折々の記へ

折々の記 2010 @

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】01/01〜        【 02 】01/05〜        【 03 】01/10〜
【 04 】01/16〜        【 05 】01/19〜        【 06 】01/20〜
【 07 】01/23〜        【 08 】01/24〜        【 09 】01/25〜


【 06 】01/20

  01 20 朝日の社説 と <官僚腐敗・検察悪臭>
       田中宇の国際ニュース解説・メインページ
  01 21 習字の新年会
  01 22 日本がアメリカCIAの手先になった

 01 20 (水)  朝日の社説 と <官僚腐敗・検察悪臭>

昨日の阿修羅の記事は、恐怖ですらありました。

一人一人の生活がすぐ変化することはないけれど、国家の進む方向が変わっていくと、国単位のすべての人々の生活を規制することになります。 このことは、日米安保条約によって今まで日本が進んできた方向が規定されてきていたことにほかなりません。

アメリカが惹き起こした今回の金融危機など、アメリカの責任を誰一人として糾弾しようとしている人がいません。

国の進むべき方向がいくつかの要素によって大きい影響を受けるとしたら、共通の認識になるよう国民すべての人々の意識を喚起して、みんなの意見を集約していかなくてはなりません。

‘純一投稿者’が抹殺されるようなことがあるとしたら、もはや日本の地検特捜部は大正末から昭和へかけての特高警察以上の危機に瀕していると言えます。 アメリカのネオコンは‘救いがたい餓鬼大将’の内面を秘めています。

戦争は国家間の殺人行為であります。

アメリカの政権者は戦争を平和の手段としています。 戦争という手段は平和の破滅をもたらすだけです。 かつての日本がそうであったように、アメリカは世界を破滅に追いやっているとしかいいようがありません。

人の心の中に殺人を認めさせようとしているのです。

今回の地検特捜部がアメリカの論理依りになっているとしたら、まさにアメリカのポチになっているとしか言えません。

アメリカ人の非ではなく、アメリカの指導者層の人たちの中に、大きな間違いがあるとしかいいようがありません。



   朝日新聞の社説を載せておきます。

国会論戦―暗い民主主義はいらない
2010年1月20日(水)付

 政権交代して初の通常国会で論戦が始まった。小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる捜査が進むなか、荒れ模様の幕開けである。

 小沢氏は東京地検の事情聴取を受ける方向という。国会論戦でも当面は、この問題や鳩山由紀夫首相の偽装献金問題が焦点とならざるをえない。

 「政治とカネ」をめぐる与野党の泥仕合はおなじみの光景かもしれない。しかし、今回の一件が持つ意味合いは、これまでとは大いに違う。

 有権者が初めて自ら政権交代を実現させた直後である。 多くの有権者は、かつての「金権腐敗」政治はもうご免だと願い、民主党に投票したはずだ。なのにまた同じことが繰り返されるなら、何のための政権交代だったのか。政党政治そのものへの失望が、今度こそ癒やしがたく深まりかねない

 その危険を首相以下、政府与党の面々がしっかり感じているのかどうか、はなはだ心もとない。

 典型は首相が小沢氏に語った「どうぞ戦ってください」との発言だろう。

 自民党の大島理森幹事長は、19日の代表質問で「一国の首相の発言とは信じられない。誰と『戦う』ことを念頭に置いていたのか」とただした。検察の捜査に介入するつもりなのかという、至極もっともな問いである。

 首相は「私は行政の長であり、検察の公正な捜査を信じている」と答えたが、言葉の選び方や置かれた状況への感度が鈍すぎる。

 ほかにも首をひねるような動きが相次ぐ。民主党は一昨日「捜査情報の漏洩(ろうえい)問題対策チーム」を党内に設けることを決めた。検察による報道機関に対する情報操作の有無を調べるという。原口一博総務相も昨日、一連の報道に関し、情報源を明確にすべきだとの考えを述べた。逮捕された石川知裕衆院議員と当選が同期の議員らは「石川代議士の逮捕を考える会」をつくった。

 いずれも、小沢氏の「全面対決」路線に歩調を合わせようとするもののようだ。異様な光景の広がりである。

 総選挙での圧倒的な民意の支持を、はき違えているのではないか。検察も無謬(むびゅう)ではないだろうが、政権与党も万能ではない。様々な力が互いに抑制、均衡しつつ丁寧にことを進めていくのが、まともな民主主義社会である。

 小沢氏が検察を批判する際に語った「これがまかり通るなら日本の民主主義は暗澹(あんたん)たるものになる」という言葉は、むしろいまのような状況にこそ当てはまるのではないか。

 最優先すべきなのは、国会論戦を空費させないことである。小沢氏らは国会で事実関係の説明をすべきだ。

 そのうえで予算案審議や政策論争を本格化させる。政権交代後、「国会審議の活性化」論議を先頭に立って進めたのは、小沢氏だったはずである。



きのう「いかりや爆」さんから葉書を戴きました。 きょう‘爆さん’のブログには
次のような記事が載せられています。 ‘純一投稿者’も‘爆さん’も、ともに
憂国の士でありましょう。 多岐にわたる情報収集によって、国民にわかるよう
情報を発信して下さることをねがっています。



