は93年以来、記者会見の開放を訴え、それを実践してきた政治家だ。それゆえに既存のメディアからは既得権益を破壊するものとして敵視されることになる。

 第一回目は、敬意を表して、その小沢氏を招き、記者会見を開催する。

 これは非常手段である。本来ならば、記者クラブメディア自ら率先してこうした構造を改革していれば済んだ話だったのだ。

 そのことは3年あまりにわたって、本コラムでも訴え続けてきたことでもある。

 さて、あくまで暫定ではあるが「設立趣旨書」を作成した。なによりも、記者クラブ問題に詳しいダイヤモンド・オンラインの読者には読んでいただきたい。

 そこで少し長くなるが、以下にそのまま載せることにする。

■ 第三の開国と報道新時代の到来を宣言! 日本自由報道記者クラブ協会設立趣意書

【日本自由報道記者クラブ協会(仮称)設立趣意書(暫定)】

 第三の開国が叫ばれて久しい。

 にもかかわらず日本政府の動きは鈍い。とりわけマスメディアは旧態依然のシステムを維持することで自ら停滞を選択したままである。

 世界でも類をみない記者クラブシステムはもはや金属疲労をきたし、いまや日本の成長戦略の妨げとさえなっている。

 2009年9月、外務省と金融庁から始まった政府の公的な記者会見のオープン化も、その後思ったより進まず、いまなお国民の「知る権利」「情報公開」「公正な報道」などの権利を日々、奪い続けている。

 日本社会がアンシャンレジームの既得権益に絡め取られている間にも、世界は変化している。インターネットを媒体とした第四の波ともいうべき情報通信、とりわけマイクロメディアの津波は、チュニジアで政権をなぎ倒し、エジプトなどのアラブ諸国、さらには全世界をも飲み込もうとしている。

 2010年には、イラン、タイ、モルドバでツイッターによるデモが発生し、米国や英国でも、選挙結果を左右する役割をソーシャルメディアが果たした。

 そうした情報通信革命は間違いなく日本にも押し寄せている。

 ユーチューブは尖閣ビデオをアップし、ウィキリークスは東京の米大使館の大量の公電を公表しはじめた。ツイッターはすでに日本人の10人に一人以上が利用し、ユーストリームは小沢一郎氏の記者会見をライブで伝えるほとんど唯一の媒体になっている。ビデオニューズドットコムは首相を生出演させることに成功し、ニコニコ動画の政治コンテンツには多くのユーザーが殺到している。

 第一の開国である明治維新、第二の開国である戦後日本の再生はともに社会構造の抜本的な変革から達成した「革命」であった。

 そうした変化こそが開国というのであるならば、現在、世界中で発生しているソーシャルメディア革命こそまさしく第三の開国というべきものである。

 本来、政府の公的な記者会見への参加は一部メディアに限定されるべきものではなく、取材・報道を目的としたすべてのジャーナリスト等に幅広く開放されるべきものである。 報道の多様性と自由な取材機会を保障することは民主主義国家であれば当然に認められる権利である。

 これは日本新聞協会(記者クラブ)の声明「記者クラブに関する日本新聞協会編集委員会の見解」にも合致した考え方であり、政府・国民が共有すべき見解である。

 当協会は、こうした観点から、政府等の公的な記者会見を独占的に占有し、同業他社を排除しているすべての「記者クラブ」に、公正な運用と良識ある対応を求める。

 時代は変わろうとしている。

 私たちは国民の求める「知る権利」「情報公開」「公正な報道」に完全に同意し、それらを達成するための“場”を作ることを宣言する。

 ジャーナリスト(編集者/カメラマン)であるならば、誰もが公平な取材機会に恵まれ、多様な価値観で報道し、国民の知る権利に応える。そうした切磋琢磨の“場”を提供することこそが、当協会の設立目的である。

 世界中で普通に行なわれている政府の公的な記者会見の開放こそが、まさしく第三の開国の第一歩であり、日本の民主主義の発展に寄与すると確信している。

「自由報道協会」設立準備会暫定代表 上杉隆

■ 記者クラブメディアの記者も拒まず 運営上、当初は優先順位を

 日本のメディアが「記者クラブ」というまったくもってつまらない問題で足踏みしている間にも、世界の情報通信環境は革命的な変化を遂げている。

 なにしろアラブ諸国では、ネットメディアを媒体として政府が転覆するほどの時代なのだ。

「自由報道協会」は、記者クラブメディアの記者といえどもその参加を妨げるつもりは一切ない。誰もが個人の資格で参加し、それぞれの価値観でもって報道し、それを国民に届ければいいという認識のもとオープンにする予定だ。ただ、運営上、当初は優先順位をつけざるを得ない。

 そう、つまり、所詮この会は、「場」を提供するだけの役割に過ぎないのである。

 相互主義の立場を無視して無料であるはずの公的情報を独占してきた新聞・テレビはいまや判断を迫られている。選択肢は二つに一つだ。

 ともに手を取り合って、自由で健全な言論空間を作るのか、あるいは、これまでと同じように未来のないガラパゴスに閉じこもってつまらぬ既得権を守り、死を待つだけなのか。

 答えは明白だ。早く一緒に仕事をしようではないか。

 最後に、暫定ではあるが、「会則」と、臨時HPのURLを載せておく。賛同していただく方がいらっしゃれば幸いである。

 以下を「日本自由報道記者クラブ協会」(仮名)の設立趣旨とする。

【1】当会の名称は「日本自由報道記者クラブ協会」(略称:自由報道協会/英語名:Free Press Association of Japan)とする。(暫定)。

【2】当会は、日本全国の公的な記者会見の開放を訴えるとともに、記者会見を代行主催する非営利団体にすぎない。いわゆる「メディア」にはならない。

【3】当会は、取材・報道目的であれば、誰もが個人単位で加盟し、記者会見等に参加することを保障する。その際、報道機関・他団体への所属の有無はこれを問わない。

【4】当会は、あらゆる人物の記者会見への招致を妨げることをしない。また誰もが自由に記者会見の開催を求める機会も保障する。

【5】当会は、別途設置される運営委員会(評議会)によって規約等を定め、第三者も加えた運営等を行なう。また、その代表者は互選により選出する。

【6】当会員は、同会内で行われる会見・発表に関する取材については、自由に各種媒体に公表できる。ただし、その報道内容に関する責任においては会員個人がすべてを負うこととする。そのため会員は、同会内で行われた取材活動の公表の際には、匿名ではなく自らの署名等(会が個人特定可能である執筆名を含む)を明記することを義務づける。

【7】当会入会に関しては、今後、評議委員会等で定められる「規約」に準ずる。

【8】当会の運営費の一部は、会員からの会費を当てる。

【9】当会は、その趣旨に賛同する個人・団体に対して広く寄付を募り、その運営・活動費に当てることとする。

【10】当会からの脱会はこれを自由に行うことができる。

【11】こうした趣旨から、当会はすべての会員の権利を保障し、同時に広く国民に開かれた組織であるべきことから、その運営内容、および財務諸表等を全面的に公開する。

http://fpaj.exblog.jp/  このサイトも是非見たいサイトです…下平・注記…

http://diamond.jp/articles/-/10911  このサイトも是非見たいサイトです…下平・注記…


この投稿・コメントに拍手―→コメントレビュー

2011/01/28 07:16:18 By ちんちゃん
記者クラブそのものが既得権益の象徴であり、自ら報道の自由を放棄してきた。大阪地検の証拠捏造を告発した勇気あるシ゛ャーナリストのような、気概ある記者はいないのだろうか? 大企業のぬるま湯雰囲気のなかでは、権力に媚びない、野人、自然人たるべき、報道人としての気概は腐りきってしまったのか?。 グローバル世界の中で、民間企業の多くは孤立無援、creativeな会社を再構築しようと奮闘している。もう、政府や行政の支援をあてにすることはできない。まさに”天は自ら援くもの援く”のだ。
一部の政官僚、役人、記者クラブのみがぬるま湯、仲良しクラブでのうのうとしていることは許されない。
上部構造がぬるま湯で、どうして、第3の開国などと言えるのか?
まず、自ら、改革すべきであろう。

