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折々の記 2013 ②

【心に浮かぶよしなしごと】

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【 04 】04/14~     【 05 】04/20~     【 06 】04/22~
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【 04 】04/14

  04 14 日本人のフ思議な起源 
  04 17 中共の機密文書『迫害政策推進計画』 日本新唐人テレビ 
  04 17 中国強制労働収容所の暗黒と血腥 日本新唐人テレビ 
  04 17 重慶薄熙来時代の『10大拷問イラスト』 日本新唐人テレビ 
  04 17 中国の『地獄』―馬三家強制労働収容所(1) 日本新唐人テレビ 
  04 17 中国の『地獄』―馬三家強制労働収容所(2) 日本新唐人テレビ 
  04 17 沸き上がる民衆の恨み 元旦から抗議事件頻発 日本新唐人テレビ 
  04 17 馬三家の血と涙 中国メディアが初めて暴露 日本新唐人テレビ 
  04 17 『臓器狩り』記者会見 韓国政府の屈プクでキャンセル 日本新唐人テレビ 
  04 17 生き地獄の『鬼の頭上の女性』 

 04 14 (日) 日本人のフ思議な起源について   2013年03月31日

日本人のフ思議な起源について

文藝春秋九月号には『DMA最新研究が解明した日本人のフ思議な起源』という対談記事がありました。国立科学博物館人類史研究グループグループ長の篠田謙一氏、国立遺伝学研究所教授の斎藤成也氏、静岡文化芸術大学准教授の磯田道史氏らによる対談で、日本人のルーツを最新DNA研究の見地から語っているので、なかなか興味深いものでした。

とはいえ、意外な事実が浮かび上がってきたというよりも、通説が通説として、それこそ、頭蓋骨から長頭と短頭とに分類したり、言語学などが提唱してきた通説を新たに裏付けるかたちになっている。昨年11月に、国立遺伝研究所が発表して新聞各紙が報じた、

(アイヌ人、本土日本人、琉球人、韓国人、中国人の五集団など約五百人の遺伝子を分析した結果)
『本土日本人は、縄文人の遺伝子を持つ人が2~3割、それに対して弥生人は7~8割くらい』

の舞台裏にも言及されています。この数字も通説を裏付けるような感じではありますが、国立遺伝研究所の側が口を滑らせて、それに言及したという。論文そのものには厳格な数字を記していないが、記者らへのリップサービスが大々的に報じられたというのが真相なよう。(厳格に数字に触れると、人類学的には本土日本人に占める縄文人の割合は15%前後と推測されていたので、それよりも、縄文人の比率が少し高めになったという。)

で、多くの世代が教科書で教えられていただろう、弥生文化と一緒に稲作が日本列島に入ってきたというくだりが全面的に修正される。こちらは考古学者らの功績になるのでしょうか、既に縄文期の遺跡から稲作の痕跡が見つかっており、つまり、弥生文化と共に稲作が日本列島に伝わったは誤りになりそう。(因みに、最近の教育現場だと授業コマ数の関係で、なんと日本史の古代から縄文時代は大幅に割愛されているのだそうな。面白いのにね。)

更に、中米英が共同で研究している『1000人ゲノム』という研究では民族グループ千人のDNAを分析したようなのですが、そこでも浮かび上がってきたのが、『日本人のDNAが多様すぎる!』だったのという。ミトコンドリアDNAの分析で、本土日本人は混血の産物で、ヨーロッパ人が10系統から編まれているのに対して、日本人は20系統以上から編まれている事が判明したそうな。つまり、列島日本人の遺伝子は多様性が異常に大きいのだそうな。

この部分で、『日本人』を定義するなら、縄文人と弥生人とのミックスこそが日本人の遺伝子的ルーツとなるのですが、これは極めて稀有な多様性で、他の遺伝子グループには無い多様性なのだという。

これについては、倭族論に触れた事がありましたが、それとも矛盾しない。というのも、対談中、斎藤氏が次のように語っている。

『最新の研究では、日本から朝鮮半島に《戻った》縄文人がいた可能性も出ています。例えば、日本人類学会では《韓国人に縄文的な要素が入っている可能性がある》という発表がありました。考古学的にも朝鮮半島南部の土器が、縄文土器の影響を受けているのは明らかですから、ありえない話ではない』

大雑把に、約3000年前から朝鮮半島経由で日本に弥生人が大量に渡来してくる。この縄文晩期に推定されている縄文人は8万人で、それに対して弥生人が60万人だったという。大雑把な数字ながら、縄文人と弥生人の比率は『8対60』だから、そのまま、60を8で割っても7.5になり、このあたりからも弥生人が縄文人を征朊したというような仮説が成立しないよう。それこそ、現在の本土日本人にして、縄文人の遺伝子が2~3割も残っているという事になるのだから、やはり、いわゆる征朊説には都合が悪いことになる。