いかりや爆氏の毒独日記
最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

官僚腐敗、検察は悪臭を放っている
2010-01-19 09:48:23 | 日記


 鳩山首相は、検察との対決姿勢を強める小沢氏と16日に会談した際、首相が「闘って下さい」と述べたことが問題になっている。鳩山首相は、翌日「戦ってください」と伝えた発言に関して「検察批判ではない」と釈明した。

 先の選挙で因縁対決と言われた片山さつき氏を撃破し、民主党の刺客(?)候補を破って当選を果たしたあの城内実氏のブログをみていたら、「鳩山総理あなたは行政府の長ですよ!」と題して、鳩山首相を厳しく批判しています。

彼の批判するところは、

““「(検察と)闘って下さい」という総理の発言に唖然とした。鳩山総理の憲法意識の低さは目に余る。
 日本は議院内閣制である。いい悪いは別として、立法府、行政府、司法府の三権分立が憲法でうたわれている。にもかかわらず、行政府の長が部下である行政府の一機関の決定に対して擁護することなく、立法府の最大与党のナンバー2(小沢氏)の立場を重視するのであれば、行政府の長の役割を放棄したことになる。””

 彼の言わんとするところは理解する。しかし今の検察は形式論や筋論が、まかり通るほどまともではないところに問題がある。彼らは、司法の独立という立場を利用して、怪しげな国策捜査で時の政権をも左右する傲慢な権力集団になりさがっている。彼らを擁護するに値する機関になっていない、城内氏の批判はあまりに杓子定規に過ぎないだろうか。今の検察官僚は傲慢なだけではない、悪臭を放つほどに腐敗している。腐敗し、傲慢な検察に対して「なーなー主義」でいいわけがない。

 昨日(18日)、元大阪高検の三井環氏が刑期を終えて静岡刑務所を出所しました。
彼は2002年4月22日、テレビ朝日「ザ・スクープ」のキャスター鳥越俊太郎からのインタビューを収録する予定だった。そのインタビューの内容は検察の裏金告発だったとされている、彼はインタビュー直前に大阪高検特捜部によって逮捕された。
 植草事件をみてみるがいい、検察は白いものでも黒にする。どうみても警察ー検察ー裁判官らのぐるとしか思えない痴漢でっち上げ事件じゃないですか。彼が上告しようとしても最高裁は門前払いをした。

 腐敗しているのは、勿論検察だけではありません。
ご存知の通り、膨大な年金記録問題は厚生官僚たちのあまりにひどすぎる杜撰な管理体制:基礎年金番号に統合・整理されていない記録がなんと約5000万件、いわゆる「宙に浮いた年金記録事件である。

 官僚の天下り先は4500団体、2万5千人が天下っている。
 私は民主党を妄信しているわけではありません。国民の生活を守ると言いながら確たるビジョンもなく、財政均衡や財政規律など財源問題になると、将来の消費税アップを臭わせるなど頼りない。又、小沢氏を百パーセント支持しているわけでもない、彼の提案している外国人参政権問題は、一日本人として賛成しかねる。
 しかし、民主党の掲げる官僚改革だけは、なんとしてもやり遂げて欲しいと願っている。
 紆余曲折はあったにしても、戦後60数年自民党主導の政権が続きました。長期政権は必ず腐敗します。その腐敗の極みが、小泉ー竹中氏らの郵政民営化であり、大義なきイラク戦争への加担です。その腐敗した政権を陰で支えたのは、検察を含めた官僚たちです。

 今回の一連の小沢氏の政治と金問題に対し、マスゴミが執拗な小沢批判を繰り返している。
 17、18日に行われた共同通信の世論調査によれば、内閣支持率は41.5%、不支持は44%だったという。昨年の8月30日の衆院選結果は、戦後始めて国民が主体的に政権を交代させた。垢にまみれた自民党政権をなんらの総括もなしに復活させてはならないと思っているが・・・この国のマスゴミは官僚たち以上に腐っている。




「経世会」と「清和会」
http://www.janjannews.jp/archives/2177793.html
【オムニバス】 2010年01月06日 オムニバス山崎康彦


 私は大手マスコミが絶対報道しないような隠された情報を知るために投稿記事掲示板「阿修羅」をよく見ます。

 特に「拍手ランキング」http://www.asyura.us/hks/ranking_list.php のページは、「拍手」が多い順に記事がランキングされていますので大変見やすくなっています。

 今ランキングが高い記事の多くは、東京地検特捜部による小沢民主党幹事長に対する異常とも言える「国策捜査」への批判記事です。

 その中で特に注目したのは、1月3日の投稿記事「東京地犬特捜部」http://asyura.com/10/senkyo76/msg/1128.html のコメント欄に書き込まれた【「経世会(旧田中派)」VS「清和会」】の記述でした。

 東京地検特捜部がこれまで摘発し失脚させた主な自民党政治家の名前を列挙したリストですが、すべて田中角栄元首相の流れを汲む「経世会」の政治家たちなのです。

 対照的に岸信介元首相の流れを汲む「清和会」の政治家たちは誰一人として摘発されず全員が「安泰」なのです。

 以下のリストをご覧ください(* の項目は私が原文に追加したものです)。

▲「経世会(旧田中派)」VS「清和会」

(田中派)田中角栄 逮捕 ロッキード事件(←東京地検特捜部)
(経世会)竹下登  失脚 リクルート事件(←東京地検特捜部)
(経世会)金丸信失脚逮捕 佐川急便献金・脱税(←東京地検特捜部&国税) 
(経世会)中村喜四郎 逮捕   ゼネコン汚職 (←東京地検特捜部)
(経世会)小渕恵三 (急死)(←ミステリー)
(経世会)鈴木宗男 逮捕 斡旋収賄 (←東京地検特捜部)
(経世会)橋本龍太郎 議員辞職 日歯連贈賄事件(←東京地検特捜部)
(経世会)小沢一郎  西松不正献金事件 (←東京地検特捜部)
(経世会)二階俊博  西松不正献金事件 (←東京地検特捜部)

