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【 04 】02/19
  生命の力 A  something great
     ① 現代病の発症メカニズムを知る
     ②「自分力」を高める
     ③ 病気の再発不安を初期化する

 2023/02/19
生命の力 A     something great
   https://www.teamlab.art/jp/w/life/

自然の恵みも脅威も、そして文明の恵みも脅威も、連続的で、つながっている。どこかに絶対的な悪意があるわけでもなければ、かといって綺麗ごとでもすまされない。わかりやすい解などないし、感情すら整理できないかもしれない。それでも、あらゆる状況においても“生きる”それを全部肯定したい。生命はうつくしい。

チームラボが設立以来取り組んでいる空間に書く書『空書』。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築し、蝶や鳥、花などの動植物が宿り、移り変わる季節とともに生命の営みを表現した。「草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ)」から、禅においては、何ものにも囚われる事のない、自然でありのままの姿こそが仏であると考える。現代に生きる我々の考える生命の心をかたちにした。

自分力(生命力)の正体を理解する
   小田進一さんの考え
   https://karada-naosu.com/category6/en307.html

 現代化学の世界では存在しない物質
私が長年悩んでいることは「先天性ではなく後天的に発症した病気が、長期にわたり治癒しないのはなぜなのか」という疑問があります。そのことの解決の糸口を提案してくれた人がライディック技術研究所の小田進一さんです。

現代化学の進歩は驚異的な進歩を成し遂げました。しかし生命の誕生や死など、生命にまつわるさまざま現象は、現代化学をもってしても「神秘」として解明されていないことが多くあります。

一般的には、人の体というものは、内臓・神経・血液・骨格などで構成されています。つまり「物質」でできています。その物質に損傷が起こった際に修復する役目が遺伝情報です。

いままで遺伝情報に影響を与える体内物質は「存在しない」と思われていましたが「生命の情報」が脳や遺伝子に影響を与えると小田氏は述べています。

その生命の情報とは、いわゆる神経を介して伝達される神経情報でもありません。また、体内に巡っている「気(エネルギー)」とも違うと述べています。

それでは「生命の情報」とは何なのか? それはどのようにして誕生するのかをまとめます。

 「生命の情報」を自分力(生命力)という
生命の誕生は精子と卵子が結びつく、いわゆる受精という形で始まります。その受精の時に、細胞内で全く新たな信号(生命信号)が発生します。

細胞内に芽生える、全く新しい信号(生命信号)は両親や兄弟とも違う自分自身の固有の信号です。

固有の信号を保持した受精卵が分裂を繰り返し、やがて60兆個の細胞へと分化します。2つ4つと細胞が分化していく時に、固有の信号も細胞内に刻まれていきます。

つまり、受精した時に発生した「固有の信号」が全ての細胞に存在することで、細胞同士はお互い情報交換ができるのです。

 自分力(生命力)の正体とは
元気な人を表し、「あの人は生命力がある」といいます。一方、病気がちで元気のない人を表し「あの人は生命力が低下している」といいます。

一般的に良く使われる「生命力」とはいったいどのような「力」なのか、このことを明確に答えられる人はほとんどいません。

ここで小田氏の言葉をかりれば、上記した「固有の信号」が元気に信号を送っているときが生命力が高い状態、いわゆる自分力が強い状態であると述べています。

幼児期の子供はとても元気です。受験や人間関係のストレスがないことや、環境汚染に晒されている期間が短いことなどが関係していると推測されます。

そのことで、幼児期の子供の「固有の信号」は活発に発信されているように感じます。つまり、自分力(生命力)が強い状態です。

しかし、少年期~大人になる過程で多くの困難に遭遇します。例えば受験やクラブ活動、または会社においての競争原理に巻きこまれ、頑張り過ぎてしまいます。また人間関係からくるストレスも増えます。

