【目次へ】 政治には合理的判断を願う コナ感染
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続折々の記 ⑥
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【 09 】7/11
日本学術会議会員推薦問題
すべての隠蔽(インペイ)を打破したい
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14974542.html?ref=pcviewer
07 15 (木) コロナ蔓延が大変なことになった
コロナ感染については以前から、中国の完全な都市地域のロックダウンをして防いだ記事があった。 米国はコロナ感染は中国が火元だと言い、反抗気運をはかってきた。 日本に入ってきてからの対応の仕方は、どうも解せないことが多かった。 ことにワクチンの接種については、行政サイドの実施方法は疑問が多く、国民は誰しもどのようにしてコロナ罹患を防ぐのかという基本の考えと共に、ワクチン接種についてのやり方はその場バッタリの方法で、どう進めるのか見当もつかなかった。
あれよあれよと思っているうちに、今日を迎えることとなったのです。
今日は、個人的に考えていたことをここに書き留めたいと思う。
2021/07/15 第一の記事
東京、コロナ新規感染1149人拡大が加速
今日の新聞には、グラフで見る通り第4波が極度に心配されています。 対応方法に課題が残されたままなのです。
【東京都の新規感染者数の推移】
東京都は14日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1149人確認したと発表した。都内の新規感染者数が1千人を超えるのは5月13日(1010人)以来約2カ月ぶりで、第4波のピークだった1121人(5月8日)を超えた。14日までの1週間平均の感染者数は823・3人で前週比は130・3%となり、感染拡大のペースは上昇している。
以下略
後入 2021/07/17 第五波の記事
首都圏「第5波」鮮明 埼玉・千葉・神奈川、まん延防止拡大
【5都府県の医療提供体制と感染状況】
新型コロナウイルスの感染の「第5波」が首都圏、関西圏を中心に鮮明になりつつある。緊急事態宣言下の東京都では16日、新たに1271人の感染が確認され、3日連続で1千人を超えた。埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県でも感染者が急増し、3県は16日、まん延防止等重点措置の適用区域の拡大を決めた。大阪府をはじめ関西圏でも感染は急拡大しつつある。
東京都で3日連続で感染者が1千人を超えるのは第3波の1月23日以来で、すでに今春の第4波を超え、感染者数が過去最大となった第3波の感染状況に近づきつつある。都は16日、感染力が強いとされる変異株(デルタ株)の感染者が303人確認されたと公表。1日に発表されるデルタ株の感染者数としては過去最多となった。
感染拡大は東京に隣接する首都圏で顕著だ。
以下略
2021/07/15 第二の記事(インタビュー)
歴史学者・加藤陽子さん
日本学術会議会員推薦任命に関する課題
日本学術会議の会員に推薦されながら、菅義偉首相によって任命を拒否された問題が報道されてから9カ月余り。歴史学者の加藤陽子さんがインタビューに応じた。1930年代を中心にした戦前の日本近代史の研究で知られる加藤さんは、拒否した理由を説明せず、批判されても見直しに応じない現政権を、どう見ているのか。
以下略
二つの記事を見て、こんなことでいいのかと感じています。 その理由としては、どんな考えにしても「最終的には小中学生、子供でも分かることでなければならない」という理屈に合った考えを元にしていなければならない、と私は考えているからです。