(清和会)岸信介    安泰
(清和会) 佐藤栄作   安泰 *
(清和会)福田赳夫   安泰
(中曽根派)中曽根康弘 安泰 *
(清和会)森 喜朗    安泰
(清和会)三塚 博   安泰
(清和会)塩川正十郎  安泰
(清和会)小泉純一郎  安泰 *
(民間) 竹中平蔵   安泰 *
(清和会)尾身幸次   安泰
(清和会) 安部晋太郎  安泰 *
(清和会) 福田康夫   安泰 *
(麻生派) 麻生太郎 安泰 *
(清和会) 中川秀直 安泰 *
(清和会) 町村 信孝 安泰 *

▲なぜこれほどまでに露骨に色分けされているのでしょうか?

 それは「清和会」をつくった岸信介元首相と「経世会」をつくったの田中角栄元首相がとった「米国との関係」の違いに根本原因があると思われます。

 「清和会」の岸信介元首相と米国との関係は、対等や従属どころの話ではなく彼はCIAに金で雇われた米国の利益代理人=エージェントだったのです。

 このことは日本の大手マスコミは一切報道しませんが、岸信介元首相がCIAに雇われたエージェントであったことは情報公開された米国務省資料や米公文書館資料ですでに証明されていることです。

 ピューリッツア賞受賞のティム・ワイナー・ニューヨークタイムズ記者が書いた『CIA秘録上』(文藝春秋社)の第12章「自民党への秘密献金」に詳しく書かれていますのでぜひお読みください。

 他方「経世会」をつくった田中角栄元首相は、1972年夏電撃的に中国を訪問して「日中国交正常化」を実現しました。また米石油メジャーの独占支配に抗し、日本独自のエネルギーや資源の確保に向けて積極的に「日の丸外交」を展開したのです。

 同じ時期「米中国交正常化」を秘密裏に計画していたニクソン米大統領の特別補佐官キッシンジャーは田中角栄に先を越されたことに烈火のごとく怒り、「ジャップは最悪の裏切り者」と口汚くののしったと、解禁された米公文書に書かれています。

■「ジャップは最悪の裏切り者」 72年にキッシンジャー氏 共同通信 2006/5/26

   (http://www.asyura2.com/0601/senkyo22/msg/475.html 阿修羅掲示板より) 

▲結論

 戦後の日本は見かけは独立国ですが実体は米国の植民地そのものであり続けてきました。

 日本人が営々として築いてきた富は米国と日本人エージェントに収奪され続けてきたのです。日本人の生活は破壊され人権は侵害され続けてきたのです。

 米国は米国の利益を第一に考える「清和会」系の政治家を代々日本の首相に据えてきました。

 田中角栄氏などのように、米国の意向にそわない「経世会」系の政治家が国民の広範な支持で首相となり反米的な独自政策を実行し始めたとたん、米国はCIAや公安警察が集めた個人秘密情報を基にして東京地検特捜部に「国策捜査」を指示するのです。

 日本の大手マスコミはCIAの支配下にありますので、東京地検特捜部の「国策捜査」に全面協力し「世論誘導」して「何も知らない国民」をだますのです。

 現在進行中の東京地検特捜部による小沢民主党幹事長に対する異常とも言える「国策捜査」の背景には、米国と日本人エージェントの「小沢つぶし」と「民主党政権転覆」によって「新たな日本の支配体制」を確立する明確な意思があると思われます。

 私たちが今なすべきことは、米国と日本人エージェントたちが死に物狂いで仕掛けている「小沢つぶし」→「民主党政権転覆」→「新たな日本支配体制確立」の意図を見抜き、大手マスコミの「世論誘導」にだまされずに東京地検特捜部の「国策捜査」を批判してつぶすことです。

 私たちが今なすべきことは、せっかく政権交代を実現したのですから、民主党政権を米国と日本人エージェントたちの「謀略」から守り、「戦争」と「謀略」と「人権侵害」の国=米国から一刻も早く日本が「独立」するようにすべきです。

 私たちが今なすべきことは、「日米安保条約」を即時に破棄して日本の国土から米軍基地を全面撤去させることです。

 私たちが今なすべきことは、日本の国益ではなく、米国と自己の利益を第一に考え「謀略」に加担する日本人エージェントを特定して「彼ら」の責任を徹底的に追及することです。

  「オムニバス」カテゴリの最新記事
  【オムニバス】やらせ疑惑釈明になっていないTBSの説明
  【オムニバス】オリオン座の消滅
  【オムニバス】政治改革:小沢さんのような国会議員を排除するためには
  【オムニバス】「1.15検察クーデター」を許せば日本の未来は無くなる!
  【オムニバス】検察VS小沢 このままでは小沢さんに不利
  【オムニバス】政治資金規制法で考えておくべき事
  【オムニバス】「鳩山政権」転覆を謀っている、と思われる集団への質問状
  【オムニバス】法律闘争から政治闘争に逸脱した検察を危ぶむ
  【オムニバス】小沢氏への再聴取要請に思う
  【オムニバス】高まってきたメディアの世論操作への危惧



