水溶性ビタミン

ビタミンB1(所要量 1.1mg)
炭水化物の代謝、糖からエネルギーを生み出すのに重要な働きをする。神経細胞の維持成長に必要。
熱、アルコールに弱い
        

ビタミンB2(所要量 1.2mg)
タンパク質・脂肪・炭水化物の代謝を助ける。ダメージを受けた組織を修復。ビタミンAと共に粘膜を維持形成する
        

ビタミンB3 (ナイアシン)(所要量 16mg)

細胞が酸素を取り入れるのや、消化や炭水化物の代謝を助ける。体内で各種ホルモンを作るの必要

 


ビタミンB5 (パントテン酸)(所要量 5mg)
糖分や脂肪の代謝を助ける。抗ストレス作用もあり、疲労回復に役立つ。寒さに対する耐性も作る。熱、アルコールカフェインに弱い。不足すると 不眠などを起こす可能性あり。

ビタミンB6 (所要量 1.6mg)

タンパク質の代謝に必要。ヒトの腸内細菌でも生合成される。激しい運動やタンパク質摂取量が増えると需要が高まる

 


ビタミンB12(所要量 2.4mcg)

タンパク質・脂肪・炭水化物の代謝に必要。ベジタリアンの人は欠乏症に注意

 


DNA、赤血球の形成に働く。 潰瘍予防、貧血予防の効果も。
新しい細胞を作る働きをするので妊産婦さんや、お酒を多く飲む方は大目に摂取したほうがよいでしょう。


皮膚炎などの緩和
抗アレルギー作用
(アトピー性皮膚炎の緩和にも効果の可能性)
細胞の成長を助ける。神経や毛髪の正常維持も助ける。
腸内細菌により合成されますが、一部のビフィズス菌により消費されてしまう。

エネルギーの利用を助ける。抗ストレス作用もあり、コラーゲンや軟骨の形成に必要。風邪の予防にも有効。

欠乏すると無気力などになりやすい。

 

脂溶性ビタミン

特に視覚に対し働く。ビタミンB2と共に粘膜などの形成などにも働く。タンパク質の利用に必要。欠乏すると視力の低下や夜盲症などになる。

ビタミンA、カルシウムの吸収を助ける働きをする。
摂取しすぎると吐き気、頭痛などをひきおこす。
アミノ酸の代謝にも影響を与える。

太陽の光を浴びることでも合成される

酸素の利用効率を高める。血管を拡張させて血液の循環をよくする。抗酸化作用もあり老化を遅らせる。ヘルニアなどの予防効果もあるとされている。

摂取しすぎると一時的に血圧が高くなることがある

 

 

葉酸
効能は?

DNA、赤血球の形成に働く。 動脈硬化、潰瘍予防、ビタミンB12と共に働き貧血予防の効果も。

新しい細胞を作る働きをするので、
成長期のお子さんや妊娠初期の妊婦さんなどは積極的に摂取するとよいでしょう。


豆知識
葉酸は調理によって失われやすく、また摂取しても吸収しづらく食事から効率よく摂取するのは困難といわれています。

 

摂取量が少ない場合は?

タバコやアルコールに弱いので、それらを取る方は意識して葉酸を摂取するとよいでしょう。

DNAのミスコピー、動脈硬化、白髪、脱毛、成長障害などを引き起こす可能性があります。

 

葉酸が含まれる主な食品

一日の所要量 推奨値
200mcg
 

 

可食部 生100g

調理後
(茹で、焼きなど)

えだまめ 320mcg 260mcg(ゆで)
ほうれん草 210mcg 110mcg(ゆで)
アスパラ 190mcg 180mcg(ゆで)
にんにく 120mcg -----
イチゴ 90mcg -----
かぼちゃ 42mcg 38mcg(ゆで)
     
     

 

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