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折々の記 2017 ③
【心に浮かぶよしなしごと】

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  02 05 03日のニュース
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 02 05 (日) 03日・04日・05日のニュース     

情報氾濫の時代になっていることに留意しなければならない。 情報そのものにまことのものかいつわりのものか、さらに発信する側の文章表現には千差万別の個人差がある。

一まとめにプロパガンダといっても、検証のしようがない。 画像や音声の収録にしてもすべてそのままのみでは、因果の全貌は見えてこない。

「人のうわさも七十五日」という諺がある。 故人の表現には、貴重な教えがあるものと言わざるを得ない。

こうした中で、「(コラムニストの眼)「女性大行進」のあとで 反トランプ陣営に必要なのは デイビッド・ブルックス」(02月05日の9面)をみると、時の流れを巨視的に判断していく心得が、誰にとっても基本的に大切なことと痛感させられる、と(NYタイムズ、1月24日付)は報じている。

こうしてみると

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。 たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」

にしても、

「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。」

にしても、時系列を越えた長いスパンで生滅する歴史事象を巨視的にみていくとらえ方に違いない。

話を戻して考えてみると、日本にしても世界にしても、いろいろの社会現象のニュースがいろいろのメディアから報じられる時代になっている。 その一つ一つのメディアの情報内容は、他のメディアの情報内容とも精査し、或いは長いスパンから因果の変遷を参考にし、自分の処世観からもけんとうして社会現象のニュースを位置付けていかなければならない。

“それでも地球は回る”という真実を大事にしその世界を逸脱しないことが肝心要かんじんかなめです。



朝刊[ 東京 ]2017年02月03日 金曜日

1面 「米で70万人雇用創出」 首相、首脳会談で提案へ 投資、年金資産も活用
   米韓同盟の重要性確認 マティス国防長官が訪韓

2面 (時時刻刻)春闘、トランプ氏の影 労使が政策警戒、賃上げ不透明

3面 (トランプの時代)米韓、綱渡りの同盟 マティス国防長官が訪韓
   トランプ氏、豪首相に激怒 難民を「爆破犯」、電話会談短縮
   シリア難民300人受け入れへ 政府、5年間で 定住を事実上容認

4面 「狂犬」という人格者? マティス米国防長官、きょう来日
   民進、小池知事に急接近 前職が離党届、危機感 東京都議選
   法相・文科相、野党が標的 「共謀罪」「天下り」審議、答弁行き詰まりも

9面 米追加利上げ、見送り トランプ景気策見極め
   英の政策金利、0.25%に据え置き    米の利上げ見通せず、円高株安
   (けいざい+ WORLD)モンゴル経済、急降下 資源輸出低迷、投資は20分の1

14面 (社説)検索サイト 情報の流通、重い価値
   (社説)先生の多忙 学校にも働き方改革を
   (社説余滴)五輪会場でゴルフしたい? 西山良太郎

15面 (インタビュー)日ロ首脳会談の舞台裏 国際協力銀行副総裁・前田匡史さん
   (異論のススメ)グローバリズムの時代に 保護主義は本当に悪か 佐伯啓思

朝刊[ 東京 ]2017年02月04日 土曜日

1面 尖閣「日米安保を適用」 国防長官、首相に明言

2面 (時時刻刻)尖閣に安保、ひとまず安堵 米国防長官来日

3面 日銀、トランプ発言で難局 緩和批判され「操作に苦慮」見方も 長期金利急騰→抑制策で低下
   首相・トヨタ社長、米への対応協議 日本車たたき受け
   軍事と研究、薄らぐ境界 政府が具体策検討、学者側になお慎重論

4面 自民「73歳定年」で火花 若手「内規堅持」VS.ベテラン「見直しを」
   日米の経済協力、首相「相互利益で」 GPIF活用は否定
   小池氏「五輪担当相もっと明確に言うべき」 ゴルフ会員男性限定問題
   首相・米国防長官会談要旨

6面 金融機関への規制、見直し トランプ氏、大統領令署名へ
   1月米就業者、22.7万人増 予想を大きく上回る 雇用統計

11面 EU、試される結束 首脳会合始まる トランプ氏への対応を協議
   米国連大使、ロシアを非難 制裁「クリミア返還まで」
   米入国拒否、一転して許可 大統領令後初めて
   北朝鮮、幹部多数処刑 秘密警察トップを解任

14面 (社説)日米経済 協力の前に原則を語れ
   (社説)内閣法制局 歴史への責任、自覚を
   (EYE モニターの目)今月のテーマ:トランプ大統領就任
   (声)「一代限り」陛下の思いとは違う