因みに、メキシコではスペインや西ユーラシア由来のY遺伝子(男性特有の遺伝子)が実に9割を超えるという。これは先住民の男性が殆んど殺害されてしまった訳ではないにしろ、二世代、三世代と進む内に征朊者の遺伝子が占有してしまう事を意味している。メキシコの例は極端にしても、南米人の遺伝子はスペインや西ユーラシア由来の遺伝子であり、つまり、征朊者のY遺伝子だという。それと比べたとき、やはり、日本人というのは特殊で以上に多様性が大きいのが分かる。

現時点に於けるDNA分析からの日本人のルーツ最前線という事になりそう。

『和を以って尊しと為す』の精神が、何故かホントに確認できてしまう上に、倭族論との関係や、或いは任那日本府問題で言うと、つい、20年前まで『任那に関しての日本側の主張は朝鮮半島に攻め込む為のデッチアゲに過ぎなかった!』という意見も根強くもあった訳ですが、その実、実像として浮かび上がってくる古代はボーダレスだった可能性が高く、朝鮮半島南部に介入していた可能性は極めて高くなっているよう。

以下、捕捉ですが、当たり前の話というのが、余計なイデオロギーによって見えなくなってしまう事があるような気がしますかね。或る学者は、『あれも嘘だった』、『これも嘘だった』という具合に次から次に嘘を暴くことに躍起になってしまう。途中までは、その懐疑主義的な態度は正しいのですが、途中からズレ始めるんですよね。研究者も人間だから難しいところがありますが、明治期から戦前にかけて作為的な皇国史観があり、戦後に作為的な皇国史観への憎悪が起こるから、少し否定的すぎるというか過小評価をする事がインテリの証になってしまった一時期があったのではないか。

ついつい、サラリと読み過ごしてしまうものですが、奈良大仏の開眼なんてインドから僧侶を呼んで、世界中の楽器を集めて演奏会を開くなどのセレモニーをしていたのだそうな。正倉院にあるという国宝の琵琶などの装飾品なんてのは、素人が見ても、これはとんでもない宝物だろって分かるレベルなんですよね。鏡やガラスが見つかると、模造したものだと疑わざるを得ないのも分かりますが、その実、かなり、色々なものが取り入れられていたのも古代日本の姿なのかも。

これらを踏まえながら、あれこれと考えるのは意外と時間を潰せそう。梅沢猛さんや関裕ニさん、或いは井沢元彦さんらの本も面白く読めるし、見下されがちな『ムー』(学研)などにしても事実そのものを曲げている訳ではないのね…。

 04 17 (水) 中共の機密文書『迫害政策推進計画』   日本新唐人テレビ 2012/10/21

中共の機密文書『迫害政策推進計画』 2012/10/21

【新唐人2012年10月23日付ニュース】近日、我々は中国共産党の法輪功迫害専門組織“610弁公室”を含む、三つの機構から通達された内部機密文書を入手しました。文書では関連部門に対し、法輪功に対する迫害政策を継続すると共に、各業界、各階層の民衆に対して洗脳宣伝を推進するよう要求しています。

“【2012】5号”と番号付けられたこの文書は、2012年4月21日に各省、自治区、直轄市の610弁公室および裁判所、宣伝部の直属機構に通達されました。文書では、いわゆる“第6回5ヵ年法律普及計画”、つまり2011年から2015年までの5年間、610弁公室と政法委員会の要求に基づき、全国で引き続き法輪功への迫害政策推進のための宣伝教育を求めています。

文書では各年度の計画が出されています。例えば、2012年には、各部門の幹部や公務員に対し、重点的に宣伝教育を行います。2013年には、青少年、2014年には農村部と都市部の住民、2015年には企業の上層部に対し、重点的に宣伝教育を行います。

また、異なる階層に対しては異なる洗脳方法を用い、幹部や公務員、青少年、企業の上層部および農民と都市住民に対して、それぞれ異なる角度の洗脳方法を提供しています。さらには、法輪功への迫害を幹部の業績評価や賞罰に結びつけ、各地の610弁公室には毎年年末までに中央に報告するよう求めています。

中国の正義感のある一部弁護士は、法輪功に対する中国共産党の弾圧は法律的根拠がなく、中国の現行の法律には法輪功を邪教とする明文規定は一つもないと、公に指摘しています。一方、当局からの迫害命令は秘密文書の形で通達されますが、このような行為自体が刑法と憲法を超越しているのです。当局の法輪功に対する弾圧は、権力が法律を凌駕し、党が法律を凌駕した典型的な違法行為であると指摘されています。