● 以上の記事は、阿修羅の拍手ランキング(24時間)にランクされている投稿です。


    拍手ランキング(24時間)  2011/01/28 15:00更新

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 01 29 (土) 戦争とは何か

次に挙げたのは、

    http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-0467.html
    戦争と平和 植草一秀の『知られざる真実』

の“戦争と平和 2011年1月28日 (金)”のページの一部分です。

ここには戦争とは何かという命題をとてもわかりやすく説明しているのです。


 浅はかな国民は、この手の出来事と、それらの出来事をセンセーショナルに煽る報道に流されて、低質のナショナリズムの火をたぎらせてしまう。

   こうしたものの大半は、人為的に作られたものである。

   戦争は国と国の間で繰り広げられる、あるいは、敵対する者の間で繰り広げられるものだと私たちは思いこんでしまうのだが、この理解は本質と離れたものだろう。

   戦争は、前線で命を落とすものと安全な場所で指揮し、戦争を遂行する者の間で行われるものなのだ。

   前線で命を落とす者に敵も味方もない。 いずれもが戦争の被害者である。 安全な場所で命令を下すだけで、危険な場所に身を置かない者は、敵でも味方でも、戦争の加害者に過ぎない。 戦争は、この加害者と被害者との間で繰り広げられるものなのだ。 〔 しかも殆どすべての家庭は、戦争になれば被害者にならざるを得ないのです。(下平・注記)〕

   戦争はなぜ行われるのか。この問いへの回答を見出すためには、戦争によって誰が利益を得ているのかを考えれば良いのだ。犯罪の捜査と同じだ。

 戦争は軍隊と軍事産業と金融の利益のために遂行される。軍隊は前線で危険に身を晒す者と軍隊を指揮するが危険に身を晒さない者とに峻別される。利益を得るのは、もちろん、危険に身を晒さない者だけである。

   巨大化した現代の産軍複合体は、定期的に戦争が発生することを必要不可欠とする。この必要性のために、定期的に戦争が準備されるのである。



 01 30 (日) 菅・小沢の発言を検証しよう ▼霧島山(新焼岳)噴火

▼ ゆうべはアジアサッカー決勝戦があり、観戦しました。 子どもと大人のような体格の違いがあっても、誰も愚痴一つこぼすことなく頑張り通しました。 0対0で延長戦も後半戦となり、体格差でだめになりそうだと思いましたが、見事に1点とり、優勝しました。

選手の人たちへ惜しまない拍手をお送りします。

寒気が南下し続けて裏日本の雪は例年になく多いようです。 この寒気は二月になると薄れると予報しています。

▼ 霧島山(新焼岳)噴火 26日18時に新燃岳警戒レベル3

  
  大きな地図で見る

▼ 朝日・コムの記事から 現在位置 : asahi.com>ニュース>社会>災害・交通情報>記事 2011年1月27日23時0分

【映像解説 : 降灰でかすむ中、県道を走る車両=27日午後4時32分、宮崎県都城市、山本壮一郎撮影】

  天地の境消え、
  灰白色に沈む街並み
  新燃岳噴火


 新燃岳の噴火による大量の灰は上空を覆う噴煙と一体化し、天地の境が消え、中心市街地のビル群は白くかすんだ。硫黄臭は消えない。都城市の全域が灰白色に沈んだ。

 27日の未明から明け方にかけて、建物のガラス戸がガタガタと音を立て続けた。風のせいではなく、空振と後で知った。夜になっても、軽い衝撃や揺れが時折届いてくる。

 霧島連山に向かう県道御池都城線を北上すると、所によって灰は4〜5センチも積もり、車が通るたびに白いほこりがわっと舞い立つ。積み重なった灰で路面は波打ってしまい、センターラインは見えない。車はライトを点灯させ、速度を落として行き交った。

 市北部の夏尾町一帯は、田も畑も樹木も民家も灰に埋もれていた。「もう、どうにもならん」「雪と違って大変」。家の屋根やビニールハウスなどに積もった灰の除去作業に追われる市民は徒労感を深くしていた。

 霧島連山に近づくにつれて路上には火山れきが目立つようになり、車の底をカンカンと鳴らした。

 県道から国道223号(霧島バードライン)で高原町に入ると、様相は一変した。霧島の山容が迫り、青い空に噴煙が黒々と染みをどんどん広げていた。

 降灰はない。代わりに、新燃岳の火口から高々と噴き上がる黒い噴煙が頭上に広がる。両手を大きく広げてぐいぐいと迫ってくるようで、まがまがしさを覚える。新燃岳が吐き続ける黒煙は高空に達した後、長い帯になって都城市のある南東の方角に流れていく。

 新燃岳を眼前にする高原町には、都城市とは別の恐怖感と圧迫感が漂った。(知覧哲郎)



▼ 菅・小沢の発言を検証しよう

    http://www.ozawa-ichiro.jp/<小沢一郎ウェブサイト>
      http://www.ozawa-ichiro.jp/video/index.htm<小沢一郎ウェブサイト  ビデオライブラリ>

■2010年 民主党代表選挙
  @民主党代表選挙 立候補者共同記者会見 2010年9月1日<http://www.dpj.or.jp/news/?num=18810>
    <ビデオ>
    1:決意表明 小沢一郎候補、菅直人候補<http://asx.pod.tv/dpj/free/2010/20100901kyodokaiken_01.asx>
    2:質疑<http://asx.pod.tv/dpj/free/2010/20100901kyodokaiken_02.asx>
    3:締めくくり発言<http://asx.pod.tv/dpj/free/2010/20100901kyodokaiken_03.asx>
  A民主党代表候補公開討論会  2010年9月2日<http://www.dpj.or.jp/news/?num=18813>
    <ビデオ>
    第一部<http://asx.pod.tv/dpj/free/2010/20100902touron_01.asx>
    第二部<http://asx.pod.tv/dpj/free/2010/20100902touron_02.asx >

はじめの<小沢一郎ウェブサイト>を開き、以下順に開いていくと、ビデオ動画五本視聴することができます。 老生はやがて視聴できなくなると思うので録音してありますが、政治においてはその主張が大筋において首尾一貫していなくてはなりません。 したがって発言の検証は時々することが大事になります。

マスコミの偏向や検察の変節、続いている日本のアメリカよりの偏向振り …… この有様に辟易しているのです。 アメリカ流プロパガンダに右往左往する政治の軽薄さ、TPPの様子を見聞きしていても将来への不安は消えることがありません。



経済破綻が危惧され始めてすでに久しい。 国債評価の下落という評価を耳にして焼印をおされたような狼狽振り。 それでもなお、ご機嫌取りの補助金制度が横行していますし、それに気づこうともしていません。 国民も一半の責任を負わなければならないのです。 一人ひとりの金銭感覚と政財政における財政感覚そのものには、清貧の思想が伸びていく素地がなくなっているからなのでしょうか。

いまでも土光 敏夫さんの行政改革不履行が悔やまれてなりません。

参考のためにグーグルで土光 敏夫を検索し、ウィキペディアでみると、次のように出ています。

昭和56年(1981年)には鈴木善幸首相、中曽根康弘行政管理庁長官に請われて第二次臨時行政調査会長に就任。就任に当たっては、

1. 首相は臨調答申を必ず実行するとの決意に基づき行政改革を断行すること。
2. 増税によらない財政再建の実現。
3. 各地方自治体を含む中央・地方を通じての行革推進
4. 3K(コメ、国鉄、健康保険)赤字の解消、特殊法人の整理・民営化、
  官業の民業圧迫排除など民間活力を最大限に生かすこと。


の四箇条の申し入れを行い実現を条件とした。行政改革に執念を燃やし2年後の昭和58年(1983年)に行財政改革答申をまとめ「増税なき財政再建」「三公社(国鉄・専売公社・電電公社)民営化」などの路線を打ち出し、さらに昭和61年(1986年)までは臨時行政改革推進審議会の会長を務め行政改革の先頭に立った。謹厳実直な人柄と余人の追随を許さない抜群の行動力、そして質素な生活から「ミスター合理化」「荒法師」「怒号敏夫」「行革の鬼」「めざしの土光さん」の異名を奉られた。

