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折々の記 2011 C

【心に浮かぶよしなしごと】

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【 05 】07/06

  07 06 阿修羅の検証は不可避 三
  07 08 阿修羅の検証は不可避 四

 07 06 (水) 阿修羅の検証は不可避 三

   福島原発汚染水処理
   東京第5検察審査会の起訴議決は無効
   検察弾劾の旗手 三井環
   三井環(みつい たまき)

■ 福島原発汚染水処理

★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115 > 802.html
菅を含む日本支配層全体にとんでもない疑惑が上がっている
http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/802.html
投稿者 パルタ 日時 2011 年 6 月 30 日 09:48

しかしここまで来ると、日本の支配層自身は自分で自分の事が解からなくなっているのではないか。今の国会議員の連中では与野党協力などしても何をしでかすか分からないのだ。
菅が首相を辞めればいいとか、そんな軽い疑惑じゃない。政府全体が疑惑大有りなのだ。
アレバ社との契約締結に関わったのは菅一人ではあるまい。ココ徹底追及せんと自公連立に戻っても支配層は同じ事を繰り返すんじゃないか。
菅おろしなるものは国民の目を政局のみの問題に矮小化させる為の芝居であり、権力を握っている者の顔ぶれは宗教、財界、検察、マスコミなど40年前とさして変わってはいない。
自民も公明も民主も表面的には対立して時間稼ぎをしているが、裏では完全に結託していると考える。本当に「菅が辞めましたー。はい、良かったですねー」で済む問題ではないのだ。この国の政府は相等危ないと言える。
6月29日の阿修羅の記事に以下のようなものがある。6月29日の記事だ。

欠陥だらけの福島原発汚染水処理システム 「アレバ社に水処理技術は期待できない」 (日刊ゲンダイ) 
   http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/548.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 6 月 29 日 20:54:01: igsppGRN/E9PQより抜粋(転載開始)
欠陥だらけの福島原発汚染水処理システム 「アレバ社に水処理技術は期待できない」
   http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3325.html
2011/6/29 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ

上記記事では、日本有数の水質浄化技術を持つ日本ポリグル(大阪市)の小田兼利会長が、原子力を専門とするアレバ社に高度な水処理技術は期待できないこと、今回の処理対策で最初に凝集沈殿を唱えたのは当社であると主張している。
この前の4月20日にこういう記事があった。

東工大“セシウム除去システム”公開実験
< 2011年4月20日 21:34 >
http://www.news24.jp/articles/2011/04/20/07181347.htmlより(転載開始)
 福島第一原発の汚染水処理については、フランスの原子力大手「アレバ」が中心となって行われることが決まっている。有冨教授は「フェロシアン化鉄は他のものに比べて非常に安価であり、アレバに決して負けるつもりはない」と述べており、今後、福島第一原発周辺の池や土壌の浄化を行えるようにシステムを改良し、実用化を目指すという。(転載終了)
続いて4月25日の記事。

放射性物質:顔料使ってセシウム汚染水浄化 東工大が開発(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/845.html
投稿者 馬鹿まるだし 日時 2011 年 4 月 25 日 20:54:16: XrXUVCoFJUfoI

放射性物質捕まえる粉開発 セシウムなどほぼ100%除去(スポーツ報知)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/844.html
投稿者 馬鹿まるだし 日時 2011 年 4 月 25 日 20:52:23: XrXUVCoFJUfoI

東工大、福島第一の汚染水浄化技術を開発 短期間で処理可能
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/construction/20110603_01.html

アレバ社をめぐる過去記事 (道新スタッフブログ)
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/921.html
投稿者 anan 日時 2011 年 5 月 30 日 04:10:23: zc6.Dkkkz5uCM

こんな記事もあった。↓
大問題な東電とアレバ社と汚染水処理についての契約。
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-7a50.htmlより抜粋(転載開始)
 5月24日から4日間、細渕氏と東工大のチームは、東京ビッグサイトで開かれた『2011NEW環境展』に新技術による凝集剤を出品した。原発にかかわる大手国内メーカーが次々と訪問する中、大手商社の子会社で原子力を担当する役員が細渕氏商談を持ちかけてきた。
   「アレバは困っているわけではないのですが」と強調しながら、
   「もしもアレバが使うとなったら、この凝集剤を出してもらえますか。
   ただし、「アレバの技術」として使うことが条件です」
   驚いた細渕氏が「国内技術だということを公開してくれるならいいですよ」と言い返すと、
   役員氏は「フランス人はプライドが高いからそうは言わないでしょう」、
   「商売には我々のような商社が必要ですよ」と。
   細渕氏が述懐する。
   「アレバにとっても、日本の技術を使った方がコストがかからないので、悪い話ではないはず、
   私達が凝集剤とともに使うフェロシアン化鉄は、日本からEUに輸出しているほど安値で入手しやすい。
   アレバが使用するフェロシアン化ニッケルよりも人体には安全で、コストも16〜20分の1に抑えられる。
   しかし、凝集剤を日本の技術として使わないのなら、
   たとえ1億、2億のカネを積まれても、出せませんと言いました」

