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折々の記 2012 C

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】03/26〜     【 02 】04/04〜     【 03 】04/11〜
【 04 】05/02〜     【 05 】05/23〜     【 06 】05/24〜
【 07 】05/28〜     【 08 】06/02〜     【 09 】06/07〜

【 01 】03/26

  03 26 フジコナカイガラムシの防除
  03 30 足の浮腫み治る
  04 01 「ささやかな私的世界(自由)」の暴走
  04 02 膠原病の心配

 03 26 (月) フジコナカイガラムシの防除

柿の防除がちょっと遅れています。

@■ フジコナカイガラムシの防除

   イ 市田柿の情報  資料 コピー保管

   ロ フジコナカイガラムシの発生生態と防除対策  資料 コピー保管

   ハ 市田柿防除研修会が開催されました(この中の) ⇒4研修内容の(3)フジコナカイガラムシの発生生態と防除対策  資料
      コピー保管

コピーした資料をよく読んで対応していくつもりです。

■ 現状のニュース


朝日新聞

@ 維新塾、国政にらみ開講 橋下氏、衆院選へ「大勝負」 2012年3月25日03時00分
大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は24日、次の衆院選の候補者養成をめざす「維新政治塾」をスタートさせた。受講者は全国から集まった2025人。塾の開講とともに、維新の会は解散政局をにらみつつ、国政進出に向けた活動を本格化させる。 コピー保管

A 維新塾に全国から2千人超 「復興に」「祭りに参加」 2012年3月25日03時00分
2千人超が参加し、24日に開講した大阪維新の会の政治塾。国政進出に向けた候補者の養成が狙いだが、維新の会が政治活動の拠点とする大阪府以外からの受講者も多数参加した。 コピー保管

B 衆院解散へ足場づくり 既成政党、警戒強める 2012年3月25日03時00分
橋下徹・大阪市長率いる大阪維新の会は24日、「維新政治塾」を開講した。受講者は46都道府県と海外から集まった2025人。国政進出に向け、橋下氏の足場となる集団だ。橋下氏の動向に既成政党は警戒感を強め、衆院の解散時期にも影響を与え始めている。 コピー保管
【下平コメント】@〜Bは大阪維新の会のニュース。 3.11以降の日本の意識変革が始まりそうで注視していきたい。

C 少子化時代の学校どうなる 小中一体・隣村と合同体育… 2012年3月25日03時00分
 かつてない人口減少時代を迎え、文部科学省は、新しい義務教育モデルの研究に乗り出した。14歳以下の人口が50年後に半減するとの推計に基づき、過疎地の小規模校が続出すると判断。小中学生が同じ教室で学ぶ複式学級や、高校教諭の小中学校への派遣など、現行制度の枠を超えた仕組み作りをめざす。 コピー保管
【下平コメント】北欧の制度を取り入れた柔軟な考え方が実現することを願う。

D 民主と中国共産党、ホットライン設置で合意 2012年3月25日03時00分
印刷するこの記事をスクラップ. 民主党と中国共産党は24日、日中間の懸案や東アジア情勢に共同で対応するため、政府間外交を側面支援する政党間のホットラインを設ける覚書を交わした。中国訪問中の民主党の輿石東幹事長が24日、北京市内で記者会見して発表した。 コピー保管
【下平コメント】日中関係の強化を願う。

E 日本語特訓、働くために EPA研修、続く試行錯誤 2012年3月26日03時00分
 医療や介護の現場で働く外国人は増えていくのか――。看護師と介護福祉士の国家試験の結果が26日と28日、それぞれ発表される。日本が経済連携協定(EPA)に基づいてインドネシアとフィリピンから受け入れた研修生の合格者は、これまで20人に満たない。将来の合格率向上に向けて、送り出し側と受け入れ側の双方が試行錯誤を続けている。 コピー保管
【下平コメント】改善すべき意見は市民に中に渦巻いているから、村会でも改善要請するとよい。

F MLB以外の話、初めて 日本戦後史研究 ゴードンさん 2012年3月26日03時00分
 無知とは怖いものである。1990年代後半にスポーツ記者をやっていた私は、当時は米国・ハーバード大学の歴史学教授だったアンドリュー・ゴードンさん(59)を、「通訳」として雇った。 コピー保管
【下平コメント】是非一読したいもの。 情報網は広げておきたい。