まず第一のコロナ菌による伝染疾患に対する考え方です。 どうしても伝染を食い止めるとしたら、罹患者は菌を他人に移さないことであり未罹患者は罹患者から菌を移されないことが原則であります。 これなら誰でも賛成できます。
勿論予防ワクチンが無かったこともあります。 罹患者の地域や罹患状況、罹患者名公表、罹患者家族の対処方法など、公表して周知徹底に欠けたことがあるのです。
私が指摘したいのは、罹患者の地域、罹患者氏名の公表周知の指示がなかったことです。 誰がどういうところで誰から罹患したのか聞き取り調査とその公表がないから、国民は誰しも疑心暗鬼に包まれて対応の仕方に苦慮しました。
罹患者は即刻施設へ収容することと医師による治療体制がどのようなものか周知されることが必要であり、被罹患者はどのような治療を受けて快復できるのか誰でも知っておく必要があるのです。
罹患者を出した家族や罹患者との接触者はなにに気を配ることとか、自分が発熱したとき、即刻医師の検診を受ける方法についても知っていなければならないのです。
罹患した人の場合その家族やの関係者は保菌の可能性もあるから、どう対処するかの心がけを知っておく必要もあります。
一般にマスク着用と手指の予防消毒、飛沫接触を避けるための心がけについては、誰でもこうしたことを知っていなければならないのです。
罹患者や家族、それにいつも出会う人たちへの誹謗中傷については、国民みんなの問題として、あってはならないことだし、もしあれば法的処罰も辞さないだけの覚悟をみんなが持つようにしなければなりません。 コロナに罹患することは、誰でも心配していることですから、行政関係者をはじめ、指導的立場の人々は毅然とした態度をもってコロナ対策に向かわなければなりません。
自分のいのちと人にいのちを大事にすることが、人間として一番大事なことは小学生も中学生もわかります。 こうしたことは、小学生も中学生もちゃんと守ってくれるのです。 私たちはこのことを信じてコロナ対策に対処すべきなのです。
こうした厳粛な心掛けと順法精神のもと、やっぱり日本の人たちは素敵だとお互いを褒(ホ)め称(タタ)えるようにしたいのです。 指導者の方々は、がらりと心を入れ替えてください。
二つ目の問題は、立場上とか肩書とかそんな立場から難しい議論は棚上げしておいて、ことの本質を考える必要があります。 もともとを調べてみれば分かることで、国会審議の内容に立ち入って、国の将来の方向から見た議論や意見を受けもつ組織のはずです。 日本の過去における過ちを繰り返さないために設けられた組織のはずです。
時の行政指導者が、日本学術会議会員について推薦や任命などについて口をはさむことがあってはならないのです。 過去の過ちとは武力行使、簡単に言えば戦争を前提にした考え方そのもののことです。
「いのちより大事な宝はない」
行政権の行使者に対するブレーキの働きなのです。
このブレーキがない場合の過ちが過去の日本にあったことは事実であり、このために不法な戦争となったのです。
ユネスコ憲章は、日本だけのことではなく世界中みんなの国の大事な約束です。 この考えから外れた考えがあればそれを正すのが学術会議の議論の中核になっているはずです。
現総理はこれを無視したのです。 私たちの一人一人がよく考えて判断しなければならないのです。 政治家のいうことはいつも正しいとは限りません。 論語でも注意しています。 「過ちて改めざる、これを過ちという」と。 「過ちては改むるに憚ること勿れ」と。
2021/07/16
すべての隠蔽(インペイ)を打破したい
今朝の新聞を見て驚いた。東京感染「4週間後は2406人」 第3波超えペース 専門家指摘 新型コロナ という見出しです。私の頭の中はいつもいろいろの考えが込み合っていて、そのいろいろの考えがあちこちから取上げられようとしています。 さて、どの考えにしようか?
