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海峡を渡る恐竜 Dinosaurs which cross the strait [恐竜] ![]() ●アッケラ缶の説明で、両大陸の恐竜が数多く登場するシーンがある。ちなみにそれらの恐竜は以下の通りと推測される。???
ガソサウルス Gasosaurus [恐竜] 分類:竜盤目 獣脚亜目 テタヌラ下目 カルノサウルス類 メガロサウルス科? 時代:ジュラ紀中期 場所:中国 全長:3〜4m ![]() ●萌はこの恐竜に追われたが、川に落ちて難を逃れる。
カリコテリウム Chalicotherium (爪獣) [哺乳類] 分類:ローラシア獣上目 奇蹄目 鉤足亜目 カリコテリウム科 時代:第三紀(新第三紀)・中新世〜第四紀・更新世後期 場所:アフリカ〜中央アジア 体長:4m ![]() ●猿人を探している唯の前に現れる。
カルノタウルス Carnotaurus [恐竜] 分類:竜盤目 獣脚亜目 ケラトサウルス下目 アベリサウルス科 時代:白亜紀後期初頭 場所:南米 全長:8m ![]() ●翼竜の営巣地を襲撃した。さらに萌を襲おうとしたが、ギラグールによって首を切られる。
ガレニア Garjainia [爬虫類] 分類:主竜上目(槽歯目) 偽顎亜目 エリスロスクス科 時代:三畳紀前期(作中ではペルム紀末期) 場所:ロシア 全長:2〜3m ![]() ●スネーカーによって、ペルム紀末期の絶滅を生き残った糟歯類(原始的主竜類)の代表として登場。水面を悠々と泳いでいた。
カンプトサウルス Camptosaurus ??? [恐竜] 分類:鳥盤目 鳥脚亜目 カンプトサウルス科 時代:ジュラ紀後期 場所:北米〜ヨーロッパ 全長:2〜6m ![]() ●1カットだけ登場。群れで水を飲んでいた所、発進したフォロルの攻撃部隊を見上げる。
ギガントピテクス Gigantopithecus [人類] 分類:真主齧上目 霊長目 ヒトニザル亜目 ヒト上科 時代:第三紀(新第三紀)・鮮新世後期〜第四紀・更新世前期 場所:中国南西部〜中央アジア 身長:2〜3m 体重:300kg ![]() ●アッケラ缶の説明中に登場。画面には歯と顎の化石のみ映し出されていた。巨大人類ドンの先祖である。
キノドン Cynodontia (犬歯類) [単弓類] 分類:獣弓目 獣歯亜目 キノドン下目 時代:ペルム紀後期〜白亜紀前期 場所:世界中 ◆哺乳類の先祖である哺乳類型爬虫類(単弓類)の中で最も進化した種類。全身が毛で覆われ、おそらくは子供を母乳で育てていたと推測されている。殆ど哺乳類と言える容姿をしていたが、内耳の構造が未発達なので(哺乳類以前、内耳は下顎の一部であった)分類上ではまだ哺乳類型爬虫類(単弓類)である。 ●エクサイレントドンを参照の事。
●ドヴィニアを参照の事。
●トリティロドンを参照の事。
狭鼻猿類 Catarrhini [哺乳類] 分類:真主齧上目 霊長目 真猿亜目(狭鼻亜目) ![]() ●プグラシュティクは狭鼻猿類の遺伝子を集めて、原猿・スミロデクテスのいる時代へジーンダイブした。
恐竜 Dinosaur [恐竜] 分類:主竜上目 竜盤目・鳥盤目 時代:三畳紀後期〜白亜紀後期 場所:世界中 ◆中生代にわたって世界中で大繁栄していた、主竜形類の一派を成す爬虫類の一群。大別して(議論の余地はあるものの)
に分類される。一部のものは大型化し、竜脚形亜目の中には生物史上最大になった種もいた。また獣脚亜目は鳥類の祖形生物でもあり、羽毛を持つものも存在する。 旧来の分類学による恐竜の定義とは、足を真下に伸ばし体を起こして歩行出来る「直立歩行をする爬虫類」のことである。従って、恐竜と同じ時代に空を飛んでいた翼竜や、海にいた魚竜・首長竜等は恐竜ではない。現生の爬虫類は全て這い歩く歩行様式をとっている。 一方、最近出てきた分岐系統学による恐竜の定義とは、「鳥とトリケラトプスの最近の共通祖先(つまり両者の分岐点)およびそのすべての子孫」のことである。したがって分岐系統学上では鳥は恐竜である。この定義でも翼竜・魚竜・首長竜等は恐竜には含まれない。
