07 28(火) 今までの教育問題のまとめ【その十七】 |
07 29(水) まとめ |
07 29(水) OECD世界学力調査の結果 |
07 30(木) 民主党の政権政策マニフェスト2009 |
民主党の政権政策Manifesto2009 各項目の詳細な内容は、PDFをダウンロードしてご覧頂けます。 ※内容の改変については法的措置を講じることがあります。 |
教育の責任の明確化 国の責任と市町村の役割を明確にした教育制度を構築します。 (1)国は、義務教育における財政責任を負うとともに、「学ぶ権利」の保障について最終責任を負います(2)現行の教育委員会制度は抜本的に見直し、自治体の長が責任をもって教育行政を行います(3)学校は、保護者、地域住民、学校関係者、教育専門家等が参画する学校理事会制度により、主体的・自律的な運営を行います。 保護者や地域住民等による「学校理事会」の設置 地方公共団体が設置する学校においては、保護者、地域住民、学校関係者、教育専門家等が参画する「学校理事会」が主な権限を持って運営します。学校現場に近い地域住民と保護者などが協力して学校運営を進めることによって、学校との信頼関係・絆を深め、いじめや不登校問題などにも迅速に対応できるようにしていきます。こうした学校との有機的連携・協力が生まれることは、地域コミュニティの再生・強化にもつながります。 教育の無償化 高等学校は希望者全入とし、公立高校の授業料は無料化、私立高校などの通学者にも授業料を補助(年12万〜24万円程度)します。この内容を具体化した「高校無償化法案」は参議院で可決されましたが、引き続き同法案の成立を目指します。 義務教育就学前の5歳児の就学前教育の無償化を推進し、さらに漸進的に無償化の対象を拡大することによって、保護者の教育費負担の軽減を図ります。 高等教育の機会の保障 すべての人が、生まれた環境に関わりなく、意欲と能力に応じて大学などの高等教育を受けられるようにします。現在、日本とマダガスカルのみが留保している国際人権A規約(締約国160カ国)の13条における「高等教育無償化条項」の留保を撤回し、漸進的に高等教育の無償化を進めます。 奨学金制度改革 学生・生徒に対する奨学金制度を大幅に改め、希望する人なら誰でもいつでも利用できるようにし、学費のみならず最低限の生活費も貸与します。親の支援を受けなくても、いったん社会人となった人でも、意欲があれば学ぶことができる仕組みをつくります。具体的には、所得800万円以下の世帯の学生に対し、国公私立大学それぞれの授業料に見合う無利子奨学金の交付を可能にします。また、所得400万円以下の世帯の学生については、生活費相当額についても奨学金の対象とします。 今後は、諸外国の例を参考に、給付型の奨学金についても検討を進めます。 学習指導要領の大綱化 学習指導要領の大綱化を促進します。設置者および学校の裁量を尊重し、地域・学校・学級の個別状況に応じて、学習内容・学校運営を現場の判断で決定できるようにします。 教科書の充実 中学や高校などにおける教科書のデジタル化を進め、内容の充実を図ります。教科書採択にあたっては、保護者や教員の意見が確実に反映されるよう、現在の広域採択から市町村単位へ、さらには学校(学校理事会)単位へと採択の範囲を段階的に移行します。 など |
07 30(木) 何をして望ましい人づくりをすすめるのか |
07 30(木) ゆで蛙のはなし |
07 31(金) かえる龍に勝つ |