その他にも環境汚染や食品添加物などの影響を長期にわたり受けることで、「固有の信号」は弱ります。つまり、自分力(生命力)が弱った状態です。

固有の信号が元気で自分力(生命力)が強い時は、体内で病気が発症したとしても元気な固有信号が「何してるんだよー、はやく良くなれよー」と弱った細胞を励まして再生させていきます。

一方、固有の信号が乱され、自分力(生命力)が弱っている時に体内で病気が発症した場合、病気の細胞を再生できないことでその細胞が広範囲に広がっていきます。

 健康を取り戻そうとする行為が自分力(生命力)を弱らせる
自分力(生命力)が低下する原因はさまざまですが、自分力(生命力)が低下した際に、生まれつき弱い個所に「固有の信号」が届きにくくなることで、その箇所が病気になります。

人は病気になると、その症状を止めようと薬を服用したり、安易にMRIやCTなど体に負担のかかる検査をしたりします。また、民間療法で即効性を謳った光線療法(異物)をしたり、多くのサプリメントを摂取したりします。

そのような病気を治そうとする行為が自分力(生命力)を低下させているともいえます。

このことは植物をみても分かります。例えば弱った植物に高濃度の肥料を与えることで植物が枯れてしまうことはよくあります。そのことと同様、私たち生体にも病気を治すための行為を最優先するのではなく、その行為が「体に合っているか、合っていないか」の反応を見極めることが必要です。

ようするに、即効性のある薬やサプリメント、または治療法が生体にとって良いことばかりではないのです。

病気が発症する原因の1つに、自分力(生命力)の低下が関係することはお伝えしました。そのことから考えると最善の治療法は生命力(自分力)を高めることといえます。

自分力(生命力)を高める方法がありますか? という問いに対し、祈りや修行などで精神面を鍛えるという答えが圧倒的に多いです。しかし小田氏は、体に備わっている固有の信号という「機能」を元気づけるという全く新しい発想をもった取り組みをしています。

自分力(生命力)の正体を理解する 関連ページ

  ① 現代病の発症メカニズムを知る
      https://karada-naosu.com/category6/en314.html
  ②「自分力」を高める
      https://karada-naosu.com/category6/en297.html
  ③ 病気の再発不安を初期化する
      https://karada-naosu.com/category6/en308.html
  ④ 細胞と水の関係を知る
      https://karada-naosu.com/category6/en304.html
  ⑤ 生命活動の「源」を改善する方法
      https://karada-naosu.com/category6/en309.html
  ⑥ 腸内細菌の悪玉菌を増やさない
      https://karada-naosu.com/category6/en292.html
  ⑦ 乳酸菌のサプリメントが効かない理由
      https://karada-naosu.com/category6/entry20.html
  ⑧ 乗り物に酔う人の原因と対処法
      https://karada-naosu.com/category6/entry18.html

自分力(生命力)の正体を理解する
① 現代病の発症メカニズムを知る
   https://karada-naosu.com/category6/en314.html

 心や体が弱ると自分を守ろうとする 現代人はストレスの影響で、身体の不調を訴える人が多くいます。またネガティブな情報が多過ぎることでさらに身体は不調になります。

心や体が弱ると、人が持つ感覚器官が敏感になります。また病気が長期化してくると、味覚や嗅覚など以外に気配や空気感を感じる「第六感」が敏感になります。

心や体の状態により第六感の「感じかた」は大きく変わります。そのことをまとめます。
①健康な人が沖縄に行くと「気持ちが開放される」といい、身体が不調な人が沖縄に行くと「戦没者の霊」がのりうつったという
②あるホテルに泊まった際、身体が不調な人は「この部屋、何かイヤな感じ」といい、健康な人は「この部屋、最高」と感じる
③身体が不調な人は、電車で横に座った人や近づいてくる人に警戒心を持つ、健康な人は何も感じない
④過去に病気になった人は、身体が不調になった際に、「再発したのでは」という不安を必要以上に感じる

