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折々の記 2009 G

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】08/05〜        【 02 】08/10〜        【 03 】08/12〜
【 04 】08/18〜        【 05 】08/23〜        【 06 】08/29〜
【 07 】08/30〜        【 08 】09/03〜        【 09 】09/07〜



【 3 】08/12

  08 12 敗戦記念日が近づきました…あなたは戦争を拒否できるか
  08 12 民主マニフェスト5か所修正…要望や反発受け
  08 12 「4人の最高裁裁判官に×(バツ)を与える」
  08 13 朝日の「私のマニフェスト」から
  08 15 軍人が辿りつくオゾマシイ結論
  08 16 戦没者追悼式、天皇陛下のお言葉と麻生首相の式辞
  08 17 続・お盆とコオロギ

08 12(水) 敗戦記念日が近づきました…あなたは戦争を拒否できるか

  『蛙の子は蛙』

  類:●瓜の蔓に茄子はならぬ
  反:●鳶が鷹を生む

  ”蛙の子はおたまじゃくしでしょ!”と
  ナマイキな子どもに突っ込まれてもオタオタしてはいけない。

     “おたまじゃくしは蛙の子ーー♪、なまずの孫ではないわいなーー♪
      そーれがなにより証拠には、やがて手が出る足が出るーー♪”

  普通知っている「お玉杓子は蛙の子」のメロディー。オリジナルはアメリカ民謡の「リパブリック賛歌」。 南北戦争のころ既に、北軍(リンカーン支持派の方ね)の行進歌として歌われていたものらしい。

おたまじゃくしは大きくなると、やっぱり蛙になる。 



敗戦記念日が近づきました。 八十代の人たちの‘戦争はしてはいけない’の主張が放送を通して流されてきました。 その通りでございます。

ところが、自衛という言葉により或は国益という言葉により、戦争そのものを支える活動を日本では行なっております。 湾岸戦争では軍事費を提出し、イラク戦争では燃料補給を応援してきました。

それはちょうど、大政翼賛会を苦もなく受け入れていた戦前の社会と同じようです。 知らない間に戦争への道を歩むことになってしまったのです。

そして今や、人や施設を破壊する強大な軍事力を持つようになってしまいました。 軍隊が復興したのです。 特高警察が不法弾圧を強めたように、国家権力に反抗する人を不法弾圧し始めています。 (小泉内閣成立以降なにが起きたか) or (momo.129.html)

軍隊維持のために、年間予算は  国家予算の 5% を占めています。 世界では軍事費大国の第五位になっているのです。 戦争放棄を憲法で規定しているくせに…………です。

  歳出総計 88,548,001,321   防衛省所管合計      4,774,135,024   =  100 : 5
  歳出総計 88,548,001,321   文部科学省所管合計   5,281,652,411   =  100 : 6

おたまじゃくしが小さいときは、平和を願っていても、やっぱり蛙になるように、人もまた一人の命を大事にするよりも国益を大事にしてその方向へ進んでしまうのです。 

戦争を拒否するのであれば、自衛のためとか国益のためとかではなく、戦争を拒否するために一人の人間として、人殺しの武器を買うことを止め、施設を破壊する兵器を拒否しなければならないのです。 あの機関銃は何に使うのか、軍艦の艦砲は何に使うのか、人を殺し施設を破壊するのですから、絶対に認めてはいけないのです。

人の死に直面しなくていますと平和ボケし、戦争を拒否するにはどうしたらいいのか、ボャッとして気がつかなくなるものなんです。

世の中をかえることができません。 世の中がかわらないのです。 



京都市右京区の高山寺に伝わる鳥獣戯画



民主マニフェスト5か所修正…要望や反発受け

 民主党は11日、衆院選の政権公約(マニフェスト)の「修正版」を発表した。   (2009年8月11日20時29分 読売新聞)

 7月27日に発表したマニフェストを計5か所修正し、全国知事会などが要望していた「国と地方の協議機関」の法制化を明記したほか、農家などの反発を受け、「米国との自由貿易協定(FTA)締結」との部分を「協定の交渉を促進」と改めるなどした。同党は「修正版」を最終的なマニフェストと位置づけ、衆院選に臨む。

 子ども手当支給の「代償」となる配偶者控除の廃止について、与党から「負担増となる世帯が増える」と批判されたことを受け、「公的年金等控除拡大・老年者控除復活を実施するので、配偶者控除を廃止しても、年金受給者の税負担は軽減される」と反論する文章を盛り込んだ。前回のマニフェストにはなかった「経済成長戦略」を追加し、「家計の可処分所得を増やし、消費を拡大する。内需主導型へと転換し、安定した経済成長を実現する」などと加筆した。

