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続折々の記 ⑩
【心に浮かぶよしなしごと】
【 01 】11/29～ 【 02 】12/01～ 【 03 】12/21～
【 04 】01/05～ 【 05 】01/17～ 【 06 】02/01～
【 07 】02/03～ 【 08 】02/06～ 【 09 】02/09～
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【 01 】11/29
ニューとクサイの指名漏れ（天声人語）
ＮＨＫ新着ニュース一覧
ミクロン株、国内初確認 ２回接種、ナミビア外交官 空港検疫で
帰国者の水際対策、緊迫 オミクロン株、乗り継ぎの「抜け穴」警戒
東証急落、２万８０００円割れ オミクロン株「既存ワクチン効果低下」
立憲代表に泉氏 決選投票で逢坂氏破る
立憲・泉代表、試練の船出 野党ヒアリングを見直し 「共産閣外協力」リセット
立憲・泉代表と共産、距離感焦点 自民注視／志位委員長「共闘を前進」
立憲の再出発 国民に選ばれる実践を
４７歳泉さん、やってくれるかな 参院選へ「女性登用、響いた」 立憲新代表
政界動物園 天声人語
下平評
朝ドラ カムカムエブリバディ
下平評
2021/11/29
南アフリカで新たにウイルス菌が発生したという。 25日のことだと言います。 世界の人々を震撼させました。 オミクロン菌の命名について次の記事が出ていた。
2021/11/29
クリスマスが近づき、まさに「リベンジ消費」たけなわ。私も年末年始のあれこれを楽しみにしていたが、新たな変異株に冷水を浴びせられた。「オミクロン株」だ
▼世界保健機関（ＷＨＯ）はデルタ株並みの警戒を呼びかけている。南アフリカで確認され、英国や香港でも見つかった。免疫をすり抜けると聞くとたちまち心がふさぐ
▼オミクロンとは聞き慣れないが、アルファやガンマに続く１５番目のギリシャ文字。変異株はもともと確認地の国名を冠して呼ばれたが、差別を招くとしてＷＨＯは今年５月、ギリシャ文字を順に振るよう改めていた
▼ＷＨＯは今回、オミクロンの直前の２文字、ニューとクサイをあえて飛ばしている。ニューは英語のｎｅｗと混同されるため。一方のクサイは英語でｘｉと表記するため、臆測を呼んだ。「習」という姓が同じくｘｉと書かれる習近平（シーチンピン）・中国国家主席に忖度（そんたく）したのではと疑われた。ＷＨＯは、ｘｉは広く使われる姓で「地名や人名を含めない」との指針に従ったと説明している
▼思い出すのはマーズのこと。サウジアラビア系の患者から発見され、最初はサウジ呼吸器症候群と呼ばれた。スペインが感染源でもないのにスペイン風邪。日本の医学者たちが解明に活躍したから日本脳炎。ウイルスや病気の命名はときに尾を引く
▼残されたギリシャ文字はあと九つ。それらが尽きたら、次は星座名が当てられる見通しと聞く。オリオン株、ジェミニ株に人類がおびえる日が来るのだろうか。
ギリシャ文字一覧
2021/12/01
神奈川 大和市の引地川 氾濫危険水位下回る 12月1日 7時13分
東日本中心に大気不安定 関東で激しい雨に 暴風や高波に警戒を 12月1日 7時10分
神奈川 大和市の引地川が氾濫危険水位に 12月1日 7時02分
東京 目黒区の目黒川 氾濫危険水位下回る 12月1日 6時49分
東京 目黒区 目黒川が氾濫危険水位に 12月1日 6時39分
年末に向け生活困窮者に食品届ける「フードドライブ」 長野 12月1日 6時30分
コロナワクチン 1日から3回目接種開始 今月は医療従事者対象 12月1日 6時27分
JR宇都宮線 東京～宇都宮 高崎線 東京～高崎 運転見合わせ 12月1日 6時18分
※オミクロン株 国内初確認 政府 水際対策と監視体制強化へ 12月1日 6時14分
青森空港 民間機は通常運航へ 防衛省“タンク投棄”確認進める 12月1日 6時09分
阪神 スアレス退団へ 2年連続最多セーブ 大リーグ移籍目指す 12月1日 5時33分
日大理事長に医療法人前理事長が誕生日祝いで1000万円超提供か 12月1日 5時28分
モデルナCEO 現在のワクチン“オミクロン株への効果低くなる” 12月1日 5時20分
立憲民主党 泉新代表 党役員人事の検討 本格化へ 12月1日 5時02分
主な野菜の卸売価格 白菜や大根など 今月は安値で推移の見通し 12月1日 5時01分
※書籍ベストセラー「人は話し方が9割」が年間1位に 12月1日 4時14分
NY株式市場 一時600ドル超の値下がり 12月1日 2時14分
北九州 女性死亡火事 別事件で起訴の被告を放火容疑で再逮捕へ 12月1日 1時00分