 福島で汚染水処理に関わる国内大手メーカーから、細渕氏たちの技術を採用したいと連絡があり、覚書を交わしたが、その4日後に送り返された覚書には『凝集剤を無償で提供する』という内容に勝手に書き換えられていた。
○金沢大学の太田富久教授は、アレバのシステムよりも20倍の速さで除去できる粉末を開発、今回の汚染水処理にも手を上げているが、国や東電からは何の反応もない。
 「汚染水の処理技術は、原子力とは関係がありません。化学物質の除染方法を使えば済む話で、いろんな技術が日本には蓄積されています。アレバだけに頼るのではなく、原発は1号機から4号機まであるのだから、複数の処理方法を使えばトラブルのリスクを減らすことができるはずです」と太田教授。(転載終了)

日本政府は自国の技術を無視したのではないか。



■ 東京第5検察審査会の起訴議決は無効

★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK116 > 252.html  
東京第5検察審査会の起訴議決は無効だ!
審査員の出席簿によって、議決は無効であることが証明できた℃Q議院議員 森ゆうこ

http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/252.html
投稿者 極楽とんぼ 日時 2011 年 7 月 06 日 05:17

http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2011/06/5-22bd.html
参議院議員 森ゆうこ

http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2011/06/5-22bd.html
東京第5検察審査会の起訴議決は無効だ!調査報告続編発表

検察審査会法改正案(私案)骨子を党法務部会WT(ワーキングチーム)で説明

本日14:30から約一時間、参議院法制局と2月から協議して取りまとめた検察審査会法の改正案(私案)骨子を、民主党法務部会の「第3回刑事司法と国民参加のあり方検討WT(ワーキングチーム)」で説明し、あわせて検審調査報告の続編を発表した。

審査員の出席簿によって、議決は無効であることが証明できた

法案骨子の説明に先立ち、去る2月9日に憲政記念館で報告した「検察審査会の謎を解明せよ」の続編を発表した。検察審査会についての調査報告は、震災発生により発表を先送りにしていたが、新たに発表すべき内容は既に完成していたのである。

東京地裁に情報公開請求を行って入手した「検察審査員、補充員、審査補助員の旅費等支払い調書」や、市民オンブズマンなどが同じく情報公開によって得た資料を提供してくれたことで、黒塗りで中身がわからなかった検察審査員、補充員の出席簿(審査員の臨時選定録)を完成することができた。

<前提>
●正規の審査員・審査補充員各11名のうち各2名は宣誓書未提出
  → 実際には、審査員 9名(2群5名、3群4名)、審査補充員(2群5名、3群4名)
  → 毎回最低2名の臨時の審査員がくじ引きで選定された 

●審査員にはコードbェある(便宜上、下4桁のみ記載)
9月14日 起訴議決日
補充員bO346とbR566を臨時の審査員に選定
審査員bO320は早退   → 補充員bO371を追加で臨時の審査員に選定
審査員8名と臨時の審査員3名の計11名で起訴議決
議決書が未作成のため署名せずに散会
10月4日 議決書作成日
 審査員、補充員18名は全員出席   → 臨時の審査員は2名のはず
 臨時選定録には9月14日と同じ臨時の審査員3名を選出した記録
 最高裁の報告によれば、議決した11名と議決書に署名した11名は同一である
 臨時の審査員を選出するのは、正規の審査員が欠席した場合に限る
検察審査会法第二十五条
 検察審査会は、検察審査員全員の出席がなければ、会議を開き議決することができない。
 検察審査員が会議期日に出頭しないとき、又は第三十四条の規定により除斥の議決があつたときは、
  検察審査会長は、補充員の中からくじで臨時に検察審査員の職務を行う者を選定しなければならない。

●何故、審査員が出席しているのに臨時の審査員を選定しなければならなかったのか
  → 議決をしたメンバーと同じメンバーが署名しなければ、議決書は無効。

●正規の審査員が出席しているのに、臨時の審査員を選出することは検察審査会法第25条に違反する。

●8枚目の臨時選定録は、本当に、10月4日当日のくじ引きによって作成されたのか。
  → 9名の補充員から同じ3名の「臨時の審査員」が選定される確率は?

