折々の記へ

折々の記 2010 D

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】04/16〜     【 02 】05/07〜     【 03 】05/11〜
【 04 】05/17〜     【 05 】05/20〜     【 06 】05/22〜
【 07 】06/01〜     【 08 】06/05〜     【 09 】06/11〜

【 03 】05/11

  05 11 あいうえおの始まり<萬晩報→教育>
  05 12 健康のために(其の一) 長寿遺伝子Sir2(サーツー)
  05 13 健康のために(其の二) 糖の代謝異常が糖尿病の本当の原因です
  05 15 健康のために(其の三) クロムフェリン

 05 11 (火) あいうえおの始まり<萬晩報→教育>

【左画 ⇒ 谷川士清の歌と肖像画】

〔横顔〕

士清(ことすが)が生きたのは、1709−1776、将軍は吉宗、家重、家治の時代です。
京都で医学の修行をし、津に戻って医事に勤める傍ら、国学に励みました。
代表的業績は、『日本書紀通証』と『和訓の栞』。
『大和(日本)魂』という言葉を使った和歌が残っていますが、近年の戦時にこの言葉が使われ
戦争の忌まわしい記憶と結びつくと、士清にあまり快い感情を持たない人もあるかもしれません。
士清にとっては、迷惑なことではないでしょうか。

宣長は、息子の春庭も国学者として有名です。
春庭は失明してしまい、宣長がなんとか失明さ
せないよう温泉に連れていったりしたという父
親として愛情あふれるエピソードが残っています。
士清の息子は、国学者として力がなかったのか
というとそうではなくて、息子の士逸(はやなり)も
国学者として研究に従事していたのですが、追
放されるという憂き目にあって、お墓は、旧宅近く
にある士清のお墓の側にはありません。

  なにゆえにくだきしみぞとひととわば 
  それとこたえむやまとだましい  士清

【左図 ⇒ 我が国最初の『動詞活用表』】

〔業績〕

士清の旧宅に入ると、壁に左の表が出ています。 最初、和訓の栞の50音表かと思ったのですが、そうではなくて、日本書紀通証の第一巻付録の『和語通音』で、我が国最初の『動詞活用表』だと説明がありました。
今でいう五段活用動詞なのですね。 古文の動詞活用表を見ると、4段活用となっていて例えば『書く』は以下の様活用し、『こ』がありません。

  未然   連用   終止   連体   已然   命令
    か    き    く     く     け     け

また終止形は、『ウ ク ス ツ ヌ フ ム ユ ル ウ』全てがあったのですね。加えて『グ ブ』もありました。

  古文   う  く  ぐ  す  つ  ぬ  ふ  ぶ  む  ゆ  る  う
  現代文 *  く  ぐ  す  つ  ぬ   *   ぶ  む  *   る  う

一口に古文と言っても、時代により違いがあるのですが。  ここでもう一つ興味を惹かれることは、オとヲが、現代の50音表とは、逆になっていること。  鎌倉時代から習慣は、左記の表のようであったのが、現在のような配列になったのは、宣長が訂正したからだそうです。

因みに日本書紀通証は、日本書紀が理解しやすいように説明書きを加えたもので、研究に20年以上かかったのだそうです。

【旧宅】 (→Mapion)

  所  在   三重県津市八丁3丁目9-18
  交  通   近畿日本鉄道津新町下車西へ1.4km 三重交通バス津高前又は土手下車北へ0.4km
  入  場   無料
  休館日   月曜日、国民の休日の翌日
  問合せ   津市教育委員会文化課 Tel.059-229-3251

日本は単一民族、単一言語でまとまった国といわれているが、実は私どもが知らずにいただけであって、いろいろの努力がなされていて今日に至っていると言われていました。 谷川士清の詳しいことを知るに及んで、個人への畏敬の念が身に迫ってまいります。