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 04 17 (水) 中国強制労働収容所の暗黒と血腥   日本新唐人テレビ 2012/12/04

中国強制労働収容所の暗黒と血腥 2012/12/04

【新唐人2012年12月16日付ニュース】中国共産党による自国民に対する迫害の中でも、最も深刻なのが13年間続いている法輪功に対する弾圧です。九死に一生を得て、海外に逃れた法輪功学習者らが中国の強制労働収容所での経歴を語っています。ドイツからの報道をご覧ください。

“法輪功迫害追跡調査国際組織”の上完全統計によると、1999年の迫害開始以来、中国の180余りの強制労働収容所が、10万人を超える法輪功学習者に対する強制労働による迫害に直接関与。うち、法輪功学習者を迫害し死亡させた収容所は69にも上ります。また、収容所では世界でもまれにみる数々の残酷な拷問が行われています。

在独学者・ジャーナリスト 鐘維光さん

『90年代後期以降、中国の強制労働収容所の中でも、人数が最も多く、最も深刻な迫害を受けているのが法輪功学習者です』

ノルウェー 法輪功学習者 戴英さん

『ある日の夜中、私を地下室に連れて行き、四肢と頭を押さえ、電気ショックを与えました。暗闇の中で複数の人が私の足や手、頭を押さえて、電気ショックを与えました。『人中穴』や頭部などの敏感部位に電気棒をあてます。当時は夜で暗かったので、わからなかったのですが、朝になると目が見えなくなっていました』

強制労働収容所や刑務所では、法輪功学習者を転向させるために数々の拷問が使われますが、その苦痛は、人間の忍耐力の限界をはるかに超えるものです。

ドイツ 法輪功学習者 徐侑琳さん

『まだ転向していないと、収容所の『集訓隊』に連れていかれます。『厳管隊』とも呼ばれます。そこでは極刑が行われます。学習者を殴り侮るなどさらに残酷なものです』

在独学者・ジャーナリスト 鐘維光さん

『共産党社会では、監獄で生活するようなものです。強制労働収容所は実際は地獄のような所です』

残酷な拷問のほか、金儲けのために法輪功学習者は奴隷のような強制労働を強いられます。刑務所や収容所で作られた衣類や帽子、ベッド用品、革靴、スリッパ、クリスマスライト、児童玩具、釣り道具などの製品は、アメリカやカナダ、オーストラリア、ヨーロッパなど世界各地に輸出されます。

ドイツ 法輪功学習者 徐侑琳さん

『多くの種類の仕事をさせられました。最も多かったのが割り箸の包装で、セーター編みもやりましたが、これらは海外向けの製品でした』

ノルウェー 法輪功学習者 李剣輝さん

『看守所では苦しい労働を強いられました。毎日朝7時半から始めて、夜12時までやらされます。1時~2時の時もあります。1日17~18時間労働します。拒絶すると警察は他の受刑者に命令して、暴力を振るわせます。革靴で手をぼろぼろになるまで、踏みつけさせたりします』

在独学者・ジャーナリスト 鐘維光さん

『共産党の迫害は手段を選びません。しかし、共産党の民衆への迫害に対し、西側社会は沈黙を選んでおり、多くは共産党を利用して、利益を得ようとしています。だから中国人は非常に残酷な状況に直面しているのです』

異見者への抑圧、特に異なる信仰を持つ法輪功学習者に対する抑圧において、強制労働収容所は共産党独裁政権の有力な道具となっているだけでなく、その背後にはさらに恐ろしい事実が隠されています。

ノルウェー法輪功学習者 李剣輝さん

『法輪功に対しては本当に死ぬまで迫害します。人として見ていません。他の受刑者や死刑囚よりも待遇が低く、さらに厳格で残酷なのです。『殺すこともできる』と警察が明言するほどですから』

ドイツ法輪功学習者 徐侑琳さん

『収容所に入れられてから何度も身体検査と採血を受けました。2004年下半期のある日、夕食後に突然知らされました。法輪功の人は全員衛生隊へ行って、採血するようにと言うのです。当時は上思議に思いました。いつもは午前9時~10時に採血していたからです』

法輪功学習者を死に至らしめるほど迫害する一方で、大量の時間と金銭をかけて、何度も身体検査や採血を行うのは、なぜでしょうか?