●検察審査員経験者の話によれば、議決をする時には予め議決書が準備できているのが普通である。
 検察審査会法は議決書を後日作成することを想定していない。

 「検察審査会ハンドブック」によれば、
 「検察審査員が病気にかかったりして、ある期日に開かれる審査会議に出席できない場合に、
 当日出席している補充員の中からくじで「臨時の検察審査員」を選び、
 その日に限り検察審査員の仕事をしていただきます。」
 と説明がある。

 つまり、9月14日に選定された「臨時の審査員」bO371、bO346、bR566を、
 自動的に10月4日に審査員に選定することはできない。

 仮にくじを引くとしても、偶然に、10月4日に再び検察審査員bO326が欠席したり、早退した場合だけである。
 全く同じ審査員が1人欠席し、同時に全く同じ臨時の審査員が3名選出される確率はどうだろうか。

 9月14日に早退し、議決に参加しなかった審査員が10月4日にきちんと出席している以上、
 3人目の臨時の審査員を選定することはできない。

 署名した3人の臨時の審査員の選定は無効であり、従って起訴議決そのものが無効である。

震災前に開催された2回のWTでは、法改正の検討委員を務められた高井康之弁護士などから、改正検察審査会法の問題点などをヒアリングしていた。 震災によりWTの開催は中断していたが、この間、改正への議論を加速させるために独自に論点整理を行い、法制局と議論を重ねて改正案骨子(私案)が出来た。 「起訴議決権限を所轄がない(誰も責任を負わない)行政機関である検察審査会に付与したことによって、国民の人権を著しく損ねることになり、これは憲法違反ではないのか」最大の論点ついては今後の議論の対象として論点整理にとどめ、 今回の私案では、検察審査会の独立と会議の議論の中身そのものについては「非公開の原則」を維持するものの

  @「幽霊審査会」などという疑念を国民から抱かれないように、     会議の開催状況についての情報開示を法律に明記すること、   A逐語的な議事録の作成を明文化すること、   B審査補助員を複数にすることによって、恣意的な誘導が行われないようにすること、

という検察審査会議の運用上の問題点を改善することに絞り込んだ。 今後、この私案をもとに活発な議論が展開され、改正が早期に実施されるようにこれからも全力を尽くしたい。

※本日の資料は森ゆうこ資料サイトでご覧になれます。

2011年6月30日 (木)



■ 検察弾劾の旗手 三井環

★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK116 > 130.html  
検察弾劾の旗手が小沢氏支持に!
http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/130.html
投稿者 内田良平 日時 2011 年 7 月 03 日 19:08

「検察の裏金追及」で名をはせた元大阪高検公安部長の三井環氏が「脱原発」に続いて「小沢支持」を打ち出している。彼が代表を務める「市民連帯の会」(http://www.wb.commufa.jp/simin/rentai/)では事務局長に小沢支持の市民運動家である藤島利久氏を据え、また7月25日には「小沢真っ白!」で著名な檀公善氏との対談も行う。

彼が何故、小沢氏を支持することになったのかは、彼のホームページ
(http://www.wb.commufa.jp/simin/kensatu/)を見ると良く判る。

以下にその全文を紹介する。

<三井環 語録 「命を賭けて戦う!!」>

私は2002年4月に検察の裏金告発のため、テレビ朝日「ザ・スクープ」に現職・実名で出演しようとしましたが、その収録の3時間前に大阪地検特捜部より逮捕されました。逮捕は全くのでっち上げであり、私の口封じのためであることは明らかでしたが結局、1年8ヵ月の実刑が確定、2008年10月に収監されました。

10年1月18日に満期出所後、

   『告発!検察「裏ガネ作り」』『検察との闘い』『「権力」に操られる検察』

などの本を出版、昨年末には「検察の裏金返還」や「取調べの全面可視化」などを求め市民デモなどを実施して参りました。

私はつい最近まで、検察の自浄能力や政治のリーダシップを期待していましたが、官僚組織という化け物は自分達に不利になることは決して認めようとしないし、私が期待した菅直人氏も所詮、官僚組織に太刀打ちできない無能な政治家であったと痛感した次第です。

そしてこの肥大化した官僚組織を改革できるのは、小沢一郎氏や鈴木宗男氏ら本物の政治家であり、政府にコントロールされない自由報道協会などのジャーナリストや評論家達であることを確信いたしました。

