12 10 (金) 2009年 PISA(OECD)国際学力検査結果 |
ホーム > 社会 > 社会総合 記事入力 : 2010/12/08 11:43:13 学習到達度調査:上海の学力水準、圧倒的1位 「エリート教育」に集中投資した成果 経済協力開発機構(OECD)が2009年に実施した学習到達度調査(PISA)に表れた最大の特徴は、「中国の教育の浮上」だ。 OECD経済協力パートナーの資格で初めてPISAに参加した上海(中国)は、読解、数学、科学の全科目で、圧倒的な点差で1位を記録した。上海だけではない。香港は数学3位、科学3位と韓国を上回り、中国系が主流を成しているシンガポール(読解5位、数学2位、科学4位)も善戦した。台湾は数学で全体5位、最上位圏(5%)の順位が3位と、高い水準を見せた。 韓国を含むほかの国・地域は、都市や農村を含めた全国の生徒たちを対象に評価を行ったが、上海、香港、シンガポールは都市の学校だけが評価に参加したため、ほかの国と単純に比較することはできない。しかし、教育専門家らは、上海を含めた中国系の学校の成果に注目し、中国の「エリート教育」にその原因を見いだしている。 教育課程評価院のキム・ソンヨル院長は、「上海市内の中学・高校は韓国と違い、生徒に学校選択権を与えているところが多く、生徒間、学校間の競争が激しい。同じ学校でも、すべての生徒が同じ教室で同じ授業を受けるのではなく、優秀な生徒のための『英才クラス』を設置している」と話した。 キム院長は、「韓国がPISAで、最上位圏の生徒の成績が3年前に比べ低下したのは、優秀な生徒のための深化教育課程に不十分な点があるためだとみられる」と付け加えた。中国の競争システムが教育成果をもたらしたのに対して、韓国は「エリート生徒」をさらに引き上げることに失敗したといえる。 さらに、中国社会では優秀な人材が教職に集まり、学校の競争力を高めている、と教育界は分析している。 中国の教育の浮上は、PISAの結果が発表された同日、国際的な話題となった。米国のある元教育官僚は、ニューヨーク・タイムズのインタビューで、「中国の学業成就度に驚いた。この状態が続くと、中国は2019年には10都市が、29年には50都市が、世界トップレベルの学業成就度を示すだろう」と話した。 また、ほかの米国官僚は、「中国の教育の浮上は米国に大きな衝撃を与えた。米国は多くの科目で23−24位前後を占め、われわれは教育でも押されているという恐怖を感じた」と話した。 中国のある実験学校(一般の学校と異なり、自主性を備えた優秀校)で、 正規の授業が終わった後も教室に残り、勉強する生徒たち。上海だけで も10校以上の実験学校がある。/写真=パン・ジョンイム記者 アン・ソクペ記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 |
●マハティールの‘Look east 政策’が方向転換してから、精神的なものを儒教色が残っている中韓両国に目を向け、教育政策もエリート教育……能力対応教育……を色濃くしていきました。 極東の精神的バックになっていたものや教育への取り組み方は、中韓両国には残っていたのです。 中韓のこの傾向は、明治以降の日本の変貌に刺激され日本の取り組み方を取り入れて発展してきたものと老生は考えております。 日本ではこの極東の大きな特質というものを、戦後欧米の風潮に順化して忘れはじめたと言えるのです。 清貧を重んずる考え方や、儒教や仏教に裏づけされた思想から、生活の向上も手伝ってより安易な考え方に堕してきてしまったのです。 |
‘満つれば欠くる’という留意すべき無常観をなおざりにするようになりました 精神的な儒教の倫理観を置き去りにし始めるようになりました 自由思想というものも蓄財の自由に走るようになりました 価値観が音をたてて崩れ始めていたのです 0歳教育へ目を向ける好機なのです |