海氷情報 1日から刷新 より詳細な予測 一部情報終了も 気象庁 12月1日 0時36分
青森空港に米軍戦闘機が着陸 飛行中に緊急事態 燃料タンク投棄 12月1日 0時28分
2021/12/01
政府は３０日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が、日本国内で初めて確認されたと発表した。ナミビアから第三国を経由して２８日に成田空港に到着した３０代男性で、空港検疫で感染が確認された後、検体を国立感染症研究所で解析していた。▼３面＝水際緊迫、７面＝株価急落、９面＝米国では
■同乗７０人、濃厚接触者に
厚生労働省によると、男性は日本に駐在するナミビア国籍の外交官。家族２人とともに入国した。到着時は無症状だったが、宿泊療養施設に移動後、発熱が確認された。現在は、医療機関に入院している。米モデルナ製ワクチンの２回目を７月に接種していた。家族は陰性で、宿泊療養施設に滞在している。
空港検疫で陽性者が出た場合、通常は、陽性者と同じ航空機の前後２列以内に座っていた人について、濃厚接触者にあたるかどうか保健所が判断する。厚労省は今回、警戒を強めるため、同乗者７０人全員を濃厚接触者とした。自宅や宿泊施設などで原則１４日間の待機を要請し、アプリによる健康状態や所在の確認などに応じない場合、名前を公表する。３０日夕までに全員と連絡がとれた。１人は発熱後に陰性が確認され、そのほかの人は体調の変化は確認されなかったという。
政府はこの日、関係６大臣会合で対応を協議。終了後、松野博一官房長官の下に関係省庁の職員が集まるタスクフォースを立ち上げた。主に水際対策の強化について協議していくという。厚労省は今後、オミクロン株の感染が疑われる人がいれば入院措置とし、個室で陰圧管理にする。
感染研によると、オミクロン株にはウイルスの感染にかかわる「スパイクたんぱく質」に約３０カ所の変異がある。感染研は２８日、デルタ株などと並んで最も警戒度が高い「懸念される変異株（ＶＯＣ）」に位置づけた。多様な変異があり、感染性の増加や既存のワクチン効果の著しい低下、再感染のリスクが高まることが強く懸念されるという。（市野塊、下司佳代子）
▼３面＝水際緊迫
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水際対策での施設待機と検査の流れ【写真図版】
考えられる水際対策の抜け穴【写真図版】
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が成田空港での検疫で見つかった。市中への広がりを防ぐための水際対策はどうなっているのか。入国後は１４日間の待機を課しているが、国内に入り込む恐れはある。厚生労働省はゲノム解析を強化するとともに、スクリーニング検査の態勢づくりを急ぐ。▼１面参照
オミクロン株が世界各地で確認されたことを受け、政府は２９日までに１０日間の施設待機が必要な国として南アフリカなど１０カ国を指定。外国人の新規入国の一時停止も発表した。これから入国できるのは、日本人や定住外国人だけとなる。
対策の基本は隔離だ。飛行機でも船でも、入国すれば自宅などで原則１４日目まで待機する。変異株が流行する国や地域での滞在歴があれば、１４日のうち、国や地域のリスクに応じて３～１０日目まで、検疫所が指定する宿泊施設に入る。
入国時には空港で抗原定量検査を受け、施設で待機する場合は３、６、１０日目に主にＰＣＲ検査を受ける。陰性であれば、１４日目まで自宅などでの待機になる。ＰＣＲ検査はウイルスの遺伝子を調べるもので、精度は高いが結果が出るまで数時間かかる。一方、抗原定量検査はウイルスのたんぱく質を調べ、ＰＣＲ検査よりも精度は劣るが、判定に要する時間は３０分程度だ。入国時の検査は、検疫での滞留を防ぐためスピードを重視して、抗原定量検査となっている。
３０日にはナミビアから入国し、空港検疫で陽性だった３０代男性がオミクロン株に感染していることがわかった。松野博一官房長官は会見で、「我が国の水際措置が有効に機能していたものと考えている」とした。
男性は今回、ナミビアから第三国で乗り換えて日本に入ってきた。この場合に、「抜け穴」が生じる恐れがある。
従来のルールでは検疫で乗客の陽性が確認されると、機内で陽性者の前後２列以内に座った人たちは濃厚接触者と判定される可能性がある。保健所による判定には数日かかり、検疫所の指定施設での待機が免除される国や地域から入国していた場合、市中を出歩くこともありえる。自宅などでの待機中は不要不急の外出は認められていないが、施設待機よりはゆるく、実際には食料品の買い出しなどができるためだ。
