2005年2月4日(金)【旧暦十ニ月二十六日】[立春] 天候 晴れ 日中 風強し 気温7℃(午後8時16分)
■「アイロンかけ」という仕事は、なかなかよい仕事です。無心になれる。しわだらけの洗濯物…シーツ、枕カバー、浴衣など…を、アイロンマットの上にのせて、ひとつひとつのばしていきます。上手にはできないのですが、少しはそれらしいものに仕上がって、ひとつひとつ横に積み重ねられていく。成果がすぐに目に見えます。
アイロンの温度が下がると、機械が「ピコピコ」いって小休止。BGMでかけている、例えばアイルランドの伝統音楽のいわれを解説書で確認してみたり、読みかけの本の一節を読み進めてみたり。「ピコピコ」とまたいって、アイロンが設定温度に戻ると、仕事を再開。規則的にこれを繰り返すことができる。自分も愚直な機械のようになれて、余計な心配事に心煩わされることなく、無心になれます。
今日は風が強かったので、外には出られず、アイロンかけをしていました。
みなさまの地方はいかがでしたでしょう? おかわりはありませんか?

■さて、写真は今朝6時過ぎの南の空。「太陽・月・星のこよみ」(月光天文台 発行)というカレンダーを愛用しているですが、トピックスとしてそれに、立春の今朝、さそり座の「赤い目玉(※1)」=アンタレスが見られるというので、朝早く起きて空を眺めてみました。
夏の星座さそり座が見えはじめるというのです。でも、残念! 6時ではもう空が明るくて星は見えませんでした。
日の出はまだ6時半頃だというので、間に合うかと思ったのですが…。水平線のすぐ下にある太陽の光で、夜明け前の空はずいぶん明るくなっているのです。
月齢24から25にうつるお月様が見えたのでカメラでカシャッ。 「寒い、寒い」といって、すぐに家の中に戻りました。
あとで撮った写真をよく見ると、月の前後にふたつの明るい星が写っていました。東側が火星、西側が木星だということです。
「なぁーんだ、ダメだ」と思った私の肉眼では気がつかなかったのですが、カメラという機械は昔の忠義にあついサムライみたいに愚直です。ちゃんと写してくれていました。
そうそう、ハシボソガラス(※2)がつがいで電線につかまっていました。私と犬を見つけると、「ガー、ガー」と警戒気味に注意を喚起するような鳴き声をあげました。子育てが終わったあと、晩夏から冬に作る群をといて、また夫婦二羽のライフスタイル…つまり4月頃からはじまる子育てシーズンの暮らしの準備をはじめたようです。
※1 宮沢賢治の歌「星めぐりの歌」より
※2 一般的なカラスには、おでこが丸くてくちばしが太く、体が大柄なハシブトガラスと、くちばしが細くてスマートな体のハシボソガラスがいます。
私たち周辺にいるカラスの多くは、ハシボソガラス。開けた農地などがある環境に適応したカラスです。
一方、東京都内など都会地に多いカラスはハシブトガラス。別名ジャングルクローといって、もともと森林環境で暮らしていたカラスが、カラスの目から見てジャングルのような環境である都会地に適応するようになったカラスだそうです。