 ◆民主党マニフェストの主な修正部分◆

 ▽特定扶養控除、老人扶養控除などは存続。配偶者控除廃止後も年金受給者の税負担は軽減

 ▽国と地方の協議の場を法律に基づいて設置

 ▽「日本経済の成長戦略」として、子ども手当などで消費を拡大。農林水産業、医療・介護分野で雇用を創出

 ▽「米国との間で自由貿易協定(FTA)を締結」との表現を「FTAの交渉を促進」と変更。「食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・農村の振興などを損なうことは行わない」と追加



来たる8月30日の衆院選と同時に行われる
最高裁判所裁判官の国民審査で、
「4人の最高裁裁判官に×(バツ)を与える」
国民運動


「副島隆彦学問道場」より転載。  http://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi
× 竹崎博允 (たけざきひろのぶ、2008年11月25日から最高裁長官、東京大学法学部卒 、裁判官出身)

× 那須弘平 (なすこうへい、東京大学法学部卒 、弁護士)

× 近藤崇晴 (こんどうたかはる、東京大学法学部卒 、裁判官)

× 竹内行夫 (たけうちゆきお、京都大学法学部卒 、外交官)

ぜひ一読したい。 紙切れへ書き出しておいて×(バツ)を与えましょう。

「★阿修羅♪ >  拍手ランキング (3日間)」にも掲載されています。

08 13(木) 朝日の「私のマニフェスト」から

アサヒコムに「私のマニフェスト一欄」があって次のようなものが載っていた。 天下りの驚くべき実態です。 名前も公表すべきでしょう。



私のマニフェスト
天下り 例外なく禁止
若林亜紀さん〈ジャーナリスト〉
2009年8月10日13時48分

 私はかつて中央省庁から「天下り」を受け入れる団体で10年間働き、湯水のような税金の浪費を目の当たりにしてきました。

 理事長に天下りしてきた元次官は、毎月のように海外旅行に出かけました。視察と称して観光、グルメにショッピング。時には、本省から呼んで部長に据えたお気に入りの女性も同伴です。飛行機はファーストクラス、ホテルは五つ星。彼は7年間で延べ73カ国へ行き、旅費の総額は3億円でした。

 こんな無駄遣いが続けば国がつぶれてしまう。そう思って01年に退職し、ジャーナリストになったのです。その後の取材でも、海外視察は減ったようですが、高給で天下ってくる官僚の数はむしろ増えた。天下り団体には、業務の発注や補助金で年に12兆円の公金が投じられ、その多くは無駄に使われているのです。

 衆院選のマニフェストを見ると、各党とも天下りの廃止や根絶を掲げています。しかし、よく読むと「原則」というような官僚言葉を付けて逃げている。官僚たちは安心しているはずです。

 私なら「例外なき天下り禁止」を掲げたい。天下りを受け入れた団体・企業には、国の補助金や事業の発注を一切やめる。どうしても官僚OBを雇いたいのなら、補助金や受注がゼロでよければご自由に、です。

 「例外なき禁止」の代わりに、65歳までの雇用は進めるべきでしょう。それでも給料は引き下げます。国家公務員の給料の実支給額を計算したところ、06年度は諸手当を含めて平均814万円でした。民間だと資本金10億円以上の企業の平均が616万円。大企業と同程度まで下げてもよいのではないでしょうか。

 日本の政治は、ずっと「官僚内閣制」でした。政権は官僚の手のひらの上で動いてきた。議員の中には、国会での質問づくりを官僚に頼んでくる人もいるぐらいです。でも、官僚たちの無駄遣いは国民に知れ渡りました。今回の総選挙で選ばれる議員たちには「今度こそ中身のある改革を」と期待しています。(聞き手 本山秀樹)

    ◇

 06〜08年に中央省庁が課長・企画官級以上の退職者に天下り先をあっせんした数は1901件。所管省庁OBが公益法人の幹部職など特定のポスト(指定ポスト)に天下る例は338法人で422もある。



from
http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/110.html
おぞましき「ZERO」の党首討論
投稿者 南青山
2009 年 8 月 12 日 00:58:45
or from
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-752.html

……………………………………………………    ◇     ……………………………………………………

今、目の前のテレビで党首討論が映っている。読売のZEROという番組だ。

やられていることは、元大蔵省のキャリア官僚が、全知全能を傾けて麻生の応援をしている。

ちょっとでも自民党に不利な話題が出ると、強引に発言を遮って話題を転換する。

自民党には一切突っ込まずに、民主党のあら探しを執拗に続ける。
自民党に対しては、全く、完全に突っ込まない。
キャスターが、率先して民主党に突っ込みを入れ、その威勢を駆って麻生が鳩山に難癖をつける。
それに対する、有効な反論が出始めると、太田がワケの分からない話を始めて論点をずらす。
それでも収まらないと、時間がないとかいって、発言を打ち切る。