上記したように、心や体が健康か病気かによって第六感の感じ方が変わります。

 ネガティブ第六感がアレルギーを誘発する ネガティブな第六感は脳細胞に伝わります。脳はネガティブな情報を感じとると、その情報を全身の細胞に伝えます。

そのことで全身の細胞は危機感を感じ、外部から入ってくる物質を敵と感じるようになります。

人の皮膚には外部からの物質を異物か異物でないかを感知し、脳に伝えるヒスタミンという物質があります。脳から伝わるネガティブな情報により、心や体は怖がりになります。

そのことで皮膚にあるヒスタミンは感受性を高め過ぎ、本来、体にとって悪さをしない物質に対しても敵と感じてしまいます。

このことで痒みやくしゃみ、またはジンマシンなどのアレルギー症状を発症します。

現代人の代名詞ともいえるアレルギー疾患を抑えるために、病院では抗ヒスタミン剤が処方され、その薬を服用している人は増加の一途です。

 ネガティブ第六感が自己免疫疾患を誘発する ネガティブな第六感は脳細胞に伝わります。脳はネガティブな情報を感じとると、その情報を全身の細胞に伝えます。そのことで体は自分自身を守ろうとします。体に備わっている自分自身を守るシステムは白血球やリンパ球が担当しています。

体内には日々、細菌やウイルスが増えたり減ったりしています。特に体調が悪化した場合は、細菌・ウイルスが繁殖します。しかし、増殖した細菌・ウイルスは多少増えても体には悪影響を及ぼしません。

本来、細菌・ウイルスは多少増えても体には悪影響を与えないことはお伝えしました。しかし、心や体が弱っている人は無意識レベルで「怖がり」になっています。

そのことで白血球やリンパ球は、体に悪影響を与えない細菌・ウイルスに対して自分自身を守ろうとし過ぎ、それらを過剰攻撃します。過剰に細菌・ウイルスを攻撃することで、付近の正常な細胞までも損傷してしまいます。

そのような背景で現代人には膠原病や甲状腺異常、または誤飲性肺炎などの自己免疫疾患が発症します。

自己免疫疾患を患う人は想像以上に増えています。そのことは現代医療が免疫抑制剤を処方する量が増え続けていることからみても分かります。

 ネガティブ第六感の悪影響で患部を治す物質が集まり過ぎる
ネガティブな第六感は脳細胞に伝わります。脳はネガティブな情報を感じとると、その情報を全身の細胞に伝えます。そのことで体は自分自身を守ろうとします。

人が病気や怪我を負った際、患部を修復する物質があります。患部を修復する物質についてまとめます。
①火傷をした際、患部に水ぶくれができます。この水は患部を修復する物質(リンパ液中に存在するアミノ酸)である
②骨折や捻挫の際、患部が赤く腫れる。この腫れは患部を修復する物質(ヘモグロビンとアミノ酸)が集まったことで起こる

上記したように、体に異常が起こった際にその患部を修復する物質、アミノ酸とヘモグロビンが集まることで患部は修復されます。

しかし、過去に病気なったトラウマが克服できていない人や体が弱っている人は、患部を修復する物質(アミノ酸とヘモグロビン)を大量に送り過ぎます。

そのことで患部に必要以上に修復物質(アミノ酸やヘモグロビン)が集まり過ぎて強い腫れが生じます。

例えば、インフルエンザの予防接種を受けた際に患部が過剰に腫れる人がいます。その背景には上述したように、トラウマを克服できてないことや体が弱っていることで、インフルエンザのワクチンに対し過剰に反応し過ぎることで、患部にアミノ酸やヘモグロビンを過剰に供給することで腫れが生じます。

患部が過剰に腫れたり、赤みを帯びたりすると、一般的には症状が悪化したと思ってしまいます。そのことで病院を受診します。

そのような症状が出た場合、病院で処方される薬はステロイド剤です。なぜならステロイド剤の働きの1つに、患部に集まる修復物質(アミノ酸やヘモグロビン)を集まり過ぎないようにするからです。