15面 (ニッポンの宿題)野生動物とのたたかい 伊吾田宏正さん、千松信也さん
   (風 ワシントンから)トランプとメディアの戦争 山脇岳志
   (私の視点)ケニアのスナノミ症 靴で救える、小さな命 長坂優子

朝刊[ 東京 ]2017年02月05日 日曜日

1面 7カ国の国民、米入国容認 政権、連邦地裁決定受け トランプ氏、争う構え
   中国の海洋進出を批判 日本の負担は評価 米国防長官

2面 (トランプの時代)対日発言、真偽は ファクトチェックしてみました

3面 (2017試練の欧州)右翼政党とロシア、接近 仏国民戦線、資金調達でも頼みに
   憲法に「自国第一」明記、公約 仏国民戦線
   トランプ氏「プーチン氏尊敬」

7面 判事を攻撃、議員ら批判 トランプ氏発言、三権分立の「危機」
   「難民も移民も歓迎」米空港でデモ 入国再開、審査は長時間
   ウクライナ国境「平和、協力」 トランプ氏、大統領と電話会談

9面 5面 
  

6面 
  

7面 
  

8面 
  

9面 
  

10面 
  

 02 05 (日) 日曜討論会     

NHK総合1  午前9時00分~ 午前10時00分

【前半】防衛相 日米同盟強化に向け防衛力整備計画の検証を

政治 防衛相 日米同盟強化に向け防衛力整備計画の検証を 稲田防衛大臣は、NHKの「日曜討論」で、アメリカのマティス国防長官との日米防衛相会談で安全保障環境をめぐる認識を完全に共有できたとして、日米同盟の強化に向けて、今後、防衛力の整備計画を検証していく考えを示しました。 この中で稲田防衛大臣は、4日に行われたアメリカのマティス国防長官との初めての日米防衛相会談について、「日本を取り巻く環境やアジア太平洋地域の状況についての認識を完全に共有できた。憲法の範囲で日本自身の防衛力を質も量も強固なものにしていく」と述べました。

【後半】東アジア情勢や、今後の日米同盟について、4人の専門家が徹底分析

植木(川勝)千可子(うえき ちかこ、旧姓:川勝)  日本の国際政治学者。早稲田大学国際学術院教授。専門は、国際関係論、安全保障論。

添谷芳秀(そえや よしひで、1955年 - )  日本の政治学者。慶應義塾大学教授。専門は、国際政治学、日本外交。

道下徳成(みちした なるしげ、1965年 - )  日本の国際政治学者、政策研究大学院大学教授。専門は、戦略論、朝鮮半島の安全保障、日本の安全保障。

森本敏(もりもと さとし、1941年(昭和16年)3月15日 - )  日本の国際政治学者、航空自衛官、外交官。拓殖大学第19代総長[1](2016年3月-)、特任教授、防衛大臣政策参与、「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)運営委員、防衛法学会顧問。元防衛大臣(第11代)。東京都出身。

【司会】島田敏男(しまだ としお)  NHK解説委員。担当分野は政治・外交。 山梨県出身。中央大学法学部政治学科卒業後、1981年入局。中大在学中は、弁論部である辞達学会に所属。 中曽根内閣以降の政治報道に携わっており、NHKでは政治報道のスペシャリストとしてそれらの解説を担当している。現在は『日曜討論』などの司会を担当し、その他NHK解説委員室制作の番組にも多く出演している。

中川緑(なかがわ みどり、1966年7月1日 - )  NHKのシニアアナウンサー。東京女子大学を卒業後、1989年入局。日曜討論 司会(2014年4月~)

【下平記】植木、添谷両氏の考え方がマクロの思考で参考になる。 添谷氏の話は説得性を持っていた。 森本氏は依然として金魚の糞でした。 前記の両氏については折々にデータを見ることがいい。

トランプの波を日本としては、この好機を利用し ① indivity の確立とともに、② 日ロ関係の改善及び日中関係を基本とした東アジアの平和と経済連携の二つの課題について基礎を築いていくことを願っている。

 02 09 (木) 06日・07日・08日・09日のニュース     

このところ「壮快」をはじめに、TVでの高齢者健康課題、それに自分の食生活のための工夫などいろいろと忙しかった。 世情についても日米の政治と経済、軍事にかかわるニュースは見落とせないものが多い。 気になるものについての記事などまとめておく。