カナダ前アジア太平洋地区担当大臣 デービッド・キルガー氏

『この種の検査は彼らの健康のためではなく、彼らの臓器を検査し、外国人や金持ち中国人に売るためです』

ドイツ法輪功学習者 徐侑琳さん

『釈放されてから、2005年証人の証言を見ました。彼らは生きた法輪功学習者から臓器を摘出していたのです。これでやっと謎が解けました。当時北京で移椊手術に失敗した人のためにすぐに臓器が必要だったのです』

強制労働収容所に監禁されている大量の法輪功学習者は、実際には臓器移椊のための巨大な生体臓器バンクになっていたのです。生きた人の臓器を摘出して高額の利潤を得るといった、人類史上未曾有の犯罪行為は、すでに国際社会で大量に暴露されています。さらに、この問題に対する態度は、我々一人一人の良識に対する試金石でもあります。

宗教自由大同盟 Dan Fefferman主席

『彼らの臓器を摘出し、研究に用いています。さらには彼らの許しもなく、死に至らしめています。何と恐ろしい犯罪行為でしょう』

在独学者・ジャーナリスト 鐘維光さん

『中国の労働教養問題、中国社会の腫瘊であるこの問題を根本的に解決するには当然一党独裁体制を廃止し、集権主義を廃止することです』

中国共産党というこの悪夢から脱却しない限り、中国人が真の幸せと自由を手に入れることはできません。

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/松本 編集/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 04 17 (水) 重慶薄熙来時代の『10大拷問イラスト』   日本新唐人テレビ 2012/12/18

重慶薄熙来時代の『10大拷問イラスト』 2012/12/18

【新唐人2012年12月22日付ニュース】薄熙来と王立軍の失脚とともに、薄熙来就任中に重慶で行われていたマフィア撲滅運動の知られざる内幕が水面上に浮上しつつあります。最近、重慶のマフィア撲滅運動で使われた拷問を解説したイラストが中国のネット上で広く伝わり、薄熙来と王立軍が重慶で使用した拷問手段の一部が明らかになりました。しかしこれらは、中国共産党司法部門の数々の犯罪行為の氷山の一角にすぎません。

中国のポータルサイト・騰訊(テンセント)に掲載されたこのイラストつき文章は、元重慶市トップ薄熙来および元重慶市公安局長王立軍がいわゆるマフィア撲滅運動で使った一部の拷問をイラストで解説しています。映画でしか見られないような残酷な拷問が、2009年から2011年の間、マフィア撲滅基地であった重慶の“鉄山坪”で実際に行われていたのです。

例を挙げると、全財産を没収され無期懲役になった実業家・龔剛模氏は獄中で“アヒルの水遊び”と呼ばれる拷問を繰り返し受け、大小便失禁となりました。

もう一人の女性実業家は長期間にわたって“虎の腰かけ”と呼ばれる拷問にかけられ、トイレも行かせてもらえず、生殖器が腐乱するにまで至りました。

ほかにも、“蘇秦が剣を背負う”、“金鶏独立”、“羊の丸焼き”、“銅線巻き”、“冷水をかける”、“わさびオイルを鼻に注射する”、“陰毛を抜いてそれを飲ます”などといった陰険で残酷な拷問が挙げられています。

このイラストは掲載とともに多くのネットユーザーを引き付け、炎上。ネットユーザーらは狂気じみた薄熙来、王立軍を激しく非難するとともに、まるでアウシュヴィッツ強制収容所の再現だと嘆きます。

広東省広州市の唐荊陵弁護士は、一般庶民の権益を守る弁護をしたことで、何度も当局に逮捕され、拷問による迫害を経験しています。我々の取材の際、中国大陸で使われている拷問は実際にはこれらよりはるかに多く、唐さん自身も長期間の睡眠剥奪による迫害を受けたことがあると明かしました。

広州の弁護士 唐荊陵さん

『10日間連続で睡眠を奪われました。最初の5日間は1分たりとも寝させてもらえず、その後も許された睡眠はごく短く、1~2時間程度でした。この種の拷問は以前聞いたことはありましたが、自分が経験した時は本当に苦しかったです。手が震えるようになりました』

唐さんによると、これらの拷問の存在は2004年の時に、すでに法輪功学習者から聞いていたそうです。しかし今になっても、多くの拷問実例が覆い隠されていると示します。

広州の弁護士 唐荊陵さん

『大量の事件が表に出ておらず、様々な酷刑が普通に行われていて、地域や分類とは関係なく行われています』

“明慧ネット”によると、江沢民が法輪功に対する迫害を発動して以来、共産党当局は意図的に公安、司法部門の犯罪行為を野放しし、各種拷問手段で法輪功学習者に対して迫害と洗脳を行っています。また、健康な学習者に中枢神経を破壊する薬物を注射したり、さらには、生きたまま臓器を摘出し暴利をむさぼっていることが2006年に暴露され、“この星でかつてなかった邪悪な行為”といわれています。

