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続折々の記 2020⑥
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【 03 】09/01~
幼児にはとてもとても重要な時期
09 01 (火) 宿業教育 幼児にはとてもとても重要な時期
けさ郵便箱から父原(渡辺)正治が六月二十五日に亡くなったことを多鶴(娘)さんからの報 せで知り痛恨の思いだった。 同じ同級生の福沢正保が数年前に亡くなった。 これは同級生の壬生裕也からその知らせを受けた。
人はそのまま仏様だという。 今では、この考え方は間違いだとは思わない。 人はそのまま神様であるとも言われても、今はその通りだと信じている。
安心して生涯を終えることは、「裏をみせ おもてを見せて ちるもみじ」という良寛の歌そのままが死を迎える心境でありたいと思っている。 ご冥福を祈ります。
いろいろと思い出します。
宿業教育 幼児にはとてもとても重要な時期
きょうは、人が生まれてからものすごい能力で大脳組織を作り上げていく宿業時代について、あらましをまとめようと思います。
生命 の始まりから自分でいろいろの判断をし自分の気持ちを人に伝えることができるるまでの期間について、あらましを書こうと思っている。
いのちを授かってから赤ちゃんは良いことも悪いことも区別なく、すべて真似をして自立の準備をしています。
この自立の準備のために大脳組織は私たちには想像もできない素晴らしい能力をもって、あらゆる真似をして自立をめざします。 このことは書いてあることを読んでみても人の活動を見ていても、間違いのない事実であります。
赤ちゃんはどのようにして自分を作り上げていくのか? この基本的なことを結婚前に学んでおかなければなりません。
この知識がないと、後になって後悔しなければならないからです。 チャンスの女神には後ろ髪が無いといます。
この世に生命を授かってから、赤ちゃんは人が進化してきたたくさんの過程を一年たらずで仕上げています。 そして生まれてから3年ほどで、言葉を理解して話せるようになります。 聞いたことも記憶できます。 走ることも食べこともどんなことでも真似することができます。
赤ちゃんは誰でも、こうしたことを自立を目指して苦もなく身につけることができるのです。
3才までの子どもの能力は、物凄 いのです。
290-5265÷45+1848÷7+63=
100-6×[{70-2×(45-30)}÷8+9]=
こんな問題を五つも出されたら、我々大人は一分以内にできるだろうか。 恐らく普通の人では誰一人としてできるものいないでしょう。 ところが何と、問題を読む時間を別にして、二歳六ヶ月の子供が、僅か二十秒もかからず正解がわかるという。
私は長年幼児教育のことを調べてきました。
0歳教育関係のもの
続0歳教育関係のもの
山路を登りきて
こうした調べものをしてきて、幼児の才能逓減は事実であって、絶対音感の習得の時期を過ぎるといかに努力したとしても絶対音感は身につかないというし、英語のアール〔r〕とエル〔l〕はの聞き取りと発音は一定の時期を過ぎると聞き取りも発音もできないと言われます。
ちょっと細かくなりますが、上記の数式にしても、ドッツ法というやり方で赤色の1cm程のドット●を30cm×30cmの四角の用紙へ一つから百までの百枚を計画的に少しずつ見てくりかえしていると一目でドッツの数を識別できるようになり、さらにそれに算数の加減乗除和差積商を見なくても答えがわかるようになるというのです。
これはアメリカのグレン・ドーマンという身障者を指導をしてた先生が計算能力ができない子供がドットの●の数を瞬時に識別できるようになることを知り、視覚による計算が可能であることが分かり、この方法をドッツ法といったのです。 それが日本へも導入されて普通児でもそれが可能であることが分かったのでした。
幼児の脳細胞の組織化は環境如何によって、どのようにでも進化することが分かってきたのです。
試みに Google で 「3才までの大脳の働き」 を検索語で開くと、3470万件が検索できます。
https://www.google.com/search?hl=ja&ei=-31UX9zaFdTGmAW_mJO4DQ&q=3%E6%AD%B3%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%83%BD%E3%81%AE%E5%83%8D%E3%81%8D&oq=3%E6%AD%B3%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%83%BD%E3%81%AE%E5%83%8D%E3%81%8D&gs_lcp=CgZwc3ktYWIQAzoCCAA6BggAEAcQHlD5kAtYv7IOYN7FDmgAcAB4AIABmwGIAZ4RkgEEMTguNZgBAKABAaoBB2d3cy13aXrAAQE&sclient=psy-ab&ved=0ahUKEwicxNL679PrAhVUI6YKHT_MBNcQ4dUDCAw&uact=5#spf=1599373035017
3歳までの大能の働き
約 34,700,000 件 (0.45 秒)
ウェブ検索結果
「3歳児神話」は本当か 脳の働きから考える - 朝日新聞GLOBE+
2017/06/04 - 3歳になるまでは母親が子育てをするべきだ」「脳の8割が出来上がる3歳までの環境が将来を決める」。 ... 東京大学教授で発達認知神経科学が専門の開一夫は「例えば早期教育用の学習教材で、その効果を科学的に証明した ...
