【目次へ】 忖度が招いた政治・経済の金銭感覚
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続折々の記 2020⑨
【心に浮かぶよしなしごと】
【 01 】11/06~ 【 02 】11/10~ 【 03 】11/14~
【 04 】11/22~ 【 05 】12/04~ 【 06 】12/07~
【 07 】12/08~ 【 08 】12/22~ 【 09 】12/28~
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【 08 】12/22
シュミットの政治感覚
一年の「折々の記」抜粋この一年
A 「折々の記」2020①【目次へ】
B 「折々の記」2020②【目次へ】
C 「折々の記」2020③【目次へ】
D 「折々の記」2020④【目次へ】
E 「折々の記」2020【06】~【09】【目次へ】
「折々の記」2021【01】~【03】【目次へ】
F 「折々の記」2020【04】~【06】【目次へ】
12 22 (火) 忖度が招いた政治・経済の金銭感覚 シュミットの政治感覚/B>
今朝の新聞を見てまた驚いた。 その一面にはこう記事が出ている。
吉川元農水相が議員辞職 業者から500万円授受疑惑 体調不良理由に
「桜」答弁118回、相違の可能性 安倍前首相分、衆院調べ
(天声人語)ジャパン・アズ
桜を見る会については、忖度そのものが検察関係まで及んでいることがわかる。 これでも法治国家として通用するのか。 つぎの検索事項は国民がよく知っていることであり、ウソがまかり通っているのに国家権力にかかわるとなると個人の虚偽と変わってしまう。
桜を見る会 検察 動かない(検索)
こうした悪弊については、すでに2006年の元西独首相シュミット氏のインタビューで厳しく指摘されていました。 私がこのことを取り上げていたのはずっと前のことです。
【54 色紙】 元西独首相シュミット
日本に限ったことではないが、テレビメディアの浅薄さが政治を覆って
いると思う。 社会の芯になる共通の哲学が失われている。 クリスマス
には「にわかキリスト教徒」があふれ、浮かれた御祭り騒ぎを演じる。テ
レビ番組のヒーローのような政治家が歴史をつくる日本の状況と相通じ
るものを感じます。
2006.12.5 朝日新聞
元西独首相シュミット氏が‘知日派のあなたにいまの日本は
どう映るか’の質問に答えた言葉
これらすべて、日本全般に及んでいる生活の安易さや明日ヘの希望と努力という進取の気性がなくなる原因というのは、近代文化の廃頽は現象によって生ずる過程とみることができるのではないか。 文化が生まれ育ち繁栄が長く続くと、人々の心は文化を生み出した来た人たちの努力の積み重ねへの関心は薄れ、平家武士団が貴族化の道をたどりやがては対敵関係にあった源氏勢力の時代へ移っていく、そうした興亡が人の世の無常ととらえられるのだと思う。
文化というのは幅広い分野を指しての言葉であるが、生活の中に厳粛な態度は見えていない。 テレビを喜んでみる気持ちの中には、今の世の中の生活倫理を高めていこうという精神的気質が少なくなっているとも言えると思う。 江戸時代の藩校とか寺子屋とか儒教の発想から人の教育が行われたものであろうが、ことに戦後世相を見てきたものを考えると、経済復興の流れが主流となってから子女の教育の流れは細々となったともいえる。
ここで気になることは、この様相が家庭教育に及んだことだった。 生活のために働くことは戦前も同じであったが、学問よりお金のほうが大事だというふうに人々の意識が変わっていくことだった。 何といってもお金さという意識が心の中に広がってきたとみて間違いない。
企業活動と教育意識はともに大事にされてきたが、企業で働く人々の意識はお金に偏っていた。
個人の生活エンジョイ、個人の学問意識、それは国家が指導すべきことではない。 それはわかる。 けれども全体の倫理観とか正義を大事にする気風を失うことは、国家の将来にとしては憂うべきことであろう。
ところが、新型コロナウイルスのワクチン注射に関して、WHOはすべての人々にワクチン接種を同じようにすべきだという発想であることが報道されました。 この流れはEUの知能集団が打ち出したものというべきだと私は思います。 その通りだと思うし素晴らしい気構えと勇気ある行動だと感心しました。
