02 19 (土) 快食、快便、快気…その二(玄米食) |
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玄米全粒粉 玄米まるごと粉末 玄米君
▼玄米全粒粉 玄米まるごと粉末 玄米君
深入り新焙煎法による強力デトックス 玄米の短所を克服し長所を生かしたスッキリ元気実感食
デトックス (detox) とは、detoxification 、つまり「(体内から毒素や老廃物を)取り除く」、「解毒」[1]の短縮形
・ 食品中 最高クラスに掃除能力が高い玄米全粒粉
元気になる食の基本として、世界中で全粒穀物の大切さが認識されるようになり、その中でも玄米は身体の掃除が食品の中では最も優れていることが様々な自然健康法や食事療法において知られています。
玄米食を長く続けていても、玄米全粒粉を食べると胃腸や体調の良さの違いを感じやすくなります。更に、粉であるため他の粉との相性が良く、玄米だけに頼らない、体質の違いを超え一層元気になる食の組合せも可能です。
・ 香ばしさで群を抜く玄米全粒粉 玄米君
玄米の食べにくさを克服した玄米全粒粉 玄米君には、深入り焙煎焦がし特殊製法により従来の商品とは異なるパワーを感じるような香り高さと旨みがあります。
麦焦がし(ハッタイ・コウセン・オチラシコとも言う)は昔から食べられている素晴らしい自然食品です。 玄米君は麦焦がし風な香りですが、玄米君は麦焦がしとは次元の異なる高い香りです。 又麦焦がしとは比較にならない玄米君の通じ改善を通したデトックスの実感度があります。 直接さじで小麦胚芽や黒砂糖と一緒に食べても、パン・クラッカーに乗せて食べても、又熱湯や豆乳と一緒に食べても、毎回旨さに感心するような玄米君です。 便秘や肥満気味の方からは、特に支持されているのが玄米全粒粉です。
・ なぜ 玄米全粒粉?
学術的な解明はまだ不十分ですが、多くの人の経験により、食品や全粒穀類の中でも、玄米が最も悪いものを出し身体の掃除が得意であることが知られております。 玄米は小麦全粒より身体の掃除機能が優れており、日本発の玄米菜食の健康法として有名なマクロビオティックが、小麦全粒粉の欧米で支持者が多い理由は、玄米の強力な掃除機能もかなり影響していると考えております。
マクロビオティック (Macrobiotic) は、食生活法・食事療法の一種で、 玄米を主食、野菜や漬物や乾物などを副食とすることを基本とし、
独自の陰陽論を元に食材や調理法のバランスを考える食事法である。
この玄米の泣き所は、食べにくいこと及びよく噛まないと消化に良くない点です。 欧米人が食べにくい小麦を全粒粉のパンにしてうまく取り入れた如く、玄米も粉にして焙煎して香り高く食べやすくしたものが玄米全粒粉です。
現在日本では20種類ぐらいの玄米全粒粉がありますが、麦焦がしの香りと味では「玄米君」、重湯の香りと味では「玄米まるごと玄煎粉」が、最も良さを実感しやすいものと思っております。
・ 江戸時代の寿命からみえる元気になる食生活とは
郡山女子大学の森 一教授(生物学)は、江戸時代の大名、家臣、公家、そして僧侶らの数千人の資料を調査し、階層別の平均死亡年齢を以下のように算出しました。
*大名: 48.3歳
*家臣・公家: 64.7歳
*僧侶: 68.6歳
寿命に最も大きな影響があると言われる食生活の視点からみると、穀類全粒・野菜・発酵食品主体で食べ過ぎない環境の僧侶が最も長生きだったと推定されます。
曹洞宗開山の寺として知られる福井県永平寺の食事は760年あまり前から同じものを食べているそうです。永平寺は全国14000あまりの末寺を有し、常時200名を超える僧侶が修行している昔から影響力のある寺でもあります。
その食事はおおよそ以下です。
*朝食: 玄米粥、すりごま、梅干、漬物
*昼食: たくさんの根菜の具の味噌汁、ごまをかけた野菜炒め、漬物、ご飯
*夕食: 吸い物、野菜煮物、惣菜、豆、雑穀