そこで政府は今回、特別な対応としてナミビアからの男性が搭乗した飛行機の同乗者７０人全員を濃厚接触者とし、ＰＣＲ検査の実施と所在確認を徹底することにした。ただ、うち６人は３０日夕まで連絡がとれていなかった。今後も同様の措置をとるかは決まっていない。
■検査精度、各国で差
ほかにも課題は残る。入国する場合、出国前に検査を受け、陰性証明を出す必要があるが、国や地域によって検査の精度は安定しない。入国時の空港での抗原定量検査も、ウイルス量が少なければ陰性になり、施設待機がない場合は見落とされるおそれもある。
市中で感染の広がりを抑える取り組みも急務だ。厚労省は陽性者の５～１０％で実施しているゲノム解析を強化。ＰＣＲ検査によるスクリーニングでオミクロン株を見つける手法の開発に国立感染症研究所が取り組んでおり、近く始められる見込みという。早期に感染者を見つけ、周辺を追跡調査する狙いだ。（市野塊）
■検疫現場を公開
「オミクロン株」に対応するため、全世界からの外国人の新規入国が３０日、原則停止された。成田空港でも水際対策が強化され、検疫の現場が公開された。３０日昼前、成田空港にマニラとヘルシンキからの旅客機がそれぞれ到着。検疫所のスタッフが到着した数十人に対し、過去２週間以内に、オミクロン株が確認された南アフリカなど特定国での滞在歴があるかどうかを確認。陰性証明書などもチェックした。
▼７面＝株価急落
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新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について、米モデルナのトップが既存のワクチンの効果は低いと発言した影響で、１１月３０日の東京株式市場は株価が急落した。日経平均株価は、前日終値より４６２円１６銭安い２万７８２１円７６銭で取引を終えた。終値が２万８千円を割り込むのは約２カ月ぶり。▼１面参照
日経平均は９月末に緊急事態宣言が解除されて以降、比較的堅調に推移していた。しかし、２６日にオミクロン株の発見が伝わると７００円超下落。週明けの２９日も政府の入国制限措置の方針が投資家に嫌がられ、続落した。３０日の午前中は反動で一時４３０円超上昇する場面もあったが、午後に入ってモデルナのバンセル最高経営責任者（ＣＥＯ）の発言が伝わると急落。３営業日での下げ幅は１６００円を超えた。
発言の影響は、米ニューヨーク株式市場にも及んでいる。主要企業でつくるダウ工業株平均など、主要３指数の先物価格もそろって下落した。野村証券の沢田麻希氏は「オミクロン株の感染力がどれほどかわからず、景気の回復が遅れることへの懸念が出ている」と指摘する。（細見るい）
▼９面＝米国では
バイデン氏「米国も避けられない」 オミクロン株、各国警戒 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」をめぐり、バイデン米大統領は２９日、記者会見で「ある時点で米国内でも出てくることは避けられない」と語った。「懸念の種ではあるが、パニックを引き起こすものではない」とも述べ、ワクチン接種をさらに進めることの重要性を訴えた。
バイデン氏は「新たな変異株から身を守る最も優れた方法はワクチン接種を完了させ、ブースター接種もすることだ」と強調した。その根拠として、ファウチ大統領首席医療顧問がオミクロン株に対しても、既存のワクチンがある程度の効果を持っているとする見解を示していることを挙げた。
オミクロン株の広がりを受け、米国は２９日から、南アフリカなど８カ国からの外国人の入国を原則禁止している。一方で、南アフリカに対する渡航制限が各国で相次いだことに、同国の大統領は反発している。
バイデン氏は「南アフリカの科学者らが新たな変異株の出現をすぐに世界へ知らせた。この透明性は称賛されるべきものだ」と指摘した。
また、米疾病対策センター（ＣＤＣ）は２９日、ワクチン接種が完了してから一定期間が過ぎた１８歳以上の全員を対象に「追加接種を受けるべきだ」と強く推奨する声明を出した。
ワクチン接種を完了してから追加接種までの期間は、ファイザー製やモデルナ製で６カ月、ジョンソン・エンド・ジョンソン（Ｊ＆Ｊ）製は２カ月としている。（ワシントン＝合田禄）
■英、３回目接種の間隔短縮
新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が国内で相次いで確認されたことを受け、英政府は２９日、免疫を高める３回目の「ブースター接種」について、２回目のワクチン接種との間隔を「６カ月以上」から「３カ月以上」に短縮する方針を固めた。対象者もこれまでの４０歳以上から１８歳以上に拡大する。
ジャビド保健相は「ワクチンの効果が下がる可能性はあっても、重症化を防ぐ効果が完全になくなるとは考えにくい」との認識を示し、３回目接種を急ぐ意義を強調した。