★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK22 > 475.html
「ジャップは最悪の裏切り者」 (解禁された米公文書より)72年・キッシンジャー氏
http://www.asyura2.com/0601/senkyo22/msg/475.html
共同通信 2006/5/26 18:29

 【ワシントン26日共同】
 ニクソン米大統領の中国訪問など1970年代の米外交政策を主導したキッシンジャー大統領補佐官(後に国務長官)が72年夏、田中角栄首相が訪中して日中国交正常化を図る計画を知り「ジャップ(日本人への蔑称(べっしょう))」との表現を使って日本を「最悪の裏切り者」と非難していたことが、26日までに解禁された米公文書で分かった。

 キッシンジャー氏の懐疑的な対日観は解禁済みの公文書から既に明らかになっているが、戦略性の高い外交案件をめぐり、同氏が日本に露骨な敵がい心を抱いていたことを明確に伝えている。日米繊維交渉などで険悪化した当時の両国関係を反映しており、70年代の日米関係史をひもとく重要資料といえる。

★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK22 > 494.html
キッシンジャー氏、田中元首相を「ジャップ・裏切り者」 やはりそうか。角栄さんを憎んでいた。傲慢だよな。
http://www.asyura2.com/0601/senkyo22/msg/494.html
投稿者 新世紀人 日時 2006 年 5 月 27 日

キッシンジャー氏、田中元首相をジャップ

 ニクソン米大統領の中国訪問など70年代の米外交政策を主導したキッシンジャー大統領補佐官(後に国務長官)が72年夏、田中角栄首相が訪中して日中国交正常化を図る計画を知り「ジャップ(日本人への蔑称(べっしょう))」との表現を使って日本を「最悪の裏切り者」と非難していたことが、26日までに解禁された米公文書で分かった。

 キッシンジャー氏の懐疑的な対日観は解禁済みの公文書から既に明らかになっているが、戦略性の高い外交案件をめぐり、同氏が日本に露骨な敵がい心を抱いていたことを明確に伝えている。日米繊維交渉などで険悪化した当時の両国関係を反映しており、70年代の日米関係史をひもとく重要資料といえる。

 文書はシンクタンク「国家安全保障公文書館」が国立公文書館から入手。26日の公表前に共同通信に閲覧を認めた。

 ハワイで日米首脳会談が行われた72年8月31日付の部内協議メモ(極秘)によると、キッシンジャー氏は部内協議の冒頭で「あらゆる裏切り者の中でも、ジャップが最悪だ」と発言した。

 続けて、中国との国交正常化を伝えてきた日本の外交方針を「品のない拙速さ」と批判し、日中共同声明調印のために田中首相が中国の建国記念日に合わせ訪中する計画を非難。首相訪中に関する日本からの高官協議の申し入れを拒否したという。

 またフォード大統領訪日を直前に控えた74年11月12日付の国務省会議録(秘密)によると、国務長官も兼務していた同氏は省内会議で田中首相について「日本の標準に照らしてみてもうそつきだ」と言明した。

 今回判明した発言内容に関し、キッシンジャー氏は共同通信の取材に応じていない。

■詳報  米公文書の要旨

 【ワシントン26日共同】解禁された米公文書の要旨は次の通り。

 ▽1972年8月31日のバンカー駐南ベトナム大使とキッシンジャー大統領補佐官の部内協議メモ(極秘)

 一、あらゆる裏切り者の中でもジャップは最悪だ。

 一、中国との関係正常化を品のない拙速さで進めるだけでなく、中国の建国記念日に訪中したがっている。

 一、昨日、日本側はこの件で鶴見(清彦)外務審議官が私と打ち合わせをしたいと面会を申し入れてきた。
    ロジャーズ国務長官にも同様の申し入れをしてきた。長官らがどう対応したかは知らないが、私は審議官
    には会わない。

 ▽74年11月12日付の国務省会議録(秘密)

 一、ハビブ国務次官補(東アジア・太平洋担当) 日本の内閣は厳しい状況だ。フォード大統領訪日後に、
    田中(角栄)首相は辞任するだろう。

 一、キッシンジャー国務長官 大統領訪日で何を達成するのか。

 一、次官補 訪日自体が一つの目標達成だ。大きなインパクトがある。訪問を取りやめたら、政治的に大きな
    影響が出る。

 一、国務長官 田中(首相)にそれほど関心があるわけではない。

 一、次官補 彼が辞めても涙を流すことはない。彼は退屈な首相だった。

 一、国務長官 日本の標準に照らしてみてもうそつきだ。

新世紀人コメント
「裏切り者との評価は、いかに彼らが主観的に日本と日本人をみているかと言う事を表わしている。
裏切るような約束を彼らに対し、日本と角栄氏は交わした覚えはないではないか。
戦争で打ち負かし、無理やりに自分の意思を押し付けた相手が服従心を持つ筈が無いではないか。
しかし、次のような解釈も出来るかもしれない。
彼らは、日本と日本人を自分達と不離一体の恋人または妻のように思っていたのかもしれない。
そうであれば(そうで有る可能性も高いのだが)、余りにも日本と日本人に対して片想いが過ぎるのではないか。
尤も、相手が如何なる者であっても、片想いをされる事は結構な事ではある。
しかし、考え直して欲しいものだ。
本心から彼らを友人として考えてくれる頼りがいの有る友人としての日本と日本人であったほうが彼らにとっては幸福である。
奴隷としての日本と日本人は彼らに幸福をもたらす事は無いのだから。」