かつて吉林省の強制収容労働所に上法に監禁され迫害を受けた馬春梅さんも、自身の受けた拷問を語りました。

法輪功学習者 馬春梅さん

『彼らは私を取り囲み、殴る罵るなどで3昼夜連続睡眠を剥奪し、私を吊るしあげました。私はめまいがし、頭がぼんやりしていて、嘔吐した後は気絶しました。目が覚めると、今度は死人ベッドに3昼夜縛り付けられ、水1滴も飲まずでした』

馬さんによると、収容所ではスタンガンによる電撃ショックで顔が真っ黒焦げになり、水ぶくれだらけになっている法輪功学習者をよく見かけることがあり、廊下ではいつも焦げ臭いにおいが漂っていたそうです。馬さん自身も長時間の電撃ショックを受けたことがあり、また上明薬物を注射されたことや大量の血液を採取されたこともあったといいます。

法輪功学習者 馬春梅さん

『薬物を打たれた後は歩くことができず、足も腫れていました。胃が苦しく、飴を焦がすような感じで、全身がしびれて、動かすこともできなくなっていました』

薄熙来と王立軍は、ほかにも法輪功学習者の臓器を生きたまま摘出し、またその遺体を販売した疑いもあるため、“法輪功迫害追跡調査国際組織”の追跡調査の対象になっています。

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 04 17 (水) 中国の『地獄』―馬三家強制労働収容所(1)   日本新唐人テレビ 2012/12/27

中国の『地獄』―馬三家強制労働収容所(1) 2012/12/27

【新唐人2012年12月27日付ニュース】中国遼寧省の馬三家強制労働収容所からの助けを求める手紙がハロウィン装飾品に入れられ、海を渡って、アメリカ・オレゴン州の市民・ジュリー・キースさんの手に渡りました。地元の大手新聞がこれを報道した事を機に、アメリカ社会に衝撃が走っています。米国移民税関捜査局(ICE: U.S. Immigration and Customs Enforcement)の国土安全調査局もすでに調査を展開し、この商品を輸入したKmart社も声明を発表、もし商品が強制労働によるものであるのが判明した場合、中国側との契約を打ち切ると示しました。では、馬三家強制労働収容所は一体どのような所なのでしょうか。

潘奇さん 1999年10月から1年4ヶ月間、馬三家強制労働収容所に監禁

法輪功学習者 潘奇さん

『私も同じ気持ちです。私も馬三家労働所に監禁され、奴隷労働を強いられたからです。手紙に言及された装飾品やハロウィン装飾品など私も作ったことあります。他にも刺繍やビーズ通し、クリスマス装飾品など確かに輸出用と言っていました。多くの人は夜通しで働くので疲れきっていました。動かないので、近づいて見ると居眠りをしているのです。

仕事では機械を使うので、機械が動いているとき、上注意で指を機械に近づけた人が指を怪我して血が出たりします。しかし指を布で巻いただけで、仕事を続けます。止まってはいけないのです。当時私も歩いていても、目をつぶるだけで寝てしまいそうになりました。

柔らかい綿であっても、長時間皮膚と摩擦すると皮膚が破れます。まずは手首の皮が破られ、黒く変色し、それから手の全体が変色し、まともな皮膚が見えなくなり、全部黒くなり、壊死します。

報酬はもらえませんでした。報酬がないだけでなく、機械やハサミ、材料などを紛失すると逆に弁償させられました。

ノルマが達成できないと食事ももらえないばかりか、しゃがんだりなどの苦しい姿勢をさせられたり、電気ショックを与えられます。多くの人が自殺したり、自傷したりしますが、みな耐えられないからです』

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)

 04 17 (水) 中国の『地獄』―馬三家強制労働収容所(2)   日本新唐人テレビ 2012/12/28

中国の『地獄』―馬三家強制労働収容所(2) 2012/12/28

【新唐人2012年12月30日付ニュース】ハロウィングッズに隠された中国遼寧省の馬三家強制労働収容所からの助けを求める手紙がアメリカで発見された事は、アメリカ社会に衝撃を与えています。馬三家強制労働収容所に1年4ヶ月間監禁され、迫害を受けた元臨床内科医・潘奇さんによると、強制労働は迫害の一部分に過ぎず、もっと恐ろしいのは信念を捨てさせるために精神病薬物を投与され、少なくとも法輪功学習者30数吊が馬三家強制労働収容所で精神異常になったといいます。