3歳までは「3つの本能」を鍛える|子どもの才能 ... - 幻冬舎Plus
2019/02/27 - ですが、子どもの才能を伸ばすのに一番重要なのは脳の発達に合わせた教育をすること。 ... それどころか、先に見たように、3歳までは脳の神経回路が発達しておらず、無理な学習は脳への負担となっ ... 生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という本能が働き、お母さんという、自分を守りながらたくさんの愛情をかけてくれる存在に興味を持つことが、脳 ... 日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授を経て、2006年、日本大学総合科学研究科 ...
医師が警告!「3歳までの育て方」ここに注意 | 家庭 | 東洋経済 ...
2017/11/11 - 「心」が育まれる環境も、脳がつくられる胎児期の初期から始まり、3歳ころまでにその基礎がほぼ出来上がる――。 新生児医療に25年以上携わり、小児科医としても多くの子どもたちと接してきた福岡新水巻病院周産期 ...
3歳までにやっておきたい「育脳」! 脳の発達には、基礎と ...
2020/06/01 - 子どもの脳は、生まれてから3歳頃までに急激に成長するということがわかってから、「子どもの脳をどのように育てていけばいいのか?」 ... 脳の発達は、その働きにより「からだの脳」「おりこうさん脳」「こころの脳」の3つに分けられます。 ➀からだの ... 米国セントルイス大学医学部留学を経て、獨協医科大学越谷病院小児科助手、筑波大学基礎医学系講師を経て、現在に至る。
幼稚園では遅すぎる―人生は三歳までにつくられる! (サン ...
本書はソニーの創業者である井深大が、自ら取り組んできた乳幼児教育研究のまとめとして1971年に出版したものである。 「幼児の可能性は3歳までに決まってしまう」 この言葉の根拠は、大脳生理学や遺伝子の研究により、しだいに明らか ...
1~3歳が大事!世界が注目する「非認知能力」とは?未来を ...
2018/12/11 - この能力のベースは3歳ごろまでに作られ、幼いときに身につけるほど、良い影響が長く続きます。幼児教育や保育でも、この能力を高める方向で方針が改定されたところです。1~3歳児を育てている方には、ぜひ知ってお ...
脳の機能の発揮と教育 - 大阪教育大学
そして、脳の重さも新生児で約400グラム、成人で約1400グラムともいわれるが、3才では既に約1100グラム、6才では成人のおおよそ9割に達するものである。(注2) このとき、脳の働きすなわち大脳の神経系の機能の発揮は、神経細胞の髄鞘形成とシナプスの形成によるものとい ... また、随意運動に関する神経系の髄鞘形成は、出生直後から始まり、1から2歳までの間に完成する。
3歳からは「二度目のチャンス」 知性を育むお仕事 (1/5):日経 ...
2016/11/15 - 【お手伝いする子は脳と心が伸びる! 特集】 第1回 相良敦子 モンテッソーリに学ぶ1歳からのお手伝い 第2回 3歳からは「二度目のチャンス」 知性を育むお仕事 ←今回はココ! 第3回 1歳からの台所育児 6歳までの経験が脳を ...