http://tanakanews.com/c0318china.htm
米中台・解かれたキッシンジャーの呪い
2002年3月18日  田中 宇

米中台・解かれたキッシンジャーの呪い

 将来のいつの日か、1990年代のクリントン政権時代のアメリカは、第一次大戦後の豊かな時代だった1920年代と似た「絶頂期」と考えられているかもしれない・・・そんな風に分析した本がアメリカで話題になっている。ヘインズ・ジョンソン(Haynes Johnson)というジャーナリスト・歴史家が書いた「The Best of Times : America in the Clinton Years」という本だ。

 1997年にIBMのコンピューターがチェスの大名人を打ち負かした話から始まるこの本は、1990年代を、インターネットやバイオテクノロジーといったハイテク過信の時代で、みんなが金融投資で大金持ちになることを夢見たバブル経済の時代だったととらえる一方、クリントン大統領のモニカ・ルインスキ事件など、マスコミがスキャンダル報道に明け暮れた醜聞の時代でもあったと書いている。(関連記事)

 この本は911事件の前に書かれたものだが、クリントンの時代がアメリカの歴史的な絶頂期であったのなら、その時代が終わり、下り坂の時代が始まったことを象徴するのが、911以降のテロ戦争であると考えることもできる。そして、アメリカの繁栄期がクリントンの任期とともに終わったから、その後を継いだブッシュは経済ではなく、テロ戦争という名の「力づく」で世界を支配する新体制に移行しなければならなかったのかもしれない。(関連記事)

▼歴史のウソが暴露される昨今

 世界の情勢は今、冷戦後の10年という一つの時代が終わり、新しい時代が来たことが次第にはっきりしてくる時期に当たっているように思われる。こうした時代の変わり目は、前の時代の体制を維持するために必要だったウソが用済みになって暴露され、今まで信じ込まされてきた歴史観が間違っていたことが判明する時期でもある。

 この手の「ウソの歴史」の暴露として象徴的なものが、今年2月末日にあった。1970年代、アメリカが中国と国交を回復した理由は、一般には「ソ連に負けないよう中国と手を組むことにした」という「敵の敵は味方」の冷戦理論で説明されているが、実はそうではなく、アメリカはベトナム戦争の泥沼から脱するために中国との国交回復を必要としていたということが暴露された。

 また、アメリカは中国との国交正常化に際し、最初から台湾の主権を侵害するつもりはなかったという歴史認識が一般的だが、実はそうではなく、「北京政府が中国の唯一の正統政府で、台湾は中国の一部としていずれ併合されるべきだ」という中国政府が以前から主張していた「一つの中国の原則」を容認することを、アメリカは国交正常化に向けた交渉の冒頭から、中国に対して表明していたことが明らかになった。

 こうした事実は、アメリカの国務長官だったキッシンジャーが1971年7月、秘密裏に中国を訪問し、周恩来首相と会談したときの機密文書が、アメリカ政府がよって2月末に公開されたことで明らかになった。(関連記事)

▼「台湾問題を話さなかった」というウソ

 1972年のニクソン大統領の中国訪問の準備として行われたキッシンジャーと周恩来の会談は、冷戦が始まって以来初めて米中の指導者が会談したもので、米中双方にとって歴史の転換点となった会合だった。

 これまでこの会談については、キッシンジャーは1979年に出版した回顧録で書いていることが歴史的な事実とされてきた。「周恩来との会談では、米中関係の基本となる認識論が話し合われた。米中間には、具体的に解決しなければならない問題がほとんどなかったため、相互信頼を醸成するための抽象的な話し合いだけで十分だったからだ。台湾問題についても、ほとんど話し合わなかった」というのが、これまで歴史的事実とされてきた。

 ところが実際には、会談内容はまったく違っていた。7時間におよぶキッシンジャー・周恩来会談では、冒頭の2時間以上が「台湾問題」に費やされた。周恩来は「一つの中国の原則」を認めない限り、アメリカと外交関係を樹立することはできないと主張した。

 これに対してキッシンジャーは、北京政府が中国の唯一の正統政権であることを認め、「台湾が中国の一部だということは認められない」としながらも、台湾が中国とは別の国として独立すること(二つの中国論)も認めないと明言し、いずれ中国と台湾が統合されることが望ましいと述べ「一つの中国原則」の主要部分を認めた。

 キッシンジャーはまた、アメリカはベトナムから撤退した後、台湾に駐留している米軍の3分の2を撤収すると周恩来に伝えている。中国に北ベトナムへの支援を控えてもらい、アメリカのベトナム撤退を容易にするという策があったと思われる。