献立は色々と変わりますが、玄米中心の雑穀・豆・すりゴマ・梅干・漬物及び野菜の惣菜や味噌汁は、毎日760年あまり変わらずに続いているそうです。
永平寺第78代寛首 宮崎禅師は2008年1月に108歳で亡くなりましたが、食事は昔からの永平寺の食事を摂っていました。 曹洞宗とうは違いますが、徳川家康を補佐し幕府の草創期を作った一人として知られる天海和尚も108歳同じです。 天海和尚も過食を戒め、永平寺のような穀類全粒・野菜・漬物を食べることの大切を説いていたとのころです。 最近のお坊さんは仕事柄外食が多くなり、昔のような食事を摂ることが難しくなり、あまり長生きできない方もおられます。
・ 元気寿命は江戸時代も現代も同じ
大名以外の普通の武士や公家、僧侶の寿命をみると、江戸時代は人生40〜50年というのは、幼児死亡率を含み実態から外れている点に注意が必要です。森一教授の平均死亡年齢は、当然幼児死亡率を含んでいません。
一方、現在は人生80年ですが、平均的な健康元気年齢は70代前半ぐらいでしょうか。
森一教授の推定年齢には、疫病や怪我等の救急的な要因による死亡も含まれるため、武士・公家の65歳や僧侶69歳の寿命も救急的なものを除外すれば、70歳を超えていると推定されます。
従って食の基本である穀類全粒・野菜・豆類・発酵食品(漬物・梅干等)・海藻を、食べ過ぎずに摂っていれば、元気寿命は今も昔も大差なく、江戸時代でも80歳、90歳の元気な長寿者も少なからずいたと考える方が妥当と思われます。
一般に玄米菜食がいいと言われますが、永平寺の食事では、主食は玄米ばかりでなく、消化のいい玄米粥・豆・雑穀も多く、ごま・梅干・漬物は常に出されていることは注目すべきと思います。
・ 元気寿命は世界の長寿村も同じような環境
世界の長寿地帯の中央アジアのコーカサスやパキスタンのフンザ、コロンビアのビルカバンバ等でも、穀類全粒・野菜・発酵食品が食の中心です。ビルカバンバや沖縄等が欧米式の肉・乳製品・油の多い食事で、子供が親よりも先に亡くなる逆さ仏現象が現れてきているところもあります。
健康元気寿命が現代になるに従って伸びてきたと勘違いせずに、今も昔も同じであったと理解することが大切なようです。食の伝統とは、長い間の臨床実験のようなものともみることができます。 世界の長寿元気食である穀類全粒・野菜・海藻・発酵食品を手軽に美味しく食事の中に摂り入れることが重要になります。
従って、今も昔も健康元気食は、世界共通で、穀類全粒・野菜・海藻・発酵食品中心と理解すべきと思われます。
・ それぞれの地域でも健康元気の工夫
南米アルゼンチンやパラグアイのような日本人のコメ以上に肉を食べ野菜が食べれない食生活では、野菜に変わるマテ茶が頻繁に飲まれて生活習慣病を予防しています。 エスキモーは、アザラシや魚の内臓や皮まで食べ、全粒穀類・野菜・海藻不足を補っています。
日本の場合は火山国で土壌からミネラルが流出しやすく、野菜のミネラル・ビタミン濃度は、他国に比べて少ないのですが、様々な穀類全粒・豆類・ゴマ・梅干・漬物・その他様々な発酵食品が、健康元気な食生活を支えています。 全粒穀類・豆類・野菜は、世界共通の元気食になっています。
梅干も昔からの元気食で、身体の活動の基本となるエネルギーを効率的に生み出すクエン酸の宝庫で、梅干はクエン酸サイクル発見のヒントを与えた貴重な世界的な食べ物でもあります。
・ 玄米の話
http://www.local.co.jp/hiroko/genmai.html
玄米
日本人の基本食のコーナーでお話しましたが、健康のかなめ=日々の快便は副食を少なめに穀類をしっかり食べることだとわかりました。 穀類の中でも玄米を食べ始めた人は、白米のときの便との違いに、まずは驚きます。また、ほとんどの人が口をそろえて「睡眠時間が短くなった」「今までより疲れることも少なくなった」「肌がきめ細かくなった」などなどと、言います。
そんなチカラが玄米に何故あるのでしょうか?