そこで私は「市民連帯の会」を立ち上げ、これら革新的政治家や真実を伝える言論人たちを支援し「公正で安全・安心な社会」「国民の生活が第一」の共生社会の実現を目指したいと考えています。是非、皆様方のご支援、ご協力を賜りたく宜しくお願いいたします。

以上

コメント 02.   2011年7月03日 19:20:28: rhUM72cLn2

戦後、数兆円のインチキ詐欺兵器群を見逃し、
軍需経済拡大に去勢された羊国民!
軍需経済の発狂的な拡大のために対災害政策は悉く闇に葬られて来た。

東電がTV・新聞から知識人・芸人まで支配下に治めて行ったその、
何倍もの 詐欺プロパガンダで、
軍需経済は全マスコミを使って憎悪を煽り血税を強奪する戦略を推し進めて来た。

東電と軍需経済は表裏一体の犯罪的な関係である。

   http://esashib.web.infoseek.co.jp/ozawa01.htm
  <小沢一郎追放策謀とは何か?>

  【検事総長 の財界(体制維持)への天下り先】
   元検事総長・岡村泰孝  トヨタ自動車、三井物産 他
   元検事総長・前田宏   日本テレビ放送網 他
   元検事総長・松尾邦弘  トヨタ自動車他
   元検事総長・原田明夫  住友商事、資生堂、セイコーホールディングス他
   元検事総長・北島敬介  大和証券グループ、日本郵船他
   元検事総長・土肥孝治  関西テレビ、阪急電鉄、小松製作所、他
   元検事総長・吉永祐介  東京海上火災保険、ベネッセ他、



■ 三井環(みつい たまき)

「小沢一郎追放策謀とは何か?」このページを開いてみて、その詳細なデータをよくまあ集めたものかと、驚くほどである。 ただ、チョット読みにくいことが困ることです。 

http://esashib.web.infoseek.co.jp/ozawa01.htm
  <小沢一郎追放策謀とは何か?>

そこで、Google で三井環を検索しますと、即座 約 364,000 件 (0.09 秒) に膨大なサイトが提示されます。 そので次のサイトを開いてみますと、これまた膨大なページを抱えた「糾弾の趣旨と提言」に出会うのです。 

  http://kyudan.com/opinion/kensatsu1.htm
  <糾弾 日本の政治改革 検察庁に根ざす構造的腐敗>

このサイトを開くと、『糾弾の趣旨と提言』として次の索引項目が掲載されています。 実に驚くべき内容です。 

 国民の声・掲示板 検察庁に根ざす腐敗(1) 検察庁に根ざす腐敗(2)
 検察の公金横領者リスト 西松事件の真相 西松建設の裏金問題
 検察の底割れしている捜査 検察強制捜査への疑問 4億円不記載とは一体何
 検察リークに踊らされるメディア 卑怯者・卑劣で悪辣な検事 検察審査会の議決の要旨
 検察審査会は米澤敏雄の陰謀 姑息な卑怯者 民野健治検事 野中広務が暴露した官房機密費
 野中広務・官房機密費の記事 官房機密費の実態 官房機密費メディア汚染
 自民党の秘密組織 『三宝会』 歴代の内閣官房長官 警察の不正を糾弾する
 警察から金を取り上げよう 殺人天国日本 許されざる検察の怠慢
 諸悪の根源 記者クラブ 都内の記者クラブ 全国の記者クラブ
 年間8億円 国会記者会館 国会議員の給料 政党助成金
 政党助成金リスト 選挙制度改革 理想とする選挙形態
 首相公選制 石井紘基は何故殺されたか 怒りの電話番号
 世襲議員の撲滅 世襲議員リスト 安倍晋三の事
 選挙での自民党の不正 常識的な政治の克服 最高裁判事の給料
 各省庁の官僚の天下り 大蔵疑惑 官僚の腐敗
 番外 大人の紙芝居 NHK廃止論 NHK受信料不払い記事
 財団法人-日本交通公社 道路公団の民営化 郵政事業と道路建設
 日本航空という不可解な会社 日本航空 運賃比較 族議員と利権構造
 自民党の資金の流れ 参議院の責任 最近の政治事情
 小泉無責任総理の事 小泉君のSEXライフ 小泉君の選挙違反
 常識的な政治の克服 国賊 野上義二 小泉が闇に葬った外務省疑惑
 在外高官がODAを貪る クロネコヤマトと郵政民営化 チャルマーズ・ジョンソンの沖縄論
 チャルマーズ・ジョンソンの普天間論 日本国憲法全文 国政選挙の供託金
 社会保険庁の高額報酬. . 