機会を見て三重県津市の谷川士清旧宅と松阪市の本居宣長旧宅を訪問したいと思います。

上の記事は次のURLから辿れます。

   http://www.yorozubp.com/ <萬晩報index>
     http://ch01617.kitaguni.tv/c2592.html <yorozubam萬晩報indexpo教育>
       http://nhg.pro.tok2.com/index.html <日本語Q&A>
          http://ch01617.kitaguni.tv/e447047.html <yorozubampo国語としての「あいうえお」の発明>
             http://nhg.pro.tok2.com/kotosuga/kotosuga-top.htm <谷川士清>
             http://www.kankomie.or.jp/kataribe/course.php?id=13506 <観光ボランティアガイド-谷川士清史跡めぐり|観光三重>
             http://www.norinagakinenkan.com/norinaga/kaisetsu/tanigawa_kotosuga.html <谷川士清>
                http://nhg.pro.tok2.com/norinaga/norinaga-top.htm <本居宣長> (→Mapion)

                
 05 12 (水) 健康のために(其の一)長寿遺伝子Sir2(サーツー)

2008年08月20日のブログ「アンチエイジングの鬼」を参考のためお借りして掲げます。

   from<http://plaza.rakuten.co.jp/korrida/diary/200808200000/>

こんにちは。

まだまだ残暑が厳しいですが、朝や夜は若干秋の気配がするようになりました。  みなさまお元気でしょうか?

私は、この夏はとにかくスイカとトマトばかり食べていましたね。  もちろん紫外線にあたった時に発生する活性酸素を、消しゴムのように消してくれる食材だから!

うんちくはともかく、おいしくって大好きだから食べています。  食べ物って旬に食べるのがとにかく一番おいしいですよね。  さて、先月あった癒しフェアで、またまたオーラ写真を撮ったんですが、変化がありました。  こんなんです。

前回撮った時はかなりブルーが多かったんですが、ブルーは外側になり内側は右 藍緑色、左 ゴールド、ハート ゴールドオレンジ、中央 青、喉 ゴールドとすっかりゴールド色へと変貌しておりました。 オーラジャパンのリーディングの人には、外側のブルーが実は本質で精神性を重んじる人だが、その他はゴールドが多く、好奇心旺盛で、学び、楽しみ、冒険し、空想し、活動的でハッピーで楽天家で人生を自分の好きなように生きる自由人であると言われました。

どんだけ自由人?どんだけ楽天家?(笑)

今まで人生で4枚撮りましたが、今回のが一番虹色で気に入っています。 まぁ私の基本色はどうやら黄色みたいですね。 ちなみに前々回の癒しフェアでおなじくオーラ写真を撮った友人も今回また撮ったんですが、やはりブルーと紫と白で、ほとんどオーラに変化がありませんでした。  このオーラは、神様と話をしているようなレベルのカラーで、事実この友人は昔も今もそういう人です。 いつも半分は見えないものを見ている不思議な子です。

さて話は変わりますが、今アンチエイジング医学界で一番のトピックスはマサチューセッツ工科大学のレオナルドガレンテ博士が発見した長寿遺伝子Sir2(サーツー)です。

こないだの抗加齢医学会でも順天堂大学の抗加齢制御医学講座の白澤教授が話題にしていらっしゃいました。  ガレンテ博士は8年かけて、酵母菌の寿命に関係するサーツー遺伝子というものを発見し、その後線虫にもマウスにも発見され、人体にもサーツー遺伝子に似た遺伝子があることが分かりました。  長寿に関係する遺伝子を見つけることは、研究者たちの長年の夢でしたが、その夢の扉をガレンテ博士は世界で初めて開いたのです。  さて、サーツー遺伝子にはどんな働きがあるんでしょうか?