英国は１日の新規感染が高止まりする中でも行動規制の復活に慎重だったが、オミクロン株の感染が明らかになると即座に規制強化を決定。同時にブースター計画の加速も決めた。
英メディアによると、英国では３０日までにオミクロン株の感染者１４人が確認された。市中感染が起きている可能性があり、政府は増え続けるとみている。（ロンドン＝金成隆一）
■隔離ホテル離れ、離陸直前に拘束 オランダ、南アからの男女
オランダで新型コロナウイルス対策の隔離措置を受けていたカップルが隔離先のホテルを離れて飛行機に搭乗し、離陸直前に身柄を拘束される騒ぎがあった。新型コロナのオミクロン株が見つかった南アフリカからスペインへ帰国する途中、経由地のオランダで隔離されていたという。
騒ぎがあったのは２８日。現地からの報道によると、カップルはバルセロナに住むポルトガル国籍とスペイン国籍の男女で、南アフリカからの便で２６日にオランダに到着。２人のうち１人がコロナ感染の検査で陽性となり、空港近くのホテルに隔離されていた。
オミクロン株かどうかは明らかになっていない。
女性は地元メディアなどに「犬のように放置されていた」と不満を訴え、ホテルを離れる際も問題はなく、きちんと書類を見せて搭乗したと説明した。（ブリュッセル＝青田秀樹）
2021/12/01
【写真・図版】立憲民主党の新代表に選出され、「がんばろう」とかけ声を掛ける泉健太氏（右） １１月３０日午後３時２２分、東京都港区、内田光撮影 立憲民主党は３０日、東京都内のホテルで臨時党大会を開き、枝野幸男前代表の後継を決める代表選の投開票を行い、泉健太政調会長（４７）を新代表に選出した。任期は２０２４年９月末まで。衆院選での敗北を総括し、来年夏の参院選に向けた準備を急ぐ構えだ。▼２面＝試練の船出、４面＝共闘の行方は、１２面＝社説、２８面＝期待と注文
泉氏は新代表に選出後、「国民のために働く政党として、おかしな政治は許さない。国民中心の政治をしていく政党として困っている方に寄り添い、全員の力で歩みたい」と語った。
代表選は国会議員、地方議員らの投票計５７２ポイントで争った。１回目の投票で泉氏は国会議員と「地方票」ともに最多の計１８９ポイントを獲得して首位に、逢坂誠二元政調会長（６２）が計１４８ポイントで次点につけた。小川淳也元総務政務官（５０）は計１３３ポイント、西村智奈美元厚生労働副大臣（５４）は計１０２ポイントだった。
ただ首位の泉氏も過半数に届かず、上位２人による決選投票に入った。決選投票は国会議員、国政選挙の公認候補予定者、都道府県連の代議員による計３３３ポイントで行われ、泉氏が２０５ポイントで１２８ポイントの逢坂氏に大きく差をつけて勝利した。
記者会見で党人事について「西村氏、逢坂氏、小川氏に党執行役員になってもらう」と述べ、「挙党一致」の党運営をめざす考えを強調した。執行役員の半分を女性議員とする方針も示した。
泉氏が直面する喫緊の課題は、参院選をにらんだ選挙態勢の確立だ。参院選は、計３２の「１人区」が勝敗を左右するため、共産との候補者調整が重要となる。ただ、支持団体・連合の芳野友子会長は共産との共闘に否定的だ。泉氏は、枝野執行部の党運営をどう見直し、党勢回復につなげられるかが問われる。（山下龍一）
▼２面＝試練の船出 （時時刻刻）
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【写真・図版】立憲・泉新代表を取り巻く状況枝野幸男前代表の後任を選ぶ立憲民主党の代表選で、旧国民民主党出身で４７歳の泉健太政調会長が選ばれた。挙党一致体制で「政策立案型政党」をめざすと訴える。衆院選で共産党と「閣外協力」に踏み切った枝野路線については、修正する方針だ。ただ、来夏に参院選が迫るなか、「野党共闘」をめぐり連合と共産の板挟みに遭うなど、泉氏を取り巻く状況は複雑で、多難な船出となりそうだ。▼１面参照
■「批判ばかりと言われがちだが政策論戦中心に」
「４７歳の新しい船長に就任をいたしました」
新代表に選出された泉氏は、同じ年のころに枝野幸男前代表が官房長官、小沢一郎氏が自民党幹事長として活躍していたことを挙げ、「若すぎるということはございません。国民の目線で国民中心の政治をする政党として困っている方に寄り添い、全員の力で改めて歩んでいく」と語った。
４人の候補者で最も若い泉氏は選挙戦で「立憲が背負っている負のイメージを前向きなものに転換しないといけない」と訴えた。
「『批判ばかり、追及ばかり、反対ばかり』と言われがちだが、政策論戦中心で、改革を進める政党というイメージを持っていただける努力をしたい」
「政策立案型政党」への転換を掲げ、政権の不祥事の追及の場になっていた「野党合同ヒアリング」の見直しを表明した。
