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折々の記 2014 ⑥
【心に浮かぶよしなしごと】
【 01 】06/08~ 【 02 】06/18~ 【 03 】06/22~
【 04 】06/28~ 【 05 】06/29~ 【 06 】07/06~
【 07 】07/11~ 【 08 】07/21~ 【 09 】08/12~
【 03 】06/22
06 22 女性蔑視の東京都議会
06 23 血管若返り
06 24 集団安全保障での武力行使 憲法理解の根幹と枝葉
06 27 日本と中国の教育の断面 と 日本の政治 文化日本の危機
06 22 (日) 女性蔑視の東京都議会
都民の代表である議員諸氏の倫理観がすたれ、道義責任をも吉野議長や吉原党幹事長はウヤムヤにしていた。 議員の質の低下としか言いようがない。 あるいはまた、ヤジを一般的な評価として受け入れている日本の気風に野蛮なにおいがする。 厳正な処分を願いたい。
事の起こり
塩村文夏(あやか)氏は18日の一般質問で、割り当てられた時間の半分を出産や不妊に悩む女性の問題にあてた。「不妊治療を受ける女性のサポートを都は手厚くすべきだ」。そう訴えると、左前方の自民都議らが座る一角から、「お前が早く結婚すればいいじゃないか」「産めないのか」などとヤジが相次いだ。塩村氏が声を詰まらせながら質問を続けると、「おい、動揺しちゃったじゃねえか」と別のヤジも飛んだ。
女性都議へヤジ、抗議1千件 自民、発言者特定せぬ意向
http://digital.asahi.com/articles/ASG6M5HK9G6MUTIL031.html?ref=reca
東京都議会で晩婚化や晩産化の対策について質問した塩村文夏(あやか)都議(35)が、「自分が早く結婚すればいい」と男性都議からヤジを飛ばされた。ウェブ上で「セクハラだ」と議論が高まり、都議会には1千件を超す批判が殺到した。最大会派の自民は、発言者を特定せず幕引きを図ろうとしている。
⇒ トピックス「女性都議へのヤジ問題」
⇒ 女性都議に「産めないのか」 自民?議員席からヤジ
「議会の品位をおとしめるヤジは無いよう注意して欲しい」。各会派の全女性都議25人は19日、吉野利明議長に申し入れた。塩村氏が所属するみんなの党は19日、発言者の処分を求める申入書を議長あてに出す方針を決定。発言者が不明のままの場合、録画映像の音声から声紋分析する準備も進めている。
問題のヤジがあったのは18日の都議会。晩産化について質問した塩村氏に「お前が早く結婚すればいいじゃないか」「産めないのか」とヤジが相次いだ。議場に笑い声が広がるなか、働く女性の支援を掲げる舛添要一知事も笑みを浮かべ、塩村氏は議席に戻ってハンカチで涙をぬぐった。
塩村氏は自身のツイッターに「心ない野次の連続」と投稿。翌19日までに約2万回のリツイート(転載)が広がり、「企業なら懲戒処分だ」「都議会は腐敗している」「都議会は、女性の社会進出と言っているが、結局は建前だけ」などの声が相次いだ。19日、塩村氏は「同調するように面白おかしく取る方たちがいた。不妊で悩む人の顔も浮かんだ」と声を落とした。
みんなの党は、ヤジが「自民の席から聞こえた」と抗議。自民の吉原修幹事長は「自民の議員が述べた確証はない。会派で不規則発言は慎むように話す」と述べるにとどまり、発言者を特定しない意向を明らかにした。
ツイッターで「うやむやにするつもりか」と批判した都教育委員で作家の乙武洋匡さんは「今回のヤジはおもてなしと正反対。本当にこの街で五輪を開催できるのか」と述べた。(後藤遼太、前田大輔)
◆「おい、動揺しちゃったじゃねえか」
塩村氏は18日の一般質問で、割り当てられた時間の半分を出産や不妊に悩む女性の問題にあてた。「不妊治療を受ける女性のサポートを都は手厚くすべきだ」。そう訴えると、左前方の自民都議らが座る一角から、「お前が早く結婚すればいいじゃないか」「産めないのか」などとヤジが相次いだ。塩村氏が声を詰まらせながら質問を続けると、「おい、動揺しちゃったじゃねえか」と別のヤジも飛んだ。
◆セクハラ発言「罰則はない」
都議会での議員の発言については、会議規則で「騒ぎその他議事の妨害となる言動をしてはならない」と定めているが、セクハラ発言については「罰則はない」(議会事務局)という。一方、傍聴人がヤジを飛ばすことは規則で禁じられ、違反すれば議長の命令で議場外に連れ出される。
政治家の女性蔑視発言では、2003年に太田誠一衆院議員が早大サークルの強姦(ごうかん)事件で「集団レイプする人は元気があるからいい」と発言し、07年には柳沢伯夫厚生労働相が「女性は産む機械」と述べて批判を浴びた。いずれも次の国政選挙で落選した。
都議会ヤジ、海外にも波紋 「20年五輪首都に批判」「性差別的な虐待」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11203177.html
東京都議会で塩村文夏(あやか)都議(35)が女性蔑視のヤジを浴びた問題は、海外にも波紋を広げている。海外メディアが批判的に報じ、2020年東京五輪に向けた東京のイメージ悪化を懸念する声もあがる。▼1面参照
「ヤジによって、20年五輪を開催する日本の首都東京に批判が押し寄せた」。ロイター通信は東京発でこう伝えた。日本の女性の労働環境を「出産すれば退職を促されることもしばしばある」などとも紹介した。
米CNN(電子版)は、都議会の動画と共に「女性議員の質問が『自分が結婚しろ』との叫びに遮られた」と掲載。英紙ガーディアン(電子版)は、ヤジを「保守的な自民党の議員が発したと思われる」とし、「sexist abuse(性差別的な人権侵害、虐待)」と批判。「男女格差で後進的な日本の状況を改善しようとしている安倍首相にはやっかいな問題だ」と解説した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は塩村都議のインタビュー記事も掲載した。
東京五輪では、25日に国際オリンピック委員会幹部が準備状況の調査に来日する。舛添要一都知事は「東京の魅力を世界に発信しようと一生懸命している時に『何だ、片一方でこんなことをやっているじゃないか』と言われるのは心外」と語り、東京のイメージダウンを懸念した。(後藤遼太)
06 23 (月) 血管若返り
血管「血管若返り」のすべて
http://www.long-life.net/new_page_1030.htm
◆血管を強くする代表的食材は魚と大豆製品