●細胞を修復するたんぱく質の活性化
●細胞死アポトーシスの制御
●インスリンの生成や伝達を制御
●ミトコンドリアの制御


ありゃりゃりゃりゃ、、、これはえらいことになりました。 細胞を修復してくれ、細胞死を防いでくれ、老化に関連するインスリンも制御し、細胞のエネルギーを作り出すミトコンドリア様まで制御しているとなると、これはただごとではありません。 しかもこのサーツー遺伝子は人間の生活様式、生活習慣によってスイッチがONになる遺伝子なのだそうです。

一卵性双生児と二卵性双生児の寿命を比較した疫学調査で、人間の寿命を決定している25%は遺伝的要因ですが、なんと75%は環境要因であることが分かっているそうです。

白澤教授は、この長寿遺伝子を活性化する方法として以下のことが有効だとおっしゃっていました。

●カロリー制限

前にもブログや新刊に書きましたが、サーツーに関連するメカニズムについては書いてませんでした。  カロリー制限すると、細胞の中のミトコンドリアがNADという物質を大量に吐き出すんですが、これが細胞の中のサーツー遺伝子にまとわりつき、サーツーが活性化するそうです。

ちょっとスクロールしてこのサルの映像見て下さい。 確かにかなり顔が違いますね。

これまでの実験では確かに適切な栄養はバランスよく維持した上で60%にカロリー制限すると、かなりの生物で寿命が延びていますが、これ実は制限していないほうは、腹いっぱい無制限にエサを食わせてるんですよね。  人間の場合は、そこまで無制限にドカ食いする人はそうそういないので、60%というのはやりすぎだと言われていますし、実際やった人は若返るどころか激やせして悲惨なことになってるみたいです。  人間の場合は腹八分目というか、とにかくお腹いっぱい食べ過ぎなければいいのではないかと私は思っています。

●レスベラトロールを摂る

ハーバード大学のシンクレア博士らのチームが発見。  レスベラトロールを摂ったマウスは長寿遺伝子が活性化し、長生きして、しかもスリムで筋肉にミトコンドリアが多かったそう。  レスベラトロールが含まれるのは、ブドウの皮。つまり赤ワインや干しぶどう。 落花生の渋皮にもレスベラトロールが含まれます。  ただしレーズンは意外にGL値が高めなので、食べ過ぎないようにしましょう。

それから玉ねぎのあの茶色い皮に含まれるケルセチンというポリフェノールも長寿遺伝子を活性化します。  玉ねぎの皮(無農薬がよい)はよく洗って煮込み、皮を取り除いてそのお湯で煮物やスープを作ると手軽にケルセチンがとれます。  ケルセチンはりんごやブロッコリー、モロヘイヤなんかにも含まれます。

●運動も長寿遺伝子を活性化する

サーツー遺伝子じゃないんですがAMPKという長寿遺伝子も発見されています。  これは、筋肉の収縮によって活性化するそうです。

長寿遺伝子の研究は、まだ始まったばかりなので、今後の研究の進展を見守りたいところです。  ちなみにガレンテ博士は極端なカロリー制限はまったくやらず、魚や野菜や果物やナッツを中心に平均的なカロリーの食事を食べ、ランニングやウエイトトレーニングをやっているそうです。

白澤先生が訪ねた時には、ブロッコリーとトマトサラダを食べてらしたそうです。 なんだ、うちの食卓みたいじゃないか!!(笑)

Last updated 2008年08月20日 10時27分44秒

 05 13 (木) 健康のために(其の二)糖の代謝異常が糖尿病の本当の原因です

糖の代謝異常が、糖尿病の本当の原因ですという(流れて良くなる.com)のホームページを拝借します。

   from<http://www.nagayoku.com/solution/>

    その内容は宣伝を含んでもいるので、ちょっと冗長な感じもします。 次のような項立ての内容です。

  糖尿病基礎講座一覧

   基礎講座 

     糖尿病ってなに?
     糖尿病の種類
     発症の仕組み
     基本的な治療法

   基礎講座 

     血糖値ってなに?
     ヘモグロビンA1c値とは
     インスリンってなに?
     治療薬の種類は?