今はみんなこの人のことを忘れてしまったのでしょうか。 悲しいことです。 凄い人でした。

土光さんのことを忘れて、政治家はみんな自分の都合のいいように国民のお金を使ってきたのです。 私たちもそれを放任してきたのです。




 01 31 (月) 四海波高し・・・阿修羅を読め

■ 四海波高し・・・阿修羅を読め

 No 拍手ランキング(24時間)  2011/01/31 07:00更新拍手数
 01 小沢氏に議論を呼びかけられて遁走した大新聞  (世に噛む日日) … 純一 529
 02 日刊ゲンダイの衝撃記事!「検察審査会は検察の裏金の窓口ではない… 行雲流水 368
 03 なぜマスコミは小沢氏強制起訴が週明けと報道しているのか 月と星 339
 04 『週間新潮さんの取材を受けました』…ネットで情報の真贋に目覚めた国民… 蔦 334
 05 新党日本代表の田中康夫氏より13時間後に迫った西宮デモへの… 地には平和を 313
 06 そして誰もいなくなった(天木直人のブログ) 七転八起 254
 07 テレビ朝日がサッカー中継のハーフタイムに小沢ネガティヴ報道  (別… 純一 190
 08 マスコミは、なぜ小沢が怖いのか(二見伸明) otoppi 161
 09 「菅政権は恩忘れた」小沢G議員異例の政権批判(読売新聞)野党席か… 赤かぶ 160
 10 古舘伊知郎よ、「政治とカネ」を叫ぶ前に自らの「マスゴミとカネ」… 行雲流水 143

いま時刻は10時01分前です。 阿修羅のNoをみんな開いて読むと時間はかかりますが、自分で開いてみてほしい。 老生は記録のために全てをコピーしておきます。

▲01 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105 > 811.html

小沢氏 に議論を呼びかけられて 遁走した 大新聞  (世に噛む日日) 

投稿者 純一 日時 2011 年 1 月 29 日 19:44:57: MazZZFZM0AbbM

実に、数年ぶりに「週刊文春」を買った。
もちろん、こちらも「十年ぶりで文春誌上に登場した」という、小沢氏へのインタビュー記事を読むためである。

最初は、近所の書店の表にある雑誌スタンドのところで立ち読みするつもりだったが(苦笑)、二、三行読んでいるうちに、さかんに吹き付けてくる寒風に耐えられなくなって、ついに大枚 350円也をはたいて買ってしまうことになったのだ。

小沢氏へのインタビューに関しては、記事にしても映像にしても、そのほとんどすべてを読んだり聞いたりしているので、この文春の上杉隆氏のインタビュー記事も、正直言えば、どこかで読んだり聞いたりした内容であったのは否めない。

しかし、以下の部分は初耳だったので、実に興味深かった。

上杉 「新聞、テレビなどの「記者クラブメディア」は、最初から小沢さんを敵視していて、その言い分もきちんと紹介していません。たとえば、ツイッター上の呼びかけで千人規模の小沢支持デモが自然発生的に起きたこと、スポーツ紙の「首相にふさわしい人」調査で一位になったことも報じていません。「政治とカネ」問題は盛んに報じて、偏った世論を作ってきたことも大きいと思います。

小沢

「新聞には、機会があるたびに、誰でもいいから社を代表する人に出てきてもらって、公開討論会で大いに議論しようじゃないか、と呼びかけているんですが、出てきたためしがない。 新聞、テレビといった大メディアはビジネスの仕組みそのものが様々な規制で守られていて、アンシャンレジーム(旧体制)の中でも一番既得権を持っています。 だから旧体制を変えようとする者は、既得権を奪うけしからん敵だとなって、何をやっても叩かれてしまうんです」

「週刊文春」2月3日号「小沢一郎がすべてに答えた」22P〜23P

『子供の頃、近所に、下園行男(しもぞのゆくお)という、実に卑怯な下級生がいた。
僕らはユックンと呼んでいたが、こいつは非力なくせに、遠いところから、僕らの悪口雑言を叫び、怒った僕らが追いかけると、一目散に逃げる。 逃げ足だけは速かったので、なかなか捕まえることができない。

或る日、僕らは計略でユックンを挟み撃ちにして、とうとう捕まえた。
そうすると、「ごめんなさい、ごめんなさい、もう言いません、許してください」と平謝りに謝る。
なんとなく哀れをおぼえて、解き放つと、走っても追いつかない安全地帯まで逃げたとみるや、また僕らの悪口を大声で叫ぶのだ。(笑)

普段は、口を極めて批判し、エラそーに上から目線で「離党すべき」だとか、「議員辞職すべき」だと、のたまっている記者クラブメディアだが、いざその対象から「議論しようじゃないか」と反対に挑まれると、とたんに腰が引けてしまう。

こいつらの卑劣なところは、「国民がそう思っている。自分達はその代弁をしているに過ぎない」というスタンスに勝手に立って、自らの言い放ったことの責任を取ろうとしないところだ。

署名記事もあるが、「社説」や「天声人語」のようなコラムは完全な匿名で、まったくの安全地帯から「神の目」で言いたい放題である。

構造としては、某巨大掲示板に常駐する一部無責任な投稿者とあまり変わらない。
この先、小沢氏が無実となり、検察のデッチあげが明らかとなったとき、今まで、さんざん、小沢氏を「悪徳政治家」として報道してきた責任は、どうとるつもりなのだろうか。

今までのことを考えると・・きっとスルーするんだろうな。
本当に、腹の立つことだが。』

▲02 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105 > 801.html

日刊ゲンダイの衝撃記事!「検察審査会は検察の裏金の窓口ではないのか」 (日々坦々)

投稿者 行雲流水 日時 2011 年 1 月 29 日 16:28:59: CcbUdNyBAG7Z2

日刊ゲンダイの衝撃記事!「検察審査会は検察の裏金の窓口ではないのか」

本日は時間がとれず、日刊ゲンダイに昨日掲載された検察審の「裏金窓口」疑惑と森ゆう子議員ブログから最近の検審会についての記事を転載させていただく。

検察審査会は検察の裏金の窓口ではないのか (日刊ゲンダイ2011/1/27)

小沢強制起訴議決も疑問

小沢「強制起訴」でクローズアップされた検察審査会に“仰天”の疑惑が浮上している。検察審は「裏金づくりの窓口機関」ではないか、というものだ。

コトの発端は一市民運動家の告発だった。国本勝・公共問題市民調査委員会代表がこう言う。
「私は03年に地元市議を公選法違反で告発しました。不起訴になったので、千葉検察審に申し立てました。結果は不起訴相当で、検察の判断通りだったのですが、なかなか議決が出ず、事件が時効になってしまったのです。おかしいと思って事務局に問い合わせると、すぐに議決書が送られてきた。しかし、告発した被疑事実の日時と議決書に書かれた日時が違うなどズサンなところが複数ある。そこで再度、問い合わせると、今度は質問した1、2時間後に『審査員11人に集まってもらった』結果として、『議決はおかしくない』との回答がファクスされてきたのです。翌日に違う質問をしたら、また同じ対応でした。11人の審査員が2日連続で、しかも1、2時間以内に集まれるものだろうか。議決書自体が事務局の『作文』ではないかと思いました」「怪しい」と感じた国本代表は、本当に会議をしたのかを確認するため、千葉地裁に情報公開請求した。審査員の旅費の開示を求めたのである。黒塗りの文書には、会議が複数回開かれたことが記載され、1カ月平均60万円ほどが支出されていた。
「毎月、同じ程度の金額が旅費名目で支払われている。これは怪しいと思いました。それに検察審が開かれる会議室に人がいるのを見たことがない。本当に審査員は集まり、旅費を支払っているのか。検察審は『裏金の窓口』じゃないか。違うというなら、もっと情報公開すべきです」(国本勝氏)

まったくだ。何から何まで秘密のベールに包まれている検察審は、メンバーも議事録も非公開。小沢事件でも、東京第5検察審の審査員の年齢が1回目、2回目ともにピタリ同じだったり、審査補助員の弁護士が選任されていなかった時期に会議が開かれていたり、と怪しいところが数多くある。本当にきちんとメンバーが集まり、審議し、議決したのか。「架空議決」の疑惑すら取り沙汰されている。