以上の減塩法で、血管を傷める原因が減り、血管が若返るベースができています。さらに、血管を強くする食材を食べることで、そのベースはより強固になります。血管の若返りに効果のある主な栄養素は”良質の蛋白質”です。日本人が昔から食べている食材では、魚と大豆製品に多く含まれています。昔は、肉は高価な食材で、特別な日の楽しみで、日常の食卓には、魚や大豆製品が主菜として並んだものです。
高度経済成長期の40年代を境に日本人の食生活が欧米化し、肉が比較的安価になったこともあり、日本人の食卓の主役は、魚や大豆製品から肉や脂肪分の多い料理に替わってきました。そんな食生活の変化とともに、日本でも、欧米型の血管病、つまり脳梗塞や心筋梗塞が増えてきたのです。肉全般が良くないという事ではないが、昔から日本人の体を作ってきた食材は、魚と大豆製品です。
これらに含まれる良質の蛋白質は、血管の内皮細胞が丈夫に生まれ変わる材料になります。人間の体は、約60兆個の細胞から成り立っているが、それらの細胞は新陳代謝を繰り返し、古い細胞が絶えず新しい細胞に入れ替わりながら、私達は生命を維持しているのです。
血管でも同じことが起こっており、血管ケアのポイントとなる内皮細胞も、約1000日の周期で生まれ変わっています。その新しい細胞の材料になるのが良質の蛋白質であり、その栄養素を含む代表的な食材が魚と大豆製品なのです。加えて、魚には、良質の脂肪酸であるEPAとDHAが含まれます。これらの成分には、悪玉のLDLコレステロールや中性脂肪を減らしたり、血管を拡張させて血流を促す働きがあります。
つまり、魚を食べることで、血管の細胞が生まれ変わる材料となる良質の蛋白質と、血管の中を流れる血液をサラサラにして血流を良くする良質の脂肪酸の両方が摂れ、一挙両得と言うわけです。但し、食べ過ぎると、肥満や腎臓への負担を招きます。主菜1食分の目安量は80~100gです。大きさで言うと、サンマなど中位の魚1尾に相当します。海に囲まれた日本では、多彩な味わいの魚が豊富に取れ、新鮮なうちに様々な調理法で味わえるので毎日の食事で楽しみましょう。一方、大豆製品は、コレステロールがゼロで、蛋白質、脂質、各種のビタミンとミネラルをバランスよく含む食材です。豆腐、納豆、厚揚げ、豆乳などバラエテイ豊かな大豆製品が揃うのも日本ならでは。カロりーも低いので、ついつい食べ過ぎてしまった翌日の主菜の材料などに使うとよいでしょう。
◆肉は”見事な霜降り”より、赤身を食べよう
肉を食べるときは、脂肪が入り過ぎている上や特上の肉より並肉のほうが赤身が多い。肉も、魚と同じく、蛋白質が豊富ですが、良質と言えるのは脂肪が少ない赤身部分です。牛肉ではヒレ、もも、肩など、豚肉ではヒレ、ももなどが赤身肉になります。これらの部位はこれらの中では低カロリーで、蛋白質の栄養価を示すアミノ酸バランスもよく、血管の内皮細胞や組織の材料になってくれます。最近は、脂肪が多めに入った肉が高級肉として珍重される風潮があるが、首を傾かしげるところです。赤身がしっかりした軟らかい肉が、健康を守るのに適したものです。適度に軟らかくて食感もよく、美味しいな思えます。
◆野菜の抗酸化パワーが血管若返りに効く!
「魚や大豆製品が日本人の体を作ってきた」と述べましたが、野菜も日本人の体を支えてきた大切な食品です。野菜には色々な種類があり、含まれる栄養素の割合も様々ですが、共通して言えるのは、ビタミン類やポリフェノールなどの抗酸化成分が豊富に含まれ、食物繊維も多く、カロリーが低いことです。抗酸化成分は、体の老化を進める活性酸素を攻撃して無害化します。血管では悪玉のLDLコレステロールの酸化が抑えられ、血管の内皮細胞の内側に酸化LDLコレステロールが溜まるのを防いで、血管の老化を予防します。一方、食物繊維は、腸内での余分な糖質・脂質の吸収を抑制するので、血糖値やLDLコレステロール値が上るのを予防しやすくなるので、血管の負担が軽減するのです。
また、野菜には余分な塩分を排出する作用があるカリウムを多く含むものが多く、更に、低カロリーである野菜を多めに食べると、満腹感を得やすく、同じ量を食べていても自然に摂取カロリーが減るので、肥満の解消と予防に役立ちます。野菜を食べようと言うのもこういった背景があるのです。そこで、1日の食事で最低1回は野菜サラダを食べるようにしましょう。自宅で食べる時は、旬の野菜を添えたサラダを楽しんだり、温野菜にしたり、レストランや食事処では、野菜サラダがセットになったメニューで。このように1日1回野菜サラダを食べる、と心がけることで、1ヶ月、1年単位での野菜の摂取量が確実に増えていきます。それから得られる血管の若返り効果は、とても大きなものとなります。
但し、実践するに当たって注意したいことが2つあり、1つは”ドレッシングの量”です。ドレッシングは塩分や脂肪分が案外多く、大量にかけると、野菜を食べるというより、塩と油を摂取していることになってしまいます。サラダに用いるドレッシングの量は、ごく少なめで十分。
野菜の味を感じながら、美味しく食べられる量に留めましょう。ドレッシングにオリーブ油を使うときも同様です。オリーブ油には良質の脂肪酸「オレイン酸」が豊富ですが、使い過ぎると肥満の原因になります。どんな食材にかけるにせよ、ドレッシングはごく少量に、心がけましょう。
もう1つは、”食べる順番”です。食事の最初に低カロリーの野菜を食べると、腹8分目で満足感が生まれ、食べ過ぎを防ぎやすくなります。
野菜に含まれる食物繊維のおかげで、そのあとに食べるものの吸収が緩やかになり、血糖値が急上昇するのを抑制できます。
欧米では、前菜として野菜を先に食べる習慣がありますが、なかなか理にかなった方法と言えるでしょう。
注:オレイン酸・・・脂肪酸の1つで、悪玉のLDLコレステロールを減らす働きがあり、オリーブ油、キャノーラ油に多く含まれる。
血管年齢若返りには「くるみ」 (2014/04/22)
http://senior-iwami.blogzine.jp/blog/2014/04/post_27db.html
今夜(4月22日)放送の『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(ABC・テレビ朝日系列)は、「本当にカラダに効く食べ物が判明!名医が認めた!医食同源スペシャル」と題した2時間スペシャルでした。
私たちの周りにあふれる、健康にまつわる様々な食品情報。しかし、そうした健康情報の多くは医学的な根拠に乏しく、健康に効果ありとはっきり言えないのが現状…。そこで、全国の名医たちに「病の予防や健康を増進できるという確かな研究論文が数多く存在する食べ物は何か?」を尋ねる緊急アンケートを実施!すると、医学的な効果が認められる3つの食材の存在が明らかになったのです。
はたして、その3つの食材とは? そして、それらがもたらす健康効果は!?