しかも、おそらくマイクの音量の操作もされている。
たしかに鳩山由紀夫の声はあまり通らないが、それにしても、麻生や太田の音量と、鳩山の音量は歴然と違う。

まともな感性をもった人ならば、なんとオゾマシイ番組だろうと感じるはずだ。

村尾信尚という自称キャスターは、大蔵省のキャリア官僚から、三重県知事選に出て惨敗。
その際に民主党に裏切られたという恨みを抱き続けているようだ。
そこをナベツネに買われて、メインニュース番組のメインニュースキャスターに抜擢されたのだろう。
でなければ、ここまでヘタクソな男をメインキャスターにしている意味がわからない。

鳩山の表情をみていると、この悪意に満ちた議論誘導に辟易している様子がうかがわれる。
社民党や共産党は、いつもこんな扱いを受けているので免疫があるが、鳩山さんは相当むっとしていたようだ。

鳩山代表を全面的に持ち上げるつもりではないが、良い面構えになったとは思う。
討論の前半は、迫力のある顔をしていた。

前に書いたウェークアップと言い、今日のZEROと言い、ナベツネ読売は自公をとことん支える覚悟のようだ。
そして、いざ政権交代になったら、手のひらを返したように民主党らにすり寄っていくのだろう。

こういう日本のマスコミの体質は、戦争をあおりまくった反省などぜんぜんせずに、戦後デモクラシーに乗っかったあたりからの、伝統的なものだ。

こういうマスコミの姿をも通して、この社会を理解する良い機会かもしれない。
日テレさん、もっともっと、醜悪な番組を流して下さいな。

★ネットで面白い書き込みを見つけた。
橋下知事が民主支持を打ち出したことを受けてのものだ。

「静岡知事選→硫黄島陥落
 都議会選 →沖縄陥落
 橋下寝返り→原爆投下」

言い得て妙で、昨今の選挙情勢をうまく描いている。
都議会選は「沖縄陥落」という見立てが当たっているなら、この記事のようなネガキャンを日々受け続けても、民主支持率の高さはもはやゆるがないだろう。
夕刊紙や週刊誌の記事を見ると、民主だけで過半数を遙かに上回る勢いだ。
これはさすがに勝ちすぎで、そんなことになると民主の中に勘違い議員があちこちから沸いてきてしまう(だから社民も共産も気合いを入れてがんばっていただきたい)。
もちろん、勝負は下駄を履くまでわからない。
ZEROの党首討論のような番組は何の力も持たないだろうから心配していないが、まだあと20日近く残っている。

【 参 考 】
NEWS ZERO(日本テレビ)
メインキャスター村尾信尚(元大蔵省官僚)
驚くべき天下り官僚、こんな大事なポストで平然としている !!



08 15(土) 軍人が辿りつくオゾマシイ結論

 【坪庭の朝顔】 

 お盆がきて、人の思惑の世界とははなれ、こんな美しい花が咲いているのです。

◇           ◇

【 軍人が辿りつくオゾマシイ結論 】


 多くの金持ちや多くの軍人が辿りつく平和像の中には、自らの内省よりは相手方への攻撃感情が支配するようになる。 こういう表現はとても網の目のあらい篩かもしれないが、間違いなく辿りつく感情世界であるとおもっています。

昨日の朝日新聞2頁下欄、「飛鳥新社」出版案内に次のような本が紹介されています。

   サルでもわかる    平和を望むなら、戦争の準備をせよ
   日本核武装論
   元航空幕僚長        本当に怖いのは、北朝鮮でなく中国!
   田母神俊雄     国際社会の酷薄な現実をふまえた田母神流・「日本核武装
                    へのロードマップ」と我が国防衛産業の育成論!


平和憲法に誇りをもって新しく進んできた日本でしたが、その当初から朝鮮半島がおかしくなって憲法がねじ曲げられ始めました。

警察予備隊→保安隊→自衛隊という名前の変化は、実質において日本の再軍備であったというほかはありません。

元自衛隊航空幕僚長の田母神俊雄は、どのようにしてこういう世界観なり人生観を築きあげたのでしょうか。 日本の自衛隊指揮官にあたった人がこんな考えであるとは私たち日本人の恥です。

糾弾すべきです。 マスコミは取り上げているのでしょうか。 驚き以外の何物でもありません。



しかし、憲法は国の基本法であり、私たちは「いつでも憲法に即した判断が求められていい」のです。 そうした意味では、自衛隊はどう見ても憲法違反の存在なのです。 老生はずっと教壇に立っているときもその信念を貫いてきました。