   解決編 

     糖尿病の本当の原因

   合併症・関連病気編

     合併症ってなに?
     糖尿病性網膜症
     糖尿病性腎症
     糖尿病性神経障害
     脳梗塞
     心筋梗塞

   ドロドロ血液の恐怖

     糖尿と血液の深い関係
     血栓ってなに?
     血液とタバコ
     血液とアルコール

  糖尿コラム

     動脈硬化を理解しましょう
     糖尿病と睡眠の関係
     糖尿病と歯の病気
     ゆっくり食べて糖尿改善
     ストレスと糖尿病
     ストレス解消の3つのC?
     入浴時の注意事項

  糖尿Q&A

     運動療法は必要?
     血糖値はどの程度気にする?
     インシュリン治療の前に
     インシュリン注射の注意事項
     糖尿病は遺伝の病気?
     糖尿と鬱の関係は?
     どうして体がだるいの?
     家族が病院に行かない理由
                    以上

 05 15 (土) 健康のために(其の三) クロムフェリン

よく読んでみると、クロムが糖尿改善に効果的ということは前々からよく知られていたけど、このクロムは体内吸収率が大変悪いので、どうすればクロムの吸収率を上げることができるか、それが長年の研究者たちの夢でした。

そして、ついにその夢がかなったんです。それは、クロムをラクトフェリンという別の物質と結合させる、という方法でした。 クロムとラクトフェリンを結合させることにより、クロムの体内吸収率を格段に向上させることができたのです。

それでこのことを

   クロム + ラクトフェリン = クロムフェリン

"クロムフェリン"、と呼んでいます。この全く新しい理論を用いた製品が開発され、多くの方に希望を与えています。

クロムを摂取して、それが体にきちんと吸収されるまでの過程を、100人で走る100Kmのマラソンにたとえることができます。この場合、クロムがマラソン選手になります。 普通は100Kmのマラソンを完走できる選手はそうはいませんね。 ほとんどが途中で脱落してしまうでしょうね。 クロムが体内に吸収されるまでは、それほどの遠い遠い道のりであるということなのです。 だから、ほとんどのクロムは体内に吸収されず排出される、つまり脱落してしまっています。

でも、もし100人をバスに乗せてゴールまで運んであげれば、脱落者はいるでしょうか? 当然いないですよね。 同じようにクロムを細胞というゴールまで運ぶためにも、バスが必要なのです。 そのバスが、ラクトフェリンなのです。 ラクトフェリンがバスの役目を果たし、しっかりとクロムをゴールである細胞まで運んで行ってくれるのです。 そしてゴールについたクロムは、細胞の中でGTFを作り出すことができ、糖代謝の機能を回復させることができるようになるのです。

では、なぜクロムとラクトフェリンを結合させると、吸収率が良くなるのでしょうか?

それは、ラクトフェリンというのは、要するにたんぱく質な訳ですが、わたしたちの体は、たんぱく質は非常に吸収されやすいんです。 ですから、吸収されやすいたんぱく質であるラクトフェリンに、吸収されにくいクロムを結合させて引っ付ければ、クロムも一緒に吸収してくれるんです!

しかし、体の中に入ると食べた物はどんどん分解されていって、より小さな成分へと変化していきますよね。 なのになぜ、このクロムとラクトフェリンを結合させたクロムフェリンは、分解してしまわないのでしょうか?

体の中では、食べた物がどんどん分解されていきますが、ある特許技術により、ラクトフェリンとクロムを強力に結合させ、体内の分解酵素によって、ラクトフェリンとクロムがそれぞれ分解し、バラバラにならないようにしているそうです。

しかし、そう説明されてもすぐに納得しないのが私です。何とかこの技術が一体どういうものなのか、調べようと思い、メーカーさんに直接取材を断行したのですが……無理でした。教えてもらえませんでした。そのさわりすら教えてくれませんでした。なぜ、体内の分解酵素をもってしても、クロムとラクトフェリンが分解してしまわないのか、これはもう特許中の特許、最上級のトップシークレットのようです。残念!

でもいずれにしても、ラクトフェリンのおかげで、クロムは吸収できている。ラクトフェリンというバスに乗せられて、クロムは細胞まで到着できるという訳なんです。

  このすばらしい発見と研究の成果が、2004年9月17日にドイツのミュンヘンで開かれた、第10回「ヨーロッパ糖尿病学会」において クロムフェリン(GTF)に関する学会発表として公表され、ついに長年の研究が日の目を見ることとなったのです。

その後も、台湾の三軍総医院(台湾で最も医療レベルが高い病院の一つ。 台湾政府要員の専用病院。 毎年一流の国際医学専門雑誌に論文を発表している。)の協力を得て、糖尿病治療に応用するため、クロムフェリンの臨床試験を継続しています 。

さて、いかがですか?   このGTFクロムフェリン理論、納得できますか?