生後1年の脳の発達はスサマジイ!3歳までに9割決まる ...
2015/09/22 - 「脳科学の権威」と「脳科学おばあちゃん」が書いた話題沸騰の『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに ... 脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。 ... 人間としての頭の働きの基本が3歳ごろまでに、ほぼできあがってしまい、それがいつまでも残ると昔の人は考えたの ...
3歳児神話
神経細胞の数から考えれば、胎. 児期の半ばには脳の原型はほぼ完成していると. いえる。しかし、一つの神経細胞の役割は情報. 3歳までの重要性を指摘することは多い。
3歳までの大能の働きに関連する検索キーワード
以上の検索項目をすべて読み、さらに 井深・七田対談 「超感覚・繰り返し・吸収力」 を読んでみると、これらを見ずに進めようとは思わないはずだ。
3歳まで家で育てる 3歳までのしつけ 3歳まで 一緒にいる 3歳までは働かない 3歳までの育て方で子どもの人生は大きく変わる 3歳までにやるべきこと 3歳までの育て方で子どもの脳は決まる 3歳児神話 脳科学 三歳児神話とは 三歳児神話 本当
もともと1ミリの10分の1という卵子と、その25分の1という精子がであい、新しい目には見えない小さな生命が生まれるのです。 人類の出現後約700万年という長い進化の過程を、その小さな生命は一年足らずで進化の実現を成し遂げるという物凄い能力をもっています。 私たちはこうして、この世に生まれてきたのです。
この変化の事実を思いおこしてほしい。 命あるものすべての生きものは、細胞に秘められた想像も及ばない超能力をもっています。
一人ひとりがすべてこうした素晴らしい超能力によって支えられてきています。 こうして一人ひとりに命が託されているのです。
この進化してきた変化の中身を考えてみてください。
命を支える食べ物の食欲を、どのような仕組みで仕上げたのでしょうか? 人が活動していて眠りたいという無意識を、どのような仕組みで作りあげたのでしょうか? これは大事だから記憶しておこうという仕組みを、どのような仕組みで作りあげたのでしょうか? すべては細胞たちが連絡しあいながら嫌だともいわず作りあげてきたのです。 寝ている間もたえず心臓ははたらきとおしています。 こうした生きていく力はどこからくるのでしょうか?
ところが、母親のお腹のなかで生きていけるように作りあげてきたのに、大脳組織を完成できずに人は生まれてきちゃったのです。
声を出して言ったり声や音を耳で聞きとったり、見たり触ったり歩いたり、またそれらを記憶する仕組みが完成しないままで生まれてきちゃった。 平衡感覚もまだできていなかった。
細胞たちはどうしようとしたのだろうか?
本来それらすべて完成してから生まれるようにしてきたのだが、進化を進めてくるうちに大脳組織を大きくしなくてはならないようになり、頭が大きくなって母親がお産できなくなって、大脳が未完成のうちにお産することになっちゃった。 それで未完成部分はどうしたのだろうか?
この未完成部分を完成するために、胎内ならもっと早く完成できたのに生後満3年くらいかかることになった。 調べていると、そんなことが分かってきた。
大脳旧皮質は、大脳のうち、生存の欲求に関わる部位をうけもち、個体保存の欲求(睡眠欲・食欲・排泄欲)や、種族保存の欲求(性欲)などをつかさどっていた。 どうしてそんなことが言えるのか?