上表中黒字にしたのは老生です。 関心のあるサイトをチェックしていくとよい。



 07 08 (金) 阿修羅の検証は不可避 四

   検察庁の歴史的に根ざす構造的腐敗(1)
   検察庁の歴史的に根ざす構造的腐敗(2)

■ 検察庁の歴史的に根ざす構造的腐敗(1)

    http://kyudan.com/opinion/kensatsu1.htm
検察庁の歴史的に根ざす構造的腐敗(1)

 「検察一体の原則」とは 『検事は上から下まで一体であると同時に、検察官は個々独立単独の官庁と言われ、検察事務に関して検察権を行使していくうえ、一人一人の検事が独立して法律上の職務を負わされており、厳正公平、不偏不党の立場を堅持し、その権限を的確に行使する』 と言う事。 そしてその身分は保障されている。
我々が公金横領の主犯だ

公金横領主犯
北島敬介第
20代検事総長

公金横領主犯
原田明夫第
21代検事総長

公金横領主犯
松尾邦弘
第22代検事総長

公金横領犯
但木(ただき)敬一
第23代検事総長


 検察庁は、行政機関としての側面と司法機関としての側面を併せ持った機関だ。 所属する検察官は起訴権をもち自らも法廷に立ち、刑事裁判の判決執行について指揮権を行使し、また法律の専門家として各官庁で様々なポストに就いている。

 検察庁の検事が一体となって権力犯罪、汚職、さまざまな事件の犯人の特定から立件までし、法の番人として、正義と良識の組織として認識され信頼されるためには捜査が悪に達するかどうかだが・・・・。

 しかし、検察庁はまさに一体となって公金横領を行う巨悪な組織だと言う事が表面化した。  調査活動費の不正私用は捜査権と逮捕権、控訴提起権という巨大な権力にあぐらをかき自浄能力を失って、腐敗した検察組織の中で起こるべくして起きた事件ともいえる。

 検察庁は検事だけで構成された機関ではなく、最高検察庁をトップとし、8つの高等検察庁、50の地方検察庁、末端に位置する 438の区検察庁という集合体全体を指す。 集合体に属する人員は全体で 11,000人強だが、この内検察官はおよそ 1,300人、また検察官に準ずる存在として副検事がおよそ 920人。 検察事務官は 8600人ほどで、その他は一般職員と言う事になる。

 検察事務官の8600人が公金を架空領収書などで調査活動費を裏金にする人々で、それを使用するのは法務事務次官、検事総長、最高検次長、各高検検事長、各地地検検事正である。

 警察の裏金の実態を実名告発した元北海道警最高幹部の原田宏二氏によれば、警察官になって間もない1958年頃には既にカラ出張や裏金が存在しており、少なくとも退任した1995年まで続いていたという。 さらに、こうした裏金作りは原田氏が38年間で勤務した全ての警察署や本部各課で組織的に行われていたという。

 日本全国10数名の警察関係者の信頼できる証言を元に、あらゆる警察組織で何十年にも渡り、連綿と裏金作りが続いていて、ほとんどの警察官が支払い精算書や領収書を偽造してたら、それは、横領金額の累計 数兆円、犯罪に手を染めた警察関係者 数十万人という空前絶後の詐欺横領事件なのだが、誰も逮捕されていない。

 検察庁が調査活動費不正流用疑惑という同じ嫌疑を受けながら、警察の組織的犯罪疑惑を捜査できるのか。 かつて伊藤栄樹検事総長は 「警察や自衛隊のような大きな実力部隊を持つ組織が組織的な犯罪を犯した場合、検察は、これと対決して、犯罪処罰の目的を果たすことができるかどうか怪しい。」と言った。 検察の力の限界が見える。 尽きるところ、検察には検察を処罰する事は出来ない、と言うことだ。

 調査活動費の裏金問題が発覚した後、検察庁は現金出納帳を処分してしまい、証拠は全て消えうせた。 会計監査院は、「現金出納帳は会計法等に基づき作成した帳簿ではないと承知している。 したがってその取り扱いは検察庁の責任においてなされるべきもの。」 信じられない事だが、全ての帳簿は一年で廃棄されている。 検察庁の行為は警察庁とまったく同じだ。
調査活動費の予算の推移
1998年 5億5260万円
1999年 3億2232万円
2000年 2億2582万円
2001年 1億5857万円
2002年 8508万円
2003年 7800万円
その後 7000万円が続いている。