7日に発表された経済協力開発機構(OECD)による国際学習到達度調査「PISA」の結果で、注目すべきなのは、教育大国として浮上した中国の成績だろう。OECDの経済協力パートナーとして同調査に参加した中国・上海は、読解・数学・科学の3科目すべてで1位となった。上海の生徒の平均点(読解556、数学600、科学575点)は、韓国の平均点(539、546、538点)と比較にならないほど高かった。上海の上位層5%の平均点(679、757、700点)は、韓国の上位層(658、689、665点)を21〜68点も上回った。米国のオバマ大統領は今回のPISAの結果を見て、「かつて旧ソ連が米国より先に人工衛星の打ち上げに成功したときの『スプートニク・ショック』(1957年)と同じような状況が、約50年後の現在、再び起こっている」と述べた。 中国の教育レベルや国力の飛躍は、19世紀のドイツを連想させる。ドイツの一領邦にすぎなかったプロイセンは、1806年にナポレオン軍に敗れた後、国を再建する道を教育刷新に見いだした。戦争賠償金の負担を抱えていたにもかかわらず、1810年に世界最初の現代型の大学として名高いベルリン大学を設立したほか、1825年には教育を国民の義務と規定し、子女を学校に通わせない保護者には罰金を科した。これにより、1870年には小学校の就学率が97.5%に達した。教育によって力を培ったプロイセンは1871年、数十の領邦に分裂していたドイツを統一し、その後も教育重視の政策を推し進め、ミュンヘン工科大(1868年)、アーヘン工科大(1870年)、ドレスデン工科大(1875年)などの名門科学技術大学を相次いで設立した。 ドイツは20世紀初め、英国を抜いて欧州一の産業国家となった。合成染料は英国の科学者が1868年に発明したものだが、これを産業化し、全世界の生産量の8割を供給したのはドイツだった。当時、衣類や子どもの玩具、絵本、台所用品、排水管、ラジオなど、英国人が使用するすべての物品がドイツ製といっても過言ではなかった。1851年にロンドンで第1回万国博覧会を開催し、最先端の科学技術を世界にアピールした英国は、20世紀に入ると、ドイツに産業技術の研修生を派遣するなど、産業面でドイツの後を追うようになった。 教育は、国家の20年、30年後の未来を物語る先行指標だ。フランスとの戦争に勝利し、ドイツ統一に貢献したプロイセン軍の参謀総長モルトケは、「勝利はすでに、小学校の教壇で決まっていた」と語った。 人口13億人を抱える中国が、「世界第1位の教育」を基盤に、150年前のドイツのように科学技術分野での競争力を高め、世界をリードするようになれば、大韓民国はいったいどのような目線で中国を眺めるようになるのだろうか。現在、平等という名の下に科学高校や外国語高校、自立型私立高校への風当たりを強めている教育監(教育長に相当)などの教育政策立案者や、時代錯誤的な偏った理念で子どもたちを洗脳する全教祖(全国教職員労働組合)の教師たちは、そのときに堂々と面を上げていられるだろうか。 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 |
幕末から明治維新の日本の変化を学び取らなければなりません かえる(change)の会は‘井蛙’になってはなりません 幕末・維新を真似なければなりません 一 広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スヘシ 一 上下心ヲ一ニシテ盛ニ経綸ヲ行フヘシ 一 官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ 人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス 一 旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ 一 智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ 我国未曾有ノ改革ヲ為(なさ)ントシ 朕躬(ちんみ)ヲ以テ衆ニ先シ 天地神明ニ誓ヒ大ニ斯(この)国是(こくぜ)ヲ定メ 万民保全ノ道ヲ立ントス 衆亦(また) 此(この)旨趣ニ基キ共心努力セヨ |
2000年調査OECD加盟国28ヵ国を含む32ヵ国、約26万5,000人の生徒が参加。各分野の上位は以下である。
2003年調査OECD加盟国30ヵ国を含む41ヵ国、27万5,000人の生徒が参加。各分野の上位は以下である。
2006年調査56ヵ国が参加。各分野の上位は以下である。
2009年調査65ヵ国が参加。各分野の上位は以下である。
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産地発!たべもの一直線・選「岐阜 下呂市発 米」 チャンネル :総合/デジタル総合 放送日 :2010年12月23日(木) 放送時間 :午前5:15〜午前5:50(35分) 農業・漁業の現場で「たべもの」づくりに真剣に向き合う生産者の姿を通して「食」の今を伝える番組。今回は、岐阜県下呂市から新品種の米「龍の瞳」を紹介する。 |