泉氏は３０日の会見でも、どういう党にしたいかと問われると「常に自民党と戦っている政党とみられた。国民に何を届けるかが大事だが、ともすれば自民党の方ばっかり見て対抗し、国民に対する説明、発信が弱くなっていた」と語った。
希望の党、旧国民民主を経て昨年９月に合流した泉氏は、枝野氏を支えてきた旧立憲のメンバーから「中道寄り」と警戒感を持たれていた。しかし、第１回投票で議員票と地方票でともに１位を獲得。決選投票も国会議員票で逢坂誠二元政調会長を大きく離した。泉陣営の幹部は「枝野路線の転換や刷新を求める声が大きかった」と分析した。
泉氏は党改革として「執行部の半数を女性にしたい」と公約。この日の投票前の演説でも、来年の参院選に向けては「公約はボトムアップで立案する」と語り、「枝野個人商店」ともささやかれたトップダウンの党運営からの脱皮を目指す考えを示した。
「旧党意識の壁を壊した」挙党態勢をめざす泉氏はさっそく、代表選を戦った逢坂氏、小川淳也元総務政務官、西村智奈美元厚生労働副大臣を執行役員にする考えも打ち出した。代表選後、西村氏の報告会に飛び入りで参加し、「西村さんには絶対に党の中枢で一緒になって仕事をしていただく。私はそれをもう、ね！ ね！ ね！」と語りかけ、協力を求めた。
さらにドキュメンタリー映画で知名度がある小川氏については、記者会見で「全国に派遣したい」という構想も披露した。
旧民主党政権で閣僚や幹部を経験していない若い布陣での再出発になる。泉氏は「私自身もいち『営業マン』として、自民党以外の政党として政権を担える政党があるんだと訴え続けていきたい」と語った。（山下龍一、神沢和敬）
■「単に継続ではなく、しっかり総括」
新代表にとって大きな課題は、来夏の参院選に向けて、新たな「野党共闘」の形をどう作るのかだ。
枝野前代表は衆院選で、共産と「限定的な閣外からの協力」という政権枠組み合意を結ぶことで、共産の候補者を降ろしてもらい候補者の一本化をつくった。しかし、与党から「立憲共産党」と批判を浴びた。
代表選直後の記者会見でも、泉氏には共産との関係に関する質問が相次いだ。「閣外協力」の合意について問われると、泉氏は「（衆院選で）想定していた結果を出すことができなかったので、単に継続ではなく、しっかり総括をせねばならない」と見直す考えを示した。
共産との「野党共闘」は２０１６年の参院選から始まった。１３年参院選では１人区で野党候補が乱立し、自民党に２勝２９敗で惨敗した。この反省から野党候補の一本化を始め、１６年は１１勝２１敗、１９年は１０勝２２敗と持ち直した。ただ、１０月の衆院選では２１７小選挙区で一本化したものの当選は６２人にとどまった。
共産との「共闘」の見直しを迫っているのが、立憲にとって最大の支持団体の連合の芳野友子会長だ。
芳野氏は２８日のＢＳテレ東の番組で「野党共闘のなかに共産が入るのは考えないといけない」と見直しを要求。「立憲と国民民主党の合流を今後も求めたい」と強調した。立憲幹部は、芳野氏の発言を「共産と手を切れというメッセージだ」と捉えている。
一方、共産の志位和夫委員長は３０日の記者会見で改めて参院選でも野党共闘を続ける意欲を見せた。枝野氏との「閣外協力」の合意についても「公党間の合意で、国民に対する公約だ」と主張。「我が党は誠実に順守するし、立憲にもそういう立場で対応してもらいたい」と訴えた。
旧国民民主出身の泉氏は３０日の記者会見で、国民民主のことを「兄弟政党」と呼んだ。逆に、共産との「閣外協力」合意については「衆院選に向けてかわしたものと理解している。現時点で何かが存在しているということではない」と述べ、リセットされたとの認識を示した。
立憲内には「共産にはひそかに候補者を降ろしてもらえればいい」という連合寄りの意見は少なくない。
しかし、枝野執行部の一人は「合意を見直したら、共産の内部が持たない」と語る。１６年に「野党共闘」で当選した改選組のある参院議員も「連合の意向をくんだことで一本化できなくなり、落選したら元も子もない」と危機感を抱く。
さらに、衆院選で躍進した日本維新の会は参院選でも候補者を全国に擁立する方針。複数区で維新に議席を奪われる恐れもある。立憲関係者は「まずは立憲自体の魅力をどこまで高められるかが大事だ」と語る。（鬼原民幸）
▼４面＝共闘の行方は
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立憲民主党の新しい代表に泉健太氏が選出されたことを受け、与党は来夏の参院選に向け、共産党を含めた「野党共闘」の行方に注目する。▼１面参照
自民党の茂木敏充幹事長は記者団に「（泉氏は共産党からの）閣外協力については慎重だが、選挙協力は積極的にやると。国民から見てもわかりにくかったのではないか」と指摘。泉氏に対し、共産との距離を明確にするように求め、さっそく揺さぶりをかけた。