 この表を見ると公金横領は明らかで、発覚後順次減少してきている。 法務省、検察庁にとって幸運だったのは、この時期の法務大臣が森山真弓(2002年当時74歳)と言うい耄碌婆(もうろくばばあ)だった事で、何でも言うなり、「調査活動費の問題が出たときに充分調べ事実無根と言うはっきりとした結論が出ている。」などと馬鹿げた答弁をしている。 いったい誰が出した結論なのか。

 新聞社の情報公開請求で開示された資料によると、大阪高検の調査活動費の支出は98年度の約1280万円が03年度には約 97万円に。 同地検も約1887万円から約 444万円に減った。

 では何故予算が減少しているかとの質問に法務省は国会で「調活費が減ったのは裏金として使うのをやめたからではないか」との追及があったが否定。 「減額は節約と合理化を心掛けた結果、コンピューターネットワークの利用充実のため予算をシフトした」と説明する。 何とも見苦しい誰も信じないような説明だ。

 国会でこの問題を真剣に取り上げ、追及したとすると、法務省の上級官吏、各地の検事正以上全員逮捕ということになり、検察制度そのものが、一時的にしろ、消滅する事になる。 警察官も同様、公金に手を染めていないのは下級の警察官だけで、役職についている者はほぼ全員逮捕されてしまう。

検察、警察と言う組織は泥棒を捕まえるのではなく、泥棒の集団なのだ。 日本の司法制度すでに崩壊している。

検察庁と言う窃盗集団の首領で公金横領の主犯原田明夫検事総長 歴史に汚名を残し小泉が指名した72歳の耄碌した森山法務大臣
公金横領は検察一体で行ってきた重大犯罪だが、原田は三井環氏を無実の罪で投獄し、全ての証拠を隠滅した張本人で、その罪は他の検事総長よりはるかに重い。この歴史に残る極悪人を決して忘れてはならない。

おしまい



■ 検察庁の歴史的に根ざす構造的腐敗(2)

   大阪高検の三井環公安部長の不法逮捕

日本の司法界の腐敗構造、検察庁、裁判所によるでっち上げ冤罪事件 - 日本に正義はありません
声 明 文

 私は2002年5月10日、収賄等により再逮捕されました。
この事実も私に遺恨を抱いていた暴力団組員の利害と、私が検察の組織的裏金づくりを実名で公表しようとした口封じをする検察の利害とが一致し、暴力団員の嘘の供述をまにうけた検察とが結託して、虚構の事実をデッチあげて犯罪事実を構成したものであります。

 犯罪事実はいずれもデッチあげであり、本来は真白であって明らかに捜査権の濫用であります。 かようなデッチあげ捜査がまかりとおるならば、世は闇であります。 取調べはほとんどなく、保釈も許さず長期予防拘留を目的とする捜査、起訴であることは明らかであります。

 収賄罪という国民受けの罪名を暴力団員の嘘の供述のみによって、犯罪事実をデッチあげ、それを真実として私の真相供述は否認と位置づけ、検察の組織的裏金づくりを闇にほうむろうとするものであります。 私が実名をもって裏金づくりを公表するならば、検察首脳は辞職せざるを得ず、森山法務大臣への政治的責任にも発展するものであり、今回の検察の強制捜査は自らの保身を狙った逮捕であります。

 この事件の真の意図がどこにあるのかよく考えてもらいたいと思います。 私はかような不当逮捕、起訴に対して断固闘います。
                                                     平成14年5月13日   三井 環

 【三井環氏のページ】

 現役の大阪高検の三井環公安部長がテレビ朝日のザ・スクープの取材に応じ、実名で検察上層部の組織ぐるみの「活動調査費横領疑惑」について内部告発しようとしていた。 困った検察庁は取材当日の4月22日待ち合わせの3時間前に三井環氏を「想像を絶する」悪徳検事だとして逮捕した。 「口封じ」のための逮捕だが、三井氏は鳥越キャスターにに何を語ろうとしていたのか。

 容疑は暴力団組長の親族名義で、競売された神戸市中央区のマンションを1951万円で落札、住む予定もなく、住んでもいないのに登録免許税 47万5400円の軽減を受けたと言う。 逮捕容疑は詐欺及び電磁的公正証書原本不実記載並びに職権乱用。

 このような少額の微罪で逮捕、拘留。 裁判は最高裁まで争われ、2008年8月29日検察と結託した裁判所の判断は前代未聞の実刑、懲役1年8ヶ月、更に仮釈放も認めず満期で1年8ヶ月の刑期を終えた。