F ミサイル巡り にらみあい 米韓と北朝鮮 2012年3月26日03時00分
北朝鮮が「人工衛星の打ち上げ」と称する長距離弾道ミサイルの発射実験をめぐり、米韓首脳は25日、国際社会のルールに背く行為だとして強く中止を求めた。両首脳は中国などにも歩調を合わせるよう求める構えだが、北朝鮮に自制させる妙手は見えない。 コピー保管
【下平コメント】アメリカのプロパガンダの臭いがする。 様子は巨視的に見ていきたい。

田中宇の国際ニュース解説

G 敗走に向かうアフガニスタンの米欧軍 2012年3月19日
アフガニスタンはイラクに比べて撤退路をめぐる不安が大きい。アフガン駐留の米欧軍は閉じこめられた心境になりやすく、浮き足だって士気が落ちやすい。うまく撤退できないと、オバマ政権の失点になる。今年は11月に米大統領選挙がある。オバマは、アフガンの国家再建を断念し、早くうまく撤退したい姿勢を強めている。米軍は従来、14年末にアフガン軍に指揮権を移譲する予定だったが、最近それを前倒しして、13年中頃にアフガン軍に指揮権を委譲し、その後14年末までは戦闘せず、アフガン軍の訓練だけに徹する方針に転換した。
【下平コメント】この現状をどう理解したらいいのかわからない。 米兵の異常さは何に起因しているのだろうか? 軍の首脳部を悩ませるだろう。

H 転換前夜の東アジア 2012年3月22日
6カ国協議は、東アジアの国際関係を大きく転換する。従来の、米国の単独覇権体制や、米国対中露の冷戦体制が終わり、米国が朝鮮半島などにおいてある程度引っ込む半面、中国がある程度台頭し、米中の「G2」が東アジアの中心になり、その周りで日韓などが連携するようになる。今は、この転換に向かう前夜であるが、転換は目立たない形ですでに始まっているともいえる。日中間では、ドル決済に代わって円と人民元を使う貿易体制への準備が進んでいる。日本では米国とのTPPの交渉が大きく報じられるが、その裏で日中韓FTAの協議が進んでいる。
【下平コメント】このニュース解説を見ていくと、アメリカの方向転換の動きについては後半終わりの部分に書かれています。 やっぱり衛星打ち上げに対するアメリカの動きはプロパガンダによるものと思われる。 ウォルフレンが言わずとも、日中貿易振興の方向は、日中の最大関心事でなくてはならない。


■ 老人股関節痛の対処法の一つ

「グッド歩行」というのを推奨していて

先ずは「かかとからの着地」
そして、前に進むため重心が前方に移動、つま先の方に移動していき
自分の体重が片脚にしっかり乗り
その体重をつま先で地面をける様にして前に送り
今度は最初に接地した踵から地面を離れ
そのタイミングで反対側の脚のかかとを地面に着ける
前方に進みながら左右の脚を交互にリズミカルに動かし
ぐいぐいと前方に進んでいくというもの

何年間か変股症になってから痛みをかばうため自己流の
前方に進みにくい歩き方になっていました
体重移動というのをまったくしていませんでした
ただ脚を交互に運んでいただけ
意味のない動きでエネルギーの無駄遣いをしていた

こういうことは目から鱗でした

でも、これは荷重した時に痛みを感じる時はできないです
まずは筋肉のコリをほぐして、ということになるでしょうか・・・

現在日本の最大516万人の人が股関節に大きなリスクをかかえているそうです

私も、初期段階では診察をうけませんでしたが
股関節が悪くなると「見た目年齢」が上がる
姿勢のゆがみから内臓も悪くしやすい
腰、膝痛の原因も股関節にあることが多い
などを考えると早い段階で体操や歩行に気をつけた方がいいということですね

 03 30 (金) 足の浮腫み治る

昨夜、脹脛フクラハギの浮腫みが完全に回復したのを見る。 腰の痛みは解消しています。 下痢は収まっている。

一月中ごろからの足の浮腫みと腰の痛みが始まって、整形外科で股関節など腰の痛みを診てもらったり、腎臓の検査をしてもらったり、インターネットではすべて調べて対処してきた。

