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折々の記 2009 D

【心に浮かぶよしなしごと】

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【 07 】06/24〜        【 08 】07/06〜



【 01 】05/02

  05 02 阿修羅とはなにか
  05 06 こどもの日「朝日の社説」

05 02(土) 阿修羅とはなにか

 【阿修羅像…Wikipediaより】

 阿修羅(あしゅら、あすら、Skt:asuraの音写、意訳:非天)は八部衆に属する仏教の守護神。修羅(しゅら)とも言う。大乗仏教時代に、その闘争的な性格から五趣の人と畜生の間に追加され、六道の一つである阿修羅道(修羅道)の主となった。【http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E4%BF%AE%E7%BE%85より】

 もとはインド古来の神で、仏教に帰依し仏法の守護神となった(八部衆)のひとり。7世紀後半に中国で盛んになった密教の影響をいち早く受け、特有の超人的な姿をした日本で初めての本格的な仏像彫刻。表情に純真で繊細な少年のような面影をとどめるのが印象的。【http://www.kippo.or.jp/culture/archives/nara/index.htmlより】

         興福寺創建1300年記念
      国宝  阿修羅  展
          2009/03/31〜06/07
       東京国立博物館平成館(上野公園)
      一 般観覧料 当日 1500円 前売1300円

 興福寺の八部衆立像中の、この三面六ぴの阿修羅像は、清楚な少女のような表情を示し、天平彫刻の代表作の一つとして多くの人に親しまれ、賞賛されている名品です。 八部衆とは、仏教に従った古代インドの異教の神々を表したもので、蛇を頭に巻くもの、鳥頭や象頭をかぶったものなど、どれも異様に形で立っている。 それらの立像の中でも、細く長い六本の腕を空間に差し伸べて立つこの阿修羅像は、バランスのとれた、みずみずしい美しさと真摯な姿に、独特の宗教性を感じさせものがあります。(像高153センチ。奈良時代(734年)乾漆造)【http://www.asahi-net.or.jp/~zm4m-ootk/18seibosi.htmlより】

<阿修羅>

こんにちは、★阿修羅♪です
本当のことを探して旅をしています
本当のことが全部わかるまで旅を続けます

【http://www.asyura.com/より】



 この素晴らしい阿修羅像は誰が創ったのでしょうか?

 仏像を創るということはその仏像がもっている意味をよく理解し、その心に沿って斎戒沐浴して創るものだと聞いております。

 この阿修羅像はどうして人の心を惹き付けるのでしょうか?

 そうして、何を人の心に訴えているのでしょうか?

 眉間と双眸に現れている憂いと厳しい意思、それは何を人の心に訴えているのでしょうか?

   天を支える手  自由な手  合掌  三つの両手と  表情

 それは何を人の心に訴えているのでしょうか?

 この阿修羅像は、天平時代の人々の心を惹きつけ、そしてまた、現代に生きる人々の心も惹きつけていると思います。

 三つの両手は仏法に帰依した者の

     安心立命を表わし
    憂いからの行動を表わし
    堅い意思の祈りの表われ


 と思います。

             真剣な阿修羅              阿修羅の表情は

     仏法に即し憂いを秘めて行動する意思を表わしている

と思います。 そしてそれが阿修羅の使命ではないのでしょうか。



いま生きている人たちの今日的課題は何でしょうか? それは間違いなく「狂った金融取引」に端を発した生活不安です。

この「狂った金融取引」の悪の根源を指摘する政治家がおりません!

人々の「守銭奴化風潮」へ世界破滅の警鐘を鳴らす人もありません!

「一即多」という知識を大事にしようと自覚している人が少ないのでしょう。(安心立命)

自分が変わらなければ何も変わらないことを自覚している人が少ないのでしょう。(憂いからの行動)

平和の祈りは自分への約束であることを自覚している人が少ないのでしょう。(祈り)

阿修羅像はこうしたことを人々の心に訴えているのではないでしょうか?

05 06(水) こどもの日「朝日の社説」

こどもの日の朝日の社説……孫たちに申し訳ない!

どうすればいいんだろうか?

阿修羅となって政治に立ち向かうにはどうすればいいんだろうか?

どう考えてみても、拝金思潮が強くなって経済が瓦解することは、明らかなことです。 どうしたらいいのでしょうか? 数学を解くようなわけいはいかないんです。

先ずは社説を見てみよう。

   社説  2009年5月5日(火)付

    こどもの日に―世代間負担を見直そう 

 お父さん、お母さん。おじいちゃん、おばあちゃん。今日は私たち、子どもの話を聞いてください。

 最近の新聞では、すごく大きな額のお金をよく目にします。「経済危機対策のために予算規模が100兆円を超える」とか、「政府と自治体の債務残高が800兆円になる」とか。

 これは、国が借金だらけになることだと聞きました。よくわからないけれど、このお金は将来、私たちや弟、妹たちが払うことになるの?

 気になるのは、それだけじゃないんだ。今、おじいちゃんたちは年金というお金をもらっています。私たちがおじいちゃんぐらいの年になったら、同じようにもらえるのかな。

 今とくらべて、もらえるお金が減るかも、って先生が言っていました。これ以上やりくりが大変になったら、今の仕組みが続けられなくなるかもしれない、とも聞きました。

 私たちは一人っ子も少なくないから、みんなからお小遣いをもらえて、「ポケットがたくさんある」なんて言われる。でも同年代が少ないということは、税金なんかを1人でたくさん払わないといけないってことだよね。

 大人になってからの仕事のことも気がかりなんだ。お父さん、お母さんの友だちには、同じ会社にずっと勤める人が少なくなっているんだって。

 私たちのころにはどうなるんだろう。今までよりもたくさんお金を払わないといけないのに、ちゃんと仕事がなかったら、困ってしまう。

 大きくなったらお年寄りを助けないと。それは、わかっているんだ。でも私たちの未来について、大人たちは真剣に考えてくれているのかな。

 国の偉い人にも聞いてみたいけど、まだ選挙には行けないから……。

        ◇

 子どもたちの目から財政と社会保障の現状や雇用情勢を見たら、どう見えるだろうか。大人たちに何と言うだろうか。その思いを代弁してみた。

 子どもたちの心配は、決して誇張ではない。納税や社会保障などを通じた受益と負担の「損得格差」は、今の高齢者と未成年で生涯に1億円にもなるという試算がある。

 また新生児は、生まれた時点ですでに1500万円以上の「生涯純負担」を背負っている。秋田大の島澤諭准教授が世代会計という手法を使って、そうはじき出している。「私たちは将来世代が払うクレジットカードを使っている」と島澤氏は例える。

 経済も人口も、右肩上がりの時代ではない。世代間負担の仕組みを根本から見直さなければ、子どもたちの未来は削り取られる一方だ。

 この国の将来を支える世代に、どう希望を残すのか。それを考えるのは、参政権をもつ私たち大人の責務だ。


「 <04 27(月) 心配な豚インフルエンザ> 」

の■信頼できない死者数(豚イン)の発表ばどうなっていたのか?