 その間に全ての検察で証拠は焼却処分され、消滅した。 4月22日、森山法相は 「前代未聞ということでありまして、検察官の名誉をはなはだしく汚した」と言う声明文を読み上げ、裏金を最も貪欲(どんよく)に貪(むさぼ)った原田明男検事総長が他人事のように謝罪した。 まるで茶番だ。

 三井氏不当逮捕が最終的に決まったのは、2002年4月20日原田検事総長、法務省、検察庁の首脳が出席した会議の場だ。 これを受けて大阪地検特捜部の担当検事が大阪地裁に逮捕状の請求をしたのは、翌日4月21日(日曜日)の夜、逮捕状が裁判所から出たのは翌22日の午前零時だった。 いかに今回の不当逮捕劇が唐突に起こったかが分かる。

  私達が検察の公金を使った張本人です。

    税金泥棒の 第20代 北島敬介検事総長
    税金泥棒の 第21代 原田明夫検事総長
    税金泥棒の 第22代 松尾邦弘検事総長
    税金泥棒の 第23代 但木(ただき)敬一検事総長

 原田明夫検事総長が週刊朝日の取材に「逮捕が決まったのは4月18日で、それは逮捕状請求の日付を確認してもらえばわかる」という。 検察サイドが三井氏のザ・スクープへのインタビューを知って、「これはヤバイ」と本格的に動き出した、すなわち、「不当逮捕もやむえない」との判断に踏み切ったのは、間違いなくこの4月18日です。

 2日間あまりの“内偵捜査”で三井氏を逮捕するために何か犯罪らしきものはないかと探し、捏造した事件で逮捕しなくてはならなくなり、証拠隠滅の恐れがある、というでたらめな詭弁で拘留してしまった。

 三井環氏は国会の証人喚問に出る事も了解しており、民主党の菅直人とも接触があった。 菅は「もし検察が口封じ目的で不当な逮捕をしていたら非常に大きな問題で大変な事だ。」と述べている。

 週刊誌ではこの問題を最初に取り上げた週刊朝日の編集長山口一臣氏は三井環氏とのインタビューを通しての印象をザ・スクープの中で、「彼は検察と言う仕事に誇りを感じていて、検察が正義を担っている事に自負心を抱いていた。 その検察が裏でこんな汚い事をやっていることがどうしても我慢できなかった。 そして自分自身もそれに手を染めていたという事が許せなかった。 最終的にはそれを世間に明らかにして検事を辞めると言うのが彼の生き様だった。」 と述べている。

 2002年7月30日三井環公安部長の初公判が大阪地方裁判所で行われた。 冒頭で三井環氏側から公訴棄却の申し立てをしたが裁判官は保留とした。

 検察の裏金作りの実態として読み上げた内容の冒頭に 「検察庁には調査活動費という予算があります。 中小地検では年間約400から500万円、東京地検では約3000万円、大阪地検では約2000万円と、その庁の規模によって予算が示達されます。 それが全て裏金として処理され、幹部の遊興費に当てられている。」 とここまで、調査活動費の裏金流用を認めている検察関係者がいても法務省は調査活動費の裏金流用は認めない。

 前検事対現検事の全面対決。 意見陳述の最後に、いきなり立ち上がった三井被告は、検察側をにらみつけ強い口調でこう言い放った。 「どちらが正義なのか!どちらが犯罪者なのか! どちらが卑劣な人間なのか、よく考えていただきたい。」

 検察側にいるかつての後輩達に、「私の事件は風が吹けば飛ぶようなもの、しかし原田検事総長らの犯罪は金銭も多額で重大だ。 最後に一言、どうして私が被告席にいるのか、ここに座るべきは原田明夫検事総長、松尾邦弘元法務事務次官、加納駿亮(しゅんすけ)福岡高検検事長、東条信一郎・・・・」と8名の名前読み上げた。 この日、全てのメディアはこの事件をまったく報道せず無視した。

 裏金作りのカラクリは「公安事務課の課長または係長が警察の公安にいって情報を聞いてくる。 それに基づいて架空の情報提供者をでっち上げる。 情報提供者から情報収集をしたことにして総務課長が書類を作成し会計課からお金を引き出し事務局長がプールする。

 調査費の予算の配分は「全国の中小地検(地方検察庁)には検事正が48人。 規模は小さくても高検(高等検察庁)には8人の検事長。 そして最高検(最高検察庁)には検事総長が1人。地位が上なのはもちろん検事総長だ。 続いて8人の検事長がいて48人の検事正となる訳だが、事件の多い地検より地位の高い最高検の方が年間の調活費の割り当ては多い。」