この世界全体がコロナワクチンを同じように接種しなければ、コロナワクチンの猛威は尽きることなく続きうる。 金もうけを主とする資本主義の方向では世界の安全は保てないことは誰しも理解できます。 だからこの方向は今後の世界政治全体に浸透すべき方向だと言えるのです。 普通の人々が平和に生活できるようにする方向が示されたのです。 嬉しいことです。
資本主義の行き詰まりは緩 やかな社会主義の方向へ変化いているという見通しを立てている学者がありました。 この方向はやはり世の中が進んでいく方向の大きな流れでありましょう。 私はそれがいいと思うし、そうなることに喜びを感じています。
A 「折々の記」2020①【目次へ】
【01】2019/12/30~【02】2020/01/01~【03】2020/01/03~
【04】2020/01/05~【05】2020/01/07~【06】2020/01/08~
【07】2021/01/12~【08】2021/01/19~【09】2021/01/20~
月/日 見出し 頁 12/30 社会が失う国語力
カナリアの歌:1
2019年 あの日 1月~12月
キッシンジャーが米中均衡を宣言01 01/01 欲望のためウソを言うカルロス・ゴーン
・上記他7件26 01/03 狂乱に直面する世相
・ゴーン被告、レバノンで裁判模索か妻と再会
・カナリアの歌:3
・モーセの十戒の意義43 01/05 狂乱に直面する世相
・カナリアの歌:4・5・666 01/07 狂乱に直面する世相
・カナリアの歌:2
・カナリアの歌:関係資料 1~4
・カナリアの歌:784 01/08 ホームぺージとモーゼの十戒
・ゴーンの因果100 01/12 真実は何故正しいか 心のよりどころ 112 01/19 (続)真実は何故正しいか 心のよりどころ
植物にも感覚があるか129 01/20 日米安保の岐路に立って 良心に従え
「疑惑国会」開幕 無責任時代か?134-
B 「折々の記」2020②【目次へ】
【01】2020/01/25~【02】2020/01/28~【03】2020/01/31~
【04】2020/02/03~【05】2020/02/10~【06】2020/02/11~
【07】2021/02/14~【08】2021/02/18~【09】2021/02/27~
月/日 見出し 頁 01/25 「ダボス会議」閉幕 日本企業にも環境対応突きつける会議に
・腰を上げない日本
徳勝龍 “技術論では語れない” 初優勝をもたらしたもの
首都の空、手放さぬ米軍 五輪中の基地民間共用、難色01 01/28 神とは何か 知ることができても見ることはできない 17 01/31 モーセが伝承した内容と something great 30 02/03 今日は節分
叔父の宮井武彦死亡
人を差別してはならない
近代化とは何か
アメリカの若者の動向40 02/10 アメリカの若者の動向(続き)
日本の富裕層の所得と資産53 02/11 日本の建国記念日 DNAから多くの祖先を訪ねて
緊急ニュース 雲行きの変化67 02/14 緊急ニュース(続) 雲行きの変化 83 02/18 緊急ニュース(続) 雲行きの変化
驚いた!! でたらめ内閣 国民も恥を知れ101 02/27 緊急ニュース
・ ウイルスも子孫を残すのが目的
【万物に意識がある】
【波動が宇宙を支配する】112
C 「折々の記」 2020③【目次へ】
【01】2020/03/02~【02】2020/03/03~【03】2020/03/04~
【04】2020/03/04~【05】2020/03/12~【06】2020/03/17~
【07】2021/03/20~【08】2021/03/26~【09】2021/03/29~
月日 見出し 頁 03/02 緊急ニュース
・ 韓国の悲鳴「明日は我が身」 他人ひと事ではない
・ アメリカの核の傘を出る方法01 03/03 田中宇による世界情報 25 03/04 日本は中立国宣言できないか 世界の中の日本意識 58 03/04 モーゼの十戒と敬神崇祖 「大和民族はユダヤ人だった」を読み 65 03/12 健康二題
・ 米ぬかとハチミツ76 03/17 ロングブレス
コロナショック(1) 細菌も生きもの
偽証ショック(1)90 03/20 コロナショック(2) 細菌も生きもの
偽証ショック(2)112 03/26 コロナショック(3) 必死で生きている