法務・検察当局が検察審の「裏金窓口」疑惑に反論するなら、ひとりでもいいから審査員をオモテに出すべきである。

                        ********************

この検察審査会については、森ゆう子議員が裁判所に情報公開を求めてきた。

昨日の森議員のエントリーで次のように書いている。

最高裁から説明を受けました。

それは審査員などへの旅費、日当支払の書類は各地方裁判所が管理しているということ。つまり、裁判所が持っている予算の執行状況が分かる書類は、当然ですが、既に検察審査会法上、秘匿すべき情報ではありません。

裁判所の予算は、司法の独立性を守るため内閣や国会の圧力を受けないようにとの配慮がなされることになっています。

しかし、私が調査しているのは、司法の独立とは関係のない部分であり、適正な執行状況を調査されるべきと最高裁に確認済みです。

分かったこと。

 @吉田弁護士への旅費・日当支出資料などを見ると7/13と7月にもう1回、8/4、8月は計3回、9/14とその前に1回、10/4。以上8回開催。

 A審査員、審査補助員への支払資料は、裁判所の行政文書なので、もはや、検察審査会法を根拠に秘匿できない。

 B審査員は半分が8/4に新たに就任。

 C正式の審査員11人全員が出席した会議は一度もない。2人から4人が欠席。

 D議決した審査員のうち3人は臨時の審査員(開催日順に宣誓書を提出したことを前提とすると)で、他に一度しか議論に参加したことがない


酷い運営実態が可視化されている。
また、本日付のエントリーでは「起訴議決は無効だ!」として、国会議員の権限行使をしていくという。

最高裁と検察審査会は今すぐ情報を開示せよ・・!

昨日最高裁ともう一度話し合った。
結果、本日まで資料の提出をお待ちすることにした。
お待ちするのは今日が最後。
これ以上協議すること(資料の提出の可否について平行線をたどること)は、お互いに税金から歳費、給料を頂戴しているのだから、税金の無駄遣い。

後は権限行使のみ。

2010.10.15の予算委質問以降3ヶ月余り、検察審査会の謎を解明するために、最高裁に対して資料の提出や説明を求めて来た。

この間、多くの国民の皆様から検察審査会に対する疑問の声を頂戴した。

税金を使って運営されている検察審査会と、その予算を管理している最高裁が、検察審査会法を恣意的に解釈して、本来開示すべき情報を秘匿する事が出来ないことは既に明らかであり、それについて最高裁担当者は私に反論出来なかった。

本日中に以下の資料を提出することを昨日要求し、提出されない場合、国会議員としての権限を行使すると伝えた。


これまでの調査、実験で検察審査会くじ引きソフトに重大なセキュリティーホールがあり、いくらでも恣意的に審査員、補充員が選定できることが証明された。

更に、計算間違いなどで三度発表されることになった審査員の平均年齢は一回目と同じ34.55歳。これは確率上0%に近い。

小沢元代表の起訴議決を行った東京第五検察審査会の審査員、補充員、審査補助員(吉田弁護士)に対する日当、旅費の支払文書は、東京地裁の管理する行政文書であることが分かった。

開示するとともに、文書が捏造されていない事を確認出来るよう現物を閲覧させることも必要である。

私は検察官適格審査会委員として、既に審査員の氏名を知っている。
従って、個人情報を含む支払文書を全くマスキングせずに閲覧させたとしても、何の問題もない。

むしろ、審査会が本当に開催され、適正に予算が執行されたことを証明するために、開催日時と審査員等の署名入り領収書を含む関連文書を、積極的に私に閲覧させるべきである。

検察審査会法では、起訴議決を行うことになる2回目の審査会には担当検事の出頭を義務付けている。

審査事件票には、一回出頭した旨の記載がある。

しかし、関係者によれば、担当の斎藤検事は9/14の議決日以後に出頭したという。

この情報が正しければ、小沢元代表に対する起訴議決は「無効」。

検察審査会は、斎藤検事が確かに議決日前に出頭したことを示す記録を、開示しなければならない。

以上、開示を求めた情報が、検察審査会法の会議の「非公開の原則」の例外であることは最高裁との議論で証明済みである。

先の日刊ゲンダイの記事「検審会は検察の裏金の窓口」は、真実味を帯びてきているかもしれない。

森議員には、注目していきたいが、検察・司法の圧力も同時に監視していかなければならないだろう。


検察・司法の官権を糾弾すべし



▲03 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105 > 770.html  

なぜマスコミは小沢氏強制起訴が週明けと報道しているのか

投稿者 月と星 日時 2011 年 1 月 29 日 07:12:52: vebXXayRfpINQ

又してもマスコミが同じ報道を開始した。時事通信も朝日も同じで週明けに強制起訴という報道である。明らかに誰かが意図的に情報をマスコミにリークしている。今朝の朝日新聞の見出しでは副題として「市民の判断で法廷へ」とまで書いているひどさである。

昨日、投稿したように、マスコミは市民の判断とは何だったのかを問うていない。小生が問うたのは「被害者は誰であったのか」と「具体的被害はあったのか」さらに「誰が被害者であるのか」という検察審査会法の条文に基づく疑問の説明のなさである。すでに森ゆうこ議員が検察審査会の2回目の議決のインチキ性を追求して、それが明らかにされつつあるので、小生は敢えてその補完の意味で根本的な検審事務局の責任を問うたのだ。表面的に進められた事が事実のよう扱われ、それが大騒ぎになっているが、法治国家である以上、ましてや裁判所が管轄する検察審査会事務局である以上、法律に従った手続きに従って全てを行う事は当然の義務のはずである。裁判所までもが恣意的に物事を判断して検察審査会の審査を決定するのであれば、もはや検察審査会法そのものの意味がなくなっている。

マスコミは本当に今朝の朝日新聞のような、恥も外聞もない記事を書いて国民に対する世論操作をまだ続けるつもりなのだろうか。いまや大久保、石川議員らの元秘書への裁判でさえ当初の被疑事実が完全に揺らぎ、訴因まで変更されているという事実を報道もしないで、一体、彼らの倫理観はどこに消えたのだろうか

最後に、昨年の3月に公認会計士が行った、陸山会の政治資金報告書の正当性を専門家の視点で述べている記事を紹介しておこう。ここでも政治資金報告書の方法が単式簿記というインチキな方法であるから問題が明確にされない事を詳細に分析している。そして陸山会事件が虚構であることも見事に結論している。

「公認会計士の目から見た陸山会政治資金事件」
http://bit.ly/hvoG2B  

▲04 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105 > 835.html

『週間新潮さんの取材を受けました』…ネットで情報の真贋に目覚めた国民の大メディア離れは止まらない(河上みつえのブログ)

投稿者 蔦 日時 2011 年 1 月 30 日 07:57:44: TYIQ1FZsKVr1w

※写真は河上みつえ氏(民主党・京都府参議院選挙区第4総支部長)

『河上みつえのブログ』より転載します。
http://blog.goo.ne.jp/kawakamimitsue/e/2cff7fa957c8c7cc8533a04604ebf304

(以下転載)

週間(ママ)新潮さんの取材を受けました。

2011-01-25

23日の夜、週間(ママ)新潮の女性記者さんから携帯にお電話を頂いた。

新しい内閣について小沢派のみなさんから座談会形式で取材をしています、記事にしたいんですとのこと。

芸能記事よろしく小沢派VS反小沢派で読者の物見遊山な本能に突き刺さるワイドショーっぽい記事にしないで下さいねとお願いしつつ、電話取材を受けた。

質問@小沢派を排除した組閣人事についてどう思いますか?露骨な小沢外しですよね?

答え@代表戦で菅さんは、全員野球、400人内閣にするとおっしゃった。はたして実現されているか。また様々な経験の有る人材の宝庫民主党からではなく、自民の看板で当選した与謝野氏が入閣したのは私だけでなく、支持者のみなさま異口同音におかしいとおっしゃっている。

質問A岡田さん・安住さんのやり方をどう思いますか?

答えA有権者のみなさまが判断される。09年政権交代の公約を守ろうと行動しているかどうか、官僚主導から政治主導がなされているか、国民のみなさまはシビアにみている。そして結果を問われる。

質問B小沢はずしをどう思いますか?