その3つの食材のひとつが「くるみ」で、くるみを毎日、食べるだけで”血管年齢”が若返ります。あとの食材は、玉ねぎとニンニクで、胃がんの予防になるというものでした。(「みんなの家庭の医学 玉ねぎとニンニクが胃がんの予防に!」のブログ記事をご覧ください)
東京医科大学循環器内科、椎名一紀先生によると、くるみには世界各国の研究により、いわゆる動脈硬化を予防・改善して心臓や血管の病気を防ぐ効果が指摘されているといいいます。
医学論文の最高峰ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表された研究論文によると、健康な男性18人にくるみを4週間食べてもらい、血液状態の変化を調べたところ、動脈硬化を像悪させる悪玉コレステロールの量に驚きの変化が現れたというのです。
くるみを食べただけなのに、なんと悪玉コレステロール値が約16%も減少。治療薬には及びませんが、驚くべき改善効果が確認されたのです。
さらに、循環器科の専門誌サーキュレーションに発表された研究論文でも、高脂血症の患者約20人に、くるみを4週間食べてもらい、動脈の硬さの変化を調べた結果、食べる前平均3.6の硬さだったものが、4週間後動脈硬化の基準値に近い平均5.9まで血管が若返り始めたというのです。
なぜくるみが血管年齢を若返らせるのか?
くるみなぜくるみが血管年齢を若返らせるのか?
それは、くるみに含まれる脂肪酸、つまり油が血管を若く保つ効果をもたらすといいます。
油というと健康に悪いイメージがありますが、くるみに含まれるαーリノレン酸はEPAやDHAに変わって動脈硬化を抑制することが言われています。そのαーリノレン酸が体内に入ると、青魚に多く含まれるEPAやDHAを作り出すのです。 EPAやDHAは血管を柔らかくする効果があると言われ動脈硬化などの治療薬にも使われています。
さらに、血管のダメくるみージを防ぐビタミンE等の抗酸化物質も豊富なため、食べ続けることで、αーリノレン酸と抗酸化物質の働きが血管により良い効果をもたらすことが考えられると先生は言います。
そのことを今回、3人のくるみ大好き芸能人、女優の奈美悦子、和泉雅子、そして美の伝道師のエリカアンギャルが証明してくれました。
3人のくるみ大好き芸能人の血管年齢は果たして・・・
くるみ歴10年くるみの女優の奈美悦子さん(63歳)は、くるみは毎日欠かさず食べる食材の1つだという。菜の花のおひたしや冷奴にトッピングしてくるみを食べています。それだけでなく、外出先でもくるみを持ち歩いて、お弁当や外食などにもトッピングして食べています。
1日に2~3個分、くるみを10年食べ続けている奈美さんの血管年齢は、58歳相当。実年齢より5歳若い!という結果でした。
くるみ歴20年の女優和泉雅子さん(66歳)は、20年前の北極での経験でくるみを気に入り毎日のように食べるようになったといいます。くるみ小女子が和泉さんの大好物。それに、から揚げの衣や煮物、マリネ、味噌汁にくるみのペーストを隠し味として使っているとのことです。
1日に2~3個分、くるみを20年食べ続けている奈美さんの血管年齢は、55歳相当。実年齢より11歳若い!という結果でした。
最後のくるみ歴40年の日本をこよなく愛する美の伝道師エリカアンギャルさん(44歳)は、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして活躍。その経験をもとに書かれた著書「30日で生まれ変わる美女ダイエット」、「世界一の美女になるダイエット」は累計約50万部のベストセラーを記録。
そんなエリカさんは、筋金入りのくるみ好きなのです。
4~5歳から40年近くくるみを食べ続けているエリカさんは、くるみを主に食べるのは朝食。くるみの入ったグラノーラにさらにくるみをトッピング、仕事の時には食事代わりにくるみを、終末にはくるみケーキを作って食べているといいます。
1日5個分、くるみを40年食べ続けているエリカさんの血管年齢は、なんと20歳相当。実に奇跡的とも言える24年前の血管状態を保っていたのです。
みんなの家庭の医学 玉ねぎとニンニクが胃がんの予防に! (2014/04/23)
http://ketuatusagetai.com/blog-7/7-20/
4月22日放送の『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(ABC・テレビ朝日系列)は、「本当にカラダに効く食べ物が判明!名医が認めた!医食同源スペシャル」と題した2時間スペシャルでした。
私たちの周りにあふれる、健康にまつわる様々な食品情報。しかし、そうした健康情報の多くは医学的な根拠に乏しく、健康に効果ありとはっきり言えないのが現状…。そこで、全国の名医たちに「病の予防や健康を増進できるという確かな研究論文が数多く存在する食べ物は何か?」を尋ねる緊急アンケートを実施!すると、医学的な効果が認められる3つの食材の存在が明らかになったのです。
はたして、その3つの食材とは? そして、それらがもたらす健康効果は!?
その食材のひとつが「くるみ」で、くるみを毎日、食べるだけで”血管年齢”が若返るというものです。
あとの食材は、玉ねぎとニンニクで、胃がんの予防になるというものでした。
玉ねぎの胃がん予防効果
たまねぎに含まれているポリフェノールの一種の「ケルセチン」という成分が、 がんに対して抗酸化物質として働き、胃がんの発生を予防します。
そして、世界の医療機関から、「1日半個以上食べる人は、胃がんの発生リスクは50%減」、「1日1回以上食べる人は、胃がんの発生リスクは66%減」という研究結果が報告されています。
たまねぎを毎日食べている、佐賀県のタマネギ農家の人の血液中のペプシノゲンを調べてみたところ、ほとんどの方の胃が健康状態でした。(ペプシノゲンで胃がんのリスクを調べることができます)
どの位食べればいいのかという点では、佐賀県の玉ねぎ農家の人たちから考えると、1日に1人1玉程度が目安ということでした。
タマネギに含まれるケルセチンは水溶性で水に溶けてしまいますから、①切った後水にさらさない、②汁物に入れ、まるごと食べるのが良いそうです。長時間煮込んでもケルセチンは失われにくいということでした。
ニンニクの胃がん予防効果
にんにくを多く食べる人は、胃がんの発生率が50%以下になると発表されています。
その効果を発揮するのは、ニンニクに含まているDATS。
DATSはピロリ菌によって痛めつけられた細胞がガンに変化する前に、その細胞を自殺させてガンになるのを防いでくれるのです。ニンニクのあの独特のにおいと辛み成分は有機硫黄化合物で、その中にDATSが含まれているそうです。
DATSを効果的にとるためには、①細かく切ることと、脂溶性の成分なので油を使用すること、②また、空気中に分散しやすい成分なので、例えば、刻んで油の中にいれておくなどするといいとのことでした。
目安としてニンニクは、1日辺り4g(1片)食べると、胃がんリスクを減らすことが期待できるそうです。