例えば過去に蜂に刺された経験がある人は、2回目に刺された際、患部は酷く腫れあがります。そのようになる理由は上述したように、患部を過剰に治そうとする物質が集まり過ぎるからです。

その時にステロイド剤を注射すると見る見るうちに腫れや赤みは減っていきます。そのことからみてもステロイド剤の働きが理解できると思います。

このステロイド剤が病院で処方される量も増え続けています。そのことからみても、現代人の多くに、自分自身を守ろうとする働きが過剰なことが分かります。

 自分自身を守り過ぎるのが現代病である
現代で多く処方されている薬に抗ヒスタミン剤・免疫抑制剤・ステロイド剤があります。それらが多く処方される理由は、過去のトラウマが克服できていなかったり体が弱ることで、体内の防衛機能が過敏に働き過ぎることがあります。

そのような心や体の弱みをどのように回復させていくかが、現代病克服のカギを握っていると私は考えています。

自分力(生命力)の正体を理解する
②「自分力」を高める
   https://karada-naosu.com/category6/en297.html

 人は自分自身の固有信号を持っている
生命の誕生は精子と卵子が結びついた時から始まります。その受精卵という1つの細胞が何度も分裂を繰り返し、ある細胞は髪の毛を構成する細胞になったり、また、ある細胞は血管を構成する細胞になったりします。

上記したように、各パーツを構成する細胞が、人体には約60兆個あるといわれています。この60兆個もある細胞ですが、最初はたった1つの細胞から分化していることに生命の神秘を感じます。

生命の誕生は、精子と卵子が結合した瞬間から始まります。精子と卵子が結合する時に全く新たな信号(生命信号)が発生します。それはあたかも宇宙で起こるビックバンのような現象と似ています。

受精時に発せられた信号は、一人一人「固有の信号」であり、その固有信号が、全ての細胞を統率することで体内で起こる精妙な働きを可能にしています。

例えば私の信号は「川本信号」であり、私固有の信号です。この信号が自身の細胞に、「川本だよー、しっかり働けよー」「そこの細胞乱れているよ、軌道修正するんだよー」と伝えているのです。

 生命信号が存在する
上記した固有の信号は、「生命信号」といいます。動物や植物全てに備わっている信号です。その信号は「生がある時」は測定することができます。しかし、生命が亡くなるとこの生命信号を測定することはできません。

生命信号(固有の信号)とDNAは同じではないかと思われがちですが、DNAは生き物が生命を失った後でも鑑定することが可能です。しかし上述したように、生命信号は生命を失った状態では測定することはできません。

したがって、ここでいう「生命信号(固有の信号)」はDNAとは違う信号であると私は解釈しています。

 固有の信号を乱されると病気になる
先天的な病気を除くと、幼少期は病気になる確率はかなり低いです。この理由は、幼少の頃の性格は天真爛漫で個性的です。いわゆる、自分自身の発する信号で行動しています。

しかし弟や妹ができると、自分固有の信号(個性的な行動)に従って行動すると親に叱れるようになります。生れてから数年間は、自分の固有の信号を発してこれたのに、兄弟ができたことで自分の信号を抑えるように、親の躾の方針が変わります。

そのことで、長男・長女はおう吐や腹痛などを発症するようになります。そのような症状を医学的に「自家中毒」といいます。

次に、小・中学校になると学校の校則や先生、または友人に合わせて行動するように強いられます。しかし、この年頃の子が発する信号は個性が強く、また人の考えに対し容易に同調しません。

したがって、個性の強い信号同士がぶつかることで喧嘩が頻繁におきます。そのことで、この年齢の子供を指して「多感な時期」といいます。この時期に、強い信号を持つ人とぶつかり、自分の信号が屈した場合、その子供が体調不良になったり、現実逃避をしたりします。

 会社は団体スポーツ経験者を好む
就職したら上司の厳しい教育(上司の固有の信号)や取引先のクレームなどで自身の信号は大きく乱されます。そこで会社は、社員を雇う際に団体スポーツを経験してきた人を好む傾向があります。