生まれるまでに大脳組織の完成を目指していた細胞たちは、未完成部分を母親のと連携なしで自分たちで完成する以外に方法がなくなったのである。 その期間がおよそ3年かかった。 完成してからの大脳は新しい大脳皮質が受け持つことになっていたから、移行過程を含めて3年もかかることになった。
この生後の成長反応は、才能逓減の法則という言葉で七田真さんは説明しています。 それは、赤ちゃん自身が、 「本能で欲求している」 から‥と言われていますが、私は大脳の未完成を補うことと新しい大脳活動への移行過程にかかったと考えるようになりました。
この「才能逓減の法則」の考えは次のとおりの説明をしている。
https://www.shichida.co.jp/about/personality/
バランスのとれた全人格教育(七田真)
独自の教育理論
「七田式教育」は脳科学に基づいた独自の教育法で、日本の幼児教育と右脳教育の第一人者、七田眞が生み出しました。
その独創的な理論と実績は、今や「七田式教育理論」として国内だけでなく、全世界で認められ、現在、国内外合わせて約4万5千人の子供たちが七田式教育を実践しています。
動物には、基本的な知恵を習得するために、脳が働く時期があります。この期間を「臨界期」と言いますが、人間の場合は、0歳から6歳です。 子供はみんな、無限の可能性を秘めて生まれてきますが、この時期に手をかけないで放っておくと、生来の素質を失ってしまいます。
そこで、七田式教育では、胎児期、0歳からの働きかけを行っています。
なかでも、0~3歳は天才的な吸収力を発揮できる時期です。七田式教育は、この脳の黄金期に、適切な方法で効率よく子供の能力を引き出していきます。
才能逓減の法則
一生の7%の期間で脳の80%がつくられる。
子供の素質や才能が育つのに、「才能逓減の法則」というものがあります。子供の脳には、驚異の可能性と吸収性があり、その能力は小さい時期ほど大きい、つまり、早ければ早いほど才能が花開く可能性をたくさん持っているという法則です。
年齢が上がるにつれて、その可能性はだんだん失われていくので、早く働きかけを始めるほど、その子供の才能も大きく伸ばしてあげられるというわけです。
その天才的能力、無限の可能性を引き出すカギ。それが「右脳」です。そして、その右脳の能力を引き出すために必要なのが、「愛情」です。 右脳教育は、「愛情」を伝え、「徳」を育てる、「心の教育」をベースにしています。
才能逓減の法則のイメージ図
幼児教育と脳
七田式で育った子供たちの中から素晴らしい能力を発揮する子供たちが生まれています。「なぜ、七田式で育った子供たちが素晴らしい能力を発揮するのか?」 それには、「脳」の役割が大きく関わっています。
その秘密は「右脳」にあります。 天才として名を残した人は「右脳」の力を使っていたのです。 人間が本来持っている能力を最大限に発揮するには、右脳と左脳の最も伸びる時期にその役割をさせる必要があるのです。
この右脳の能力は、何も特別なものではなく、誰もがもって生まれてくるものです。ただ、成長とともに、左脳が優位になり、自然と右脳の能力は閉じてしまいます。 しかし、右脳優位の幼児期に、働きかけを行い右脳のスイッチを入れることで、その天才的な能力を引き出すことができます。
右脳と左脳の違い
七田式教育では、脳科学に基づいた適切なトレーニングを行うことで、右脳を活性化し、その能力を引き出します。
このように、右脳には、左脳にはない特別で天才的な能力があります。 右脳の能力を正しく理解し、その能力を上手に引き出すことで、左脳の活用だけでは不可能な、天才的な力を発揮することができるようになるのです。
右脳と左脳の働き
音や色の違いを認識したり、物事に感動したりするのも右脳の働きによるものです。 右脳は情報をイメージとして認識し整理する役割を果たしています。 左脳との違いは、記憶の容量。 右脳も左脳も物事を整理して記憶しますが、イメージで記憶することで左脳の数千倍もの情報が処理できるといわれています。
右脳派と左脳派の違いと診断方法
右脳派・左脳派という言葉を聞いたことがあると思います。一体これはどんなことを意味しているのでしょうか。それぞれにどんな特徴があるのか、自分はどちらなのか調べる方法などをお伝えしたいと思います。
左脳派はこんな人
◎左脳派の特徴
・論理的で冷静
・筋道立てて考える
・客観的な分析が得意
・デジタル派
・計算が得意
・几帳面
◎左脳の機能
左脳は言語や計算力、論理的思考を司る脳です。右脳は情報を知識として認識し整理する役割を果たしています。記憶にも関係していますが、主に言語や数的処理を司る脳なので、記憶脳力は右脳に比べると劣っています。
右脳派はこんな人
◎右脳派の特徴
・感情表現が豊か
・感性がするどい芸術家
・人の気持ちを汲み取れる
・空間認知に長けている
・アナログ派
・暗記が得意
◎右脳の機能
右脳はイメージ力や記憶力、想像力やひらめきを司る脳です。視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感に関係し、感情をコントロールしています。音や色の違いを認識したり、物事に感動したりするのも右脳の働きによるものです。
右脳は情報をイメージとして認識し整理する役割を果たしています。左脳との違いは、記憶の容量。右脳も左脳も物事を整理して記憶しますが、イメージで記憶することで左脳の数千倍もの情報が処理できるといわれています。
右脳の働きが活発なのは、言葉がまだ未発達な3歳前後の幼少期。成長するにつれてだんだんと言語を司る左脳が活発に働くようになり、左脳優位になっていきます。これがいわゆる「頭が固い」という状態。大人になると右脳をいかに使うかが脳を活性化させる一つのポイントになります。
右脳開発に効果の高い、話題の「フラッシュ暗算」とは?