参院選では全国に３２ある１人区の勝敗が、全体の勝敗を左右する。閣僚経験者は「今回の候補者のなかで、泉氏は一番くみしやすい。共産と最も距離がある」と語り、野党の足並みの乱れに期待する。
一方、ある党幹部は「泉氏は若くバランスがいい。日本維新の会との関係もどうするのか」と気をもむ。党中堅は衆院選で維新の会が議席を増やしたことを引き合いに「泉氏は立憲のなかでも保守系だ。若手が役員に抜擢（ばってき）されれば、近畿圏での維新現象が全国で起きる可能性もある」と語る。
野党側の受け止めも様々だ。
衆院選前に「限定的な閣外からの協力」と政権枠組み合意をした共産党の志位和夫委員長は記者団に「（泉氏と）力を合わせて野党共闘を前進させたい」と強調。泉氏は政権枠組み合意の見直しに言及しているが、志位氏は「個人と個人が結んだものではない。公党間の合意だ。我が党は誠実に順守したいし、立憲民主党にもそういう立場で対応してほしい」と釘を刺した。
衆院選で、立憲、共産、れいわ新選組、社民党の野党４党が共通政策を結ぶ上で仲介を担った市民連合の運営委員、山口二郎法政大学教授は朝日新聞の取材に「候補者の一本化をしないといけないことはみんなわかっている。政権を担う道筋を主体性を持ってやってほしい」と語った。
昨年９月に旧・国民民主党から立憲に合流した泉氏が「兄弟政党と思われている」と語った国民民主党。連携を問われた玉木雄一郎代表は会見で、「共産党との関係がべったりしたものであれば、連携は難しい」と冷ややかだった。
れいわ新選組の山本太郎代表は記者団に「やっと同世代で党代表が出てきた。感慨深いものがある」と好意的に受け止めた。来夏の参院選での選挙協力については「今のところわからない」としながらも「消費税の減税などで力を合わせてやっていけたら」と期待感を示した。
▼１２面＝社説
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立憲民主党は「創業者」である枝野幸男氏に代わる新しいリーダーに、４人の候補者の中で最も若く、旧国民民主党出身の泉健太政調会長を選んだ。刷新感とともに、支持層のウィングを広げたいという思いの表れに違いない。
泉氏は逢坂誠二元政調会長との決選投票で当選を決めた後のあいさつで、「国民のために働く政党」「国民の目線で国民中心の政治をしていく政党」をめざすとして、繰り返し「国民」に言及した。
衆院選の大敗から教訓をくみとり、国民から認められる選択肢になるためには、言葉だけではない、地道な実践が欠かせない。泉氏は、その先頭に立つ重い責任を負った。
まず取り組む党人事では、挙党一致を掲げ、代表選をともに戦った他の３氏をすべて役員に起用したい考えを明らかにした。党の執行役員を男女同数にするという「公約」の実現も問われる。そもそも「ジェンダー平等」は綱領にうたった目標だ。来年夏の参院選に向け、候補者男女均等法の原則にかなうよう、女性候補の擁立に全力をあげる必要もある。
国民との関係では、常に現場に寄り添い、困っている人々の小さな声を政策に反映させるべく、政府に迫るという。ただ、岸田首相もまた、就任以来、全国各地で車座対話を重ねている。どちらが、真に「聞く力」を持ち、国民の役に立つ政策づくりに汗をかいているかの競争となろう。国民の信頼を勝ち取るには、党の足腰を強化し、地域の課題解決などで着実に実績を積み上げるほかあるまい。
週明けには臨時国会が始まり、岸田政権になって初めての予算委員会での論戦も控える。泉氏はこれまでの立憲の反省点として、批判や反対ばかりの政党というイメージを背負ってしまったことを挙げる。「政策立案型政党」を強調するのも、その払拭（ふっしょく）のためだろう。ただ、政権に誤りや疑惑があれば、厳しくただすのは野党の重要な役割である。行政監視が後退するようなことはあってはならない。
衆院選での野党共闘の総括と、参院選に向けた方針づくりはこれからだ。もともと共産党を含む共闘の始まりは参院選の１人区で、１６、１９年にそれなりの実績を残した。１人区で野党が分立すれば、与党に有利なことは明らかである。
ただ、国民民主党や連合が共産との関係の見直しを求める一方で、共産は「限定的な閣外からの協力」という合意は、いまの衆院議員の任期中は続くとの立場だ。野党第１党として国民にどんな選択肢を示せるか、泉氏の力量が試される。
▼２８面＝期待と注文
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決選投票の末、立憲民主党の新代表に選ばれたのは４７歳の泉健太氏だった。議席を減らした衆院選から、来夏の参院選に向け、どう党勢を立て直すのか。参院選の立候補予定者や地方議員からは「若さ」や「発信力」に期待する声が相次いだ。一方、街の人々からは、代表選を通じて、立憲が目指す方向性が見えなかったとの指摘も出た。▼１面参照