答えB昨日、日本一新の会関西交流会があったのをご存知か?平野貞夫代表も大変怒っておられた。政倫審の本意をご存知か。マスコミは間違って報道している。国民主権を守るため、議員が一方的に党やメディアに封殺されることを防ぐ意味がある。マスコミ・現執行部内閣は根拠がないにもかかわらず、魔女狩りのように政倫審を使っている。(⇒この時女性記者は、魔女狩りという直情的な言葉に強く反応されたので、おそらく記事にされるでしょう。)野党は政倫審出席を求めていないにもかかわらず身内からのみ突き上げているのは異常。

その他、私から女性記者に以下の御意見を申し上げました。

週間(ママ)新潮は週刊文春とともに歴史ある週刊誌にもかかわらず(キレイなお姉さんが表紙でないお堅い装丁が好きなんですけど。。)、最近の偏向報道は目に余るとの御意見を多数賜っている。大メディアの偏向報道に嫌気し、ネットの普及で情報の真贋に目覚めた国民の大メディア離れは止まらない。私の支援者様も新潮・文春より、週間ポストや週刊朝日、日刊ゲンダイのほうが真実を伝える姿勢を好感するとおっしゃっている。政治も経済も国家も危機的状況であるが、報道も危機的だ。今変らなければ淘汰される。今すぐ偏向報道を止めて国民が知り得ない真実を報じて生き残って欲しい。正しい報道に努めて頂けるなら私も喜んで協力するし、今後を期待する。

11月に大阪御堂筋で政官報の暴走を糾弾し、マスコミの偏向報道阻止を訴えるデモがあったのをご存知か。(⇒女性記者は知らなかった)主催者は大メディアに事前通知したにもかかわらず、誰一人取材にこなかった。2月12日にも御堂筋で再び同様のデモがある。週間新潮が取材に来れば、真実を報道するメディアであると賞賛されるはずだ。是非取材に来て欲しい。

女性記者は社内で上司に御意見を伝えます、ありがとうございますと言って下さった。大変謙虚な方に感じた。

政治を芸能記事のように扱わず、良識あるメディアは今こそ政策論議にページを割いて頂きたい。国民のみなさまは消費税増税に半ば諦めつつ慄き、TPPなるエタイの知れないものを知ったかぶりのセンセに一任しようとしている。この国が危ない。ためになる情報なら私もお金を出して買う。新潮さん、よろしくお願いします。

(転載終了)

※関連投稿

「民主死す。」(河上みつえ前衆議院議員のTwitterとブログより)
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/550.html
投稿者 蔦 日時 2011 年 1 月 14 日

『日本一新の会 関西地区交流会に出席しました』…改めてネットの威力をずしっと実感(河上みつえ前衆議院議員のブログより)
http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/833.html
投稿者 蔦 日時 2011 年 1 月 30 日

※投稿者注 河上みつえ(河上満栄(かわかみ みつえ、1971年5月28日〜)氏は、民主党所属の前衆議院議員(1期)。京都府・参議院選挙区第4総支部長。

※公式ホームページ http://www.kawakamimitsue.com/

※河上みつえ氏のTwitter http://twitter.com/kawakamimitsue

▲05 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105 > 826.html  

新党日本代表の田中康夫氏より13時間後に迫った西宮デモへのメッセージをいただきました

投稿者 地には平和を 日時 2011 年 1 月 29 日 23:57:52: inzCOfyMQ6IpM

「信じられる日本」の再興を目指して、極寒の日曜日に西宮へ御参集の皆さん

小生は、お隣のダウンタウン尼崎の住民として2年目を迎えました新党日本代表・衆議院議員の田中康夫です。

有り難くも昨年秋に小生が命名させて頂いた迷走する「仙菅ヤマト内閣」は、その片割れの似非人権派弁護士が年明けに楽隠居を装い、今や村野武範さんと千昌夫さんを足して2で割ったような顔立ちの人物は、「その日暮らし内閣」の宰相として混迷を深めています。

3日前の木曜日に小生が衆議院本会議で行った代表質問への答弁でも、官僚が作成した答弁書には「難しい」と書いてあるので「難しい」、と笑い話にも成らぬ珍答弁に終始する始末です。

今こそ、哲学と覚悟を併せ持った成熟した政治家が日本を指導せねば、国を開くならぬ、国を壊す「壊国(かいこく)」へと突き進むTPPも、匿名性に隠れて夜郎自大な集団リンチを企む検察審査会も、更には口先番長の外務大臣や、腹話術人形な官房長官が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)し、日本は溶けてしまいます。

おかしいことは、おかしいと言える日本を。
おかしいことは、一緒に変えていく日本を。

皆さんの勇気と覚悟に心から敬意を表し、カモシカ・やっしー田中康夫からのメッセージと致します。
どうも有り難う御座います。

【地には平和を】もう、何も思い残す事は無い。明日は楽しく大いに盛り上がろう!嬉しいな。嬉しいな。言いたい事が言えるゾー!イエ〜イ!今朝、広島から駆けつけてくれるという方からお電話をいただきました。12月5日の三井さんの集会で「阿修羅掲示板を読もう!」というノボリを持っていた方だ。嬉しくなって声を掛けたら「地には平和を」を知っていると言ってくれて嬉しかったなあ。明日、会えるゾー!イエ〜イ!愚民党さんも来てくれるゾ〜♪イエ〜イ!名古屋の人も着てくれるゾ〜♪みんなで交流会だ。イエ〜イ!ちんどん通信社は「聖者の行進」をやってくれるゾ〜♪イエ〜イ!私の人生の中で最高の日になる事は間違いない!イエ〜イ!もう、死んでもイイ!イエ〜イ!一緒に歩いてみたいと思えるようなデモにするゼイ!みんな笑顔でアピールな。そこんとこ、ヨロシク。手招きしようゼイ!一緒に歩こうよ!って感じで。

今日、コーナンでのぼりを付けるポールを買ったゼイ!イエ〜イ!
12月5日に東京の三井さんの集会に「大阪宣言の会」ののぼりを持って行ったままポールは東京の人にあげたけどのぼり旗は大事に持っていたんだ。それを明日持っていくゼイ!イエ〜イ!大阪宣言の会の代表の石原さんが来てくれるからのぼりを立てて待ってますゼイ!イエ〜イ!ちょっと躁状態かな?オレって。ちょっとゴタゴタしたから仲直りしたいんです。石原さんは大人しい方なので私のがさつさには辟易しているんだろうなあ。ハンドマイクを1つコーナンで買ったゼイ!イエ〜イ!

 【「もういくつ寝るとお正月」の節で】
 も〜いくつ寝るとデモ行進♪
 デモ行進には声上げて、真実みんなに伝えましょう♪
 は〜や〜く〜こいこいデモ行進♪

これ、明日歌ってみちゃおうかな?

それにしても森ゆうこ参議院議員はスゴイですね。 ジャンヌダルクだ。 森ゆうこ議員の講演会を是非やりたい。 オレも気が多いね。 でも、本当だ。

小沢さんの起訴って何か新たな証拠でもあったんかいな? ありそうもないんだが。 取り合えず起訴しないと「起訴できない理由でもあるのか?」って思われ始めているからしょうことなしに起訴するんじゃないかな? 可哀想だね。

「もう、こんなのやっとれん!」ってちゃぶ台ひっくり返したらいいんじゃないかな? それが人間だろう。  

▲06 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105 > 781.html

そして誰もいなくなった (天木直人のブログ)

投稿者 七転八起 日時 2011 年 1 月 29 日 12:14:33: FjY83HydhgNT2

 エジプトの反政府運動は激しさを増している。 正直言ってここまで拡大するとは私も予想していなかった。 なにしろムバラク政権はこれまであらゆる危機を乗り越えてきたからだ。 米国の絶大な支援を背にしてきたからだ。

 いまでも私はエジプトがチュニジアのような民衆革命にまで行き着くとは思っていない。 米国はいざとなればムバラクを切り捨てて親米政権を打ちたてようとするだろう。 それが私が期待する真の民衆革命でないことは明らかだ。 真の民衆革命でなければ単なる政権交代だ。大勢に影響はない。