なぜなら、団体スポーツ経験者は、自分のシグナルを全面的には出しながらも、メンバー1人、1人のシグナルを寛容する訓練ができているからです。

つまり、団体スポーツで経験してきたことが実社会の形態と似ているからです。

一方、勉強だけをしてきた人や個人競技をしてきた人は、自分のシグナルを全面的に出すタイプが多いです。つまり個人主義ということです。

したがって、個人主義の人は自身のシグナルを全面的に出す一方、多くの人のシグナルを寛容する訓練ができていないことで、就職という団体生活に馴染めず体調不良になりやすい傾向にあります。

つまり、人は他人の信号を感じ、それに合わせることで成長したと評されます。しかし反面、自身の固有の信号を抑えたり、抑えられたりすることで固有信号に狂いが生じ体調不良になります。

したがって、自分の信号を全面的に出し、好き勝手に生きれれば病気になりにくいともいえます。しかし、好き勝手に生きる人と生活するパートナーは、自分の信号を抑制されることで病気になります。

 サッカー選手、本田圭佑選手を見習う
固有の信号が強い人の代表にサッカー選手の本田圭佑選手がいます。彼が放つ信号は人を威圧するほど強いです。しかし本田選手は強い信号を放つだけでなく、チームと協調する努力をしています。

つまり現代社会を生き抜くには、個人を高める努力をし自分の信号(個性)の質を高め、一方では人と協調していかねばなりません。

引きこもりなどの症状になる人は、自分の信号(個性)を高める努力をしないで、「世間が自分を理解してくれない」ということを主張する人です。最近はそのような人が増えています。

しかし、多くの経験を積んだ人からすれば、レベルの低い信号は個性ではなく、「ただの我がまま」と判断されます。

自分の出す信号が、ただの「我がまま」と判断された人は、自分の信号が否定されたことで精神的なダメージを受け脳シグナルが乱れ体に異変が生じます。

つまり病気になりやすい人は、自分と合わない信号を出す人に合わせていくことができず、反発して生活している人が多いです。

ようするに病気とは、固有の信号が否定されることで発症するのです。したがって、日々、努力を重ね人格的に成長し、自身が発する信号のレベルを上げなければなりません。

そのことで、他人様が認めてくれる信号を発せれるようになります。そうすると、自分の信号が容認されたと思うことで否定的な感情が薄まり、病気になる可能性も減ります。

 耳の遠い老人は長生きである
他人に対し、気遣いのできる人の事を「気配りができる人」と例えらます。その人は、「人の発信する信号を感じとる能力が高く、その信号に合わせることができる人」ということです。

しかし、そのような人は自分の信号を抑える機会が多いことで病気になりやすいです。 一方、耳の聞こえない老人は長生きすると言われています。その理由は、耳が聞こえないことで、他人の出す信号に左右されることが少ないからです。

つまり、人の発する信号が気にならないことで、自身の信号を人に擦り合わせる必要がありません。そのことで自身の信号を全面的に発し生活できることで、耳の遠い人は高齢ながら健康で生活している人が多いです。

 信号の乱れをなくすことが健康の秘訣である
現代医療は症状のみを抑えるための手術や薬を処方します。また、昨今、服用する人が増えているサプリメンがあります。しかし、それらの手法はあくまで「物質の力」に頼った対処療法であり、根本療法ではありません。

現代医療が著しい進歩を遂げている中、病気は増える一方です。なぜそのようなことになるのか? その原因の1つは「固有の信号を乱される」という心理面の影響が病気をつくっているという認識が少ないからです。

私は患者さんに対し、「自身の個性(信号)を高める努力して下さい。そして、個性(信号)に自信がついてくると、周りの人の考えを容認することができます。そのことができれば病気は回復していきます」と伝えています。

なぜ病気になるのか? その原因は多岐に及びます。その一つに、「自分の発する信号が乱れる、または乱される」ということがあります。そこで私は乱れた信号を元に戻すためにどうしたら良いのかを考えています。