明慧ネットの上完全統計によると、2010年4月から、少なくとも30数人の法輪功学習者が迫害によって精神異常をきたしています。精神が崩壊して収容所で死亡するケースもあり、2006年に死亡した法輪功学習者・蘇菊珍さんがその一例です。

大連の元臨床内科医 潘奇さん

『彼女はぼーっとした目で、私を見ていました。何の表情もありません。『どうしたの?』と聞いても、魂がなくなったかのようで・・・私が誰かわからないのです。彼女を抓みながら、『私が誰か見て』と言っても・・・』

その後しばらくして、潘さんも同じ目に遭います。

大連の元臨床内科医 潘奇さん

『病院に連れて行かれると、『転向していないか』と聞かれ、『修煉は間違っていない、私は病気じゃない』と、私『転向しないのは精神病だ』と彼、数人が私をベッドに押え、うち一人がスプーンに薬をのせ、スプーンの上で混ぜてから私の鼻をつまみ、息ができないうちに口から注ぎいれました』

他にも、収容所では法輪功学習者らに信念を捨てさせるため、様々な卑劣な手段が使われます。

大連の元臨床内科主治医 潘奇さん

『彼らは師父の写真を地面に置き、私を持ち上げて、師父の写真の上に乗せました。私の手と足を踏み、体を踏みつけました。私が体を起こすと、その部位を踏みつけます。転向しなさいと言われます。そしてスタンガンで電撃します。一番耐えられないのは師父に対する侮辱です』

転向を拒んだ潘さんは、監禁期限をさらに3ヶ月延長され、精神が朦朧になるまで迫害を受けました。上明薬物の投与で胃や腎臓に異変が生じたため、怖くなった収容所側が家族を呼びつけ、釈放。2007年にタイに渡り、その後、紆余曲折を経てアメリカに渡りました。

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)

 04 17 (水) 沸き上がる民衆の恨み 元旦から抗議事件頻発   日本新唐人テレビ 2013/01/05

沸き上がる民衆の恨み 元旦から抗議事件頻発 2013/01/05

【新唐人2013年1月10日付ニュース】2012年、マヤ人が予言したような世界の終末は現れませんでしたが、中国の民衆は長年終末のような暗黒の中で暮らしています。汚職官僚による強制立ち退き、城管の横暴、公安・検察・裁判所の収賄上正、陳情者に対する暴力による阻止や迫害、集団抗議に対する残酷な鎮圧等々、数え切れない流血事件が中国各地で上演されているのです。第18回共産党大会に一縷の希望を持ち、新指導部の改革を期待していた民衆が、残酷な現実を目の当たりにしたとき、その絶望は彼らを覚醒させています。

近年、中国各地では毎日、数百件の集団事件が発生しています。上完全な統計によると、2010年だけでも集団事件は18万件にも上り、この数字は年を追って激増しています。特に2012年、中国共産党の日を追っての高圧的な統治と政府官僚の極度の腐敗は、中国民衆の長年の恨みを前人未到の頂に到達させました。中国各地では警察と民衆の衝突、チベット人の焼身自殺、官僚殺害、警官襲撃、政府の包囲、万人に上る陳情、大規模デモ抗議等が頻発しています。

第18回共産党大会の開催に伴い、現状にほとんど絶望した中国民衆は、微かな希望を共産党の新指導部に寄せ、彼らが改革に出て、腐敗を懲らしめることを期待しました。しかし、新指導部発足後、インターネット実吊制度の公布、ネット上の告発に対する無視、各地の汚職官僚の一層の暗躍、元旦には数千人の陳情者が逮捕される等、これら事件は中国民衆の心に最後まで残った希望の火を打ち消しました。絶望は民衆の恨みを徹底的に沸きあがらせ、我慢に我慢を重ねた民衆たちも次から次と家を出て、様々な方法でデモや抗議、反腐敗、反鎮圧の列に入って行きました。

中国の憲政学者 陳永苗さん

『現在の国家指導者は既に腐食した鋼鉄の大型機械の比較的大きなボルトにすぎず、この大型機械の良好な動きをもたらす術が彼にはありません。この国はもう救いようがありません』

元旦前後だけで、中国では十数件の重大な集団事件が発生しています。たとえば、2012年12月30日、雲南省臨滄(りんそう)市では数百人の農民が道路に繰り出し、土地代を呑み込んだ地元官僚に抗議しましたが、武装警察の鎮圧に遭いました。