 当時すでにベトナム戦争は泥沼化していた。ニクソン政権は、キッシンジャーを北京に派遣する前に、すでにベトナムからの撤退する方針を決定しており、その際に「アメリカの敗戦」という色彩を薄めることが肝心だった。それには中国がアメリカに敵対している状況を変える必要で、中国との関係を好転させるための譲歩として、アメリカは台湾を見捨てる決断をしたのだった。

 キッシンジャーはニクソン訪中後の1973年11月にも訪中して再び周恩来と会い、翌年までに台湾にある米軍の核兵器とU2偵察機、F4戦闘機をすべて撤去する、と表明している。しかも、アメリカがこの撤去を台湾政府に伝えたのは、中国に教えてから半年も経った後だった。(関連記事)

 今年2月末に公開された機密文書の中には、キッシンジャー国務長官が北京に秘密訪問する3カ月前の1971年4月にニクソン大統領と打ち合わせを行ったときの議事録もあった。それによると、キッシンジャーはニクソンに「中国との国交が正常化したら、数カ月以内にベトナムから撤退して戦争を終わらせることができる」という非常に楽観的な予測を主張している。

▼台湾の巻き返し

 キッシンジャー訪中の翌年、ニクソン大統領が訪中し、米中関係は正常化した。だがその一方で、台湾側は見捨てられないようアメリカの政界に対して政治献金やロビー活動を強めた。

 また台湾側は、アメリカ政界内部でベトナム戦争終結に反対する勢力に働きかけ、CIAがベトナム戦争をラオスに広げ、それを台湾の特務部隊が支援する体勢を作ろうとした。ラオスは中国のすぐ南にある国で、国民党政権は台湾に逃げてくる前の抗日戦争期、中国南西部を拠点としていたから、この地域の情勢に詳しかった。

 アメリカが中国のすぐ南のラオスで戦争を拡大すれば、米中関係が再び悪化して戦争になるかもしれず、そうなると国民党政権が大陸に返り咲ける可能性が増えるという作戦だったが、ラオスで社会主義政権が力をつけたため失敗した。(関連記事)

 また、建国以来独裁体制を続けてきた台湾の国民党政権は、1970年代後半から民主化を開始し、その後20年かけて民主主義を台湾に浸透させ、2000年の大統領(総統)選挙で、国民党自身が敗退し、民主化勢力だった民主進歩党の陳水扁政権ができるという状態まで移行させた。

 これもまた、アメリカが理想の政治形態として世界中に押しつけてきた民主主義を率先して台湾に定着させることにより、民主主義の「模範生」である台湾をアメリカが見捨てられないようにする戦略だったと思われる。

 こうした巻き返しが功を奏し、1979年にはアメリカ議会で台湾を見捨てないという「台湾関係法」が通った。アメリカ政府は、中国には「台湾を見捨てる」と約束する一方で、台湾に対しては「見捨てない」と約束するという、二枚舌の状態になった。(関連記事)

 その結果、アメリカの高官が中国政府と会談するたびに、実は台湾の問題について話し合っているにもかかわらず「台湾問題については話し合っていない」とウソを言わねばならない状態になった。2月末に機密文書が公開されてから、こうしたアメリカ外交の難しさは「キッシンジャーの呪い」と呼ばれるようになっている。

▼国交正常化30周年を利用する

 今後、この「呪い」はどうなるのだろうか。「呪い」の存在が暴露されたこと自体が、その答えを示唆している。

 キッシンジャー・周恩来会談についての機密文書は、作成されてから30年経ったため、機密を解かれることになった、というのが公開の表向きの理由である。しかし昨年の911事件以降、アメリカ政府は機密解除したくない文書は何十年経っても公開しないという姿勢を強めており、キッシンジャー文書も公開されなくても不思議はなかった。

 それでは、この文書はなぜ公開されたのか。ブッシュ大統領が2月23日に1泊2日という超短期間で中国を訪問したが、この日付は1972年2月23日にニクソン大統領が訪中してから、ちょうど30周年の記念日にあたる。そして、ブッシュ訪中の前後にアメリカのマスコミに出た訪中関連の記事のいくつかは「ブッシュ政権は今回の訪中を機に、中国との関係を過去30年間の束縛から解放し、新しい米中関係を構築していく」と分析している。

 つまりブッシュ政権は、これまでのアメリカの対中外交が「キッシンジャーの呪い」に束縛されていたことを機密文書の公開によって明らかにし、ニクソン訪中30周年の日にブッシュが訪中することで「アメリカは中国との関係を大きく変える」というメッセージを発しているのだと思われる。

 昨年の911事件以来、ブッシュ政権は「アメリカを敵視する国は、どこであってもテロ支援国家とみなす。そういった国には、アフガニスタン並みの軍事制裁をするかもしれない」と言い続けている。

 キッシンジャー以来の米中関係は、中国と良好な関係を維持することにより、13億人という巨大な中国の消費市場、格安な労働市場から、アメリカが経済的な恩恵を受けることを目的としてきた。

 だが911以降のアメリカは、そういった考えのほかに「中国が悪の枢軸に入りたいなら、いつでも空爆をお見舞いするぜ」といった考え方が出てきた。軍事産業が外交をリードした冷戦時代の対ソ戦略の復活である。

 アメリカは、中国が「親米」を維持しようが「反米」に転じようが、どちらでも対応できる状態になった。だから、ブッシュ政権は「アメリカは台湾を守る」と明言しつつ、中国に対して「仲良くしよう」と言えるのだろう。

▼米中台関係から暴力の要素が減った?