 2001年7月、高知新聞の1面トップに、高知県警の捜査費流用を報じる見出しが躍った。 手口は、旭川中央署のケースと同様、架空の捜査協力者を仕立て上げ、捜査費を虚偽請求するというものだった。 翌月、高知県市民オンブズマン連絡会議が、詐欺容疑などで県警捜査一課長らを高知地検に刑事告発、受理された。

 しかし、捜査費流用疑惑をスクープした高知新聞の記者はこう危惧する。 「どこまで本気でやるんでしょうね。 自ら調査活動費の問題を抱えているのに、本当に捜査できるんですかね?」と。 警察の組織的違法行為があった場合、それを摘発できるのは上位の捜査機関である検察しかない。 しかし、その検察も同じ手口で悪事を働いている。

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2002年7月30日三井環公安部長の初公判が大阪地方裁判所で行われた。

 裁判の最後に、三井被告は、検察側をにらみつけ強い口調でこう言い放った。 「どちらが正義なのか!どちらが犯罪者なのか! どちらが卑劣な人間なのか、よく考えていただきたい」

 検察側にいるかつての後輩達に、「私の事件は風が吹けば飛ぶようなもの、しかし原田検事総長らの犯罪は金銭も多額で重大だ。 最後に一言、どうして私が被告席にいるのか、ここに座るべきは原田明夫・最高検検事総長、松尾邦弘・元法務省事務次官、古田佑紀・元法務省刑事局長、大塚清明・大阪高検次席検事、加納駿亮・福岡高検検事長、東條伸一郎・元大阪高検検事長、佐々木茂夫・大阪地検検事正ら、検察首脳でなければならない」 

 法務省幹部も甘受していた公金横領は、検察と結託した裁判所も最高裁まで自浄能力が無く、検察のシナリオどおり。

 自民党、検察と一体のマスコミはこの事件に関して全く報道しない。 朝日テレビ以外は・・・。 ザ・スクープ

 国会がまともに機能しない中、検察を摘発出来るのは、世論でしかない。 その世論が何とも情けない・・・。

追記

三井元高検部長の実刑確定へ 最高裁が上告棄却 (朝日新聞 2008年8月29日)

 捜査情報を得ようとした元暴力団組員から飲食や女性の接待を受けたなどとして、収賄や公務員職権乱用などの罪に問われた元大阪高検公安部長・三井環(たまき)被告(64)の上告審で、最高裁第二小法廷(中川了滋裁判長)は被告の上告を棄却する決定をした。 27日付。懲役1年8カ月、追徴金約22万円の実刑が確定する。

 三井被告は02年4月に大阪地検特捜部に逮捕された当時、検察庁の調査活動費(調活費)が裏金として幹部の私的な飲食などに流用されている疑惑を、現職検事の立場で実名で告発しようとしていた。 そのため、「口封じのための逮捕、起訴だった」と無罪を主張していた。

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捜査情報漏えい、元大阪高検部長の実刑が確定へ(2008年8月29日 読売新聞)

 暴力団関係者から接待を受けた見返りに捜査情報を漏らしたとして、収賄や公務員職権乱用などの罪に問われた元大阪高検公安部長、三井環(たまき)被告(64)の上告審で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は、三井被告の上告を棄却する決定をした。

 決定は27日付。三井被告を懲役1年8月、追徴金22万2837円とした1、2審の実刑判決が確定し、三井被告は近く収監される。 1、2審判決によると、三井被告は2001年6〜7月、元暴力団組員(贈賄罪で有罪確定)から飲食やデート嬢による接待計5回を受けたほか、00年8月〜01年11月、職務上の必要がないのに、部下に贈賄側の組員の前科調書を入手させるなどした。

 三井被告は高知、高松両地検次席検事、大阪高検公安部長などを務めた。 在職中から、検察庁が捜査や情報収集の過程で情報提供者に謝礼金として払う調査活動費(調活費)の不正流用問題を告発しようとしており、公判でも「検察幹部の飲食代などに流用された」と指摘。 「逮捕、起訴は告発を防ぐための口封じで、適正な刑事手続きとは言えない」と公訴棄却や無罪を主張した。

 しかし、1審・大阪地裁判決は「不正流用問題は、被告の処罰とは別の問題」と退け、2審・大阪高裁判決は調活費の不正流用の事実を認定したものの、「(暴力団との癒着など)犯罪の嫌疑があり、逮捕の必要性が認められる限り、迅速な捜査が必要」としていた。(2008年8月29日 読売新聞)