【東京都の1週間平均の感染者数の推移と今後の予測】
東京都は15日、新型コロナウイルス対応のモニタリング会議を開いた。いまの増加ペースが続けば、8月11日に1週間平均の新規感染者数が2406人に達し、専門家はこれまで最多だった1月の第3波のピーク時(1816人)を大きく超えると分析した。入院患者数も2千人を超え、このまま急増が続けば「医療提供体制が逼迫(ひっぱく)の危機に直面する」との危機感が示された。▼3面=入院急増「余裕ない」
以下省略
結論として「すべての隠蔽を打破しなければならない」という考えを取り上げることにしました。
端的に言いましょう。 私の郡部の田舎ではコロナに罹患した人は10指にも及んでいません。 みんなそれぞれの会社で働いています。 家でのデスクワークなどの勤務状態は皆無と言ってもいいようです。
東京都では人又人で込み合いへし合い、大変です。 だれがコロナ保菌者かわかりません。 いくらマスクをしていても手洗いその他万全の心遣いをしていても、 どこで自分が罹患したのか分からないでしょう。
一杯屋の主人がいくら気をつけても、時短をせよと行政サイドから指示されています。 コロナ対策が万全であったにせよ、指示に逆らうわけにもいかないのです。
「罹患者はすべて左上腕部に幅10cmの赤い腕章をつけなさい」「罹患被疑者はすべて、左上腕部に同様の幅10cmの赤い腕章をつけなさい」という行政指導を厳格にしてください。
この指導が徹底的に行われる限り、一切のコロナ罹患の規制は撤廃してください。 すべて今まで通り一杯屋は一杯を出して商売してください。 大学生も高校生も義務教育の生徒もみんな投稿して学問に励んでください。罹患のすべて昔通りに生活してください。 心配はないはずです。
この二つの原則を貫いてこそ、合理的にコロナ罹患者の増加を食い止めることができるのです。
すべては、「いのちを守るため」の合理的判断なのです。
(きのうの新聞)天声人語 そこに海があるのに光る波、白い砂。海水浴の名所として知られる千葉県勝浦市の浜は例年、20万、30万もの人びとでにぎわう。市観光商工課の吉野友希(ゆき)さん(23)はこの3カ月、考えに考えた。海水浴場を開くべきか、開かざるべきか▼昨年は迷いがなかった。初めての緊急事態宣言を受け、県内すべての自治体が海開きをあきらめたからだ。だが、ワクチン接種の進む今夏は違う。観光行政の担当者としては当然、サーファーや家族連れを呼び込みたい▼例年であれば7月半ばの海開きを8月に延ばす案、駐車場の台数を減らす案も検討した。そのうえで区長や観光協会長ら8人の考えを尋ねて歩いた。「都会から大勢が来れば住民の感染が心配」「高齢化で感染対策に当たる人手を確保できない」「うちの浜でクラスターが発生したら目も当てられない」。海開きを望む声は皆無だった▼春先は開設に傾いていた市だが、土壇場で不開設に転じる。「海を開けば活気は戻りますが、感染拡大を避けたいという声は切実でした」と吉野さん。マリンレジャーの盛んな千葉県内でも市町村によって結論は割れた▼〈おお美しい勝浦 山が緑の 優しい両手を伸ばした中に 海と街とを抱いている〉。勝浦湾を一望する高台で与謝野晶子の詩碑を見た。かくもみごとな浜が目の前にあるのに、海開きができない現実が切ない▼全国に海水浴場はざっと1千カ所。開こうとも開かずとも煩悶(はんもん)の夏である。一方、五輪の準備は粛々と進む。その落差に目まいがする。勝浦市観光商工課の吉野友希(ゆき)さんの心配は、すべての隠蔽が打破されれば雲霧離散ということになる。 そして、海水浴に行きたい人々は自由に他人(ヒト)にも害を与えることもなく楽しく生活をエンジョイできるのです。
隠蔽打破による経済効果ばかりではなく、精神的にも一歩も二歩も生活自身を高めることになるのです。
私の主張にはまだ足りないことがあるでしょうが、基本的対策としてぜひとも考え直してほしいのです。
アメダスについて
① 意味
局地的な集中豪雨などを監視するために開発された地域気象観測システム。
② 語源・由来
地域気象観測システムの英語名
Automated Meteorological Data Acquisition System の頭文字、 AMeDAS。
直訳 自動の 気象 データ 取得 システム という意味です。
アメダスは全国約1300ヵ所にある無人気象観測所から、電話回線を利用して、自動的に気象観測データを送るシステムです。
きょう16日、テレビ放送では関東中越では梅雨明けになったと言っています。 やっと野菜作りも正常に戻ります。 うれしい。