06 01 (火) 中島潔の絵画と清水寺 |
風の画家・中島潔, “いのち”を描く 【キャスター】国谷裕子 (NO.2897) 日本画壇で異彩を放つ“風の画家”中島潔(67)。 NHKみんなのうたなどで親しまれたノスタルジーあふれる童画にはじまり、源氏物語や詩人・金子みすゞの世界を描いた絵などで、国内だけでなく、海外でも高い評価・人気を誇る。 その中島が、「生涯で最高の仕事」として取り組んできた46枚のふすま絵が完成。 京都・清水寺の成就院で4月末、公開された。 日本画の伝統とは無縁の画家が、1200年の歴史を誇る名刹でふすま絵を描くのは極めて異例。 中島は、ここで、終生のテーマでもある「いのちの無常と輝き」を表現するため、過去何度も描いてきた金子みすずの代表的な詩「大漁」を4たびテーマに選んだ。 中島が5年をかけてひたすら描き続けたイワシの大群の絵は、圧倒的な存在感を放つ。 http://blog.goo.ne.jp/kappou-fujiwara/e/9046ca643a559f0a885f81cd9ac05161による 一番弱い鰯を大量に描いたのは、弱いからこそ生きることの大切さを秘めている、一番壊れやすいからこそ生命の息吹 を宿しているいるからだそうです。それを全身で感じている金子みすず。人というのはここまで優しく強くなれて、ここまで 見つめられるのか、それを彼女の詩の中に感じ、それが作者に衝撃を与えたと云っておられます。 中島 潔の作品の一部 中島潔 AQ-002.jpg 中島潔 AQ-002.jpg 中島潔 AQ-002.jpg 中島潔 AQ-002.jpg 中島潔 AQ-002.jpg 中島潔 AQ-002.jpg
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06 02 (水) 鳩山総理辞職 |
無条件撤去しか解決の道はない 普天間基地 【ワシントン=小林俊哉】日本共産党の志位和夫委員長は7日、米国務省内でケビン・メア同省日本部長、 多国間核安全部ジョナサン・サンボア氏と会談し、核兵器問題と日米関係についての日本共産党の立場を、 米国政府に伝えました。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-05-09/2010050901_01_1.html (写真)メア国務省日本部長(右手前から2人目)と会談する志位和夫委員長(左手前から2人目)=7日、ワシントン(林行博撮影) 核兵器問題 志位氏は、ニューヨーク滞在中に、核不拡散条約(NPT)再検討会議に出席するとともに、会議主催者、国連関係者、各国政府代表団と会談し、再検討会議が「核兵器のない世界」にむけた成果を収めるよう、要請と会談をおこなってきたとのべ、日本共産党の立場を記した要請文を手渡しました。 志位氏は、核兵器問題では、この間、国際政治で大きな前向きの変化が起こったと指摘。その重要な契機となったプラハでのオバマ大統領の演説(昨年4月)に、志位氏が歓迎の書簡を送り、大統領側から返書がきたことに言及。オバマ氏が議長を務めて採択された「核兵器のない世界のための条件を築くことを決意」すると明記した国連安保理決議(昨年9月)や、核保有国の責任とさらなる誓約について語ったクリントン米国務長官のNPT再検討会議での演説にも触れ、「立場の違いはあるが、『核兵器のない世界』を目指す点では、大局的には協力が可能だと考えている」と述べました。 米側は、アプローチは異なるが、「核兵器のない世界」を目指す点では共通していると述べました。 日米関係 日米関係について志位氏は、「普天間基地を返還する代わりに、別の場所に『移設』するという方針は完全に破たんした」と指摘。志位氏自身も参加して開かれた4月25日の沖縄県民大会には、県知事、県内41市町村長すべてが参加し、9万人が集って「普天間基地撤去、県内移設反対」の「島ぐるみの総意」が示されたとして、「この沖縄県民の総意は揺るがない」と強調しました。 また、鳩山由紀夫首相が4日に沖縄を訪問し、「県内移設」という政府方針を伝えたが、「これは怒りの火に油を注ぎ、沖縄県民の島ぐるみの団結をいっそう強固なものとする結果となった」と指摘。「私は、4月21日、ルース駐日大使との会談で、『沖縄の情勢は決して後戻りすることはない限界点をこえている』と述べたが、それはいよいよ決定的なものとなっている。『県内移設』という方針は、県民の理解を得ることが絶対に不可能な、展望のない方針だ」と述べました。 「移設先」に名前があがった鹿児島県・徳之島でも島民の6割が参加して1万5千人規模の空前の反対集会が開かれ、三つの自治体の首長がそろって基地を拒否する姿勢をつらぬいていることをあげ、「もはや沖縄県内はもとより、日本国内のどこにも、『地元合意』が得られる場所はない。