立憲東京都連が投票順位を決めるために実施した事前調査で１位は小川淳也氏、２位は泉氏だった。小川氏は決選投票に進めず、決選投票では、泉氏に投じた。都連幹事長代理の西沢圭太都議は泉新代表について、「党の若手の代表。リーダーシップと発信力がある。若返って、刷新感もある。変わったんだなと思ってもらえるのではないか」と期待を込めた。
来夏の参院選では泉氏が党の顔となる。参院長崎選挙区（改選数１）に立候補予定で県連副代表の白川鮎美氏は泉氏を支持したという。「若さもあるし、党役員のジェンダー平等を進める点が心に響いた」と話した。自民、公明両党に勝つには国民民主党との協力が欠かせないとし、「国民民主出身の泉新代表なら、調和をとってくれるのではないか」と話した。
参院富山選挙区（同）に立候補予定の山登志浩（としひろ）氏は「泉新代表の発信力に期待したい」。衆院選では現役世代の集票に苦戦した。代表選では、今後の共産党との共闘のあり方も議論になった。保守地盤の富山で勝ち抜くには、野党候補の一本化は重要だと感じるという。山氏は「１人区の候補者一本化は進めてほしい」と望んだ。
福山哲郎幹事長は、泉新代表が、代表選を戦った３人の候補を党執行部に入れると言及した点に触れ、「まさに挙党一致。新しい立憲民主党をしっかり引っぱってほしい」と述べた。（関口佳代子、藤野隆晃、保坂知晃）
■若者尊重を／戦える政党に
立憲民主党青年局の下部組織で、学生や若手社会人でつくる「立憲ユース」に所属する東京大４年の小林鷹義（たかとも）さん（２６）は、代表選を会場で見守った。若者や学生の意見を政策に生かす仕組みを作り、若手候補者の発掘や育成を求めたいという。「政治では１８歳以上の意見はみな同じ価値があり、平等に尊重される。その『タテマエ』を守ってほしい」
街の人は今回の立憲の代表選や新代表はどうみたのか、東京・新橋で聞いた。
さいたま市の主婦（４４）は、泉氏を「堅実な印象。本気で党を立て直してほしい」。地元選出の枝野幸男前代表を支持してきたが、次第に「批判ばかり」と思うようになった。次男は来春、小学校に入学する。「教育や子育ての分野で野党だからこそできる政策に期待している。実行力を示して」と注文した。
千葉県柏市の会社経営、対馬悟さん（７３）は「討論会を見ても、別の候補を気遣いすぎて各候補が主張を押し出さず、どんな政党にしたいのか方向性が見えなかった」と話した。岐阜県大垣市の音楽家の５０代女性も「代表選そのものに興味が持てなかった」としつつ、「与党が強い現状がいいとは思わない。国の将来を任せたいと思える野党が出てきてほしい」と話した。
柏市の会社員男性（６７）は「引っ張っていってくれると感じさせる候補者がいなくて、みんな同じように見えた」と話す。衆院選では政党が切磋琢磨（せっさたくま）しなくなるのは怖いと感じ、比例区は立憲に投じた。「時間はかかるかもしれないが、若い代表のエネルギーで戦える政党を育ててほしい」と期待を込めた。（根岸拓朗、山口啓太）
2021/12/01
エゾヒグマ、オオワシ、ニシローランドゴリラ……。きのう東京・上野動物園で見た動物たちである。いずれ劣らぬ猛者ぞろい。飼育舎めぐりは興味が尽きない
▼猛獣や珍獣がうごめくのは動物園だけではない。先月刊行された『永田町動物園』には、政界のケモノたちが活写されている。著者は４年前に引退した亀井静香氏（８５）。衆院に連続１３期、その間に出会った政治家１００人を自在に論じた。秘話を織り交ぜ、権力にかける執念やしたたかさ、老練ぶりを描く
▼きのう立憲民主党の新代表に若き泉健太氏が選ばれた。勝利の弁は「４７歳の新しい船長です」。枝野幸男前代表が官房長官として活躍したのも、小沢一郎氏が自民党幹事長だったのも同じ年の頃だったとして「若すぎることはございません」と述べた
▼新代表の行く先には、与野党の強者（つわもの）たちが口を開けて待ち構えている。権力のうまみを知り尽くしたトラのごとき重鎮がいれば、策略にたけたタヌキもいる。ワニ好きもいた
▼〈政治家はキツネの狡知（こうち）とライオンの威を必要とする〉。思想家マキャベリは主著『君主論』で論じた。自民の１強支配が続くいま必要なのは、与党の非を追及するとともに、政策でも与党をしのぐ実力野党だろう。それには知も威も欠かせない
▼泉氏の公式サイトによれば、５人家族で、京都市内の自宅でウサギを１羽飼育中とか。策謀や裏切り、脅しにたけた動物たちが密集する永田町というジャングルで、どこまで手腕を発揮できるか。
下平評
立憲代表が決まってのいろいろの記事を見てきた。 世界動物園の記事も読んだ。