クラニオケラス Cranioceras [哺乳類] 分類:ローラシア獣上目 鯨偶蹄目 反すう亜目 パレオメリックス科 時代:第三紀(新第三紀)・中新世〜鮮新世 場所:北米 体長:1.5m ![]() ●健太郎が遺伝子を採取。ちなみに遺伝子力は209である。
グリノプス Greenops (三葉虫 Trilobites) [その他] 分類:節足動物門 三葉虫網 ファコプス目 ダルマニティス科 時代:デボン紀 全長:5cm ![]() ●ゲンゴロウのモニターごしに虎哲が説明。
クレード・ゼロ Clade zero (注:番組に登場した霊長目と齧歯目のクレード・ゼロの設定) [哺乳類] 分類:真主齧上目(北方真獣類?) 時代:白亜紀後期 ![]() 作中では霊長類と齧歯類の共通祖先となる小型哺乳類を差している。おそらくは基盤的な真主齧上目、あるいは北方真獣類に属すものと思われる。作中では翼手目(コウモリの仲間)の共通祖先でもあるとされていたが、最近の分子生物学の見解では否定的である。 ●人類抹殺を企むプグラシュティクは、両者の共通祖先にあたる存在であるクレード・ゼロに対して、げっ歯類に有利に進化するよう遺伝子改造を試みようとした。
クロノサウルス "Kronosaurus" (一説には名称変更の可能性有り) [爬虫類] 分類:長頚竜目 プリオサウルス上科 時代:白亜紀後期 場所:オーストラリア 全長:8〜12m ![]() ●魚竜プラティプテリギウスの群れを襲い、海岸まで追い込んだ。
クロマニヨン人 Cro-Magnon Man (新人) [人類] 分類:真主齧上目 霊長目 ヒトニザル亜目 ヒト上科 時代:第四紀・更新世後期〜現代 場所:ユーラシア〜アフリカ ![]() ●人類抹殺を企むプグラシュティクによって遺伝子を採取された。
ケツァルコアトルス Quetzalcoatlus [爬虫類] 分類:翼竜目 プテロダクティルス亜目 アズダルコ科 時代:白亜紀後期 場所:北米 翼長:10〜12m ![]() 作中では内陸地の地上に降りて死体を食べていたが、沼沢地で魚や小動物を捕らえていたという説もある。その大きさと軽さ故に、あまり羽ばたかずアホウドリのような滑空飛行を行うとされているが、高度維持や地上からの離陸で羽ばたく事も充分に可能だったらしい。 ●萌はこの翼竜を撹乱してギラグールから逃れた。
ケトテリウム Cetotherium [哺乳類] 分類:ローラシア獣上目 鯨偶蹄目 ヒゲクジラ亜目 ケトテリウム科 時代:第三紀(新第三紀)・中新世 場所:ヨーロッパ〜アジア近海 全長:3〜5m ![]() ●イルカに乗って遊ぶ唯ちゃんの側を泳いていた。
毛長マンモス Mammuthus primigenius (プリミゲニウスマンモス・ウーリーマンモス Woolly Mammoths) [哺乳類] 分類:アフリカ獣上目 長鼻目 真象亜目 ゾウ科 時代:第四紀・更新世〜完新世前期 場所:ユーラシア北部〜北米 肩高:3m 体重:8t ![]() 普通マンモスといえば巨大なイメージがあるが、毛長マンモスは肩高3mとインドゾウ並の大きさしかない。ちなみに世界最大のゾウは松花江マンモスとインペリアルマンモスで、肩高は4〜5mもある。(インペリアルマンモスを参照) ●唯を助けようとパックはマンモスを利用したが、マンモス自身はフラウの放ったレーザーに倒される。
ケラトサウルス Ceratosaurus [恐竜] 分類:竜盤目 獣脚亜目 ケラトサウルス下目 ケラトサウルス科 時代:ジュラ紀後期 場所:北米 全長:4〜6m 体重:500kg〜1t ![]() ●ディプロドクスの子供を襲ったが、母竜に返り討ちを食らう。(コミック版単行本ではディプロドクスの子供を捕食する)