普天間問題解決の唯一の道は、移設条件なしの撤去しかない。これが私たちの主張だということを伝える」と述べました。 米側は、日米安保条約にもとづく米軍の存在は日本防衛と極東の平和と安定に貢献している、海兵隊の存在は抑止力として重要との立場を述べました。 志位氏は、「『抑止力』というが、沖縄の海兵隊の展開先はイラク、アフガニスタンではないか」と述べるとともに、「県内移設を押し付けるなら、沖縄のすべての基地撤去を求めることになる」とした宜野湾市長の県民大会での発言を伝え、「無条件撤去しか道はない」と重ねて強調しました。 米側は、沖縄の負担軽減のためには、06年に日米政府が合意した「現行案」が良いとの立場を示しました。 志位氏は、「県民の怒りの根源には、凄惨(せいさん)な地上戦を体験し、占領時に土地を強奪されたうえ、65年にわたる基地の重圧のもとで、痛ましい事故や事件が繰り返された歴史的な痛みの蓄積がある」と強調。かつての沖縄の本土復帰は、沖縄と本土の運動をふまえ、サンフランシスコ条約第3条の壁を越えての決断だったと指摘。返還にいたる過程で米国側も「後戻りできない点」に至っていることを認識して、返還の決断にいたった過程も指摘しながら、「私たちは、いままさに同じような決断が求められる歴史的岐路に日米関係は立ち至っていると考える」と述べました。 志位氏が、「私は、米国の独立革命、民主主義の歴史的伝統に深い尊敬を持っている。日米両国・両国民の本当の友好の発展を強く願っている。今日の発言もその立場からのものだ」とのべ、同日、「リンカーン記念館」に足を運んだことを述べると、米側は謝意を表しました。 米側は、「見解がちがっても意見交換をするのは有益であり、民主主義の基本です。これからもできるだけやりたい」と語りました。志位氏も「その点は同意する。今後も意見交換を続けよう」と述べました。 |
鳩山・小沢ダブル辞任―「維新」の出直しに挑め 2010年6月3日(木)付 多くの国民の信頼を失っていたとはいえ、国の指導者として無責任な政権投げ出しには違いない。就任わずか8カ月で、鳩山由紀夫首相が退陣する。 「政治とカネ」の問題を抱え、世論の大方が辞任を求めていた小沢一郎・民主党幹事長も、ついに職を去る。 昨年の総選挙で政権交代を実現した立役者二人の「ダブル辞任」である。 有権者自身の手による史上初めての政権交代を、鳩山首相は「無血の平成維新」と名付け、「国民への大政奉還」を宣言した。日本にようやく新しい政治が芽生えると、国民は大いに歓迎した。その期待を裏切った二人の、そして民主党の罪は重大である。 ■政権交代の原点に 政権が窮地に陥っているとしても、目前の参院選対策という政党の都合で安易に首相を取りかえるのはよくないと、私たちは主張してきた。民意に直接選ばれた首相の立場には、与党内の「たらい回し」で選ばれるのとはまったく違う正統性と重みがあるからだ。 内政外交全般にわたり短命首相が続くことの弊害も大きい。腰を据えた政策の実行が難しくなり、日本の発言力の低下につながるからだ。 しかしながら、「政権交代そのものが間違いだった」といった幻滅感が、有権者の間に広がりつつあるとすれば事はさらに深刻である。 政権交代なくして実現できなかった変化は少なくない。事業仕分けや、「コンクリートから人へ」の予算配分の見直し、日米密約の解明などだ。 その一方で、自民党時代と変わらない金銭スキャンダルが繰り返される。普天間問題や財政無策に象徴される統治能力の欠如も、いくら待てども何ら改善される気配がない。 政権交代の功の部分を「小鳩政権」の罪の部分が帳消しにしてしまって、首相自身が認めるように何を言っても国民がまともに耳を傾けなくなった。 政治不信と政党離れという民意の荒廃を食い止めなければならない。歴史的な政権交代の意義を無駄にはできない。今回のダブル辞任が「平成維新」の出直しに資するなら、必要な通過点だと考えるべきだろう。 問題はすべてこれからである。 ■小沢氏も政界引退を 首相、幹事長が辞めるといっても、民主党が信頼される政権党としてリセットするのは簡単ではない。 今の民主党は異質な潮流が同居する「寄り合い所帯」の側面をなお残す。鳩山氏や菅直人副総理ら旧民主党出身者と、自民党旧田中派、旧竹下派の嫡流とされる小沢氏らとの間には、理念政策の方向性でも政治手法や体質でも大きな隔たりがある。 そうしたなかで首相は、選挙対策、国会対策などの党運営を小沢氏に全面的に委ねてきた。小沢流は、数にものを言わせた強引な国会運営、選挙至上主義と露骨な利益誘導を特徴とする。小沢氏に誰もものをいえない風潮は、野党から「小沢独裁」と批判された。 