ニンニクと言えば、狭心症の危機から生還した宝田明さんが黒ニンニク健康法で非常に元気になっておられましたが、これは非常にいいですね!私も食べてみましたが、甘くて食べやすいのです。以下に、炊飯器で作る黒ニンニクの作り方を紹介しておきます。
1 電気炊飯器は黒ニンニク専用すること 保温(70度台)は12~20日間ほど続ける。但し、炊飯器は保温が自動停止するようになっているものが多く、その場合は、時々スイッチを入れなおす。新たにこの点を注意して炊飯器を購入するとよい。
(タイガーのJBG-B180 WUは保温ボタンを入れなおす必要が無い)2 悪臭対策が必要 保温機能を使った高温熟成を始めると、最初の1週間ほどは、すさまじい臭いがする。スキマの多い木箱を作って、中に炊飯器を入れ、雨よけのフタをして庭の隅に置くと良い。 3 熟成開始 ニンニクを炊飯器に入れ、保温ボタンを押せば熟成開始。 4 焼きムラ水分ムラの防止 初めての場合は、途中の様子を見て、必要なら上下を入れ替えてやるのが良い。 5 臭いの出方 最初の数日は、木箱の周囲に猛烈なニンニク臭がたちこめる。1週間ほどたつと、臭いは薄くなり、以降はどんどん臭いが少なくなる。 6 水分量に注意! 数日ごとに、湿り具合をチェック。釜の底に水が溜まっていたら、捨てる。ニンニクがベチャベチャしてきたら、時々、数十分フタを開けて蒸気を飛ばしてやる。1週間を過ぎると、今度は逆に、乾燥のし過ぎに注意が必要。乾きすぎていたら、中にある紙を濡らしてやるなど、水分を補充する。10日ぐらいでミルクチョコのような色になり、さらに待てばブラックチョコのような黒さに変わる。
どこで終了にしても食べられるが、完成は最短11日ぐらいである。7 完成 真っ白だったニンニク球が、きれいなベージュ色に仕上がっている。
血管年齢若返りには、日本山人参
https://www.google.co.jp/webhp?hl=ja&tab=ww#hl=ja&q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B1%B1%E4%BA%BA%E5%8F%82
日本山人参(ヒュウガトウキ)はニッチな商品ですので、まだほとんど知られていませんが、血管については「血管のスペシャリスト」と言ってもいいほどの、優れた働きがあります。
昔は、地元ではウヅと呼ばれていて、「血の道の通りをよくする」ということで、妊婦さんが好んで食べられていたもので、「神の草」とも呼ばれていました。
くるみのようにオメガ3系脂肪酸が含まれているわけではありませんが、健康に良いと言われる微量栄養素がたっぷりと含まれています。(純正日本山人参の成分詳細http://hyugatoki.com/component.htmlをご覧ください)
ヒュウガトウキ研究の第一人者 水野修一医学博士によると、「ヒュウガトウキには血小板凝集抑制作用があるので、いわゆる血液をサラサラの状態にして、動脈硬化のきっかけとなる血管内の血栓形成を防止、動脈硬化の進展を抑えます。
さらに、過酸化脂質の蓄積を抑える作用があるので、動脈硬化の予防にもつながります。
糖尿病性の血管障害も防止して、壊疽や腎障害の進展も抑制すると推定されます。」ということです。
みんなの家庭の医学で、玉ねぎを食べるだけで”胃がん”が予防できるということですが、ヒュウガトウキにはがんを予防する効果まであるのです。それは、がん細胞をやっつけてくれるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化する働きがあるからです。
日本山人参(ヒュウガトウキ)を利用すれば、動脈硬化の予防にも、がん予防にもなるのです。
『日本山人参/ヒュウガトウキ 苗』「神の草」として珍重され門外不出の秘薬!
http://www.shop-field.com/?pid=26121381
2本発注
06 24 (火) 集団安全保障での武力行使 憲法理解の根幹と枝葉
集団安全保障での武力行使に関する記事 サイト内記事検索 検索結果 17件表示
1 陰で動いた外務省 旧条約局出身者、与党協議に影響力(2014/06/26)
2 火種残し、公明容認 具体的歯止め欠く 自公、大筋合意(2014/06/25)
3 集団的自衛権、大筋で合意 公明、文言修正で妥協(2014/06/25)
4 「集団安保で武力行使」棚上げ 自民、閣議決定に記さず(2014/06/24)
5 集団安保、なお諦めず 機雷除去、自民抜け道模索(2014/06/24)
6 「集団安保で武力行使」棚上げ 自民、閣議決定に明記せず 合意優先、別の手段探る(2014/06/24) 7 朝日川柳 西木空人選(2014/06/23)
8 集団安保でも武力行使、公明猛反発し紛糾 与党協議(2014/06/21) 9 集団安全保障の武力行使をめぐる自民、公明両党幹部の発言
10 集団安保で武力行使を提案 自民転換、公明は猛反発(2014/06/20) 11 自民、集団安保で武力行使を提案 公明は猛反発(2014/06/20) 12 集団安保でも武力行使 政府・自民、容認へ転換(2014/06/20) 13 武力容認、底なし 政府・自民「集団安保でも」 敵地で戦闘の可能性(2014/06/20) 14 集団安保を強化、NATO国防相合意 ウクライナ危機(2014/06/04) 15 集団安保の戦闘参加否定 首相、公明への刺激さける(2014/05/16)
16 積極的平和主義 対立勢力との共生が出発点 小泉尊聖(2013/11/22)
17 中国との対話、枠組み探る 日中韓で集団安保できる(2013/04/10)
18 朝日川柳 西木空人選(2013/03/13)
19 安倍首相「集団安保に道を」(2013/03/10)
2014年6月26日(天声人語)
大筋合意のわからなさ
これほどわけのわからない文章はない。集団的自衛権の行使をめぐる与党協議で示された原案である。自公がそれぞれ都合よく説明できるよう表現を仕組んだせいか、普通の人には意味不明だろう。両党は大筋合意し、きのうは国会の日程まで相談したが、信じがたい乱暴さだ
▼集団的自衛権の行使とは、武力攻撃を受けた他国を助けることをいう。日本は憲法9条があるので、日本が攻撃されれば個別的自衛権で反撃できるが、他国を助けることはしないという方針でやってきた。安倍政権はそれを転換しようとしている
▼わけがわからない点は大きく二つある。第1。原案は、他国に対する攻撃であっても、そのせいで日本の存立が脅かされたりする「明白な危険」がある場合は、集団的自衛権を使って反撃していい、ということにしたいらしい
▼そんなに危ない状況なら日本が攻撃されたのと同じではないかという疑問が浮かぶ。現に原案は、日本による反撃について「憲法上は、あくまでも我が国を防衛」する措置だと書いている。これは集団的ではなく個別的自衛権の話ではないのか
▼第2。原案は、集団的自衛権の行使は憲法上許されないと結論する1972年の政府見解を引いて、この理屈は今後も維持すると書いている。歴代内閣の憲法解釈を変更するといっているのに、それを引き継ぐ。つじつまがあわない