 しかし、私がここで言いたい事はエジプトの将来ではない。 米国に強固に支えられてきた政権が世界中で次々と交代しつつあるという現実だ。 気がついたら日本だけが唯一、最強の対米従属国となっているかもしれない。 そしてそんな日本が不幸な国であることは言うまでもない。

 今朝(1月29日)の早朝のテレビ番組(みのもんたのサタデーずばっと!)でエジプト情勢が取り上げられた時、民主党議員がひとことつぶやいていたのが印象的だった。

 ここまで米国に支持されていたムバラク政権でもこんな事になるんですね、といった趣旨の言葉を、驚きとも不安ともつかない表情で漏らしていた。

 おそらく彼は国際政治には疎い議員なのだろう。ましてや中東情勢は何も知らないのだろう。 そしてそんな彼こそ日本の一般国民の素朴な考えを代弁しているに違いない。


 しかし現実の国際政治はそうではない。 もはや米国に支持されていれば大丈夫だという時代は、世界では終わりつつ あるのだ。

 むしろ米国の従属国こそが次ぎ次ぎと倒れて行っている。
 それは米国の支配が終わったということではない。
 それどころか米国はあらゆる手を使って世界を支配し続けようとするだろう。
 そんな米国の支配から脱却することの困難さを世界は知っている。
 それでも世界のあらゆる国とその国民は、自主・自立を求めている。
 その動きが拡がりつつある。
 そしてそれは、それらの国の政治的、経済的発展の当然の帰結なのである。
 国民の覚醒の自然な発露である。


 鳩山首相の末路を同僚として見てきた菅直人という政治家が、同僚を助けるどころか、それを反面教師として首相になり、首相になったとたんここまで対米従属に豹変した

 それが、米国に逆らえば首相になれない、米国の支持さえ得られれば政権は安泰だ、そう思った末の行動であったとすればあまりにも浅薄だ。

 そしてその誤りが今菅首相を苦しめている。

 果たして日本の国民は世界の国民の潮流と同じように対米自立に目覚める時がくるのだろうか。

 そうであってほしい。 気がついたらやがて誰もいなくなった。日本と言う国が最後の対米従属国となった。 歴史にそう記録されないためにも今こそ日本国民は覚醒しなければならない。

 それが後世の世代に対する今を生きる国民の責任であると思う。

▲07 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105 > 831.html  

テレビ朝日が サッカー中継のハーフタイム に 小沢ネガティヴ報道  (別冊 世に噛む日日)

投稿者 純一 日時 2011 年 1 月 30 日 07:19:21: MazZZFZM0AbbM

テレビ朝日で放映された、サッカーアジアカップ決勝「日本VSオーストラリア」に、多くの国民の目が注がれていたなか、そのハーフタイムの「ANNニュース」で、小沢一郎氏のいわゆる「強制起訴」にかんする、緊急性のないニュース が流された。

宮崎の火山の噴火や、鳥インフルエンザのこと、そして緊迫度を増すエジプトの反政府運動の情報に、今、一番の緊急性がもとめられているというのに。

そういう本来、知らせるべきことより、国民の目が集中しているときをチャンスとして、小沢氏への悪印象拡大にいそしむ、この国のメディアって一体・・(ー'`ー;)

▲08 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105 > 753.html  

マスコミは、なぜ小沢が怖いのか (二見伸明)

投稿者 otoppi 日時 2011 年 1 月 28 日 19:06:29: cUHXG0u8x2am6

 新聞、テレビの小沢バッシングが狂気の沙汰である。小沢一郎が「予算が成立したら政倫審で説明する」と言っているにもかかわらず、各社横並びで「出席拒否は許せない。証人喚問だ。議員辞職せよ。離党せよ」と、それも社説で、大上段に振りかぶっての騒ぎである。社説とは社論、社の基本的な考え・主張である。日本のほとんどのマスコミが、手段を選ばず「小沢抹殺」で狂奔している光景は異常以外の何ものでもない。朝日、読売、毎日など新聞各社は、本音では、デフレ脱却や雇用など国民生活にとって待ったなしの課題よりも「小沢抹殺」のほうが最重要問題だと考えているのである。何故か。

 昨年暮れから正月にかけて一線で活躍する記者たちと懇談した。

「小沢さんの話は論理的で分かりやすい。日本の政治家で小沢さんのような、骨太の国家観、歴史観、洞察力を持った人はいない。スケールの大きい本物の政治家という感じがする」

「TPPはアメリカの世界戦略だという冷厳な国際政治が分かっているようだ」

「小沢さんの政治とカネの問題は『期ずれ』だけだろう。ガタガタ騒ぐのがおかしい。もっと冷静でいい。政治にはカネは必要だよ。私腹を肥やすのは論外だが、カネの出入りを透明にすればいいのではないか」

「検察審査会の問題は恐ろしい。目障りな政治家や高級官僚、或いは宗教団体など、小沢さんをやっつけるやり方で強制起訴して潰すことは簡単だ。仲間たちと『これは政治テロ』だって話している」

「それにしても、小沢さんには熱烈な支持者も多いが、問答無用で切り捨てるアンチも多い」。

 記者魂を持った中堅・若手の記者のほうが冷静で、まともだ。はっと思った。「マスコミの社長や幹部が、心底、小沢が怖くてしかたがないのだ」

 小沢一郎は自民党幹事長時代、記者会見を記者クラブに所属していない雑誌記者、フリーランサー、外国人特派員にも開放し、自由に参加出来るオープンな場にしていた。それ自体、画期的なことだったが、1993年8月23日、新生党代表幹事として細川連立政権を支えるキーパーソンになった小沢は、従来の「記者クラブの、記者クラブによる、記者クラブのための記者会見」ではなく、記者クラブに所属していない記者も参加し、どんなことを質問してもいい平等で「開かれた会見」にすることを宣言した。また「『本音と建前』を使い分けることはしない。ここで言わないことは、どこでも言わない。言えないことは言わない。」と強調し、政界実力者が偽の情報を流して政敵を貶めたり、野党を分断するために利用する番記者のオフレコ記者懇談会も止めたのである。1996年5月には、小沢は新進党訪中団の随行記者団に、慣行を無視して記者クラブ15社17名のほか、週刊誌3社のフリーランサー5名など記者8名を参加させたのである。北京のホテルにはプレスルームが開設され、各社均等にデスク、電話、テレックスを備えた専用ブースが割り当てられ、中国首脳との会談後のブリーフィングも差別なく各社一緒に行われた。真の「国民の知る権利」を守るために、記者クラブを通して情報を独占するという既得権にしがみつく大手マスコミに挑戦状を叩きつけたようなものだ。論理的に太刀打ち出来ないマスコミは陰微な手段を駆使し、「小沢抹殺」を始めた。

 余談だが、このときの江沢民主席との会談では、歴史認識をめぐって厳しいやりとりをしたうえで、小沢は日中関係が経済中心であることに懸念を示し「日本にはカネの切れ目が縁の切れ目という諺がある。経済協力は大事だが、それ以上に両国の信頼関係強化が大事だ」と持論を展開した

 大手マスコミは、記者クラブを通して行政、立法、司法、地方行政の全ての情報を独占している。このマスコミがお互いに談合し、「霞ヶ関」と結託すれば日本をどうにでも出来る恐ろしい存在になる。「大新聞は日本民主主義の最大の敵だ」と喝破するカレル・V・ウォルフレンが日本の大手マスコミに目の敵にされるのも、むべなるかなである。小沢一郎も「日本ではマスコミが最大の守旧派になっている」「マスコミほど今の社会で既得権を得ているところはない」とマスコミの姿勢を厳しく批判している。