足のむくみ 心不全の症状127 03/29 於大の教え 山岡荘八「徳川家康」
宿業とは何か? 未熟児で産まれたから
山路を登りきて 早教育と天才
胎内教育 「胎児はみんな天才だ」138
D 「折々の記」2020④【目次へ】
【01】2020/04/03~【02】2020/04/05~【03】2020/04/07~
【04】2020/04/10~【05】2020/04/10~【06】2020/04/22~
【07】2021/04/22~【08】2021/05/04~【09】2021/06/17~
月日 見出し 頁 04/03 新型コロナウイルスの猛威 沈黙のウイルス 01 04/05 わからないと悲劇 沈黙のウイルス
上を向いて歩こう 気持ちがよくわかる歌唱
数学の論文 思考の基盤は合理性
対話の原則 聞く耳を育てよ12 04/07 非常事態宣言発令 自粛から統制へ 24 04/10 ウイルス激震を絶好のチャンスに
パンデミック克服後、全く違う世界に
怒涛のように日本歴史の改変が進む
激震コロナウイルス 世界の断面
「急ぐ必要ない」72% 国会での憲法改正議論36 04/10 祖先を訪ねて(1) 封印の古代史 65 04/22 祖先を訪ねて(2) 封印の古代史
祖先を訪ねて(3) 封印の古代史80 04/22 祖先を訪ねて(4) 封印の古代史 89 05/04 モーゼの時代に戻れ 先祖を敬う
完治へのスタートの日 希望への道
日米安保の現在地(連載)94 06/17 続・変容する日米安保
こんなことが見逃されてもいいのか??101
E 「折々の記」【目次へ】
【06】2020/12/07~【07】2020/12/08~【08】2020/12/22~
【09】2020/12/28~
【01】2021/01/01~【02】2021/01/05~【03】2021/01/13~
月/日 見出し 頁 12/07 時事ニュース
戦争と学問 問われる「自由」の真価
太陽光――5社計30億円、所得隠し1 12/08 コロナ・ウイルス武漢 12 12/22 忖度が招いた政治・経済の金銭感覚 27 12/28 祇園精舎の鐘の聲
年末の餅つき
共生のSDGs 明日もこの星で29 01/01 元旦の朝
遍性を見つめ直すこと
新型コロナ東京感染1337人
共生のSDGs 明日もこの星で55 01/05 阿修羅は母であり父だった
「論理より力関係」が日本の空気
首相「パンケーキ懇談会」の思惑
語る 人生の贈りもの
緊急事態再宣言88 01/13 いのちの願いとは、鮭の生涯が教えてくれる 90
F 「折々の記」【目次へ】
【04】2021/01/28~【05】2021/02/08~【06】2021/02/05~
月/日 見出し 頁 01/28 感染1億人 世界の78人に1人
【1】新型コロナを封じ込めた台湾の理由
【2】日本がコロナ感染拡大で、台湾から「今すぐ学ぶべきこと」
時事ニュース1 02/03 私の生滅 転機は二度 14 02/05 健康保持
時の流れ 世界の渦巻き25
以上でこの一年の「折々の記」抜粋この一年を終わります。
記憶する能力が衰えてきて、言葉をパソコンへ打ち込むことができてもあのグレタ烈女の名前が覚えにくくて自分の思い出す能力がどんどん衰えていくのを感じます。
日本一の記憶力検定で一位を取った人の本があり、年齢に関係しないというので買うつもりです。 kindleで購入してあったが、どうも読みづらい。
幻冬舎 池田義博 「奇跡のメモ術」 内容は読むに値すると思う。
「田中宇の国際ニュース解説」2012年の記事一覧
月/日 内容 頁 2012/12/26 まだ続き危険が増す日本の対米従属 1 2012/12/26 一線を越えて危うくなる日本 5 2012/12/16 きたるべき「新世界秩序」と日本 10 2012/12/14 北朝鮮の衛星発射と中国の尖閣領空侵犯 14 2012/12/11 シリアに化学兵器の濡れ衣をかけて侵攻する? 18 2012/12/07 トリウム原発の政治的意味 22 2012/12/03 円をドルと無理心中させる 28 2012/11/28 日中韓協調策に乗れない日本 33 2012/11/26 アジアFTAの時代へ 37 2012/11/22 世界の運命を握る「影の銀行システム」 41 2012/11/19 オバマ再選を受けたイスラエルのガザ侵攻 46 2012/11/16 江沢民最後の介入 50 2012/11/1210