▼およそ理解しにくいこの文章を国民に読めというのだろうか。振り出しに戻ってもう一度議論し直すべきだ。
2014年6月24日
「集団安保で武力行使」棚上げ 自民、閣議決定に明記せず 合意優先、別の手段探る
政府・自民党は23日、侵略した国を国連決議に基づいて制裁する集団安全保障の際、日本が他国と一緒に武力行使できるようにする案を閣議決定に明記しない方針を固めた。自衛隊の海外での武力行使の範囲が際限なく広がるとして公明が猛反発し、提案からわずか3日で棚上げした。だが、閣議決定への明記以外で集団安全保障の武力行使ができないか、さらに別の手段を模索する考えだ。▼3面=諦めぬ自民
自公両党はこれまで、集団的自衛権の行使を認めるかどうかを議題に協議してきた。だが、自民党は20日の与党協議で、戦争中に中東のホルムズ海峡にまかれた機雷を爆破処理する例を念頭に、集団安全保障の枠組みでも武力行使を可能にする案を突然提案した。
背景には、集団的自衛権の行使が認められたケースで自衛隊が機雷を除去中、国連安全保障理事会の決議があり、事態が集団安全保障に移行した場合の想定がある。従来は集団安全保障における戦争中の機雷除去は武力行使に当たるとされ、憲法9条で認められていない。このため、自民は除去活動を中止しなければならない可能性があると問題視する。
そこで、集団安全保障での機雷除去を空爆などの戦闘行為と区別し、戦争中でも「受動的かつ限定的」な武力行使として認められると憲法解釈を変更。これを集団的自衛権行使のための閣議決定の中に一緒に明記するよう求めた。しかし、公明は自衛隊の海外での武力行使の範囲を日本周辺に限りたいため、強く反発。本来の集団的自衛権をめぐる自公協議が難航していた。
自民は、集団的自衛権行使の閣議決定を優先させるため、ひとまず集団安全保障の提案を取り下げることで公明の理解を得る狙いがある。だが、集団安全保障の際の武力行使そのものは断念していない。閣議決定に明記しないことで一時棚上げし、今後、憲法解釈を変えずに武力行使を伴う集団安全保障に参加できないか別の手段を探る考えだ。
一方、政府・自民は来週中にも、集団的自衛権の行使を認める閣議決定をしたい考えだ。公明の北側一雄副代表は記者団に「可能なら一定の方向性が出ればいい」と述べ、近く党の考えをまとめる意向を示した。(蔵前勝久)
鷲 小学唱歌(六学年)
1 雲を凌げる 老木の
梢の上の 荒鷲は
広き宇宙を 睥睨す
み空の君主 さながらに
気高く雄々し 鳥の王 鷲の姿
2 怒涛逆巻く 絶海の
孤島に巣くう 荒鷲は
暴風雨をついて 天翔(アマガケ)り
育む雛に 餌を運ぶ
やさしくつよし 鳥の王 鷲の心
06 27 (金) 日本と中国の教育の断面 と 日本の政治 文化日本の危機
2014年6月26日(時時刻刻)
日本の先生「自信」最低 勤務時間は最長 OECDの中学教員調査
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11209674.html
経済協力開発機構(OECD)は25日、中学校教員の勤務環境などの国際調査結果を発表した。日本の教員は指導への自信が参加国・地域の中で最も低く、勤務時間は最も長かった。理解が遅い子に合わせた指導をする割合やICT(情報通信技術)を利用する割合は低い。多忙な中、指導に集中できずにいる教員のすがたが浮かび上がる。▼教育面=校長「仕事に満足」最低
2013年に実施した国際教員指導環境調査(TALIS)で、主に先進国の34カ国・地域が参加。08年に続き2回目で、初参加の日本では、全国から抽出した国公私立中学校192校の教員3484人と校長から回答を得た。
学級運営や教科指導などについて、指導がどの程度できているか、自信の度合いを4択で尋ねた。「非常に良くできている」「かなりできている」の割合の合計を比べると、12項目すべてで参加国・地域中、最低だった。「勉強にあまり関心を示さない生徒に動機付けする」では21・9%で、平均の70・0%の3分の1以下。「生徒の批判的思考を促す」は15・6%(平均80・3%)、「生徒に自信を持たせる」も17・6%(同85・8%)だった。
残る選択肢のうち「ある程度できている」を選ぶケースが多かった。
教室での指導をどれくらいやっているかも4択で聞いた。「課題や学級活動にICTを用いる」に「しばしば」「ほとんどいつも」やっていると答えた割合は計9・9%(同37・5%)で最低だった。
一方、1週間の勤務時間は53・9時間(平均38・3時間)で最長。内訳をみると、部活などの課外指導が7・7時間(同2・1時間)、一般事務が5・5時間(同2・9時間)と飛び抜けて長かった。授業は17・7時間で平均(19・3時間)を下回った。
研修の必要性についても14項目を4択で質問。「高い」と答えた割合が参加国・地域で最高だったのは「個に応じた学習」(40・2%)など6項目に上った。だが過去1年以内に研修を受けた割合は83・2%で平均の88・4%を下回った。
◆朝練、授業、生徒会…学校に15時間半
千葉県郊外のニュータウン。空気に冷たさが残る午前6時40分、女性教諭(40)の運転する車が勤務先の公立中に着いた。
私立高に勤めた後、公立中教員になって7年目。教科は国語、2年生の担任を持ち、男子ソフトテニス部の顧問だ。7時20分からの朝練に備え、ほぼ毎朝、この時間に出勤する。
1、2時間目は授業。定期テストの答案を返して課題を説く。休み時間も採点について尋ねてくる生徒とやりとりが続く。
授業がない3、4時間目、職員室で提出物の点検に取りかかった。毎日提出させる生活ノートや家庭学習帳、定期テスト期間中の学習計画表。いずれもクラスの約30人分ある。生活ノートには赤ペンで必ず一言コメントを書き込む。
給食の時間。「たくさん残ってるよ」と声をかけながら鍋を持って生徒の机を回り、ニョッキのトマト煮のお代わりをよそう。やっといすに座ると、給食終了時刻まで7~8分。揚げパンとおかずをかき込んだ。
5、6時間目の授業後、この日は生徒会の委員会活動があった。教諭は生活委員会の担当。服装やあいさつなどの課題や反省点を出し合う話し合いに時折、アドバイスする。終わると部活のためテニスコートへ。最終下校時刻の午後6時15分まで練習を見守った。
職員室に戻って間もない午後7時近く。長期欠席で日中は来られない受け持ちの女子生徒が、母親に付き添われて登校してきた。教室でテストを返したりしながら30分ほど過ごした。
午後9時を回った職員室。提出物の点検はまだ終わらない。23人の教員中7人が残っている。結局教諭が学校を後にしたのは午後10時を過ぎていた。
土日は部活の大会や練習があり、6月に学校に出なかったのは上旬の日曜1回だけという。
教材研究の時間などがもう少しあればとも思うが、今の学校は風通しがよく、働きやすい。「自分の指導でどれだけ学ぶ力が引き出せているか自信はないが、生徒の役に立つ指導は心がけているつもりです」。淡々と語った。
◆「世間の厳しい目が影響」 識者指摘