 マスコミが重大視しているのは、小沢が一貫して「政権交代したら官邸の会見はオープンにする」と主張し続けていることである。一昨年3月の記者会見でも、フリーランサーの上杉隆の確認を含めた質問に、小沢代表(当時)は「どなたでも会見にお出で下さいということを申し上げております。この考えは変わりません」と答えている。「約束を守る男・小沢」が総理になったら必ず官邸の記者会見はオープンになるだろう、そうすれば、全省庁の記者会見もオープンになり、検察、警察、裁判所、各県の県政記者クラブの会見もオープンになる。それでは、大手マスコミは情報を独占出来ず特権的地位から引きずりおろされ、世論操作も出来なくなる。記者も癒着・談合の世界から、自由競争の厳しい世界に放り出され、雑誌記者やフリーランサーとの取材合戦に敗れるかもしれない。新聞の紙面作りも難しく、廃刊に追い込まれる社も出てくるだろう。各省庁も、例えば「このままではギリシャの二の舞になる。消費税増税をしなければ大変なことになる」」などと記者クラブを洗脳し、メディアを通して官僚の思惑通りに世論を誘導し、国民を洗脳する手段を失うだろう。「小沢抹殺」は大手マスコミにとって至上課題なのだ。

 ここで、横道にそれるが、小沢の「開かれた会見」の実相はどうだったのか、検証してみよう。1994年10月発行の季刊雑誌『窓』に雑誌記者の石飛仁が書いている。

 【これ以降も色づけなどしないが、知っていなくてはならない大事なことです……下平・注記】

「私が参加したその会見の場は、意外にぎこちないものだった。双方に未だ質疑のやりとりに滑らかなものがないのだ。質問が具体性を帯びていないというのか、小沢から引き出す側の工夫がほとんど成されておらず、新人記者の初歩的質問風に小沢が丁寧に答えていくというもので、きわめてぶっきらぼうというか、時局のディテールを知り尽くした上での専門家の質問という感じがほとんどしないのだ。これが私の受けた第一印象であった。小沢については、噛んでふくめるような論旨で丁寧に答えていくのが印象的であった。(略)私は正直、小沢という政治家は味も素っ気もないその言い回しのなかに全てを率直に埋めて正攻法で語っていく人物であることに驚いた。きわめて非日本人的な率直さが、そこにあるので驚いたのである。よし、これは発言の主旨をちゃんと正面から聞いていけば、政局はある程度読めるぞ、と思ったのである。
 この「開かれた会見」の場は、日ごとに重要性を増し、また話題性を発揮し、きわめてアクチュアルな政治報道の場と化して、注目を集める場となっていった。小沢自身がこの会見を重要視していることも感じとれてきた」

 自民党幹事長時代から小沢の会見を取材しているフリーランサーの田中龍作は先日、私に「小沢の答弁は丁寧で分かりやすい。的を射たいい質問をされると、嬉しそうな顔をして、大学の教授が学生に教えるように説明する。主旨や意図不明の質問や毎回繰り返す同じような質問だと『もっと勉強してきなさい』とたしなめることがあった」と語ってくれた。

 私も自由党時代、安全保障問題での「開かれた会見」の進行役を務めたことがある。びっくりするような質の高い質問をする記者もいれば、初歩的な質問をする者もいて、玉石混交で面白かったが、某英字新聞の記者の質問には『同じような質問で、何度も答えている。勉強して来なさい』とたしなめたのが印象的だった。その記者は会見終了後、青い顔をして『党首に怒られた。来週から来てはいけないということか』と泣きべそをかきそうな表情をしいているので『そんなことはない。しっかり勉強して、党首が立ち往生するような核心を突いた質問をしなさい。小沢は喜ぶと思うよ』と励ましたことを覚えている。

 1993年10月、小沢が「記者会見は義務ではない。サービスだ」と発言したと言って物議をかもしたことがある。その点について、去る1月17日夜行われた小沢一郎と岩上安身、江川紹子、田中龍作など13名のフリーランサーとの「割り勘でオープンな懇談会」で上杉隆が「サービス発言」の真意を聞いた。それに対し小沢は「僕は、記者会見は公共サービスだと言ったんです。政府や政党の会見は公のものでしょう。だから、新聞やテレビの記者諸君で独占するのはおかしい。公財である記者会見も公共サービスであり、公平に雑誌や海外メディアの諸君にも参加してもらおうと言ったわけだ。それがまったく逆の意味で使われたわけなんです」と答えた(ダイヤモンド・オンライン2011.01.20))。「てにをは」をちょっといじるだけでまったく逆の意味に変えてしまう手品のようなマスコミの陰湿さには開いた口が塞がらないのである。

 大手マスコミが恐れるのは小沢のマスコミ対策の方向性だけではない。歴史を知り、歴史に学び、そこから未来を見通す洞察力と綿密に計算したうえでそれを実行する決断力と度胸だ。

 小沢一郎が、枝野幹事長より1歳年上の47歳で自民党幹事長に就任した1989年(平成元年)は、戦後世界を支配してきたパックス・ルッソ・アメリカーナ(米ソによる平和)というパラダイムが崩壊する世界史に残る激変の時代の幕開けの年だった。菅総理は今年を「平成の開国元年」にしようとしているが、1989年こそ日本にとっても世界にとっても、文字通りの「平成の開国元年」だったのだ。6月にはポーランドで一党独裁政権が崩壊し、11月にはベルリンの壁が壊れた。1991年1月には湾岸戦争が勃発した。アメリカの庇護のもとで金儲けに余念のなかった町人国家日本は覚悟も準備もないままに国際社会に放り出された。明るくて人のいい海部総理には未曾有の国難に対処する能力はなかった。政権政党自民党は慌てふためくだけで、何の構想もない。野党は一国平和主義のタコ壺に逃げ込んで泣き叫ぶだけだった。町人国家を普通の国・国際国家に質的転換しなければ日本は国際社会で相手にされず、国益も守れないないという危機感をもって行動したのは、小沢だけだろう。日本丸が難破の危機を乗り切れたのは党を抑え、海部総理を励まし、野党を説得した小沢の腕力に負うところが大きいと評価せざるを得ない。小沢が主張した「集団的自衛権と国連による集団安全保障は違う。国連の決議のもと、国連の警察活動に参加することは憲法の理念に合致するもので、憲法違反ではない」という理論は大きな論議を巻き起こしたが、今では、日本の平和活動・国際貢献の原点であるばかりでなく、アメリカも国連のお墨付きをもらわなければ、海外での武力行使はし難くなったのである。

 小沢は官房副長官時代、日米建設摩擦、日米電気通信交渉でタフ・ネゴシエーターという評価を得た。アメリカは、日本の国益・原則を踏まえて正攻法で押しまくる交渉上手な小沢に、「脅かせば言うことをきくこれまでの日本人」とは異質の、自立した、手ごわいサムライを見出したのだろう。

 小沢は湾岸戦争が終わった直後、訪ソしてゴルババチョフ大統領と北方領土問題について会談、その後、ブッシュ大統領と会談している。モスクワ滞在中、イワシコ・ソ連共産党副書記長に言った言葉がすごい。

「人類史上で欧亜大陸にまたがる帝国をつくったのは蒙古とソ連だ。蒙古はあなた方にとっては非常に嫌な思いだろうけれども、蒙古帝国の世界史的に果たした役割は非常に大きい。あれは人種、宗教に寛容だ。それから、域内の自由交通を認めた。ヨーロッパ文明はどれだけあそこで教えられたか。文物の交流と、欧亜両大陸の親睦、その意味では非常に貢献した。ジパングなんて国を紹介したのはいつだ、マルコポーロはなぜ中国、北京まで来られたか。それは、あの時代、小アジアからずっとこっちまでの帝国の中を自由に行き来できたからだ。
 ところが、ソ連及びロシア帝国は、図体ばかりでかくて、権力で支配して、何をしたか。何もできなかった。それで破産に瀕しているだけだ。そのことをあなた方は考えなきゃだめだ」

 こうした小沢のことを当時、識者たちはどう見ていただろうか。

 五百旗頭真は「世界秩序が大きく揺らぐ時には、国際感覚を伴った国家感覚がないとやれない。田中外交は戦後政治の主流をなす経済中心主義の枠内だった。今は経済大国の上に『何か』が必要で、日本の国家像が問われている。小沢氏がそのことをまともに受け止めようとしているのは注目に値する」(小沢一郎探検、朝日新聞)と評価した。

 三木元総理のブレーンで「ストップ・ザ・オザワ」のリーダー、国弘正雄は小沢を「国家改造主義者」と位置付け、ドイツ統一の立役者ビスマルクに擬したが「小沢さんが歳をとってね、人生の悲哀を感じ、挫折も感じてね、経験の中で、むちゃくちゃな挑発型だったリンカーンが最後に『角熟』していったようになるかもしれません。そうあってほしいな」と語った(前掲書)。