27日から消化不良で腹が張り、断食し下痢が10数回、昨夜になって足の浮腫みも腰痛も治ってしまったのです。

これは一体どうしたことか。 桑の粉末、菊芋の粉末、西瓜粉末の錠剤、蝮の粉末、このうち桑の粉末と菊芋の粉末は中匙一杯を飲むことが2〜3日続いてから、腹が張り下痢が続いてそれが収まった時には浮腫みも腰も治っていたのだ。

桑の粉末は糖尿には特にいいということがPCに書かれていた。 菊芋の粉末も糖尿にはいいということを聞いていた。 この二つを多量に飲んで、むくみが消えて股関節痛(左側の腰から足首に至る痛みと、アグラの姿勢が不可能になり寝た姿勢から起き上がるまでの動作の痛み)が雲霧解消したのである。

四月三日、糖尿検査の日だが、A1Cの数値が改善されていれば、桑の粉末と菊芋の粉末が改善の特効薬と言えそうです。

 04 01 (日) 「ささやかな私的世界(自由)」の暴走


近代人の「自由」は、専制君主の権力や、理不尽な封建領主の独断や、神的権威を独占する教会といった途方もない権力・権威から人々の生活を守るということから出てきました。 自分たちのささやかな幸福を権力によって破壊されては困る、というもっともな欲求から出発したのです。 せめて、自分たちの幸福くらいは自分たちの手で育て上げたい、というわけです。

この「自分たちの領域」が「私的世界」であり、したがって、近代的な自由とは、個人の生き方にかかわる「私的世界」を公的な権力や権威から守ることでした。 ……中略……

今日の先進民主主義国では、政治家を恐れる者は誰もいないし、坊さんを畏怖するものも誰もいない。 近代的な「自由」はもはや恐るべき権力者からささやかな「私的世界」を守ろうという必死の覚悟というようなものではなくなってしまったわけです。

そこでこの守るべきささやかな「私的世界」は、今度は、より多くの欲望の開放を求めて果てしなく肥大化し、暴走し始めました。 「私的世界」はもはやささやかな楽しみなどではなく、公的な世界へと進出し、欲望を膨らませ、ウワバミのごとく見苦しく膨張しつつとどまるところを知りません。

アメリカの金融市場では年間に40億円もの報酬をもらう巨大ウワバミが出てくる。 このウワバミは、「この報酬は市場の正常なルールに従ったものだから自分にはそれを得る権利がある」という。

そして、実はそれに反対する側も次のようにいいます。 「オレはもっと長時間働いているのだから、オレももっと分け前を得る権利がある」と。 こうなると、太った巨大ウワバミと貧相なやせっぽちウワバミの醜い言い争いのようなもので、どちらもが「利益」と「権利」を揚げて争っているわけです。

【下平コメント】 このウワバミの争いがリーマンショックとしなり、世界金融界変調に姿を変えて得手勝手という「自由」が現前したのです。 こんな「自由」は叩き潰さなくてはならないのです。
from 「反・幸福論」 佐伯啓思著

【註 1 】「反・幸福論」著者マイケル・サンデルとはどんな人? (詳細は著者名を検索すること)

マイケル・サンデル(英: Michael J. Sandel、1953年3月5日 - )は、アメリカ合衆国の政治哲学者、コミュニタリアン。ハーバード大学教授。コミュニタリアニズム(共同体主義)の代表的論者。論述の特徴は共通善を強調する点にある。また共和主義者を名乗ることも増えている。

来歴
ミネアポリス生まれ。1975年にブランダイス大学卒業後、ローズ奨学生としてオックスフォード大学ベリオール・カレッジで学びPh.D.(博士号)を取得。オックスフォード大学での指導教授はチャールズ・テイラー、ロナルド・ドウォーキン、アラン・モンテフィオーレ。1980年からハーヴァード大学政治学部教授。日本生まれのアメリカの社会学者キク・アダット(Kiku Adatto; 日本名だが、日系でもアジア系でもない)と結婚し2男をもうける。サンデルは思想的にコミュニタリアンの立場をとっており、テイラー、アラスデア・マッキンタイア、ウォルツァーらと共にジョン・ロールズを批判したことでも有名である。
民主党のクリントンから要請されて意見具申をした。2002年から2005年まで、ジョージ・W・ブッシュ大統領が設置した生命倫理委員会(The President's Council on Bioethics)の委員を務めた。