コエルルス Coelurus ??? [恐竜] 分類:竜盤目 獣脚亜目 テタヌラ下目 マニラプトル形類 コエルルス科 時代:ジュラ紀後期 場所:北米 全長:2m ![]() 系統的に羽毛が存在する可能性がある。作中では羽毛は描かれていない。 ●アロサウルスの狩りを木陰から伺っていた。
コエロドンタ Coelodonta (毛サイ・ケブカサイ) [哺乳類] 分類:ローラシア獣上目 奇蹄目 有角亜目 サイ科 時代:第四紀・更新世後期 場所:ユーラシア大陸北方 全長:4m ![]() サイの角は毛が変化したものであるため化石化しない。コエロドンタの場合、ツンドラの冷凍化した死骸や、古代人の壁画によって存在が確認されている。 ●虎哲の説明中に登場。もう1つ説明されているネズミに似た動物は、漸新世のプラティピタミスの可能性があるが、確証が無いのでこの辞典では保留。
コエロフィシス Coelophysis (シーロフィシス) [恐竜] 分類:竜盤目 獣脚亜目 ケラトサウルス下目 コエロフィシス科 時代:三畳紀後期 場所:北米 全長:2〜3m ![]() ●アッケラ缶の説明中に登場。
ゴカイ Polychaeta [その他] 分類:環形動物門 多毛綱 ![]() ●アキラは先カンブリア時代でも自由にジーンダイブ出来るように、この動物の遺伝子を唯に採取させた。
ゴキブリ Blattaria / Cockroach [その他] 分類:節足動物門 昆虫綱 有翅亜綱 網翅目 ![]() ●巨大恐竜サイズモサウルスの足音に追われ、トカゲやクモ、カエルと共に萌ちゃんの前に飛び出してくる。
●ゴキブリを食べた恐竜エオラプトルに唯ちゃんは嫌がって近寄らなかった。しかしティル(プグラシュティク)にとっては何ともないようである。
●デボン紀から石炭紀にかけてのゴキブリには大きいものもいた(最大全長9cm)ので、唯ちゃんでなくても驚いただろう。
古細菌 Archaea (始原菌) [その他] 分類:古細菌ドメイン ◆原核生物の一種。好塩菌、好熱好酸菌、メタン生成細菌等がこれに含まれる。遺伝物質の構造が、同じ原核生物である真生細菌や真核生物(動植物)の双方とも異なる為「第三の生命」と言われている。 ●生命の起源へジーンダイブするのにこの細菌の遺伝子を使用した。虎哲の台詞中に登場するだけで、画面には出てきていない。
コリトサウルス Corythosaurus [恐竜] 分類:鳥盤目 鳥脚亜目 ランベオサウルス科 時代:白亜紀後期 場所:北米 全長:10〜12m ◆カモノハシ竜に属する大型草食恐竜。頭部に半円形のトサカがある。 ●実はこの恐竜は番組未登場なのだが、恐竜惑星・本放送10話のアバン(前回までのあらすじ)でランベオサウルスをコリトサウルスと間違えて呼んでいた。実際に登場したわけではないとはいえ、一応名前が出たのでこの辞典に記載する。
ゴルゴサウルス Gorgosaurus [恐竜] 分類:竜盤目 獣脚亜目 テタヌラ下目 マニラプトル形類 ティラノサウルス科 時代:白亜紀後期 場所:北米 全長:8〜10m 体重:2t ![]() ティラノサウルス類は系統的に羽毛を持つ可能性が示唆されている為、最近のゴルゴサウルスの復元では部分的な羽毛をまとったものも存在する。ただし作中では羽毛は描かれていない。 ●怪我をしたハルと同行する萌とレイを襲撃したが、それを助けたのは以外にもハルだった。
コンプソグナトゥス Compsognathus (コンプトナータス) [恐竜] 分類:竜盤目 獣脚亜目 テタヌラ下目 コエルロサウルス類 コンプソグナトゥス科 時代:ジュラ紀後期 場所:ヨーロッパ 全長:60cm〜1.2m ![]() この恐竜の近縁種に羽毛の証拠があったため、コンプソグナトゥスにも羽毛があったのではないかと推測されている。作中では羽毛は描かれていない。 ●宇宙の眼のターゲットだったが、既にギラグールに首を採取されていた。
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