 中国を敵に仕立てる「第二冷戦」の考え方は数年前から存在しており、アメリカの政界では親中国と反中国の両方の主張が入り乱れていた。だが、経済を重視したクリントン政権下では、中国経済の大きさを無視できなかったため、反中国の考え方は脇に追いやられる傾向が強かった。

 クリントンが1998年に訪中した際は、上海で「台湾の独立を認めず、中国と台湾は別々だという発想も認めず、台湾が国家として国際機関に加盟することも認めない」という「3つのノー」を発表した。これは事前の予定になかったことで、クリントン政権は後から特使を台北に派遣したが、台湾政府を大いに落胆させた。

 これに対し、ブッシュ大統領は訪中前に特使を台北に派遣し「大統領は中国に行くが、それで台湾が見捨てられることはない」とクギをさしておいた。

 ブッシュが訪中した日、台湾独立派の闘士として中国政府から嫌悪されている台湾の呂秀蓮副総統は「クリントンに比べ、ブッシュはすばらしい」と賞賛し「今後は台湾が一つの中国の原則に拘束される必要はなくなるだろう」と表明した。(関連記事)

 以前は高官が演説するたびに「台湾が独立傾向を強めたら軍事攻撃する」と言い続けてきた中国政府も、今年に入って高官の演説で台湾問題に言及する際でも「軍事攻撃」を意味する言葉は発せられないようになった。

 911を機に世界は暴力的な様相を強めたが、アメリカ・中国・台湾の三角関係に限っていうなら、逆に暴力の要素は減ったようにも見える。米中関係はしばしば激変するので、いつまで続くかは分からないのだが。

--------------------------------------------------------------------------------

●関連記事

How deep is China-Taiwan thaw?

Better US-China ties help Taiwan

One China? Perhaps Two? Little Things Mean a Lot.

China Moves to Open '3 Links' With Taiwan

--------------------------------------------------------------------------------

http://tanakanews.com/index.html
田中宇の国際ニュース解説・メインページ
このサイトは凄い。 こんなサイトがあったとは全く知らなかった !!
次のサイト【 07 】01/23〜で扱います



地方検察庁特捜部に関連して
検察官及び検察事務官の職務

○ 検察官の仕事
 検察官は,次のような仕事をしています。

1 警察等から送致を受けた事件,検察官に直接告訴・告発のあった事件及び検察官が認知した事件について捜査を行い,これを裁判所に起訴するかどうかを決めること(少年事件については,家庭裁判所に事件を送致すること)。なお,検察官には起訴できる事件でも,犯罪の軽重や種々の情状などによって起訴しない(起訴猶予など)権限があります。
2 起訴した事件について公判で立証し,裁判所に適正な裁判を求めること。
3 裁判の執行を指揮監督すること。
4 公益の代表者として法令に定められた事務を行うこと。

● 検察官の種類

● 独自捜査と国際捜査

○ 検察事務官の仕事
 検察事務官は,検察官の指揮を受けて犯罪の捜査,逮捕状による逮捕,罰金の徴収などの事務を行っています。

○ 検察事務官の職務権限
 検察事務官の職務権限には,具体的には主に次のような捜査官としての権限があります。

・ 被疑者を取調べること。
・ 逮捕状により逮捕すること。
・ 緊急逮捕すること,又その場合における逮捕状を請求すること。
・ 差押え,捜索,検証又は身体検査の令状を請求すること,又その執行をすること。
・ 第三者を取調べること,又鑑定等の嘱託をすること。
・ 被疑者の鑑定留置請求をすること及び鑑定処分許可請求をすること。
・ 検察官の命により検視をすること。

● 検察事務官の幅広い職場と仕事



地方検察庁特捜部に関連して
● 独自捜査と国際捜査

○ 独自捜査

 検察庁の重要な仕事の中に独自捜査があります。
 これは,検察庁自ら検挙摘発して行う捜査で,政治家等による汚職事件,法律や経済についての高度な知識を必要とする企業犯罪等について行われます。このような政治・経済の陰に隠れた巨悪を検挙摘発することは,各界の自浄作用を促し,民主主義と資本主義を基本とする我が国の健全な発展の一助となるべきものです。
 東京,大阪及び名古屋の地方検察庁には特捜部があります。この特捜部においては,ロッキード事件,ダグラス・グラマン事件,リクルート事件,撚糸工連事件等多数の事件を検挙摘発し,また,最近においても大物政治家の受託収賄事件,ゼネコン汚職事件等を検挙摘発しています。これら以外の地方検察庁でも特別刑事部や特捜班を編成して独自捜査を展開しています。

○ 国際捜査

 最近,政治・経済・文化等あらゆる分野で国際交流が活発になっていますが,犯罪もその例外ではなく,多国籍企業による脱税・贈収賄事件や昨今の麻薬密輸事件等に代表されるように国際犯罪が増加し,また,犯人が国外に逃亡したり,重要な証人や証拠が国外に存在するなどのため,いわゆる国際間の協力が強く望まれています。
 検察庁では,我が国の刑事事件の捜査・公判,刑の執行等に関して,外国に逃亡した犯罪人の引渡しや証拠の提供等を受けるため,あるいは外国からの協力要請に応じるため,検察官・検察事務官を海外へ派遣しています。