ここでは、白米と玄米の違いをみていくことにしましょう。
玄米の図
上の図を見て下さい。一番外の籾殻を除いたものが玄米です。白米は胚乳の部分です。吟醸酒などを作るお米は、もっともっとこの胚乳の部分を削いだものです。反対に胚芽のところを少し残したのが七分米、三分米、胚芽米などとよばれているものです。籾殻と胚乳以外の部分がいわゆる糠のところです。ここに何が含まれ、どんな働きがあるのでしょうね。
果皮と種皮には、脂肪、たんぱく質、セルロース(繊維)があります。セルロースはこれ自体では消化しにくいですが他の食物の消化吸収を助け、腸の働きを促進します。また、セルロースは腸内細菌の作用でビタミンB1.ビタミンB2.ビタミンB12などに生合成されるのです。 湖粉層と胚芽には、脂肪、たんぱく質、ビタミン、ミネラルのカリウム・マグネシウムなどがあります。
胚芽は米の生命の宿っている最も大切な部分で、ビタミンA、B1、B2、B6、B12、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、ビタミンEなど含んでいます。
その他、ガンマーオリザノール、イノシトール、フイチン酸なども玄米は含有しています。
玄米に含まれる主な成分と特徴
成 分 特 徴 ビタミンB1 ビタミンB1は炭水化物(糖質)の代謝と関係が深く、消化吸収を助けるので、主食として炭水化物を多くとる日本人には特に大切なビタミンです。不足すると、脚気、眠く疲れやすい、胃腸が弱る、便秘、不眠症、神経質。白米・白パン・うどん・砂糖・いも類を沢山食べる日本人は不足しやすい。 ビタミンB2 成長を促進。不足すると、口角炎、舌炎、白内障。ビタミンB1と共にあるのでビタミンB1をとっていれば心配ない。 ビタミンB6 脳細胞の賦活作用を助けるので頭の働きには大切。不足すると筋肉緊張低下、アレルギーじんましん、しもやけ。 ビタミンB12 貧血防止ビタミン。腸が丈夫な人は腸がつくる。 ビタミンE 若返りと妊娠・出産に関係するビタミン。ビタミンAを守り、脂肪の酸化防止に役立つ、酸化すると血液が汚れ肝臓が疲れ、皮膚が黒くなる。 ミネラル 骨や歯をつくる。血液や体液の中にあって中性に保ったり、神経の作用に関係している。 ガンマーオリザノール . 毒物を出したり、脳神経、細胞、内臓機能を活性化させる。 イノシトール 毒物、老廃物を出したり、肝機能の働きを強める。 フイチン酸 農薬や公害物質と結合して体外に出す働きがある。
このように玄米は、ビタミンA、ビタミンC、カルシウムは極微量だったり、なかったりしますが、ここまで完全食に近い食べ物は他にありません。また、広島の原爆症を玄米食で乗切った人の話は有名ですが、玄米にはそんな汚染物質をも体外に出す働きがあるようです。これ以外にも分析では出てこない栄養素も沢山あると想像されます。玄米食で病気が治ったという話もよく聞きますが、まだまだ分析には出てこない不思議なチカラがあると考えられます。
それは米が日本の古来からの環境すべてを吸収し、その遺伝子が実となって伝わって来たことと無関係ではない気がしますが皆さんはどう思われますか?
白米と玄米の比較図
白米と玄米の成分を表にしたのが上の図です。白米にするとこんなにたくさんの大切な成分が糠となり捨てられるのです。粕(かす)という字が米が白いといはよく言ったものです。
白米は、精米で果皮も種皮も湖粉層も胚芽も取り除かれているので残ったのは、胚乳のデンプン、ただカロリーだけです。ミネラルもビタミンもないので燃焼した後、完全に化学分解しない部分が残り、乳酸や焦酸ブドー酸という産物を出します。これは身体に害を与える物質で血液を酸性化してしまいます。乳酸や焦酸ブドー酸は胚芽などに含まれる成分の作用を受けると水と炭酸ガスに変えられ、無害となります。
白米は、血液を酸性にする上、糠として除かれた栄養を他の食品から採ることになるので、どうしても食べ過ぎることになり、毒素として体内に溜まって病気ということにもなりやすい訳です。
もちろん、善玉の腸内細菌が多くあれば、腸内でビタミンB1も合成されます。すると、ミネラルのない白米でも血液の酸化は少なくなります。しかし、ビフィズス菌とは反対に働くアノイリナーゼ菌が積極的にビタミンB1を破壊し、カルシウムの吸収もさまたげて血液を酸性にします。ことに肉、白砂糖など酸性の食品を多くとるとアノイリナーゼ菌がどんどん増えていき、現代の食生活では正常な腸内細菌の働きが難しくなっています。だから増々、ミネラル、ビタミンが ない白米では、いろいろ障害をおこすことになるのです。
玄米は良いということが分かったけど、美味しくない、家族が食べないという人はどうしたらいいのでしょう?
玄米が食べられない人は、胚芽米や七分づき米に雑穀や豆を一緒に炊くことでそのかわりができます。穀類(粟、稗、黍、麦)や豆類も玄米と同じような働きをする栄養素があるのです。雑穀は玄米よりビタミンB1、B2、E、ミネラルなど多いくらいです。
また、玄米の炊き方で味が全然違いますので美味しい炊き方を習得して下さい。えっ、これが玄米というぐらい餅米のようにおいしく炊けるのです。
私達が生れ育った日本の国土・環境すべての遺伝子を何千年分もまるごと抱え持ったお米そのままをまずしっかり噛んで(噛む意味と効用)食べてみて、日本人と云うDNAを持った自分の体や心がどう変わるか試してみませんか? おもしろい実験だとは思いませんか? 特に子供を産む女性の方やお母さん、試す価値はありそうですよ。
癒しの杜の会 ●霊的食養食品としての玄米 ▼玄米は生きている「お米」です |