http://matome.ishido-soroban.com/I6a288ff
「フラッシュ暗算」に注目が集まっています。楽しくゲーム感覚で練習しながら、右脳を育てるのに役に立つと評判です。いったいどんなものなのでしょうか。その歴史と効果、習い方についてまとめてみましょう。
右脳派?左脳派?かんたんな診断方法
◎左脳派チェック
・何事も原因や理由、メリットやデメリットを考えて決断する
・理路整然と話すことができる、話が分かりやすいと言われる
・感情があまり表に出ない
・慌てずに物事に対処できる
・プレゼンテーションが得意である
・両手の指を組んだとき、右手の親指が上になる
・腕を組んだとき、右腕が上になる
◎右脳派チェック
・喜怒哀楽がはっきりしている
・直感で物事を判断する、あまり考えないで後で困ることがある
・車の運転が得意である
・人の気持ちがよく分かる
・テレビや映画の感動シーンで泣いてしまうことが多い
・両手の指を組んだとき、左手の親指が上になる
・腕を組んだとき、左腕が上になる
◎利き手との関係
左脳派か右脳派かは利き手とも関係があるといわれています。四肢は脳からの指令で動きますが、利き手=使いやすいほうの手なので、脳の働きとダイレクトに関係があるというわけです。
右利きは左脳からの伝達系統が優位であることを一般に示しています。逆に、左利きは、右脳からの伝達系統が優位であることを示します。右利きの人が圧倒的に多く、左利きは全人口の10%未満ともいわれていて少数派です。
ミケランジェロやピカソ、モーツァルト、ベートーベン、アインシュタインは左利きだったといわれています。レオナルド・ダ・ヴィンチに至っては両手利きだったとか。あくまで参考ですが、利き手と脳の発達には何か関係があるかも知れません。
◎そろばんと右脳との関係
https://www.ishido-soroban.com/miryoku
そろばん(珠算式暗算)は右脳を活性化させるものとして注目を集めています。珠算式暗算では、珠の形をイメージして計算をしていきますから右脳を非常に使うのです。
いしど式では子どもの能力を育てるという観点から、特にこの暗算力を鍛えることを重視しています。できれば右脳が活発な小さいころから暗算を始めることで、脳力を伸ばしやすくなります。
まとめ
右脳も左脳もどちらも人間の活動の中で大事なもの。重要なのは、バランスよく鍛えて使うことです。大人になるにつれて右脳の力が低下しますから、小さな頃から右脳を鍛えて、いつまでも「柔らか頭」の大人でいられるようにしたいものですね。
心の教育の重要性
七田式教育の根本にあるのは「心の教育、魂の教育」です。
七田式教育を木にたとえると、木の幹は、高い志や徳を育て、人としていかに生きるかを学ぶ「心の教育、魂の教育」です。 何よりもまず、心を育て、そこから知能や才能を引き出していくのです。
すばらしい働きを秘めている「脳」ですが、実は「心」と深い関係があります。 下の図をご覧ください。
その天才的能力、無限の可能性を引き出すカギ。 それが「右脳」です。 そして、その右脳の能力を引き出すために必要なのが、「愛情」です。 右脳教育は、「愛情」を伝え、「徳」を育てる、「心の教育」をベースにしています。
心の働きを司っているのは、脳の最も深い部分である「脳幹」です。しかし、その「脳幹」と「大脳新皮質」の伝達回路は右脳側にしかなく、脳幹の機能は右脳には出ますが、左脳には出ませんから、心がしっかりと育つことで、右脳の素晴らしい能力も開花され、無限の才能を引き出すことができるようになります。