世界一多忙だが、自分の指導に胸を張れず、評価が低いと感じている日本の教員。その背景について、25日に東京都内で会見したOECDのアンドレア・シュライヒャー教育局長は「教員に対する社会的な要求の高さ」を挙げた。
「教職は社会的に高く評価されていると思う」と答えた割合で、日本は参加国平均(30・9%)を下回る28・1%だった。
シュライヒャー局長は、OECDが2012年に行った国際的な学力調査「PISA」の成績が良い国ではこの割合も高いという相関関係があるのに、日本には当てはまらなかった、と指摘。その上で「有能な教員を給与やキャリアで優遇することが、社会的地位や魅力を高めることにつながる」と提案した。
陣内(じんのうち)靖彦・東京学芸大名誉教授(教育社会学)は「教員に対する世間の目が厳しくなり、教員は自信をなくし、社会的な役割が見えなくなっているのではないか」とみる。
多忙さの原因になっていたのは、授業準備など子どもの指導に関わるものよりも、部活や事務作業だった。陣内名誉教授は「特に中学校教員の場合、高校受験が控えており、個人的な要求に応えなくてはという思いが強くなる。生徒に集中できるように分業体制を整えるなど、教員の負担軽減を図るべきだ」と指摘した。(高浜行人、芳垣文子、岡田昇)
校長「仕事に満足」最低 OECD国際教員指導環境調査
http://digital.asahi.com/articles/ASG6S52SHG6SUTIL023.html?ref=reca
日本の中学校が初参加した経済協力開発機構(OECD)の国際教員指導環境調査(TALIS)。このうち校長への調査からは、校長が仕事にあまり満足していないことがわかった。教員の学び合いは盛んで、比較的静かな環境で授業ができている一方、学校の裁量が各国に比べて非常に狭い弱点も浮かび上がった。
◆女性の割合6%
日本の中学校192校の校長への調査で目立ったのは、満足度の低さだ。「学校での仕事の成果に満足している」かについて、四つの選択肢から「当てはまる」「非常に良く当てはまる」を選んだ人の合計は59・8%。参加国・地域(平均94・5%)で最も低かった。「もう一度仕事を選べたらまた校長になりたい」も、平均86・9%に対し、61・2%で最低だった。
校長の内訳をみても、日本は特異だ。女性校長の割合は6・0%(平均49・4%)で最も低かった。年齢別では50歳代が80・4%を占め、参加国・地域中で2番目に高い。平均年齢も57・0歳と高く、平均(51・5歳)を大きく上回った。
直近の1年間に校長が「頻繁に」または「非常に頻繁に」とった行動では、「教員が生徒の学習成果に責任を感じるような取り組み」が32・6%(平均75・5%)、「教員が指導能力の向上に責任を持つような取り組み」は38・9%(同68・6%)と、いずれも最低。「授業を観察した」は66・8%で、平均(49・0%)を上回った。
文部科学省は「校長が出ていって解決する問題が生じるかどうかも影響する」と指摘。授業や生徒指導を力のある教員が担い、校長が口を出す必要がないケースもあるとみて、慎重に解釈する必要性を指摘した。
◆授業研究は盛ん
多忙な中で授業に集中できず、自信も持てない。そんな日本の教員の苦境が浮き彫りになる一方、日本から広がったとも言われる「授業研究」は、他国に比べて盛んに行われていた。
「授業研究」は教員が他の教員らに授業を公開して検討会を開き、改善方法などを教員同士が学び合う。調査では「他の教員の授業を見学し、感想を述べる」ことをどれくらい行っているかについて、「年に2~4回」「週に1回以上」など、「行っていない」以外を答えた割合が93・9%。韓国(94・5%)に次いで2番目に高かった。
学校内の指導者の支援を受けていると回答したのは33・2%と、平均(12・8%)を大幅に上回った。経験の浅い教員に指導担当の先輩教員が支援したり、同僚が助言したりする頻度が高いようだ。
また、調査の直前に担当した学級の雰囲気を教員に聞いたところ、「生徒が授業を妨害して時間が失われる」について「当てはまる」「非常に良く当てはまる」と答えたのは9・3%で、最も少なかった。「教室内はとても騒々しい」(13・3%)、「授業を始める際、静かになるまで長く待つ」(14・7%)も平均の半分ほどだった。
一方、女性の割合は一般教員でも他国に比べて極端に少なかった。平均68・1%に対して最低の39・0%で、2番目に低かったメキシコの53・8%を大きく下回った。文科省の担当者は「女性が4割という数字が多いか少ないか見方は分かれるが、女性が働きやすい職場環境になるよう、さらに促す」と話した。
◆狭い学校の裁量
日本の学校の裁量は、他国に比べて極端に狭い。学校運営に重要な責任を持つのは誰か校長に聞くと、そんな実態が確認された。
例えば「教科書や教材の選定」に責任を持つ主体について、「校長」「学校運営チームのメンバー」など校内のメンバーを挙げた校長の学校は教員数ベースで43・4%。平均(94・0%)の半分以下で最低だった。「教員の採用」(18・0%)、「教員の昇給」(16・1%)、「履修内容の決定」(53・5%)も平均を大きく下回った。
これらの分野で学校の自由度が低い背景には、日本では国が学習指導要領を定め、教育委員会が教員人事や教科書採択の権限を持っていることがある。OECDは国によって異なるとしながらも、「一般的に学校の裁量の拡大は学習成果の改善につながる」と指摘しており、調査結果は今後の学校の責任や権限をめぐり問題提起となりそうだ。
◆職務 際限なく広い
本田由紀・東京大学大学院教授(教育社会学)の話 驚いたのは、教員の多忙さだ。課外活動や事務が突出して多く、その分、本来の指導時間が少なくなっている。この課外活動の多さは、部活動だけでは説明できない。校外指導や職場体験など、日本では教員の職務に含まれる範囲が広く際限がないのも特徴だ。
個別の学習指導ができていないのは、教員1人あたりの子どもの人数が多いからだ。子どもの主体的な学習参加にエネルギーを使いたくてもできず、一斉授業になってしまう。
多忙を解決するには教職員や専門職の人数を増やすしかない。
少子化で子どもが減り、部活動が成立しない学校もある。複数の学校から子どもを集めて、自治体が部活動を担うのも一つの方法だ。日本は地域資源も豊かなのだから、放課後の活動は学校外の人材を活用して、教員は授業研究の時間をたっぷり取れるようにするべきだ。
◆評価の目、無理生む
油布佐和子・早稲田大大学院教授(教師論)の話 注目すべきは日本の教師の自信のなさだ。教員が謙虚であること、高水準を求めるあまり自己評価が低いことが考えられるが、理由の一つとして、教員が行政や保護者、地域、社会などの評価にさらされていることがあるのではと思う。日本の教師は教える内容が学習指導要領で定められるなど、限られた枠の中で仕事をしてきた。そこに多様な立場から評価の目が注がれ、すべてに応えようとするため、無理や矛盾が生まれているのではないか。
多忙さも改めて明らかになった。文書主義が徹底され、処理が大変なのだろう。事務職員の増員が望まれる。
教師が専門家集団として労働環境や評価の基準をつくり、社会に問う試みが課題だと考える。
◆ICT環境整備を