ハーバード白熱教室
『ハーバード白熱教室』(Justice with Michael Sandel)は、WGBH(英語版)が制作したサンデルの「政治哲学」講義を収録したテレビ番組。ハーヴァード大学の授業がメディアに公開されるのは初となる。講義では例題や実例を提示しつつ、学生に難題を投げかけ議論を引き出し、自身の理論を展開する。
日本では日本語版として、NHK教育テレビで2010年4月4日から6月20日まで毎週日曜18時から放送された。2ヶ国語放送で副音声は英語原音。各レクチャーの後に友人の千葉大学教授の小林正弥による解説が挿入された。2010年8月に来日し、同月25日に東京大学、安田講堂で『ハーバード白熱教室@東京大学 日本で正義の話をしよう』が収録され、9月26日のETV特集で90分編集版が、また10月4日と11日の2週に分けて教育テレビで120分編集版が放送、10月17日にはインタビューも交えた『ハーバード白熱教室の衝撃』も放送。2010年11月21日より日本各地の大学で行われている講義を取り上げる『白熱教室JAPAN』が放送されている。

【註 2 】『反・幸福論』佐伯啓思著

現代社会の欺瞞性暴き出す
 現代の日本人は幸せ探しが好きなようだ。その証拠に、インターネットで検索すれば、幸せになる方法を紹介した本があふれている。「幸せでなければならない」と半ば強迫観念のような価値観が広がる現代社会の欺瞞(ぎまん)性を暴き出しているのが本書だ。
 「人はみな幸せになるべきなんて大ウソ!」と帯には刺激的な文面が記されているが、単なる批判本ではないのが本書のミソ。幸福論を批判的に見ることで、分かりやすく論理的に幸福とは何かについて考察している。
 論考の題材となっているのは、ハーバード大のマイケル・サンデル教授の説く「正義論」や「尖閣諸島問題」「無縁社会」など。いずれも社会的に話題を集めた問題の背景を紹介したうえで、幸せについて考察を深める。
 例えば、「無縁社会」を取り上げた「『無縁社会』で何が悪い」という章では、戦後社会が「縁」というものを積極的に放棄してきた歴史をたどり、日本の現状をこう結論づける。《今頃になって「無縁社会」になってしまった、さあ大変だ、などとあわてふためいている方がどうかしているのではないでしょうか》
 「無縁社会=悪」という固定観念を論破するさまは痛快そのもの。新書として決してやさしい内容ではないのに、7刷4万5千部と人気を集めているのは、そんな爽快感が支持されているからだろう。新潮新書編集部の丸山秀樹さんは「誰もが潜在的に思っていること、心にくすぶっていることを歴史や哲学を踏まえ、論理的に主張しているからではないか」と理由を分析する。
 本当の幸せが何であるかについては本書を読んで考えてほしい。一時の流行に惑わされず、物事の本質を見抜く大事さにも気づかされるはずだ。(新潮新書・777円)
 森本昌彦

 04 02 (月) 膠原病の心配

膠原病の知識がまるでなかったので、調べてみた。


膠原病

膠原病 (こうげんびょう、英: connective tissue disease [disorder]) とは、全身の複数の臓器に炎症が起こり、臓器の機能障害をもたらす一連の疾患群の総称。 この名称は1942年にクレンペラーが提唱した名称である。クレンペラーは全身性エリテマトーデス、全身性硬化症の研究から、病態の主座は結合組織と血管にあると考え、collagen-vascular disease と命名した。これが膠原病と翻訳された。類似疾患概念に、自己免疫疾患、リウマチ性疾患、結合組織疾患があるが、膠原病はこの3つが重なった位置にあるとされる。

原因としては血液中の自己抗体が自己の細胞の核などと反応して免疫複合体を作り組織に沈着したり、組織を攻撃することで発病すると考えられている。死亡に至る場合もある。

典型的な症状として発熱・皮疹・倦怠感・関節痛・関節炎・筋肉痛・内臓病変・レイノー現象などがあげられる。女性に多いのも特徴である。遺伝的要因と環境要因が発症に関与するとされる。慢性に経過し、寛解と再燃を繰り返しながら進行することがある。多くの場合に自己免疫疾患としての機序が関与していると考えられているが、完全な病態の解明はなされていない。