 小沢に対しては好き嫌いが激しい。それはそれでいい。日本が「春のうららの隅田川」であれば小沢の出番の必要はない。しかし、百数十年続いている中央集権・官僚主導国家を政治主導・地方主権国家に衣変えする大事業は小沢でなければ出来ないことは、反小沢も認めざるを得ない現実だ。小沢は論理の男だ。しかし、それだけだろうか。アンチ小沢の急先鋒、時事通信の田崎史郎の見方が面白い。

「岡田さんが地方回りで青森へ行ったとき、県連の人がぜひ食べてもらおうと、わざわざ大間のマグロを取り寄せて準備していたそうです。しかし、やってきた岡田さんは『私、コンビニでカロリーメイトを買いますから』と言って、箸もつけずに帰ってしまった。
小沢さんは岡田さんとは対照的に、どこへ行っても地元の人たちと酒を酌み交わす。だから、ある若手議員が言ってましたが、岡田さんには7回きてもらったけれど、1回だけ来た小沢さんのほうが、はるかに効果があったと。小沢さんは、地方へ行くと、その日集まって酒を飲んだ支持者の名前と住所を、後で全部教えてもらうんです。それで全員に手紙をだす。そういう人を動かす上での配慮は、政治家にとって一つの大きな力になります」(週刊現代 2011.01.19/26)────「風」で当選した政治家から見ると「古い手法、古い政治家」なのだろうが、むしろ新しい理論・構想を持ちながら、居酒屋で酒を飲み、カラオケを歌う小沢のような「古い」政治家のほうがはるかに魅力的だ。

 胡錦涛中国国家主席が先日、国賓として訪米した。その際、アメリカは自国の国益を考えて、次期国家主席に予定されている習近平の早期訪米を要請した。一昨年秋、習近平が来日したとき、中国の要請で天皇との会見がセットされた。これに対して、宮内庁長官の羽毛田某は、小沢が天皇を政治利用したと騒ぎだし、自民党やマスコミの一部が同調した。しかし、国益を考えれば小沢の判断は正しかった。

 小沢は20年以上、ポケットマネーで米中との草の根交流をしている。昨年8月下旬、小沢は代表選のため参加出来なかったが、無名の庶民で構成された小沢訪米団がサンフランシスコで、アマコスト元駐日大使などアメリカの有力者に大歓迎された。中国でも、青年時代、小沢の招きで来日し研修した者が指導的立場で多数活躍している。小沢は一級の国際政治家でもある。

「君見ずや 管鮑貧時の交わりを 此の道 今人棄つること土のごとし」──杜甫

 諸君、ご覧なさい。昔、管仲と飽叔とが貧乏な時代に結んだ堅い友情を。今の時代の人びとは土くれのようにうち棄てて顧みない。誠に嘆かわしいことだ。───意味はこうである。

 私たちは忘れない。手を握り、肩を組み、叫んだ09政権交代を!

▲09 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105 > 754.html

「菅政権は恩忘れた」小沢G議員異例の政権批判(読売新聞)野党席から拍手と歓声が上がる

投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 1 月 28 日 19:12:42: igsppGRN/E9PQ

 民主党の広野允士参院議員が、28日の参院本会議での代表質問で、与党議員としては異例の政権批判を展開した。

 小沢一郎元代表を支持するグループの広野氏は、「マニフェスト(政権公約)の見直しは早すぎる」「官僚政治が復活しつつある」と、小沢氏の主張を代弁する形で菅首相の政権運営を批判。野党席から拍手と歓声が上がる一方、民主党席は静まりかえった。

 広野氏はさらに、「政権交代の最大の功労者は鳩山前首相と小沢氏だ。菅政権と党執行部は恩を忘れた政治に陥っている」と小沢氏らを持ち上げた。


 首相も負けじと「広野議員も野党にスキを突かれないように」とやり返し、党内では「どっちも大人げない」という声が出た。

(2011年1月28日18時28分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110128-OYT1T00830.htm?from=top

▲10 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK105 > 823.html

古舘伊知郎よ、「政治とカネ」を叫ぶ前に自らの「マスゴミとカネ」を釈明せよ! 暗黒夜考
    〜崩壊しつつある日本を考える〜
投稿者 行雲流水 日時 2011 年 1 月 29 日 22:21:13: CcbUdNyBAG7Z2

 古舘伊知郎よ、「政治とカネ」を叫ぶ前に自らの「マスゴミとカネ」を釈明せよ!

(転載開始)

◇私的整理のバイオ企業「林原」と古舘伊知郎のただならぬ関係とは?
 2011年01月28日08時00分  提供:日刊サイゾー

「バイオ企業『林原』私的整理を申請 不正経理疑惑」

日本経済新聞1面によると、バイオ企業の「林原」は25日、私的整理手法のひとつである事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きを申請したことを明らかにしたという。借入金総額は約1,400億円、約30の取引金融機関に支払延長などで金融支援を求めるという。

林原は食品の甘味料にも使うトレハロースの量産で知られ、インターフェロンなど医薬品の製造にも力を入れており、テレビCMも展開しているほどだ。非上場の同族企業で長期的な研究開発体制をとっており、研究開発の投資負担がかさんだことが原因と見られている。

この林原の社長、林原健社長は『報道ステーション』(テレビ朝日系)でおなじみの古舘伊知郎のスポンサーの一人と言われている人物だ。

「古舘伊知郎が『報道ステーション』のキャスターになる際には、この林原との関係が取り沙汰されたこともあります。というのも、古舘は以前から、林原社長の接待を受けており、豪遊した話を周囲に語っていましたが、林原は政治家(旧橋本派)のスポンサーとも言われており、その関係で同派閥関連のニュースは古舘のタブーになっていくのではないかと懸念されていたのです」(週刊誌記者)

日経の記事によれば、林原は過去に不適切な会計処理、不正経理があった疑いも浮上しているという。

「当時の取材によれば、林原は新宿歌舞伎町に社員限定で立ち入り可能なビルなどを所有していました。古舘もこのビルで接待を受けていたようです」(同)

林原は2月上旬にも債権者集会を開き、取引金融機関に支援を要請するという。返済猶予のほか、一部融資の株式化による実質的な債権放棄を求める模様だ。

医薬品の企業が新宿歌舞伎町に社員限定のビル......なんだかバブリーな話だが、こうした会社に接待を受けていたとなれば、古舘もなんらかの説明が必要だろう。

『報道ステーション』での古舘は眉間にしわを寄せ、政治とカネ問題の十分な説明を求めているが、関係の深い企業に不適切な会計処理があったとなれば、社会問題になってくる可能性が高い。古舘ならばこう言うはずだ。

「これは国民の納得のいく説明が必要になってきますね、一色さん」
(文=和田清)

(転載終了)

「古舘伊知郎、やっぱりな」
古舘伊知郎については、以前から”叩けば埃の出る体”と確信していたが、ついにそのボロが明るみに出た。

今回、私的整理手続きを申請したバイオ企業の「林原」というのは、確か岡山かどこかの会社であり、この会社の社長は早い話、古舘伊知郎の”タニマチ”である。
想像するに、普段、古舘伊知郎が飲み食いしている代金を、この”オメデタイ”社長が処理していたのであろう。

「林原」は本業では”勝ち組み企業”であるはずにも関わらず、私的整理をするに至ったのは、上記記事中にもあるように、新宿歌舞伎町に社員限定のビルを所有する等、本業以外のところで派手に無駄金を使いまくってきたためであろう。

私的整理を選択したのも、そのカネの使途を突き詰められると、とてもじゃないが正当性のある説明などつかず、民事再生法などの公的整理を活用できないという事情があるものと推測される。

私的整理であれば、残念ながら、古舘に貢がれたカネは表沙汰にはならない可能性が高いが、古舘伊知郎は、これまで散々、小沢一郎の「政治とカネ」を喧伝してきた以上、自らの「マスゴミとカネ」について釈明するべきである。

「これは国民の納得のいく説明が必要になってきますね、一色さん」(by古館伊知郎)
”そっくりそのままブーメラン”とはまさにこのことであろう。