自身の信号が乱れると病気になる。この理論を「信号理論」といいます。この理論はいままでには無かった理論です。

そのような新たな理論に対しては否定的な意見もありますが、現代医療を駆使しても病気は増加の一途です。その背景に、「固有の信号が乱れることで発症する病気が増えている」ことを医療従事者や患者さんも認識する必要性があるのではないかと私は思います。

自分力(生命力)の正体を理解する
③ 病気の再発不安を初期化する
   https://karada-naosu.com/category6/en308.html

 トラウマとは
人は成長過程で必ず病気を発症しまが、自己の免疫システムや修復システムで病気を治していきます。しかし、ガンや膠原病など病気の種類によっては完治が難しいことがあります。

ガンや膠原病などを一度患った人は、「再発の不安」に襲われ続けます。つまり、脳の記憶に「病気は怖いいう情報」が残ってしまうことが原因です。そのことをトラウマといいます。

トラウマになる原因は病気以外にもあります。例えば、幼少期に親から不当な暴力をうけたり、友人からいじめられたりした場合は、脳の記憶(情報)に嫌なイメージが残ってしまいます。

 嫌なイメージが全身に伝搬する
ガンや膠原病など重い病気に罹った人は、「再発するのではないか」という考えが消せずに生活していることはお伝えしました。そのことで、風邪や胃痛といった軽い症状でも「再発か?」という不安に襲われます。

この不安なイメージは脳が感じとり、脳から全身の細胞に「不安イメージ」が伝搬してしまいます。そのことで全身にある60兆個の細胞全体が「不安」になります。

1つ1つの細胞に不安イメージが届くと、各細胞は「自分自身を守ろう」とする働きが強まります。そのことで、細胞膜を通しておこなう情報の交流を強く閉ざし、嫌な情報を入れまいとします。

しかし、細胞に届くのは嫌な情報ばかりではありません。時には「楽しい・気持ちいい」という情報が届いたり、食事から摂取した「栄養素」も届けられます。

しかし怖がりになった細胞は、細胞膜のカギを閉ざしていることで、良い情報や必要な栄養素までも拒否するようになります。

 怖がりになった細胞の記憶を戻す方法はあるのか
例えばプロゴルファーは、過去のミスの記憶が払拭できないことで何度も同じミスを繰り返すといいます。例えばクラブを強く大きく振ろうと思っても、手は硬直し動かなくなります。つまり、自分(脳)が思っていることと全く違う反応を体はしてしまいす。

このような状態を「イップス」といいます。そのような状態に陥った場合、プロゴルファーはどのようにして克服していくのでしょう。

答えは1つ、練習しかありません。同じシチュエーションを想定しひたすら練習します。つまり、ミスをする回数を減らしていきます。そのことで脳は自信を取り戻しミスの回数が減っていきます。しかし、脳が「ふと」過去を思い出す瞬間があると、それを機に再び同じ失敗を繰り返すようになります。

ゴルフの不調は練習で克服できます。しかし、過去に病気になり、怖がりになった細胞の記憶を初期化は難しいです。

怖がりになった細胞を少しでも安心には、風邪や腹痛、または頭痛など日々の生活で発症しやすい病気に罹りにくくすることが大切です。なぜなら、ゴルファーが「ふと」脳に不安がよぎることで調子を崩すように、過去に大病になった人も、軽い症状の風邪や腹痛でも「再発か?」という不安に見舞われるからです。

 脳のイメージを変えるために体内環境を整える
一般的に風邪や腸炎の発症理由は、外部から異物(細菌・ウイルス)が侵入してきたことで発症すると思われています。確かにインフルエンザウイルスやノロウイルスのように外部からの侵入によって病気を発症する場合はあります。

しかし、風邪や腸炎の発症理由のほとんどが、体の内部に常在している細菌・ウイルスが増殖することで起きます。つまり、自身が元気(生命力が高い)な時は、細菌・ウイルスは体内で増殖することはできませんが元気でない(生命力が低い)時は体内で細菌・ウイルスが異常増殖します。