政治に関しての最大課題は、世界は互恵互助の意識が必要だということではないのか。 どこの国民にしても国際間の争いは御免だという意識が心の底に流れているのではないか。
政治家の目指す世界は何なのか？ 政治家は誰一人としてそれを中心課題だと発言しない。 日本の場合、野党の思うままにはならないし、与党の思うままにもならない。 与党も野党もまとめた願いでなければ安定した国家の願いにはならない。
それは誰もわかってはいても、そのためにどう取り組んでいく理論の方向を決めていくのかを、できれば毎年明確に国民に提示ほしいのです。 世界の平和のためにどんな順序の理論を経なくてはならないのか、どのように意思統一を図っていけばいいのか、みんなの意見を聞いてこれからの方向をはっきりするようにしてほしい。
政治家がやらなくてならない課題は山ほどあるだろうけれど、その処理の仕方の大筋は政党間で議論し、具体化の順序を企画して一歩一歩進めてほしい。 全員がすべてのことに口をはさむのではなく、大事な筋道については議員の多数が賛成する方向を国民に提示してほしい。
たとえば、戦闘機を一機買うことは何のためなのか、明確に国民に示さなくてはならないのです。 戦争を前提にした考えを理論していても国民の大多数は賛成しないのです。 これは日本だけでなく世界中の母親や識者も同じなのです。 そうでなければ民主主義の言葉は通用しない筈です。
以上終り。
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ストーリー
ラジオ英語講座との出会いが未来を切り開いていく、昭和から平成、そして令和へ。 安子、るい、ひなたと、三世代の女性たちが紡いでいく、１００年のファミリーストーリーだという。
カムカムエヴリバディの歌詞
Come come everybody.
How do you do, and how are you?
Won't you have some candy?
One and two and three, four, five.
Let's all sing a happy song.
Sing trala la la la.
みんな来い来い、やってこい。
最近どうしているの、ご機嫌いかが？
ねえねえお菓子食べない？
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ。
みんなで楽しいお歌を歌いましょう。
シング・シャ・ラ・ラ・ラ。
下平評
きょうは安子が工夫しながら菓子作りをし、それを売り広めようと努力している場面でした。 子供のるいが「カム、カム、エブリパディ・・・」と怪しげながら口ずさむ光景が描写されたのです。 安子は驚きとともに歓びで我が子を抱きしめる光景でした。
私は妻と観ていました。 私たちまで胸を絞めつけられるような感覚になり、涙さえこぼれそうになりました。
親と子の絆はこうしたことでお互いに強められていくことをつくづく実感したのです。
幼児の指導とは、すべてが真似によって確実に成し遂げられることを現実そのままに味わったのです。 人が疑いもなく抱く知識力や素直に取り入れる吸収力は、ものの考え方に始まって所作すべて真似によって出来上がっていくと思いました。 そしてそのこと自体は親も子も後になっても知らずにいることも年寄りになるまで自覚しなくておりました。
このことは、すべての人がこの時期だからこそ、心の隅々までゆきわたっている、と実感できたのです。 私は宿業教育と名づけて考えようとしていましたけれど、そんな言葉は別にして、人の頭の奥深くから体の隅々にいたるまで、すべて親からそのまま愛の姿として受け伝えられてきたと言えるのだと思いました。
今まで考えてきたことをもとにして絆の構成そのものの組み立てを改めなくてはならないと思ったのです。 いのちの願いとは、いのちの伝承にあると考えてきました。 それは間違いなくそうだと言えるのですが、その内容や時間的経過や質に到って、はっきりした考えではなかったのです。 人にわかってもらうには、分かりやすく話さなければならない。 それはお釈迦様が言うとおりだと思いました。
いのちの伝承は遺伝子の仕組みによって精密に間違いなく伝えられていることに驚きを感じます。 このいのちの伝承の基盤になっているものは、我が子を大事にすることであり、すべてのいのちを大事にすることであり、すべての物事を大事にすることであり、その根源になって支えているものは、愛という言葉や慈悲という言葉や思いやりという言葉でありました。 私たちは「知と行」を最も大事に自省しなくてはならないと思うのです。
間違っていれば直していきます。 以上終り。
◆日付
2021/00/00
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