一人ずつが変わっていくことが今こそ求められています。

憲法第九条の第一項にも第二項にも違反しています。

麻生が胸を張っていきまいている国を守るのは自民党であるという、国を守るとはどういう意味なのか、その中身は憲法違反そのものであり、第九条を踏みにじるものです。 仲間がいるからという、人の一番弱い感情にあぐらをかいている、虎の皮の威を借りての意識しかないのです。 本当の平和というものは「国益」とか「自衛」という人の弱い感情にあくらをかいたかんがえかたを排除して、人と人の世界のあり方を求めなくてはならないのです。


 第二章 戦争の放棄
   第九条【戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認】
        1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
         武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

        2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
         国の交戦権は、これを認めない。



この基本法の内容を一国民として理解する場合、明らかに警察予備隊にはじまる名前の変更とともに内容解釈の仕方自身が基本法から逸脱しています。 日本語としては今のような自衛隊の姿は理解できません。

戦争が終わってから、もう64年経ちました。

08 16(日) 戦没者追悼式、天皇陛下のお言葉と麻生首相の式辞

落ち着いた陛下の所作と、洗練されたお言葉の内容、それに比べて、軽薄な目の動きとふわふわした言葉の中味、……老生の目にはそう映りました。 心から戦争を反省して将来への自らの思いを述べたものとして、二人の映像を見ながら格段の意識の違いを感じ取りました。

これは、老生一人だけの受止め方だけではなかったと思っております。

記録のためコピーしておきます。


    戦没者追悼式、天皇陛下のお言葉

 本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。

 終戦以来既に64年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。

 ここに歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。

(2009年8月15日13時42分 読売新聞)



    戦没者追悼式、麻生首相の式辞

 天皇、皇后両陛下のご臨席をかたじけなくし、戦没者のご遺族及び各界代表多数のご列席を得て、全国戦没者追悼式をここに挙行いたします。

 先の大戦では、300万余の方々が、祖国を思い、愛する家族を案じつつ、亡くなられました。戦場に倒れ、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異境の地において亡くなられました。また、我が国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えております。国民を代表して、深い反省とともに、犠牲となられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。

 終戦から64年の歳月が過ぎ去りましたが、今日の日本の平和と繁栄は、戦争によって、命を落とされた方々の尊い犠牲と、戦後の国民の、たゆまぬ努力の上に築かれております。

 世界中の国々や各地域との友好関係が、戦後の日本の安定を支えていることも、忘れてはなりません。私たちは、過去を謙虚に振り返り、悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、次の世代に継承していかなければなりません。

 本日、ここに、我が国は、不戦の誓いを新たにし、世界の恒久平和の確立に向けて、積極的に貢献していくことを誓います。国際平和を誠実に希求する国家として、世界から一層高い信頼を得られるよう、全力を尽くしてまいります。

 戦没者の御霊の安らかならんことを、そしてご遺族の皆様のご健勝をお祈りして、式辞とさせていただきます。

(2009年8月15日13時42分 読売新聞)


原秋美さんが一昨日、数え百歳でお亡くなりになりました。 明治43年生まれで母ソノより一才若かったのです。

よく晴れ渡った今朝、七時に出棺しました。 葬儀は松尾の斎場になりました。

08 17(月) 続・お盆とコオロギ

   【2008 08 17 お盆とコオロギ】

 ゆうべ風呂に入って、今年のコオロギの鳴き声を初めて聞きました。

 お盆になってコオロギが鳴き始めるということを、この年になって知った。 それは去年のことでした。

 朝夕の冷気を感じはじめて、鳴くにちがいない。 なのにどうしてお盆なんでしょう。

 【画像解説】 エンマコオロギ

   <虫の写真図鑑 Cyber昆虫図鑑>
     【現在地】 昆虫エクスプローラ > 昆虫図鑑 分類からさがす > バッタ目 > コオロギ・カマドウマ

 エンマコオロギバッタ目 コオロギ科 コオロギ亜科
 Teleogryllus emma大きさ 20-25mm
 時 期 8-11月
 分 布 北海道・本州・四国・九州

 焦げ茶色で、頭部に光沢のある大きなコオロギ。日本産のコオロギの仲間では最大。
 原っぱや畑、道ばたなどに広く生息し、人家の周辺でもよく見られる。
 オスは翅に複雑な筋がついていることでメスと見わけられる。
 この翅をこすりあわせることによって、コロコロ リー と、大きな声で鳴く。
 画像はメス。翅の筋模様は整然としている。また、おしりに長い産卵管を持つ。
 オスといっしょに飼っていると、卵を生む前に、オスを襲って食べてしまうことがある。