例えば、汚れた池では藻が増えたり、汚れた海では赤潮が発生したりするように、体内の環境が悪化すると細菌・ウイルスが異常増殖します。そのことから風邪や腸炎を安易に発症させないためには体内環境を日々整えておく必要があります。

ここで体内環境を整える方法をまとめます。
①体内に存在する生体水(約40リットル)が汚れないように、毎日生体水化された水を1,5リット ル以上摂取する
②人に必要な栄養素であるアミノ酸・脂肪酸・ミネラル・ビタミンを摂ることを心がける
③体液を汚す炭水化物(糖質)は極力減らし、食事や間食もべ過ぎないようにする
④唐揚げやフライなど高温で調理した油物の摂取を極力避ける
⑤腎臓・肺機能が低下すると、体内のPHが酸性に傾く。それを防ぐために腎臓・肺への自己指圧し体 内PHを整える
⑥腸内で発生したガスは肝臓(解毒力)を低下させ、体内環境が悪化する。したがって腸内環境を整え る必要がある
⑦ウォーキングや水泳など負荷のかかり過ぎない運動を日常に取り入れる
⑧ヨガや太極拳、またはカラオケやお経を唱えるなどの呼吸法を取りいれる
⑨指圧や鍼灸などの民間療法を定期的に受ける
⑩自分でおこなう自己指圧を継続しておこなう。そのことで自律神経が整う

上記した以外に、自分が継続することのできる「ルーティーン」を日常に取り入れることは病気の再発予防に大切です。

一度大病に罹ると、風邪や腹痛でも再発したのではないかと心配になります。その不安なイメージは脳に伝わり、脳から全身の細胞に「不安イメージ」が伝搬してしまいます。そのことで全身にある60兆個の細胞全体が「不安」になります。

大病に罹ったことの記憶をいきなり帳消しにすることは不可能です。そこで患者さん対し、「まずは風邪や腹痛、または頭痛などを発症しにくくすることが大事ですよ」と私は伝えています。

つまり、日常で比較的発症しやすい病気を抑えることで、「また病気を発症してしまった」という負のイメージを思い出させないためです。

そのことの積み重ねが自信につながります。つまり、「簡単には病気に罹らなくなった」という自信が自分力をたかめ、そのイメージ(情報)が全身の細胞に伝搬します。

大病を経験し細胞膜のカギを閉ざしていた細胞は、自分力が高まったことで細胞膜のカギを開き良い情報や必要な栄養素を取り入れるようになります。

そのことで、体は健康体になり病気に罹りにくくなることで再発不安が減るという、よいサイクルが生まれます。

 過去の「負の記憶」は徐々にしか払拭できない

大病を経験した人は、再発への不安に見舞われます。多くの人はその不安を消し去りたいが為に各々努力をします。ただ、私は60000人以上の患者さんを診てきて思うことは、大病を患った人の多くが、「早く結果を出したい」と焦ってしまいます。

そのことで、過度な医療検査を受けたり多くの薬やサプリメントに頼り過ぎたりします。また生活面でも自分に課題を課し過ぎたりもします。その背景には「脳の記憶(情報)を消したい」からです。

しかし、病気の再発の恐怖を消そうとする行為が身体を弱らせていることがあります。したがって焦り過ぎるのではなく、まずは生活習慣を変え体内環境を整えることからを考えてほしいものです。

そして何よりも大事なことは、「皮膚刺激」です。定期的に手技療法を受けることで、身体の機能面だけではなく自律神経が整うからです。

風邪や腸炎頭痛などのの日常で罹りやすい病気を発症させない。そのために、地道なことを継続し、病気に罹っていない期間を伸ばすことが脳の不安の記憶を払拭する方法ではないでしょうか。



 
 
https://www.historyjp.com/allindex/ https://www.hotsuma.jr.jp ◆下平評
◆日付  2023/00/00
  

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