東北大学大学院の堀田龍也教授(教育工学)の話 今は子どもの学力は世界各国に比べてそう悪くない。でも、今後はICT(情報通信技術)を活用する力で差をつけられる懸念がある。ICTを使って情報を集めたり処理したりしてコミュニケーションする能力の必要性が高まる中、子どものうちから学校で学ぶ必要がある。
日本の先生のICT活用が世界各国より遅れているのは、多くの自治体が学校へのICT整備に予算を回せておらず、配備が進んでいないためだ。電子黒板やタブレット端末が十分にそろっているケースはまれ。ICT環境は自治体ごとに大きな差がある。自治体は十分な教育予算を確保し、ICT環境の整備に力を入れるべきだ。
2014年6月26日(世界発2014)
中国「超級」進学校は軍隊式 参考書手に駆け足、優秀者の写真掲示
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11209661.html
中国河北省の田園地帯に、北京大学や清華大学といった難関名門大学への驚異的な合格者数で知られる公立のスーパー進学高校がある。教育方法は、「軍隊式」とか「刑務所式」と言われる全寮制の24時間徹底管理。中国教育界でも議論を呼ぶ同校の教育現場を訪ねた。
朝5時45分。まだ薄暗い校庭に、生徒たちのかけ声が響いてきた。
「入試に勝つぞ」
おそろいのジャージー姿でクラスごとに隊列を組み、参考書を持って走りながら暗記をする早朝ランニング。河北省衡水市にある衡水中学(日本の高校に相当)で名物の光景である。
3学年で約5千人いる生徒のスケジュールは、分刻みでの管理が徹底されている=表参照。例えば、朝食時間は4分がめど。教室から食堂への駆け足は禁じられ、生徒たちはスタスタと早足で移動していた。
「軍隊式教育とは思わない。こんなものさ。勉強はつらいけど、この学校に入れてよかった」。2年生の男子生徒は話した。
昨年、北京大と清華大への合格者は計104人。両大が各省ごとに持つ合格者枠のうち、河北省枠の約8割を衡水中だけで占めた。入試制度は少数民族や貧困世帯の優遇枠などもあって複雑で、単純比較はできないが、衡水中は両大への合格率で全国最高レベルだ。
両大以外の難関校に進む生徒も多数に上る。合格校一覧には、欧米の有名大学と並んで日本の大阪大学もあった。校内の至る所にこうした歴代の成績優秀者の顔写真が掲げられている。
教室を回ると、扉には星が描かれていた。成績が優秀なクラスには五つ星のマークが光る。クラス分けは能力別だが、クラス間でも成績を競い、「下克上」も奨励される。
廊下では、「次こそは雪辱を果たすぞ」といった隣のクラスへの「挑戦状」も掲げられる。壁には成績優秀者の顔写真が飾られ、それぞれが自らのライバルの生徒の名前を記していた。
衡水中は、かつては地方の普通の高校だった。20年ほど前、当時の校長が徹底した管理教育を打ち出し、その後、中国有数の「超級(スーパー)」進学校となった、いわば新興校だ。
全国有数の進学校になれば、地方政府も重視し、様々な補助が増えるほか、校長ら幹部の出世にもつながる。同様の教育方法を取り入れる学校も相次ぐ。
同校の参観者はまず、生徒たちが自主作成した学校紹介のビデオを見る。そのなかで、女子生徒が男子生徒に「あなたの夢って何?」と尋ねる。
「何って、河北省の『状元』になることさ」
男子生徒が言い切る「状元」とは科挙の試験でトップをとった優秀者を指す言葉である。同校が学生に求める目標は明確だ。
校則には、恋愛禁止が明記されている。男女が2人きりで会ったり、手紙を交換したり、一緒にご飯を食べたりすることは「非正常接触」と規定され、停学の対象だ。「一つの恋愛を認めれば、その炎はクラス全体を燃やし尽くす」(同校の教員向け指導書)と勉学への影響を懸念するからだ。
衡水中幹部は「(人格を高める)素養教育を進めることで、進学率を高める」と教育方針を説明する。40キロの徒歩遠足や、人民解放軍の指導の下、実弾射撃を含む軍事訓練などの課外活動がある。教師も厳しく管理され、毎年1回、保護者へのアンケートという形で生徒からの評価を受ける。
◆コネ社会、入試に望み
人口約13億の中国で、受験生はすさまじい競争にさらされる。今年の全国の大学受験者数は939万人。その頂点である北京大、清華大の合格者数は、計約6千人という「狭き門」だ。
毎年、受験の時期になると、中国メディアは、点滴を受けながら勉強を続ける受験生の姿を報じる。受験を苦にした若者の自殺のニュースも少なくない。「1点の差が1千人を倒す」と言われ、厳しい競争は深刻な社会問題となっている。
衡水中の徹底した管理教育に対しても、「学校が人材育成の場ではなく、大学生生産工場になっている」(北京紙)といった批判の声がある。
一方で、「生徒も、先生も、保護者も、皆が望んでやっていることだ」(中国メディア)と肯定する見方も強い。無理やりではなく、難関校への合格という目標を実現するため、自ら厳しい管理教育を受け入れている形だ。
背景には、共産党幹部との人脈が何よりも優先されるような一党支配のコネ社会で、大学入試は、地方の子どもたちの数少ない成功へのチャンスである、という事情もある。
衡水中を参観した教育関係者の一人はこう解説した。「受験勉強がどんなにつらくても、大学入試は自分の努力と実力だけで結果を出せるから、生徒たちは必死にがんばる。中国には、こうした公平で公正な競争は決して多くないですから」(衡水=古谷浩一)
2014年6月26日(集団的自衛権)
陰で動いた外務省 旧条約局出身者、与党協議に影響力
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11209645.html
他国への攻撃に自衛隊が反撃する集団的自衛権の行使を認めることで、自民、公明両党が大筋合意した。背後には、自衛隊が海外で活動する範囲を広げ、外交の選択肢を増やそうとする外務省旧条約局(現国際法局)出身者らの姿がある。侵略した国を国連決議に基づいて武力で制裁する集団安全保障でも、参加への余地を広げようと動く。
集団的自衛権の議論を進めた外務省出身者
柳井俊二・国際海洋法裁判所長(77)
湾岸戦争時は外務省条約局長(現国際法局長)
第一次と第二次の安倍政権で安保法制懇談座長
谷内正太郎・国家安全保障局長(70)
湾岸戦争時は米大使館参事官
99~01年に条約局長。第一次安倍政権では外務事務次官
小松一郎・前内閣法制局長官(享年63)
湾岸戦争時は条約局法規課長
第一次安倍政権では国際法局長
兼原信克・内閣官房副長官補、国家安全保障局次長(55)
12年8~12月に国際法局長
20日の与党協議。自民党はそれまで議題になかった集団安全保障による武力行使を突然持ち出した。複数の政府関係者によると、震源地は外務省だ。その原動力となったのは、集団安保に最も積極的な外務省旧条約局経験者らとされる。
与党協議の事務方の中心だった兼原信克・内閣官房副長官補は、外務省の国際法局長出身。外務省きっての戦略家と言われ、安倍晋三首相の知恵袋的な存在だ。首相がまだ年次の若い兼原氏を、次官級の副長官補に抜擢(ばってき)した。兼原氏は首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)も事務方の責任者として取り仕切った。