このように、心は脳の深い部分と密接に関わっています。 心の教育で、豊かな人間性を育てていくことで、子供たちは、無限の才能を引き出すことができるのです。
一方で、心の教育に目を向けず、学力重視の詰め込み教育や、天才児を育てるだけの教育法では、 持って生まれた天才的な能力を、最大限に生かしているとは言えないでしょう。
食事も教育の一環
七田式教育は30年以上も前から、「食も教育の一環だ」と提唱してきました。 最近では、食育という言葉をよく聞くようになりましたが、30年以上も前に食の大切さを説いていた教育はなかったのではないでしょうか。
七田式食育の基本は、一言で言うと、「正しいものを正しく摂り、害なものは極力摂らない」ことです。 今や、飲食店やコンビニエンスストアがどこにでもあり、手軽に外食ができたり、レトルト食品や加工食品を使用して手軽に調理ができるようになりました。
しかし、食品添加物を含んだ、手軽なジャンクフードや惣菜などで済ませる食生活と、自然のままの食材を使い、愛情を込めて作った栄養バランスのとれた食生活とでは、家庭生活に、大きな違いが現れます。
愛情たっぷりの正しい食生活は、お子さまの賢い優れた頭を作り、ご家族全員の心身の健康を養います。
毎日の食べ物が、私たちの体を作り、心や脳を育てるのです。 「七田式食育」は、最新の栄養学をベースに、昔ながらの知恵にも学び、取り組みやすい形で「正しいものを正しく摂り、害なものは極力摂らない」食事を実践しています。
才能逓減の法則は、およそ200年前のカール・ビッテに始まったといわれます。
カール・ビッテは「もし生まれた時から子どもに望ましい教育を与えてやれば、子どもはいくらでも知能の高い子どもに育てることが出来、優れた才能を身につけさせることが出来る」という信念のもとに、生後まもなく教育を始めました。
ひたすら話しかけ、子どもの目が見えるようになると自分の指を追わせ、赤ちゃんが追っているものが 「そのものの名前」 であることを何度も繰り返し発音して聞かせました。
このようなかかわりによって、まだ意味のない外界の事物が早くから意味をもって映るようになったといわれます。 また情操心を育てるため、外に出ては赤ちゃんの目に映るすべてのものに説明を加えました。
一方、赤ちゃん言葉は子ども自身がそこからぬけ出すのに大変なストレスを抱えると考え、初めから7~8歳の子ども達が使う言葉で会話したといわれます。その子どもが13歳で哲学博士、16歳で法学博士号をとることで、0歳から与える教育の力がいかに偉大であるかを証明しました。
特に生後1年間に与えられた刺激(学習)がいかにその後の潜在能力に影響するかは、この後数多くの教育者によっても立証されています。
アメリカのルネ・スピッツ博士やホワイト博士の研究結果も含め、七田先生は「赤ちゃんを放置しておくと、どんどん育つべき能力を失い、反対に少し環境に注意を払ってやればぐんぐん伸びていくものです。 知恵の高い子どもに育てるには0歳から3歳の間の教育こそ何にもまして大切なのです」と述べられました。
ここで言う 「知恵の高い子ども」 とは勉強が出来るだけでなく、心育も十分成され、心身ともにすこやかに育った子どもであることに他なりません。幼稚園の創始者として有名なフレーベルは 「幼児が話が出来るまでに発達する変化のありさまは、学童からニュートンにまで成長するよりも大きい」 と唱えています。
わたしが 「宿業教育」 となづけたのは、胎内成長が未完成で生まれたため生後約3年間胎内成長を意味していると考えたからであり、仏教のいう業は梵語カルマン(karman)の漢訳であってその意味は広い意味の行為と考えて、生後の大脳活動を左右する親子の在り方が極めて大事だと考えたからです。