クロムが糖尿の改善に役立つということは、理論上はよく知られていました。 しかし、一般のクロムサプリメントでは、吸収が大変悪いため、思ったような成果が出ないのが現状です。 しかし、クロムの吸収を良くした、クロムフェリンが救世主となってくれます。

糖尿病の根本原因の、糖代謝の異常は、病院からのお薬による血糖値のコントロールでは改善されません。 細胞がブドウ糖をしっかりと取り込んで、エネルギーに変えることが必要なのです。 単に数値を下げることが目的であってはいけないんです。 わたしたちの体は、60兆個を超える細胞の塊です。 その細胞の一つ一つに、ブドウ糖という栄養がしっかりと行き渡る必要があります。 そうなれば、当然わたしたちの体そのものも活力に溢れるようになりますね。

単に栄養の摂取量を減らしたり(食事療法)、栄養の吸収を遅らせたり(薬物療法)して血糖値を下げるのと、栄養をしっかりと細胞に届けることによって血糖値を下げるのと、結果は同じでも中身が違います。 その過程が全く違います。

最後に繰り返しになりますが……

なぜ?ブドウ糖が血液中に余り高血糖になるのか、その根本を考えてみてください。 それは、細胞にブドウ糖が入っていかないからでしたね。 では、なぜ?入っていかないのでしょうか。 それは、インシュリンとインシュリン受容体が結合せず、細胞の扉が開かないからでした。  では、なぜ? インシュリンとインシュリン受容体が結合しないのですか? それは、細胞内にあるGTFが不足しているからです。 では、なぜ?細胞内のGTFが不足するのですか?それは、GTFの主要成分であるクロムが不足しているからです。

なぜ? なぜ? と糖尿病というやっかいな病気の根本を探っていった時に、このGTFの不足、クロムの不足にぶちあたったのです。

でも、この理論を確かなものとして完成させ、証拠を積み上げ、実験を繰り返し、製品を開発し、そして人々の下へ届けるまでには、それはそれは長い歴史と苦労がありました。

糖尿病との闘いに敢然と挑んだ研究者たちとその協力者たちとの、汗と涙の記録をどうぞご覧ください。


  クロムフェリン開発秘話

糖問題、今の日本人の抱える難病の一つです。 この40年間で、患者数は3万人から700万人に膨れ上がりました。 これは230倍以上という異常な数字です。 そして、糖問題予備軍を含めると2000万人に及ぶとも言われています。 そして、これからも物凄い勢いで増加していくことが予想されます。 早急な解決策が必要です。

「糖問題の主要な特徴に関して 10年前に真実だと思われたもののほとんどは 結局  間違っていた」

― モリス・ホワイト ―

これは、2000年7月のサイエンス誌に掲載されたモリス・ホワイト博士の証言です。 糖問題の特徴、また原因に関して、これまで真実だと思われたもののほとんどは間違っていた、とあります。 衝撃的な証言ではないでしょうか。 その根本が間違っていれば、様々な治療法を開発しても良くなるはずはありませんよね。 では、これまではどのような糖問題治療が行なわれてきたのでしょうか? クロムフェリンの開発に至る、重要な系譜としてそのことをまず考えてみましょう。

これまで糖問題は、インスリンの不足によって引き起こされると考えられてきました。 それで、インスリン注射を中心とした治療が行なわれてきました。 確かに、T型と呼ばれるパターンはそれが原因ですので、インスリンの注射を毎日行ない、不足したインスリンを補う必要がありました。 しかし、現在の患者の80%は単にインスリンの不足が原因ではなかったのです。

さらに、現在の糖問題治療は、血糖値の上昇を抑えることを目的としたものが多いといえます。 服用するように奨められる薬の多くは、血糖値の上昇を抑えたり、体内での糖分の吸収を抑制するものです。 確かに、血糖値の上昇を抑えることが、合併症の予防や進行を遅くすることに役立ちます。 しかし、なぜ血糖値が上昇するのか? その根本の原因を突き止め、解決しなければ、本当の問題解決にはなりません。

では、糖問題の根本原因とは何でしょうか?