集団的自衛権だけでなく、集団安保による武力行使も憲法解釈で認めるよう求めた外務省の現職幹部に、慎重派の首相周辺は「それはダメだ」と跳ね返してきた。
集団的自衛権は、他国であれ「守る」ことを基本とする。しかし、集団安保では、侵略など問題のある国をたたく行為で攻撃性が高い場合がある。慎重派には「実現へのハードルはむしろ集団安保の方が高い。憲法改正で対応すべきだ」(政府関係者)との考えが強かった。
首相はいったんは慎重派に軍配を上げた。集団安保の武力行使を認めない方針を決め、5月15日の記者会見で「政府として採用できない」と宣言した。
ところが与党協議が最終盤に入り、兼原氏をはじめ旧条約局出身者を中心とした巻き返しが起きる。旧条約局出身者らは、自民党の責任者である高村正彦副総裁に説明を重ねた。最終的には高村氏の理解を得て、安倍首相からも集団安保の武力行使も可能とする閣議決定案の許可を取り付けることに成功した。
その後、公明党の猛反対にあって、閣議決定案への明記は見送られたものの、集団安保でも武力行使をする余地は残った。ある旧条約局長経験者は「集団安保が与党で議論され、その痕跡が残ったことに意味がある」と評価する。
◆湾岸戦争時の批判、トラウマ
安倍首相が再び政権に就き、集団的自衛権行使容認を目指すにあたって中核に据えたのが、外務省旧条約局長の経験者らだった。日本が集団的自衛権を行使することに前向きで、国際法に通じているため、首相にとって「理論的支柱」になってくれるからだ。
兼原氏を交渉の最前線に立て、安保法制懇の座長に柳井俊二氏が就いた。報告書を受け取る政府の国家安全保障局のトップには谷内正太郎氏を据えた。さらに、解釈変更を了承する立場の内閣法制局長官には、歴代長官人事の慣例を破り、駐仏大使だった小松一郎氏を起用した。(小松氏は23日、病気で死去)
外務省にとって集団的自衛権と共に、集団安保で日本が武力行使できるようにするのは悲願だ。そこにはイラクのクウェート侵攻を受けた1991年の湾岸戦争時の「トラウマ」がある。国連安保理決議により多国籍軍が組まれた集団安保だった。この時、旧条約局にいた外務省関係者は、こんなことを覚えている。
内閣法制局に「自衛隊に多国籍軍の負傷兵の治療をさせたい」と伝えたが、「憲法9条が禁じる武力行使の一体化にあたる」と否定された。結局、日本は130億ドルを拠出したが、「カネしか出さないのか」と米国を中心とした国際社会から強い批判を浴びた。湾岸戦争時に条約局長だった柳井氏は5月、朝日新聞のインタビューに「何とかしなければいけないという気持ちはずっと持ってきた」と答えた。
外務省は今年1月に発足した国家安全保障局に、若手の精鋭部隊を送り込み、谷内氏をサポート。同局の「与党対策班」が公明党への説得にあたり、閣議決定の文案作成も主導する。防衛省幹部は「官邸内を『条約局マフィア』が闊歩(かっぽ)している」と評す。
2014年6月26日(あすを探る 社会)
戦争は自衛の暴走で始まる 森達也
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11209604.html
昨年夏、ベルリン自由大学の学生たちと話す機会があったとき、1人から「8月15日は日本のメモリアルデーなのですか」と質問された。
「終戦記念日だからメモリアルデーですね。ドイツではいつですか。確かベルリン陥落は5月ですよね」
僕のこの問いかけに学生たちは、「その日は、ドイツにとって重要な日ではありません」と答えた。
ならば重要な日はいつだろう。学生たちは「1月27日」と答える。でも何の日かわからない。首をかしげる僕に彼らは、「アウシュヴィッツが連合国によって解放された日です」と説明した。
ドイツのメモリアルは加害。そして日本では(広島・長崎も含めて)被害。この違いは大きい。どちらを記憶すべきなのか。どちらを起点に考えるべきなのか。
結果としてこの国は、自らの加害を起点に考えることを選択しなかった。戦争の終わりは戦後の始まり。新たな歴史がそれまでの歴史を上書きする。戦後復興に高度経済成長。戦争では果たせなかったアジアの盟主の座を経済で実現する。でもやがてバブルははじけ、GDPは中国に抜かれ、その翌年には原発が致命的な事故を起こす。もはや右肩上がりの経済成長は望めない。でもあきらめきれない。アジアのひとつになることを認めたくない。中国や韓国の台頭も苦々しい。
そんな思いが飽和しかけたときに領土問題が勃発し、自民党は「日本を、取り戻す。」とのスローガンを打ち出した。強いリーダーに国民は熱狂する。メディアには「舐(な)めるな」と街場の喧嘩(けんか)のようなフレーズが躍る。
イラクに今の混乱状態を招いたそもそもの責任は、武力侵攻してフセイン政権を崩壊させたアメリカにある。このとき多くの国は、大量破壊兵器の存在を理由に先制的自衛を主張するアメリカに激しく反対した。でも侵攻は始まった。アメリカを支持する国があったからだ。特に強く賛同を示したのはイギリス、オーストラリア、そして日本だ。
アメリカを支持することが日本の国益とこのときに訴えた識者は、今は安保法制懇の主要メンバーとなって、集団的自衛権の必要性を主張している。侵攻を支持した政府判断の検証もまったく進んでいない。
人は進化の過程で、不安や恐怖の感情を強く保持し続けてきた。だからこそ現在の繁栄がある。でも自然界に天敵がいなくなってからは、その本能は同族に向けられるようになった。こうして自衛意識が暴走して戦争が始まる。本能は消せない。でも手段を制限することはできる。
この国はかつて武力の放棄を決意した。その後に解釈変更を重ねながら再び保持はしたけれど、過剰な自衛への抑制だけは持ちこたえてきた。でも今、その一線が崩れようとしている。集団的自衛の名のもとに。
この流れに抵抗する人の一部は、現政権を「彼らは戦争をしたいのだ」と批判する。少し違う。彼らは彼らなりに戦争を忌避している。戦争の悲惨さをわかっている(と思いたい)。ただし戦争のメカニズムがわかっていない。多くの戦争は自衛の暴走で始まることを理解していない。
「私は、戦争を根絶するには、欲心を取り払わねばならぬと思う。現に世界各国はいずれも自国の存立や、自衛権の確保を説いている。これはお互いに欲心を放棄しておらぬ証拠である。国家から欲心を除くということは、不可能のことである。されば世界より戦争を除くということは不可能である」『秘録 東京裁判』(中央公論新社)。
処刑直前に東条英機はこの遺書を残した。確かに自衛の意識はなくならない。でも手段を制限することはできる。この国は戦後、身をもって世界から戦争を除くための理念を掲げた。不可能に挑戦した。
その歴史の上書きだけはしない。この先にこの国がどう変わろうと。
(もり・たつや 56年生まれ。映画監督・作家。明治大特任教授。近著に「クラウド 増殖する悪意」)
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