カエルの話 〔阿武山福音自由教会 牧師 池田 豊〕 このカエルたちのこと聞いて、進化論の立場をカエル、勇気ある人いませんか? チャールズ・ダーウィンは「種の起源」の171ページ(New York:American Library,1958)でこのようなことを記している。 「生物の複雑に発達した器官のどれであろうと、僅かばかりの変化が継続的に、又、数限りなくなされた結果、形成されたものでないということが、もし証明されでもしたら、私の理論は完全に崩壊してしまう。」 H.G.ウェルズとジュリアン・ハクスレー、そしてG.P.ウェルズ共著の「生命の科学」という書物(New York: The Literary Guild, 1934,)の728ページに水のない環境でも生息している、地上生活をする両生類の例としてサリナムヒキガエル(Surinam toad)のことがあげられている。 このヒキガエルがどのようにして進化した結果、現在のような能力を身につけたのだろうかと、その必然性を考えていくと、どう考えても、僅かばかりの変化が、少しずつ、継続的に長い時間かけて繰り返し起こった結果であるとはとうてい思えないのである。 ご紹介しよう。 メスのサリナムヒキガエルが卵を産むとき、何と長い輸卵管がカーブを描き、自分の背中にまで伸びる。 そして、メスは自分の背中の上に産卵をする。 雨がほとんど降らない乾燥地帯でカエルが水なしで、照りつける灼熱の太陽のもと、背中に産み落としたゼリー状の卵をどのように乾燥から守り、孵化させる(かえす)ことができるというのだろうか。 あえてなぜ、そのようなところをわざわざ選んで産卵をするようになったかということ、それだけでも必然性を考えると不思議だが、もっと我々を驚かす、超ワンダフルな彼女の「子育てウルトラE難度以上の業」がある。 なんと、産卵を終えたメスガエルの背中が、両脇からせり上がり、ドームのようになって卵を包み込むのである。 そしてそこが、卵が孵化するまでの保育器となるのだ。 ちょうど、未熟児で生まれてきた人間の赤ちゃんが、保育器に入れられているようなものだ。 これがなんで、少しずつの変化、改良を、長時間かけてなした結果だと言い切れるのか。 なぜならば、一度でも背中のせり上がりの業にトライして失敗してしまえば、彼らの子孫は未来永劫、存在しないことになってしまうからである。 背中に卵を産み落とした最初から、背中の両脇がせり上がり、保育器のように内部を乾燥から守ってくれなければ、卵はカラカラに乾燥し、日干しのミイラ状態になってしまう。 次世代のサリナムヒキガエルは生まれてはこない。 背中に卵を産み落とす業を試みた親ガエル一世代でオシマイというわけである。 カエルが背中産卵の術をマスターするには、走り高跳びの正面跳びを背面跳びに変更すること以上に、比較にならないほど、あまりにも大きなリスクをカエルは覚悟しなければならなかっただろうということである。 仮に、以前はサリナムヒキガエルも他のカエルたちと同じような産卵方法をとっていたのに、ある日突然、ギンギラギンに輝く太陽のもと、背中に卵を産み落とす産卵方法に変えてみたいと思いついた一匹がいたとしても、カエルにカエラレナイ事情があったように筆者には思える。 どうだろうか。 もう一種類、風変わりなヒキガエルがいる。 この種類のカエル、メスが卵を産み落とすところは、何と、オスガエルの口の中なのだ。 このカエルたちも灼熱の乾燥地帯に住むカエルたちで、水が一滴もないところで産卵をする。 卵は湿度を保持する為にオスの口の中に産み落とされる。 オスの口の中の声帯にある袋が保育器となるのだ。 仮に、オスの口の中に卵を産み落とすことを最初に考えついたメスガエルがいたとしても、もしその時、そのオスが不用意にもその卵を飲み込んでしまったとしたら、もう次世代は期待できないのだ。 理論的には、口の中に卵を産み落とされたオスが、卵がかえるまではそれを絶対に飲み込まない、ガマならぬ我慢のカエルになるという進化を同時進行的に成し遂げていなければならないことになる。 進化の結果、奇抜な産卵方法を思いつく急進的なメスガエルが仮に発生したとしても、いくらカエルの卵だといってもカエルことはないのである。 ダーウィンの進化論という仮説は、このヒキガエルたちの存在によって、根本からカエル必要があるのではないかと思うのは、筆者だけであろうか。 |
07 31(金) 世界昔話 > カエルのおきさき |
07 31(金) 「柳(やなぎ)に飛びつくカエル」 |
07 31(金) 「やせ蛙負けるな一茶これにあり」 |
07 31(金) 不思議なカエルの生態 |