2012年末、湖南省洪江(こうこう)市では、水力発電所建設のために農民2万5,000人を強制的に移住させようとして、5日間に農民4人が自殺をもって抗議。

さらに広東省東莞(とうかん)市では農民工数千人が派出所を包囲し、警察官数百人と対峙。仕事で負傷したのに直ちに応急手当を受けられなかった四川籍農民工のために抗議を行ったのでした。

2013年元旦、湖南省邵陽(しょうよう)市では城管の暴力で運転手が負傷。数千人の群衆が怒って城管の車両を横転させました。

湖南省の運転手 劉さん

『もう麻痺してるよ。こんなことは何度も見てきたから。この体制が人に害を及ぼし、すでに悪性循環となっている、反腐敗なんて俺は信じない。公務員なんか全員が汚職官僚だよ! 清廉な官僚なんて一人もいない。俺は奴らの宣伝なんて聞かない、事実だけを見る』

これと同時に、全国各地の陳情者は、先人の屍(しかばね)を越えて北京へ繰り出しています。彼らを待っているのが陳情阻止、拘束、逮捕、迫害、さらには労働教養判決であることを熟知しながら、陳情者たちは依然として陳情を繰り返しています。逮捕されても、釈放されればまた陳情を続けます。命をもって自分の権益を守らざるを得なくなった陳情者もあります。1月3日、陝西省から来た陳情者が絶望の末、天安門に押し入り、城門の上から飛び降り自殺をはかりました。

『六四天網』責任者 黄琦さん

『彼らは各界に説明する必要があります。中国では民衆の冤罪と苦しみは訴える場所すらないため、飛び降りや自殺等の極端な手法を採用せざるを得ず、民衆のこのような状況は好んでそうしているのではなく、仕方なくこのような道を歩かされているのです』

黄琦さんは、度重なる陳情を経て陳情者たちは、中国の多くの問題は個人の問題だけではなく、社会全体の普遍的な問題であると最終的に悟ったと語りました。そして、これらの社会問題と矛盾を作り出しているのはほかでもない現有の社会制度であり、今や陳情者と覚醒した人々は、彼ら自身の問題だけでなく、社会全体および現有の体制を変えようとし、この一党独裁の政権を打ち倒そうとさえしているのです。

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/松本 編集/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 04 17 (水) 馬三家の血と涙 中国メディアが初めて暴露   日本新唐人テレビ 2013/04/09

馬三家の血と涙 中国メディアが初めて暴露 2013/04/09

【新唐人2013年4月10日付ニュース】中国の各大手ポータルサイトが4月7日、“馬三家から脱出”と題する調査報告を大々的に報道しました。文章は遼寧省馬三家強制労働収容所で行われている拷問の実態を暴いています。これは労働教養所の中で行われている知られざる内幕に対する中国メディアによる初めての詳細な報告です。文章が読者に与えた衝撃は作者の想像を遥かに超えるものです。

文章は掲載後、複数のポータルサイトに転載され、網易(もうい)だけでも2日間で200万を超えるアクセスがありました。ネットユーザーらは憤慨を示したほか、怒りの矛先をこのような労働教養制度を作り出した当局に向け始め、その怒りは当局のコントロールをも超えるものでした。8日、網易などに転載された文章は急きょ削除され、原文を発表した雑誌『レンズ』もやむなく文章を取り下げました。では、一体どんな内容が書かれているのでしょうか。

62歳の王桂蘭(おうけいらん)さんが、馬三家強制労働収容所の鉄の門から出ました。門を出る前、好ましくない物品の持ち出しを防ぐため、警備員が体の隅々までチェックを行います。しかし、王さんは同じ雑居房に監禁されていた劉華さんが書いた『労働教養日記』を膣の中に隠して、外部に持ち出しました。警備員のチェックの関を無事乗り越えると、全身に冷や汗をかきました。

中国の雑誌『レンズ』が発表した“馬三家から脱出”と題した文章は、陳情者数吊が九死に一生を得て馬三家から脱出した経歴を書き記しました。

王桂蘭さんもその中の一人でした。2011年9月、王さんは命の危険を冒しながら『労働教養強制労働、体罰、小部屋に監禁、スタンガンによる電気ショック、吊るしあげ、拷問椅子、死人ベッド』これらの残虐極まりない拷問は、馬三家では日常茶飯事です。

ミニブログ上の人気者“保印税新聞”さんは、“人間地獄”と形容し、憤りを隠しません。

馬三家の闇を暴露したこの調査報告は、捜狐、網易などのポータルサイトに転載されると、瞬く間にアクセスが殺到し、ユーザーの間で広く討論される話題となりました。

あるネットユーザーはミニブログでこうつぶやいています。“馬三家を思い出すと、深夜でも眠気がなくなる・・・今日から英語の勉強を頑張ろう。この国にはもう住めない。機会があれば必ず移民する”

