ボディボーダーズ ヘブン千葉  独断スポーツ医学シリーズ第4弾!
鼻中隔彎曲矯正・下甲介粘膜切除(肥厚性鼻炎)手術入院体験記
手術名:早く治療すれば良かった・・・鼻中隔湾曲矯正術・下甲介肥厚粘膜切除術
手術後2年が経ち、心の底から手術をして良かったと実感しております。

鼻水鼻詰まりが無くなった。副産物として大きかった扁桃腺が見えないほど小さくなり、風邪を引かなくなったなど・・・

これは、鼻中隔粘膜を剥離し彎曲した鼻の軟骨を摘出、肥厚した下甲介粘膜を切除する治療・・・
簡単に言えば鼻中の曲がった骨と、花粉症アレルギー等で肥大した粘膜を切除、鼻中の空気の流れを良くする手術の体験記です。

大学病院耳鼻咽喉科を受診したきっかけは、スクーバダイビング中に副鼻腔の一つ前頭洞スクイーズを起こすようになった。
ダイビングはレギュレータから空気を吸う口呼吸、鼻の一つや二つ詰まっていても、耳や頭蓋骨内の各副鼻腔に空気が通れば
問題にはならず現に潜水歴25年超。しかし何らかの原因で前頭洞への空気の流れが遮断されていると思われる事象が頻発。
海に潜って行くと空気が通らないので気圧差が生じ前頭洞が痛くなってくるのです。風邪を引いているとこの様な事が起こります。

潜行時はまだしも浮上時にリバースブロックなど頻発すればダイバーとして致命的〜そこで大学病院を訪ねた。

考えられる原因として副鼻腔炎(蓄膿症)があるがCT画像で異常なし。治療の一つの方法として鼻から内視鏡を入れ
前頭洞まで穴を開ける。しかし前頭洞の空気の通り道は繊細で、粘膜肥大化を刺激しで完全閉塞するリスクがあるとの事。

治療方法は暗礁に乗り上げ、教授は「ダイビングはやめた方が良い」と。
今回の診察では鼻中隔彎曲症・肥厚性鼻炎ということも解ったので、「曲がった鼻中隔を矯正し肥大化した下甲介粘膜を切除したら
治るかもしれない。どうか?」と患者側である私から教授に提案してみた。

鼻中隔彎曲症・肥厚性鼻炎
 日本人の90%は鼻中隔が曲がっていると言う (外観では解らない) 鼻の空気の通りが良くない。
粘膜が肥厚し鼻呼吸が困難になると手術が必要で、私の鼻の状態も最悪の一歩手前くらいとの事。
最近は鼻の手術も日帰りとか短期入院で手術が出来るようですが、私はそれに当てはまらない状態ですね。

近年花粉症が酷く、市販のナファゾリン点鼻薬の常用が、鼻中粘膜を肥大化させたのか?冬から春は鼻で息が出来ない状態。
手術はこれらを解消!前頭洞の通りも解消?局部麻酔で所要時間は2時間。入院期間は9日間の予定だ。さて検査を経て入院!
赤い線が湾曲した鼻中隔軟骨

青い線が肥厚した下甲介粘膜

これにより左の鼻は閉塞状態で空気が殆ど通っていません。
手術で鼻中隔軟骨「赤」と下甲介粘膜「青」を切除する。
入院1日目手術前日 入院2日目手術日 入院3日目 入院4日目 入院5日目 入院6日目 入院7日目 入院8日目 入院9日目退院
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