カール・ビッテに始まる幼児教育については木村久一著 「早教育と天才」 により日本へ導入され多くの実践者を迎えることになった。 奇しくも、日本人の館林実子さんは文通していたアメリカ人と結婚し主人の幼児の胎内教育の勧めを実践し世界中に知られる成果を上げました。
「胎児はみんな天才だ」という本は彼女が心血を注いだ実践記録をまとめた成果で、ジツコ・スセディック名で昭和61年12月15日初版第1刷として祥伝社から出版されました。
意欲的に奮闘しようとすれば、この本を中核として実践されることがいいと思います。 そうでないとすれば、この本も理解して宿業教育を実践してほしい。
グレン・ドーマンが開発したパターン認識を中核としたカード法やドッツ法を取り入れてもよいし、全く別の方法として、語り部法を取り入れた考え方を参考にしてもよい。
一番基本的に取り入れていい方法は、ビッテ法としての指さしての大脳組織化の活性化で出発することでしょう。
幼児は猛烈な勢いで神経細胞の仕組みの組織化意欲があります。 母親はそのことを幼児からよみとり、幼児の喜びと一体になることができるのです。 三歳までの中核になる心得は次々と幼児とのやり取りが楽しくなることなのです。 幼児は嬉々として喜びに集中してくれるようになります。
具体的な内容については、これからみんなで考え出すことがいいのです。 取り組みには一人だけより相談相手があり、いろいろの取り組み方法を話し合うことが大事であり、継続しての三年間を充実して送ることができるのです。 夫婦はもちろん大事ですが、おっぱいすら始まり、おむつのとりかえ、主婦業としての活動、自分の健康や気持ちの充実など、なかなか大変になるのです。
そのための相談グループを作ることが大事です。 励ましあい励まされあい、子供を育てるという世の中で一番やりがいのある仕事を進めるために、このみんなで話し合える組織は欠かせないのです。
大勢の相手ではたいへんですから、5人か7人くらいがいいとされています。 学校の先生もいろいろの体験から5~7人をグループにしているのです。
親としての心得ていなくてはならない知識や育児の方法、何を学び何を自分の知識や基本の考えにするのか、こうしたことについても学んでおかなくてはなりません。 そんなことは要がない、という人は少ないと思います。
このためには、何らかの話し合いの場を作りたいのです。 村としてのまとめが一番良いと思います。 昔の話をするとおかしいけれど、平谷から川沿いを降りていくと、岩村へ出ます。 この岩村藩は喬木より人口が少ない藩でしたが、この藩校から立派な人たちが出ていました。
その中で下田 歌子(出生名:平尾 鉐(ひらお・せき)、嘉永7年8月8日(1854年9月29日) - 昭和11年(1936年)10月8日)は、日本の明治から大正期にかけて活躍した教育者・歌人。女子教育の先覚者で、生涯を女子教育の振興にささげ、実践女子学園の基礎も築いた方でした。
満16歳と8か月の4月に上京し、翌年には才能が認められて宮中に上がった。 春月の御題で
たまくらは花のふぶきにうづもれて
うたたねさむし春の夜の月
この「春月」は、平安歌人の作品と比べても少しも遜色のない秀歌と讃美を集め、昭憲皇太后から「歌子」を名乗るが良いとのお言葉を頂き、歌子と名乗るようになりました。
詳細については、いろいろ検索して調べるとよい。 いずれにしても 「龍蛇は山澤に生ず」 という如く山紫水明とまではいかなくてもいいが、喧噪な街中でないこの故郷で立派な人たちを育てたいのです。