現代での治療の主体は副腎皮質ステロイドを中心とする免疫抑制剤である。 近年ではTNFα阻害薬を中心とする生物学的製剤の導入によって治療概念が大きく変化し、寛解導入率が飛躍的に向上している。

主な膠原病

古典的膠原病 関節リウマチ
全身性エリテマトーデス
強皮症
皮膚筋炎 / 多発性筋炎
結節性多発性動脈炎
混合性結合組織病
その他の膠原病・膠原病類縁疾患 シェーグレン症候群

顕微鏡的多発血管炎
Wegener肉芽腫症
アレルギー性肉芽腫性血管炎 (チャーグ・ストラウス症候群)
過敏性血管炎
ベーチェット病
コーガン症候群
RS3PE
側頭動脈炎
成人スティル病
リウマチ性多発筋痛症
線維筋痛症

なお、リウマチ熱 (RF) については古典的膠原病に分類されていたが、原因が判明したため、現在は膠原病から外されている。

責任細胞と治療方針

2010年現在までに有効な治療法は見つかっておらず、現在の日本の最新医療技術をもってしても完全に治す事は不可能だと言われている。ただ、ステロイドや免疫抑制剤、消炎鎮痛剤などを使用することにより炎症がある程度抑制され、日常生活に支障のない程度にコントロールすることは可能となりつつある。最近では漢方薬などを用いた治療法もあり、ステロイドだけでは制御できない症状に対する追加療法、および別の手段として取られる。 関節症状、変形などに対して整形外科的手術が行われることがある。

いくつかの膠原病はどの免疫細胞の異常が病態の本質か検討されており、特異的な治療によって大幅にマネジメントが変わりつつある。例えば、SLEやシェーグレン症候群はB細胞の異常と認識されており、B細胞を特異的に傷害するリツキシマブによって治療が可能になりつつある。また一部の疾患では免疫グロブリン静脈注射療法 (IVIg) 療法が取り入れられている。欧米ではすでに認められていた、ウェゲナー肉芽腫症やSLEに対するシクロフォスファミド投与も、公知申請により日本でも認められた。

膠原病 漢方薬

自己免疫疾患(膠原病) 参考になりそうなサイト



http://www.seihouen.ne.jp/newpage-meneki.htm
自己免疫疾患(膠原病)

自己免疫疾患膠原病)の原因、種類、治療法について述べます。

自己免疫疾患の原因

免疫力が正常であれば、自分自身とウイルスなどの外敵とを区別して、
(決して自分自身を攻撃することなく)外敵だけをやっつける「抗体」をつくります。


ところが免疫系が酷使され続けて、
「自分と自分以外の敵を識別する力」に異常をきたすと、
自分自身を攻撃する「自己抗体」をどんどん作ることになってしまいます。

                免疫異常
                   ↓
         自己と非自己を識別できなくなる
                   ↓
         自己を攻撃する「自己抗体」を作る。


まるで、本来国や国民を守るための自衛隊が狂って、国民を攻撃するのに似ています。
自己抗体にはたくさんの種類があるのですが、
それぞれの自己抗体が
細胞や組織を壊していく、これが自己免疫疾患です。
免疫の狂いが原因です。

自己免疫疾患の種類

自己免疫疾患を発症する部位によって二つに分けますと、
特定の臓器に発症するものと、全身におよぶものとに分けることができます。

特定の臓器に異常を起こすのは、甲状腺や赤血球、副腎などに対して
「自己抗体」が抗原抗体反応を起こして、自己の組織や臓器を破壊してしまう場合です。

たとえば、赤血球に対する「自己抗体」ができて、
赤血球を壊す
「自己免疫性溶血性貧血」
甲状腺がやられる
「橋本病」、その他「バセドウ氏病」「アジソン病」「潰瘍性大腸炎」
「糸球体腎炎」「血小板減少性紫斑病」
、一部の「不妊症」などが代表的です。

全身に及ぶものは、
結合織と呼ばれる組織を中心に、ほぼ全身にわたって傷害します。

結合織は細胞と細胞、組織と組織のすき間を埋めている組織のことです。

結合織以外にも、たとえばリウマチ様因子のように、
血管の内外に存在するIgGというタンパク質と結合する「自己抗体」もあります。

また「抗核抗体」という自己抗体は、
身体中のいたる所に存在する細胞核成分と反応します。
そうなると特定の臓器にではなく、全身に障害が起こるということになります。

全身に障害を及ぼすこれらの多くは
「膠原病」と呼ばれ、
「全身性エリテマトーテス(SLE)」「皮膚筋炎」「慢性関節リウマチ」
などが代表的なもので、たとえば「SLE」は関節だけでなく腎臓や皮膚、
ときには肺にも障害がでて、幅広い臓器が同時に冒されます。