   それは……   <  クロムの不足 = GTFの不足  >    ……でしたね。

さて、この糖問題の根本原因である

   クロムの不足 = GTFの不足

を解決させるために、糖問題に敢然と立ち向かった一人の男がいます。

その名は  フランク・マオ

当時、米国ウィスコンシン大学の内分泌学博士として研究に明け暮れていた人物です。 フランク・マオは、体内の糖代謝にはGTFという体の中にある成分が大きく関係していることを知り、その研究に精を出すようになりました。 そこでマオは、GTFの発見者である、ウォルター・メルツ博士にコンタクトをとることにしました。 彼に聞けば、このGTFについてもっと多くのことを知ることができるに違いないと考えたのです。

ウォルター・メルツ博士というのは、アメリカ農務省人間栄養研究所の理事をしていた人で、1957年に豚の腎臓からGTFを発見した人でした。 そして、このGTFの核心物質が三価クロムであることをも発見したのです。 それでメルツ博士は、このGTFを糖問題の遺伝子を持つマウスに投与することにより、血糖値を下げることに成功したのです。

この時から、糖問題の治療には、GTF及び三価クロムが非常に有効であることは研究者の間でよく知られるようになったのです。 しかし、クロムの体内吸収の悪さが研究を邪魔し始めました。 つまり、うまい具合に体内に吸収すると素晴らしい効果を発揮するのに、吸収しないと何も変わらないという、なかなか安定した効能を発揮させるほどまではいかなかったのです。 当時の研究者チームが多大の努力を払い何度も何度もチャレンジしても、安定した効能を発揮することはありませんでした。 このGTFが本当に糖問題患者を救うには、まだもう少し時間がかかることになるのです。

三価クロム

クロムは、三価と六価のものが存在していますが、体に有用なのは三価クロムです。 肝臓や腎臓、血液、脾臓に存在し、糖と脂質の代謝のために無くてはならないミネラルです。 血糖値をコントロールしているインスリンの分泌をよくし、糖尿病を予防します。 クロムを摂取すると、インシュリンの働きが正常になり、脂肪が脂肪組織に蓄積するのを減少させたり脂肪の分解代謝を促進させ、結果として体脂肪や血中コレステロールと中性脂肪を減少させます。 一方、六価クロムは毒性が高く、栄養素としての作用は認められていません。

クロムは、レバー、ビール酵母、ひじきなどの海藻類、玄米、いわし、えび、豆類、きのこ類などに多く含まれます。 野菜、穀物、肉、魚などに広く含まれているので、偏りのない食事であればクロムは欠乏することはほとんどないといわれていますが、一方で、クロムは非常に体内に吸収されにくい物質だともいわれています。

   【 参考サイト 】

   http://sbb0044.org/koe.html <体験者・喜びの声 - 『糖尿病克服』研究会>

   http://www.cuemunity.com/ <ステビアの育て方・栽培の仕方>

   http://www.yasashi.info/su_00010g.htm <ステビアの育て方>

   http://www2q.biglobe.ne.jp/~sakai/stevia.html <ステビア>

   http://ys.skr.jp/ <ステビアの効果と副作用>

   http://www.myherb.jp/main/library/herb/sonota/sa/sutebia.html <ハーブ ステビアの育て方>

   http://www.ja-arida.or.jp/saien/tukurikata/04-05.htm <ステビア 増やし方>

   http://www.morita-dewrite.co.jp/d_and_g/garden/gdata11stevia01.html <ステビア栽培>

   http://www.ynkikou.co.jp/stevia%20power.htm <ステビア農法>

   http://www.mct.ne.jp/users/wings/ <JBBステビア農法>


    ステビア栽培添付データ




野のすみれと薬草の里 URL http://www.sumireyasan.com/