フィリップ・マクドナルド『鑢』に登場する鑢(やすり)。
昔の創元の表紙にはこの鑢の絵が使われていたのですが、今は別の絵になりました。新装版の中で鑢が図解されているのかどうか分かりませんが、とりあえずどういうものか紹介しておきます。
小説の中には木工用の鑢、とあったので、wood raspなるものだろうと思います。海外では一般家庭にもあるほどポピュラーな大工用具なのかもしれませんが、日本ではそれほど見かけません。たぶん、プロの道具なのでしょう。長さは大きいもので30センチくらい、ぎざぎざの溝がついていますが、溝の形は様々なようです。
タバードと違って描いてて気持ちよかったです。金属って描きやすい。