こうした「古い政治」の体質や小沢氏依存の党運営を、首相が放任し傍観しているだけだったことも、有権者を失望させたことを忘れてはならない。 政権交代に有権者が期待したのは、小沢氏的ではない「新しい政治」の姿だったはずだ。政官業の癒着の排除、徹底した情報公開や政策決定の透明化、自由闊達(かったつ)な議論を通じた丁寧な合意形成などである。その原点に戻るには、小沢氏の影響力から脱し、その手法と明確に決別しなければならない。 首相は次の総選挙には立候補しない考えを表明した。小沢氏もこの際、政界引退を考えるべきだ。政治改革を始め、政権交代も実現した小沢氏の功績は大きい。だが今となれば、「小鳩体制」の文字通りの清算こそ民主党再生への近道ではないか。 ■代表選に手を抜くな 鳩山氏の後任を選ぶ党代表選挙は、8カ月の失政を厳しく総括し、党の力量を鍛え直す重要な舞台である。 複数の候補者が徹底した論戦を通じ政見をぶつけ合い、誰が次のリーダーにふさわしいかを競い合う場である。 有権者の歓心を買うことを優先した「ばらまき」型マニフェストの限界を論じ、見直す好機でもある。十分な日数を確保することが欠かせない。 ところが驚くべきことに民主党は、あすの両院議員総会で新代表を選出する方針を決めてしまった。国会を延長せず、参院選を既定方針通り、24日公示、7月11日投票で実施するためだ。 新内閣が発足して勢いのあるうちに、また野党の対抗策が整わないうちに選挙に臨んだ方が有利だという思惑が明白だ。しかし、顔を代えれば支持が戻ってくるというポピュリズム(大衆迎合主義)的な発想に引っかかるほど有権者は甘くはあるまい。 「小鳩体制」の構造的な問題を総括する。理想あって方法論なしとも揶揄(やゆ)される統治能力不足の克服策を考え抜く。経済財政や外交安全保障政策を見直す。代表選で議論すべきことはやまほどある。拙速はいただけない。 野党時代の民主党は、「政権選択」に直結する総選挙をしないまま、自民党が次々と首相を交代させたことを厳しく批判してきた。その言葉はいま、民主党自身にはねかえってくる。 新首相はどんな政治を進めるのか、一定の判断材料を国民に示したうえ、なるべく早く解散・総選挙をし、信を問うのが筋である。 |
米側は、日米安保条約にもとづく米軍の存在は日本防衛 と極東の平和と安定に貢献している、海兵隊の存在は 抑止力として重要との立場を述べました。 …… メア国務省日本部長 …… |
06 04 (金) 梅の効用 |
食べもの | 有機酸の含有量(100g 中) | ||||||||||
古式梅肉エキス | 53.90g | ||||||||||
お塩ひかえめむしり梅干 | 5.46g | ||||||||||
黒酢 | 0.76g | ||||||||||
レモン | 5.06g |
各種の菌類 | 梅肉エキスの最小発育阻止濃度(MIC) |
大腸菌 病原性大腸菌(O-157:H-7) サルモネラ・エンテリティディス(SE) チフス菌 ネズミチフス菌(ST) 赤痢菌 シトロバクター | 0.5% (梅肉エキス200 倍溶液) |
枯草菌 黄色ブドウ球菌 薬剤耐性黄色ブドウ菌(MRSA) | 0.25% (梅肉エキス400 倍溶液) |
ミクロコッカス・ルチウス コレラ菌 | 0.125% (梅肉エキス800 倍溶液) |
右欄 アルカリ性食品(g) 下欄 酸性食品(100g) | 梅肉エキス | 梅干 | 昆布 | こんにゃく | 大豆 | あずき | にんじん | ゆり | ごぼう | 大根 | れんこん |
砂糖 | 2 | 10 | 60 | 70 | 170 | 230 | 440 | 510 | 680 | 750 | 970 |
卵黄 | 1 | 5 | 30 | 30 | 90 | 120 | 230 | 260 | 310 | 340 | 450 |
まぐろ | 5 | 20 | 30 | 70 | 90 | 180 | 210 | 240 | 280 | 360 | |
鶏肉 | 0.8 | 5 | 20 | 20 | 50 | 60 | 120 | 140 | 160 | 190 | 250 |
白米 | 0.2 | 8 | 10 | 20 | 30 | 50 | 60 | 70 | 80 | 100 | |
パン | 0.1 | 0.2 | 2 | 1 | 4 | 7 | 8 | 9 | 11 | 12 | 14 |
酒 | 0.1 | 0.2 | 2 | 1 | 6 | 7 | 8 | 8 | 10 | 11 | 13 |
梅のある生活 梅干し 梅 酒 梅シロップ 梅肉エキス しょうゆ漬け 梅味噌 青梅ピクルス ハチミツ漬け 梅サワー 甘酢漬け 砂糖漬け 青梅甘露煮 梅ジャム |