朝刊[ 東京 ]2017年02月06日 月曜日

1面 トランプ氏、司法に矛先 大統領令停止「ばかばかしい」
   小池新党、60人超擁立検討 単独過半数も視野 夏の都議選

3面 (2017試練の欧州)右翼政党とロシア、接近 仏国民戦線、資金調達でも頼みに
   トランプ氏「プーチン氏尊敬」

7面 ウクライナ国境「平和、協力」 トランプ氏、大統領と電話会談
  

9面 (世界発2017)70年前の虐殺、苦難の発掘 大戦直後にパルチザン勢力が「処刑」 スロベニア
   「(コラムニストの眼)「女性大行進」のあとで 反トランプ陣営に必要なのは デイビッド・ブルックス」

10面 (社説)GPS捜査 明確なルールが必要だ
   (社説)無電柱化 防災の観点から本腰を

11面 (フォーラム)「女子力」って?:5 どう向き合う?

15面 沙羅3連勝、52勝目 スキージャンプ・W杯 5日

26面 (なるほどマネー)続・資産運用のイロハ:7 個人向け社債、情報収集カギ
   (きょうもキレイ)効果的な入浴法:1 40度で合計10分が目安

27面 (Reライフ)万華鏡、織りなす世界

朝刊[ 東京 ]2017年02月07日 火曜日

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朝刊[ 東京 ]2017年02月08日 水曜日

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朝刊[ 東京 ]2017年02月09日 木曜日

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(コラムニストの眼)
「女性大行進」のあとで 反トランプ陣営に必要なのは
      デイビッド・ブルックス
      http://digital.asahi.com/articles/DA3S12783514.html

 トランプ米大統領への抗議デモ「女性大行進」は驚くべき成功をおさめた。あの選挙の日以降、初めて希望を感じたという人も多かった。だが、こうした一連のデモ行進では、トランプ氏に対抗できない。

 第一に、この運動は誤った課題に焦点を当てた。生殖をめぐる権利、賃金の平等、適正な価格の医療、気候変動への取り組みだ。どれも重要な問題であり、上流中産階級の多くが選挙で注目する課題ではある。

 だが今は2017年。民族主義的なポピュリズムが世界中で台頭している。重要なのは、技術の進歩やグローバル化により雇用が激減し、社会が分断され、移民が国民国家を揺るがしていることであり、第2次大戦後の秩序が平和維持の手段としての効力をますます失っている現状である。

 第二の問題は、民主・共和両党との大きな隔たりだ。社会の変革はときに草の根から起きる。ただ、大半の場合、時代の変化は政党を通じて生まれる。

 政党政治の規律がなければ、社会運動はただの感覚で終わってしまう。人々はデモに参加しただけでいい気分になり、何かを成し遂げたと思い込んでしまう。

 トランプ氏は臆面もなくポピュリスト的なナショナリズムを示した。反トランプ陣営は真の愛国心を掲げて対抗することもできたはずだ。女性大行進を彩ったのはピンクの帽子と「プッシー(女性器の俗語)」という言葉。アイデンティティー・ポリティクス(アイデンティティーに基づく政治運動)の枠を超えられなかった。

 アイデンティティー・ポリティクスは決まって内輪の対立に陥ってしまうようだ。誰が最も抑圧されているか、誰が主役になるべきかを競い合う。

 今取り組むべき中心的な課題は、差異をいかに認め合うかではない。機能する政治制度を再建し、米国を結束させる思想を現代化することだ。

 トランプ氏の就任式は実に不愉快だった。そこで示されたのは、後ろ向きで野蛮なナショナリズムだった。ただ、それは首尾一貫したビジョンではあり、人々の熱烈な郷土愛を呼び起こしている。

 反トランプ陣営に必要なのは、より良いナショナリズムを打ち出すことではないか。多様性を一つの核となる使命に結集させ、資本主義のダイナミズムと宗教上の倫理を両立させる国づくりを目指すことだ。

 (〈C〉2017 THE NEW YORK TIMES)
 (NYタイムズ、1月24日付、抄訳)

◆ 枠組   

  
  
  

◆ 月日
 11 08 (◆)      

◆ 区切りの線



◆ フリガナの方法
  漢字かんじ
  かん
  つき

◆ 枠なしの色地に文章を入れる方法
  文章や単語

◆ 行間の調節方法(1) - HTMLタグボード
     http://www.dspt.net/seo/001/005.html

   具体的にはHTML構文の間に以下を挿入するか、外部CSSで読み込みます。
   1. ヘッダー内に直接書く方法(ページ全体に適用)
  

◆ 黒地枠に白字を出す方法   
黒地枠に白字