    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%B1%80
   <中央情報局 - Wikipedia>

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%BA%81
   <検察庁 - Wikipedia><現在の検察庁幹部>

    http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/h_tokyo/oshirase/01111200603080/aisatsu.html
   <検事長あいさつページ><大 林   宏>

【検察庁】
最高検察庁、東京高等検察庁、東京地方検察庁、東京区検察庁、
が設置される中央合同庁舎第6号館A棟

検事総長 樋渡利秋    次長検事 伊藤鉄男

所在地 東京都千代田区霞が関1丁目1番1号

定員 1万1641人  (検察官2578人、検事総長秘書官1人、検察事務官等9062人)






 01 21 (木)  習字の新年会

例年のように和美で習字の新年会を行なうことになっています。 引き出物として「吾唯知足」を色紙に書くつもりでいます。追記として小文字で「知足の者は、貧しといえども富めり、不知足の者は富めりといえども貧し」も入れます。

昨年は色紙額をつけたというので、今年は色紙だけにします。

吾唯知足

  「知足の者は、貧しといえども富めり、不知足の者は富めりといえども貧し」という、禅の格言を図案化したものである

  庭のつくばいにある、われただたるをしるのみ 「吾唯足知」の意味を知りたい。

   1  『禅学大辞典』下巻(188.8/Z3/2)p848、『禅のことば100』p21〜23(188.8/タケタ)に「知足」(ちそく)=
     「足ることを知る」については、お釈迦さまが臨終の時にとかれた『仏遺教経』に示されたことばである
     旨記載あり。
   2  『交通公社の新日本ガイド 14 京都』(291.09/コ)p251の竜安寺の項目に、「知足の蹲(つくばい)−
     “吾唯知足”(われ唯だ足るを知る)と書かれ“知足のものは貧しいといえども富めリ、不知足のものは
     富めりといえども貧し”という禅の精神を示す。」と記載あり。具体的出典については記述なし。
   3 龍安寺のHP http://www.ryoanji.jp/ には、「茶席蔵六庵にあるつくばい〔手洗鉢〕中心の口を共有
     すれば、『吾れ唯足ることを知る』と成り、知足のものは貧しといえども富めり、不 知足のものは富めり
     といえども貧し、という禅の格言を謎解きに図案化された無言の悟道である。このつくばいは水戸光
     圀公の寄進によるものと伝えられている。」とある。

  【回答後 補足情報】

  『茶席の禅語大辞典』有馬頼底/監修 2002.2 淡交社 ISBN:4-473-01855-5 に掲載されていました。
  p.263 吾唯知足 吾れ唯だ足るを知るのみ(われただたるをしるのみ) 私はただ足ることを知るだけである。(以下略)
  p.481 知足 (ちそく) 足ることを知る。自己の本分に安んじて貪りを捨てること。


この言葉は一般に知られている言葉であるし、五蘊皆空度一切苦厄に馴染んだ意味をもっているから、老生
の好きな言葉である。 疾風怒涛の世情となろうとも一介の人として生涯を貫きたいとねがっています。

自然は見るものみな美しく、聞くものみな楽しく、花の心によりそいたい。

     http://www.1dfk.com/am/functional_foods/
     <機能性食品【フコイダン】ご案内 - 代替医療.com>

 01 22 (金)  日本がアメリカCIAの手先になった

■終戦後アメリカCIAの手先になった日本人

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%9C%AB%E7%B2%BE%E4%B8%89
有 末 精 三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1895年5月22日 -1992年2月14日(満96歳没)
最終階級 陸軍中将

経歴

北海道出身。有末孫太郎(村長・京極農場支配人・屯田工兵大尉)の長男として生まれる。上川中学、仙台陸軍地方幼年学校、中央幼年学校を経て、1917年5月、陸軍士官学校(29期)を優等で卒業し恩賜の銀時計を受けた。また、1924年11月、陸軍大学校(36期)も優等で卒業し恩賜の軍刀を受けた。

二・二六事件以後の軍内部でのいわば下克上の風潮が強まる中、陸軍省軍務課長時代に、阿部内閣の実質的成立者であったといわれる。 また終戦に際し、GHQとの交渉に携わり占領政策の円滑化を図った。

アメリカとの関係

参謀本部第二部長であった敗戦前から連合国へ提出するために、諜報関係資料を秘密裏に回収していた。これは敗戦後の保身を図る為であった(戦犯として起訴される可能性があった)。終戦後、GHQの統治が始まると、マッカーサーの諜報をサポートしていたチャールズ・ウィロビー少将による「タケマツ」作戦が始まる。有末は参謀次長の河辺虎四郎や渡辺渡少将と協力し東アジア・国内の共産主義者の諜報網を作ることをウィロビーに約束した。しかしこれは、嘘やでっち上げによる資金集めであると、CIAに報告された(当時CIAはCIAを信用しないマッカーサーによって日本での活動を制限されていた)。しかも、CIAから見て最悪であったのは、有末とその部下が在日の中国共産党員に情報を売っていたことであった。

■きょう、下記の本が届きました

「CIA秘録・上」 その誕生から今日まで
文芸春秋社 2008/11/15
ニューヨークタイムズ記者
ティム・ワイナー

この本の ‘第12章「別のやり方でやった」 自民党への秘密献金’ が日本がアメリカの言うがままになってきた始まりでした。