自己免疫疾患は症状から見た場合でも、
はっきりとしたものから、なんとなく疲れやすく食欲がない程度のものもあります。

自己免疫疾患、膠原病の検査

血液検査で「自己抗体」や「免疫複合体」
または「抗核抗体」や「補体」などで確認できることも多々ありますが、
血液検査では確定できなくて、自己免疫疾患なのかその他の病気なのかは
細胞を生検して初めて識別できることもあります。

自己免疫疾患、膠原病の治療

免疫細胞と「肝臓免疫」を強化すれば、
身体中をぐるぐる回る「自己抗体」や「免疫複合体」を、
血液中や患部そして肝臓を通過するときにつかまえて分解排除します。

また「自己抗体」の産生を少なくするため
「腸管免疫」を強化することも有意義です。

ダニの糞及び、空気中や食物に含まれる
膨大な数の細菌やウイルスなどは腸管から侵入しますが、
腸管の免疫細胞たちは、毎日その対応に追われるため
酷使され疲労困憊して免疫異常をまねくからです。


  また「自己抗体」の産生を少なくするため「腸管免疫」を強化することも有意義です。

膠原病対策としては上記の「腸管免疫」を強化に絞るほかないようでした。 そこで「腸管免疫」を検索してみると、あるある!!、医学の進歩と情報科学の進歩には心から脱帽しました。

腸の役割と腸の不思議を科学する情報サイト

腸って何をする所?
腸で免疫が作られる
腸は最大の免疫器官=腸管免疫

腸は人の臓器の中で最大の免疫器官と言われる事は、意外と知られていません。口・喉・食道・胃・小腸・大腸・肛門は「内なる外」と表現されます。私達は体の内部と思ってきましたが、実は、「ちくわ」のように外部とつながって、空洞になっているのです。そのため、侵入してくる病原菌や有害な化学物質等の異物から身体を守るために、多くの免疫防御機構が備わっているのです。それが腸のヒダ(絨毛)に張り巡らされている「リンパ細胞」なのです。 特に、回腸はこの免疫細胞が集中していて、バイエル版と言うリンパ組織を形成しています。この様に腸を中心とした消化管は、免疫細胞がびっしりと詰まった人体最大の免疫器官(臓器)といえます。さらにテニスコート1面分にもなる腸の中に住み着いた腸内細菌(善玉菌)が腸内免疫の活性化に深く関与している事が解っています。
腸を綺麗にする事は免疫力を高め、全ての病気から身を守る唯一の方法といえます。

腸って何をする所?
腸で免疫が作られる
免疫力は70才で10分の1に低下

私たちの体を防御してくれる免疫力は、血気盛んな20歳がピークで、その後はだんだん低下し40歳になると半減、70歳になると10分の1ほどに落ち込んでしまいます。免疫力の低下にともない「生活習慣病」と呼ばれる病気を患う人たちがふえてきます。不規則な食生活やストレスが続くと、かなりの確立で発症し、今の医学では根本的な治療は困難とされているのがこれらの「生活習慣病」です。その生活習慣病の中で一番恐ろしいのが、いうまでもなく死因のトップを続けるガンです。ガンに罹りたくないというのは万人共通の願望ですが、残念なことに、そういう一方的な「ぜいたく」は通りません。どのような人の体の中にも、ガンの卵と、一定数の「ガン遺伝子細胞」があるのです。正常な状態では、免疫力がガン細胞の増殖を抑えてくれるのですが、免疫力が低下してくると、その抑制が利かなくなります。1個のガン細胞が増殖し始めると、だいたい10〜20年ほどで1センチほどのガン組織に成長すると言われています。ガン組織は、免疫力の低下がもたらした結末であり、「免疫力の危機を放置しておいたからだ」と言うことができるんでしょう。この免疫力の鍵を握っているのが腸の働きです。

【下平コメント】初めて「腸の機能」を見てビックリしました。 確かに「第二の脳」と思います。 稿を改めて全容をまとめたい。