“深夜に馬三家の調査報告を見て、身ぶるいがした。悪魔に取り付かれたかのように、眠ることができない”

“堂々たる天朝が旧社会よりも暗黒だったとは。21世紀の中国とは信じられない”

文章を読んだ多くのネットユーザーが眠れない夜を過ごしました。

近代史学者の章立凡(しょうりつぼん)さんもミニブログにこう書き記しました。“確認の結果、これは国内外敵対勢力によるデマでないことがわかった”

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 04 17 (水) 生き地獄の『鬼の頭上の女性』   日本新唐人テレビ 2013/04/15

生き地獄の『鬼の頭上の女性』 2013/04/15

【新唐人2013年4月16日付ニュース】中国遼寧省の馬三家女子強制労働収容所の人道に反する拷問の実態が、中国メディアによってその氷山の一角が明かされると、中国で大きな波紋を呼んでいます。“ニューヨークタイムズ”の契約カメラマンが近日、100分に上るドキュメンタリ映画を製作し、再度馬三家の拷問の真相を暴いています。

先日、中国の雑誌“Lens”が“馬三家から脱出”と題した調査報告を掲載し、中国で大きな波紋を呼んでいます。文章は各ポータルサイトに転載され、最もホットな話題となりました。しかし、全ての報道と転載文章が中央宣伝部の命令で翌日には見られなくなりました。

当局によってメディアが封じられ、民衆が馬三家のさらなる真相を知りえない中、ニューヨークタイムズの契約カメラマン・杜斌(とひん)さんが5月1日、自身が製作したドキュメンタリ映画『鬼の頭上の女性』をネット上で公開放映する予定です。映画は馬三家という人間地獄で繰り広げられている仰天罪悪を全面的に暴露しています。

『NYタイムズ』契約カメラマン 杜斌さん

『このドキュメンタリは主に馬三家女子労働所から釈放された、労働教養を受けた女性たちが労働所の中で見たこと、経験したこと、聞いたことを述べています。この映画を作ったのは公衆に知るべきことを紹介するためです。馬三家女子労働所で行われている、女性を女性として見なしていないこと。つまり奴隷労働、侮辱、酷刑です』

長さ99分のこのドキュメンタリは、馬三家女子労働教養所で迫害を受けた12人の女性の口述を記録しています。冤罪を晴らすために陳情に赴いた陳情者、信仰を守るための法輪功学習者が労働所の女性看守から受けた拷問を詳細に記録しています。例えば、小部屋に監禁、引き伸ばし刑、吊るしあげ、拷問椅子、死人ベッド、乳房や生殖器の電撃ショックなどです。

杜さんは、これらの女性の身に起きた残酷な一幕は、中国全土にある数百に上る強制労働収容所で行われている暴行の氷山の一角にすぎないと述べます。

『NYタイムズ』契約カメラマン 杜斌さん

『ここ数日間、馬三家女子労働教養所のことが中国メディアで暴露された後、実際は3分の1も暴露されていませんが、わずか数日間で、ネット上の一部情報がすでに削除されています。削除された原因は、これらのことの発生は馬三家の女子労働所、男子労働所だけではないからです。私が収集した情報および取材で得た他の労働所の情報に基づくと、どこは同じです。多くのことが起きています』

杜さんによると、労働収容所で迫害を受けているのは陳情者を除くと、ほとんどが法輪功学習者だそうです。

『NYタイムズ』契約カメラマン 杜斌さん

『私が収集した情報および海外メディアも報道していますが、法輪功学習者が受けている懲罰と酷刑は最も惨烈なものです。中国の民衆がもしこれを知ることになったら、労働所でのこれらのことはごく普通の中国人には受け入れ難いことです。これによって、もたらされる結果はこの政権が存在する意義と必要性が問われることになるでしょう』

実際、2000年から2013年4月の初めまで、“明慧(みんふい)ネット”に掲載された馬三家強制労働収容所の法輪功学習者に対する迫害に関する文章は8109篇に上ります。

『NYタイムズ』契約カメラマン 杜斌さん

『ネット放映の形を採るのは映画『鬼の頭上の女性』を通じて、より多くの外界の人が中国のドキュメンタリ、独立製作者の生存環境に関心を持ち、肝心な時に中国の私のような独立製作者を支援してほしいのです。これは中国人を助け、全ての中国人が真相を言い出すことを支援することです』

ネット上の公開放映の後は、台湾、北京、香港、ヨーロッパ、アメリカなどで、放映および関連シンポジウムなどが計画されています。

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)